ナチュラルでホテルライクな
吹き抜けリビングのある家。
子育て世代の暮らしに寄り添いつつ、
未来まで美しく整う空間設計のある住まいのカタチ提案。
はじめに・・・家づくりは、
家族の人生そのものを形にしていく、
とても大切な営みです。
図面に夢を描き、素材に思いを込め、
家族の暮らしが
この空間でどのように流れていくのかを想像しながら、
ひとつひとつの設計を積み重ねていく。
そのプロセスの中で「吹き抜けのあるリビング」
という空間の存在は、
とても特別な意味を持ってくるのではないでしょうか。
天井が高く、光が降り注ぎ、
空間に心地よい「抜け感」が生まれる。
そこに自然素材の温かみや整えられた設えが加われば、
まるでホテルのような美しさと、
暮らしのためのやさしさが同居する空間になります。
ナチュラルでホテルライクな吹き抜けリビング。
それは、
今この瞬間の家族の暮らしを
美しく包みこみ、
そしてこれから迎えるであろう家族の変化にも、
やわらかく寄り添ってくれる空間としても
価値のあるものだと考えています。
〇関連blog〇
空間の印象を劇的に変える目線の抜けがもたらす広がりと快適性を設計提案。
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail417.html
やまぐち建築設計室としての視点から、
この「吹き抜けのあるリビング」という設計が持つ
魅力や考え方を、
書いてみたいと思います。
空間の「質」を高める吹き抜けという選択。
■ 吹き抜けが暮らしにもたらすもの。
住宅における吹き抜けは、
単なる「豪華な演出」ではありません。
そこに暮らすご家族の心身に、
確かな「ゆとり」や「整い」をもたらす要素なのです。
吹き抜けによって天井高が高まり、
窓や壁の位置のコントロールによって
視界に入る風景が変わり
自然光や空気の流れが生まれることで、
〇心理的な開放感
〇 室内環境の質の向上
〇 暮らし方そのものの豊かさ
といった価値の積み重ねが生まれていきます。
とりわけ先のイメージ画像のようなテーマとしている
ナチュラルでホテルライクな空間では、
〇 過剰な装飾を避け、素材や光の質感を丁寧に引き立てる
〇 暮らしの「余白」を大切にする
〇 時間の流れとともに美しく成熟していく空間
といった考え方が根底にあるため、
吹き抜けはその理念ととても相性が良いのです。
■ 空間の「縦の広がり」がもたらす心理的効果。
建築心理学の研究でも、
天井が高い空間にいると人はストレスが軽減され、
創造的な思考が促されるというデータがあります。
住宅でもこれは同様です。
とくに子育て世代のご家族では、
〇 日々の生活がどうしても「タスク中心」になりがち
〇 リビングは常に家族が集まる場所で「もの」も増えやすい
という現実があります。
そこに吹き抜けという「縦の余白」を取り入れることで、
〇 視線が自然に上へと抜け
〇 心にふっと「間」が生まれ
〇 暮らしのリズムにも「ゆとり」がもたらされる
こうした暮らしの質の向上が期待できるのです。
■ 光と影のグラデーションが空間に豊かさを加える
もうひとつ、
吹き抜けが大きく貢献するのが
光の質のコントロールです。
今回採用するジャパンディスタイルの吹き抜け空間も、
〇 高窓やハイサイドライトからの柔らかな自然光
〇 時間帯によって移ろう光と影のグラデーション
によって、
リビング空間に静かな豊かさが生まれています。
ホテルの上質な
ロビー空間などを想像してみてください。
そこに流れているのは、
派手な照明ではなく、
時間の流れを映し出すような
穏やかな光ではないでしょうか。
住宅においても、
この考え方はとても大切だと考えています。
子育て世代の暮らしに寄り添う
未来に開かれた空間としての吹き抜け空間のある付加価値。
■ 家族の成長に寄り添う空間性
家というものは、
家族の暮らしが時とともに変化していく
舞台と演出の関係性があります。
とりわけ子育て世代のご家庭では、
〇 子どもが幼い時期
〇 小学生・中高生になった頃
〇 大人へと成長して巣立っていく未来
といったふうに、
住まいに求められる役割や
空間のあり方が段階的に変わっていきます。
吹き抜けのあるリビング空間は、
そうした変化に「間接的に」とても柔軟に
順応できる設計要因なんです。
・小さな子供のいる暮らし
吹き抜け空間の「縦のつながり」は、
家族の気配をやさしくつなげてくれます。
たとえば、
〇 リビングから吹き抜け越しに2階ホールの気配が感じられる
〇 2階で遊ぶお子さまの声が心地よく届く
といった設計は、
親御さんにとっても
安心感を生んでくれるのです。
また天井が高くて開放感のある空間は、
子供にとっても心理的に
のびのびと過ごせる環境になります。
・思春期〜子どもが成長した後の暮らし
子どもが成長し、
思春期を迎える頃になると、
「距離感」が暮らしの中で大切なテーマになります。
吹き抜け空間は、
〇 声や気配が過度に干渉しすぎない距離感
〇 でもまったく孤立しない「家族のつながり」
という、
とても絶妙な心理的距離感を生んでくれるのです。
これは、
やまぐち建築設計室でも多くの住まい手さんが
「取り入れてよかった」とお話くださる点のひとつです。
・将来の暮らしの変化にも“余白”として順応する
さらに先の未来、
子供が独立して、
ご夫婦だけの暮らしになった際にも、
吹き抜け空間は
空間としての美しさや
居心地を保ち続けてくれます。
〇 そのまま「余白のあるリビング」として楽しむ
〇 空間の使い方をアートや趣味の場として変化させる
といった住まいの可変性が備わっているのです。
空間のコンセプトによって変化する
設計による特徴と優位性
■ コンセプト
ジャパンディスタイル(和×北欧モダン)の融合
ナチュラルでホテルライクな品格と整い
家族の暮らしを包みこむ「整った器」としての空間
■ 特徴
〇 天井高が程よく確保された開放感ある吹き抜け
〇 ナチュラルな木質フローリング → 足元からの温もりと心地よさ
〇 ウォームグレーの壁・天井 → 光と影の柔らかな変化が美しく映える背景
〇 家具はロー&ワイドな配置 → 吹き抜けとの親和性が高い
〇 窓の配置リズムが整然としている → 空間全体の「呼吸」が心地よく整う
■ 優位性
〇 子育て世代にも扱いやすいスケール感
〇 家族構成が変わっても空間の質が保たれる
〇 メンテナンス性や動線が整っている → 暮らしやすさに直結
〇 素材の経年変化が楽しめる設計 → 長く愛着を持って住める
建築家として大切にしている「吹き抜け空間設計」の考え方
■ 空間の「質」を整える。
吹き抜けを設ける際、最も大切なのは、
「空間の質」を丁寧に整えることです。
〇 素材の選び方
〇 光の扱い方
〇 音の響き方
〇 視線の抜け方
すべてが暮らしの「質」を左右する要素になります。
「豪華さ」や「派手さ」ではなく、
心が整う「静かな豊かさ」を設計する。
それが、
やまぐち建築設計室として
吹き抜け空間をご提案する際の、
大切な暮らしの哲学です。
■ 家族の変化を包みこむ「やわらかさ」を備える。
建築全般に言える事ですが
特に「住宅」は完成した瞬間が
ゴールではありません。
そこからご家族の暮らしが育まれ、
価値観やライフスタイルが変化していくことを前提に、
未来にひらかれた空間として
設計することが、
何より大切だと考えます。
吹き抜け空間はまさにその象徴です。
〇 家族の成長
〇 暮らし方の変化
〇 時の流れとともに熟成していく住まい
そうした変化を、
やわらかく包み込みながら進化していける器として、
吹き抜けリビングの価値は大きいのです。
未来に整う、
吹き抜けリビングのある家をご一緒に。
やまぐち建築設計室では、
「暮らしの質を高める空間設計」を
大切に考えています。
吹き抜けリビングは、
〇 今この瞬間の家族の暮らしを美しく整えてくれる空間であり、
〇 未来の変化にもしなやかに寄り添う空間です。
〇 子育て世代だからこそ感じたい、「余白のある住まい」
〇 時間とともに育つ、「愛着の湧く空間」
〇 家族の物語が自然に育まれる「心地よい舞台と演出」
そんな「吹き抜けリビングのある家」という選択を、
ぜひ前向きにご検討いただければと思います。
やまぐち建築設計室は
皆様の未来の暮らしにそっと寄り添える空間をご提案し、
暮らしを丁寧に「カタチ」としてデザインを施しています。
世界にひとつだけの、
そこに暮らすことになる「ご家族の為」だけの
特別な吹き抜けのある家を丁寧に。
やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
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