ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

何度かご紹介している、山吹色の壁の家。

昨日、家を先行して、引き渡しとなりました。
(外構は、まだ工事が進行中)

外壁の色は、何度見ても鮮やかで、
とってもきれいです。

ただ、それだけでなくて。。
写真を撮り忘れてしまったのですが、
オレンジの洋風瓦の表情も、とてもいいんです。

よく見かけるこういった類の瓦屋根っていうと、
濃い目から淡い色まで、3色をミックスして
表情を創ることが多いです。

ただ、そのムラが、わざとらしい感じと感じていました。
なので、こちらの家では、
艶の有無で、色の見え方を変えるようにして
自然な感じの色あいで見せています。

ちょっとした違いのようですが、
実は、結構違ったりするんです。

2階のホールにある、手洗い。

洗面台は、パナソニックの既製品ですが、
それに、モザイクタイルを張ってみたり、
ネットで購入されたタオル掛けを採用してみたり、
お客様がもともとお持ちだった鏡を付けて見たり。

いろいろ組み合わせて、
素敵な手洗いスペースに仕上がっていました。

清潔感がありますよね。

こちらは、トイレ内部の壁!!
エメラルドグリーンなんですよ!

トイレということもあって、
エコカラットを採用してます。

消臭を期待していますが、
どこまで効果があるのかは。。。

暖色系の外観とは裏腹に、
内部が寒色系だったり。

お客様ご自身もお好きなのですが、
色の決定に際して、頼りにされていたのは、
「風水」でした。

風水にもいろいろあると思いますが、
読み取り方では、こんな風に
表情豊かな家が出来上がるんですよ!

これから、御家族で、
愉しい毎日を過ごしていってほしいと思います!

また、遊びに伺います!!

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 照明の第4回として、今回は壁付き(ブラケットライト)の照明器具について書きます。この器具は、壁に取り付けて主に演出照明として使われます。所謂ベース照明としてではなく、補助的あるいは空間演出のために使うことが多いです。もちろん、ベース照明として使うこともありますが、それは照明効果を狙った演出を伴う使い方が多くなります。
 上の写真は、取り付け高さをご紹介するために載せました。床から1500mmの高さに取り付けてあります。多くは1800mmとか人の背の高さを考慮してぶつからないようにという発想で取り付け高さを決められることが多いですが、公共空間とは違って住宅の場合は少し低く取り付けると親密さと住宅らしい雰囲気が出てきます。人の目の高さくらいにすると、ぶつかることもありませんし、この写真の器具のように上下に明かりが出ていく器具の場合には、光源が目に入らずにとても感じの良いものになります。
 下の写真は、何台かまとめて取り付けることで一味違った独自の照明器具のような感じが出てきて、これも使い方としてご紹介したいものです。これは、次回のスポットライトのところでも複数台まとめて取り付ける効果をご紹介したいと思っています。

I-1594、1階をRCのガレージにしてそのうえに家を建てたい(三重県)

ユーザー のかか の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
三重県
現住所‐郡市区町村: 
桑名市
依頼内容: 

はじめまして。
三重県北部在住の50代の夫婦です。
60坪ほどの土地に新築で家を建てる計画があり
設計を依頼したく申し込みました。
敷地は北面道路(接地幅11m強)で高低差があります。
具体的には南が北より1.5mほど高くなっています。
又、南面には家が立つ予定で、日当たりに不安があります。
なので、出来るだけ建物を北に寄せたいと思い、北側の1階を
RCのガレージにしてそのうえに家を建てたいと考えています。
素人ですので、構造計算とか、高さの制限とかまったくわかりません
そういった点をアドバイスしていただける方がいらっしゃればと
思っています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

従来日本の木造建築は、大工さんが、自分の加工場で、墨付けにより、
木材を加工していました。しかし、墨付けの加工には、かなりの
経験年数が必要です。熟練の大工さんが、年々すくなくなり、コストや
費用が掛かるようになりました。このような状況を改善するために
プレカットが普及するようになりました。プレカットは、あらかじめ
加工図面を、コンピューターで作成して、切断や、加工をデーター化
して、全ての作業を機械化しています。そのため、工期の短縮、
費用が大幅に下がり、加工精度も良くなりました。20年前は、
継ぎ手がぐらぐらすることもありました。現在は木材の乾燥状態も
一定で、継ぎ手もしっかりしています。また、加工による廃材も大幅に
軽減するようにになりました。さらに、構造計算もすることもできる
ようになりました。材料も、集成材の使用も出来るようになり、
強度を一定にすることが出来るようになりました。しかし、
プレカットは、木材の質をなるべく均質になるようにしています。
伝統工法のように、木材の個性を生かす、工法ではありません。
民家の柱、梁をデザイン的に見せて、木の生命を感じることは
出来ません。木は、一本ごと全て違います。どちらの工法が
良いかは、求めるものの違いで、決められません。

上棟1階部分

RCと木造を組み合わせて傾斜地に対応する

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iosをアップデートしたら今まで使っていたiphoneのアプリが 
使えなくなったみーくん@仲里実(55歳)です。 
 
まさかこんなことになるとは思っていなかったので 
アプリに登録した内容がわからなくなって困っています。 
 
 
11月に入りましたね。 
おでんの美味しい季節ですね。 
 
ことしは私もまだ灯油を買っていませんが 
「灯油がなくて寒い・・・」 
とならないように早めに冬の準備をしていてくださいね。 
 
 
 
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■建築家紹介センター通信 2017/11/06 
【RCと木造を組み合わせて傾斜地に対応する】 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 
 
■RCと木造を組み合わせて傾斜地に対応する 
 
傾斜地に住宅を建てる場合、一般的に擁壁を造ります。 
そこに盛土をして平坦にならします。 
その上にごく一般的な家を建てるという場合が多いようです。 
 
この場合、造成工事はとても高くついてしまいます。 
 
できるだけ傾斜地をそのままにして家を建てるほうが工事費は安くなります。 
傾斜地にそのまま家を建てようとする場合、 
平坦な地盤に比べて建物と地面が接する部分が大きくなります。 
 
木造部分が地面と接すると、防水面や耐久性で問題があります。 
 
必然的に傾斜地では土に触れる部分がRC造・ 
それ以外の部分を木造というふうに組み合わせて対応することが多いです。 
 
このように違う構造を組み合わせた構造を……続きはこちら↓ 
 
 
▼RCと木造を組み合わせて傾斜地に対応する 
https://kentikusi.jp/dr/book/yasui/konkozo?utm_source=mag&utm_medium=ema... 
 
 
 
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■最近のご依頼(最新5件) 
 
 
▼I-1593、景観を活かした家(愛知県) 
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▼I-1592、崖地での二世帯住宅への建て替え希望(岐阜県) 
https://kentikusi.jp/dr/node/16117?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... 
 
 
▼I-1591、建物を人が住めるようにして頂ける方(東京都) 
https://kentikusi.jp/dr/node/16116?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c... 
 
 
▼I-1590、店舗併用住宅を新築したい(神奈川県) 
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※今号は特にありません。 
 
 
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■当サイト会員建築家の設計事例 
 
 
▼埼玉県 
 自由な子供室へ、一時的な部屋の、リフォーム/Kenさんの家 
H2O設計室 一級建築士事務所 
https://kentikusi.jp/dr/node/8906?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
今回、紹介する設計事例は 
埼玉県の「自由な子供室へ、一時的な部屋の、リフォーム」です。 
 
 
依頼者はリフォームする前は 
 
「ダンスの練習の場でもあった自宅の一室。 
 そこをクリスマスプレゼントとして、子供達にお部屋を作ってあげたい。 
 でもいずれは巣立っていく子供達。いつかは元の部屋にも戻せる、 
 そんな一時的なリフォームは出来ないかな……」 
 
と悩んでいました。 
 
 
そこで 
 
「普段から子育ての事など、様々な意見交換をしている 
 お付き合いがありました。 
 子供の学習環境、自立のこと、建築がそれをサポートできるというお話し 
 あったので……」 
 
とH2O設計室に依頼しました 
 
 
H2O設計室は部屋の中央には兄弟が集まって勉強をする 
3.6mの無垢板の机。 
各人の後ろに自らの個室が並ぶ子供室にリフォームしました。 
 
「あまり既存部分を傷めずにダンス室へと戻せる方法。 
 そして既設の空調と照明の位置を活用することが目標でした。」 
 
と言っています。 
 
 
依頼者からは、 
 
「色々ありがとうございました! 
 子供部屋を見てつくづく森さんにレイアウトをお願いして良かった 
 とかみさんと話していました。 
 
 思ったより立派で本当に子供たちに良いクリスマスプレゼントになります。 
 今後ともお付き合いのほど宜しくお願いいたします!」 
 
と言っていただきました 
 
 
リフォームを考えている方は 
ぜひ建築家にリフォームを依頼することをご検討ください。 
 
 
 
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建築家紹介センター通信[建築家紹介センター]
ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

プレカット工法を直訳すると「前もって刻む」となります。
殆ど全ての工法が前もって刻むのですが、この場合は前もって「機械で」刻む工法を指すことになります。
 
現在は、この機械刻みによるプレカット工法が主流と言えますが、機械で刻むのと手刻みとの大きな違いは、その加工形状にあります。
ここで言うプレカット工法はルーターと呼ぶ刃物が回転しながら材料を加工するために、梁材や土台等の加工形状は丸い形に仕上がってくるのに対し、手刻みの場合はその形状が直線的で角ばっています。それが大きな違いになります。
 
又、一般的にはプレカット工法の場合、梁等の継手形状に多くのバリエーションが少ないために、特殊な継手形状を指定すると機械では加工出来ないと断られることもあります。但し、工場に居る職人さんが、そのようなリクエストに応えるために、作業場の隅で手刻みしてくれるプレカット会社もありますが、加工費用が少し割高になることもあります。
 
写真はプレカット工法による土台の継手形状です。
それぞれの形状が丸くなっているのがご覧頂けると思います。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

お客様のご近所にある、素敵な家のワンショット。
ポイントは、天然石張りの外壁です。

昨日、とある家創りの打合せに行ってきました。

お客様がいろいろとお忙しく、1か月半ほどあいていたのですが、
久しぶりに、御家族とお会いして、家創りのお話させていただきました!

よく考えてみると、たった1か月半ほどぶりなのに、
長い時間お会いしてなかったような気分でした。

仲の良い御家族で、とってもいい空気感。

そんな空気感の中、お話させていただけるのは、
とってもありがたいです。

その打合せの中で、外壁が話題になりました。
セメント系のタイルか、磁器質のタイルか、石なのか。

ご近所に、石を部分的に張った、感じのいい家がある
ということで、一緒に見学してきました。
それが最初に写真なんです。

確かに。上品な感じですね。

ぜひ採用してみたいのですが、
石ともなると、下地をしっかり創ることが大事です。

石という素材のコストアップ+下地のコストアップ
が重なるため、想像以上に割高になってしまいます。

その辺は、慎重に考えながら、採否を決めていきたいですね。

そうそう。今回ご一緒してみて、
以前、お客様と外観見学ツアーに行ったことを
思いだしました。

ご近所にある、気になる外壁の家を
一緒に廻って見学していくんです。

「あの外壁って?」
「この外壁は、○○です」
「私も採用できますか?」
「予算にもよりますが、できますよ。」

そんな話をしながら。
そのお客様からは、とっても喜んでいただけました。

気にいった外壁が何でできているのか。
それは高いのかどうなのか。
もっと違う色があるのか。

一緒に見学すると、即答するので、
参考になるそうです。

そうそう。
こんな風に、外壁ひとつとっても、
とっても自由に決めていけます。

もちろんコストバランスは大事ですけど。

完全にフルオーダーの
たった一つの家創りをさせてもらっています。
愉しいですよ!

毎日楽しませていただいていることに。
感謝です!!

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 プレカット工法とは、木造の在来軸組み工法などで柱や梁などの仕口(継ぎ手部分)の加工をすべて工場で行い、それらの部材を大工さんが現場で組み立て行く工法のことです。伝統的な軸組み工法では従来、大工さんが現場や自分の工場で仕口を自らの習得した技術で材木に墨付けを行い、その墨の通りにノミやカンナで刻んで、材が強固に緊結されるようにしたものですが、現在ではほとんどプレカット工場でコンピューター連動の加工機で仕口を加工してしまいます。腰掛蟻継ぎ、大入れ蟻落としなどの仕口など様々な継ぎ手がありますが、このような手法では材の強度を保つために、梁や桁の高さは仕口により変化して、平らではないためにこれらの技法に精通していなければ、設計図もきちんとは描けませんでした。しかし、プレカットではすべての梁、桁は同じレベルで加工されるので、木造にそれほど慣れていない設計者でも設計できるようになりました。
 筆者の子供時代には、更地の建築現場で大工さんがノミやカンナで綺麗に仕口をこしらえているのを憧れをもって見ていたものです。いまでは、このような光景は目にしなくなりました。このようにして、伝統は消えていき、新しいものが生まれていきます。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

プレカット工法とは、在来の木造軸組工法における継手,仕口を工場で機械加工することで,現場での施工の合理化,標準化をはかろうとするものです。昔は手で加工していたものが機械にとって変わったということですね!
継手,仕口の形状は,伝統的形状を機械加工用にアレンジしたものが多く,蟻継ぎ,鎌継ぎ,ほぞがおもなもので,その種類は意外と少ないです。設計図から直接,木拾い,墨付け,機械加工をする,コンピュータ支援型の設備を備えた工場もあるぐらいです。

そうやって組み上がったのが、今回ご紹介する菅谷の家ですね!
テラスとつながる大きな屋根と中庭を中心に回遊できる家(菅谷の家) http://www.geocities.jp/ohkokk/sugaya.html

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 今回は照明器具の第3回として、ダウンライトを取り上げます。
 この照明器具は、天井に埋め込まれていて点灯していないときにあまり気にならない器具です。天井がすっきりして、比較的よく使われます。ただし施工には天井に穴をあけるという作業が加わりますので、ひと手間多くなり施工費は上がるということがあります。
 使い方の例として、3つご紹介しましょう。一つ目は、取り付ける位置を偏芯させるという例です。集合住宅の廊下の天井のダウンライトを壁際に寄せて取り付けることで、壁面に多く明かりが当たり、陰影がついて魅力的になります。また、人が歩く部分には足元に影ができにくいというメリットもあります。もうひとつは、ダイニングテーブルの上にユニバーサルタイプのダウンライトをまとめて取り付け、テーブルの位置が多少動いてもうまく照明を当てることができるようにしたものです。ユニバーサルタイプというのは、ダウンライトの中の光源を角度を変えていろいろな方向に向けることができるようになっているものです。3番目はニッチの中に仕込んだ小さいダウンライトです。この例のニッチは壁厚分しかない奥行の浅いところに仕込んであるものです。ローボルトの小さいものを使っています。このように、取り付ける位置を工夫することで、魅力的な空間を作り出すことができますので、それぞれの空間でもっとも適切と思う使い方を研究してみてください。

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