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国土交通省のホームページに住宅リフォームの支援制度がまとめられています。
 
住宅リフォームの支援制度 ※令和7年6月2日時点
 
住宅を利用しようと思っている方はぜひ上記のページをご覧ください。

I-4995、ユニットハウスを建てようとしています(神奈川県)

ユーザー kiichi の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

100㎡の土地にカーポートがあり、その隣にナガワ社のユニットハウスを建てようとしています。2坪程度ですが、建築確認が必要と聞いて驚きました。30~40万程度の中古のユニットハウスですが、基礎は最低限で展示場と同じ鋼鉄ブロックの上に設置しようと思います。この建築申請を格安でお願いできるところを探しています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

■ 家の使い方が変わる瞬間
子どもたちが独立して家を出ると、家の中にぽっかりと“空きスペース”が生まれます。

「2階の部屋は物置きになっている」「広すぎて掃除が大変」「使わない和室がある」…そんな声をよく耳にします。

今まで家族みんなでにぎやかに過ごしてきた家も、夫婦ふたりの暮らしに合わせていない間取りのままだと、使いづらさや不便さが目立ってきます。

このタイミングこそ、“暮らし方を見直すチャンス”なのです。

■ 暮らしの不満は「今」解決したほうがいい
築20年、30年と経つ家では、水回りや断熱、動線などさまざまな課題が出てきます。

そのまま先延ばしにしてしまうと、設備の老朽化や性能低下が進み、結果的に工事規模もコストも大きくなるケースが少なくありません。

さらに、家をどうするか考えるには体力も気力も必要です。

リフォームやリノベーションの打ち合わせは、思っている以上にエネルギーを使います。
50代のうちに手を打てば、心身に余裕をもって“理想の暮らし”を描けるのです。

■ 「夫婦ふたりの家」に最適化する
子どもが巣立った後の家は、夫婦ふたりの時間を楽しむために最適化できます。
たとえば――

使わない部屋をなくし、動線をコンパクトに

趣味やワークスペースをつくり、暮らしの質を高める

来客時に快適なゲストルームとして再活用する

住まいを“夫婦ふたりサイズ”に変えることで、毎日の快適さがぐんと増します。
同時に、断熱やバリアフリーを整えておけば、将来の安心も手に入ります。

■ 設計士と考える「これからの家」
大手ハウスメーカーやリフォーム会社の提案は、画一的で“選択肢が限られる”ことも少なくありません。
一方で、設計士と一緒に家を考えると、ライフスタイルや価値観に寄り添った柔軟な提案が可能です。

私たちナイトウタカシ建築設計事務所では、同世代の建築家として、夫婦ふたりの暮らしや将来の不安に寄り添いながら設計を進めます。

家族構成・趣味・生活習慣・将来設計まで丁寧にヒアリングし、“あなたらしい暮らし”を一緒に形にしていきます。

■ 今こそ“暮らし替え”のチャンス
子どもが巣立ったタイミングは、家族のライフステージが大きく変わる瞬間です。

その変化に合わせて家もアップデートすることで、これからの時間がもっと豊かに、もっと心地よくなります。

「今の家で、この先20年をどう過ごすか?」
その問いに向き合うことこそ、これからの暮らしを変える第一歩です。

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二世帯住宅に関心を持つと、必ずといっていいほど耳にするのが「同居ストレス」という言葉です。

親世帯と子世帯。家族だからこそ支え合える安心感がある一方で、生活スタイルの違いからすれ違いが生まれやすいのも事実です。

では、そのストレスを減らすにはどうすればいいのでしょうか?

鍵になるのが 「距離感デザイン」 です。

距離感がもたらす安心と不安
同じ家に暮らしていると、顔を合わせる機会が自然と増えます。
それは安心につながる一方で、気を遣いすぎて疲れてしまうことも。

「帰宅時間や生活音がすぐに伝わる」
「お風呂やキッチンの使用タイミングで気を使う」
「親世帯が孫と遊びたい時間と、子世帯が休みたい時間が重なる」

こうした小さなストレスは、日々の積み重ねで大きくなってしまいます。
だからこそ、設計段階から「家族の距離感」をデザインしておくことが大切なのです。

距離感デザインのポイント① 玄関と動線
距離感を左右する最初の要素は「玄関」です。

共用にすると出入りが自然とわかるため安心感がありますが、プライバシーは低くなります。
一方で、玄関を分けると「暮らしは独立」しながらも、必要なときに訪ね合える適度な距離感が生まれます。

また、階段や廊下の配置も重要です。すれ違うタイミングを少なくする工夫で、お互いのリズムを乱さずに暮らせます。

距離感デザインのポイント② 音の工夫
音は、想像以上にストレスの原因になります。

特に、親世帯が早寝早起きで、子世帯が夜型というケースでは、生活音がトラブルの元に。

設計でできる工夫は、寝室とリビングを離すこと。さらに、水回りを階下の真上や真下に置かないことも有効です。

収納や廊下を“緩衝ゾーン”として活用することで、音のストレスは大幅に軽減できます。

距離感デザインのポイント③ 会いたいときに会える仕組み
距離感をデザインするというと「離すこと」に意識が向きがちですが、実は「つなぐ場所」も同じくらい大切です。

たとえば、庭やウッドデッキを共用のスペースにすると、自然に顔を合わせる場が生まれます。

「普段は別々、でも時々一緒」が無理なく叶う空間こそ、家族の関係を豊かにしてくれます。

距離感デザインは「家族を守る仕組み」
二世帯住宅の距離感デザインとは、ただプライバシーを守るための仕掛けではありません。

それは 「家族を守る仕組み」 なのです。

お互いが気を遣いすぎず、必要なときにはすぐに支え合える。

そんな暮らしのバランスをつくることができれば、同居ストレスは驚くほど少なくなります。

まとめ
同居のストレスを避けるためには、家族の性格や生活スタイルに合わせて距離感をデザインすることが不可欠です。

玄関や動線でプライバシーを調整する

音の工夫でリズムの違いを吸収する

自然に顔を合わせられる“つなぐ場”を残す

これらを意識するだけで、二世帯住宅は「我慢の家」ではなく「安心の家」に変わります。

二世帯住宅を考えているなら、ぜひ「距離感デザイン」という視点を大切にしてみてください。

建築家の自邸を掲載した書籍・雑誌など

このページでは建築家の自邸を掲載した書籍・雑誌などを紹介します。

住宅特集2025年9月号/建築家の自邸 特集

↑住宅特集2025年9月号/建築家の自邸 特集
経験をたくさん積んできた建築家、事務所を開設して10年未満の建築家など、経験値や志向もさまざまな建築家たちが、「帰りたい家」がどのようなものかを自邸によって体現しているという仮説のもと紹介する。
自邸についての研究記事も掲載。

小さな森の家: 軽井沢山荘物語

小さな森の家: 軽井沢山荘物語
日本を代表する建築家・吉村順三さんの珠玉の名作「軽井沢の山荘」を、建築家自らが案内し、心地よい空間をつくる手法をていねいに解説。
最初に描いた山荘の図面原図も初めて収録。
自邸というより別荘なのですが私自身が購入して気に入った本なので紹介します。

中心のある家 建築家・阿部勤自邸の50年

中心のある家 建築家・阿部勤自邸の50年
1974年に竣工し50年目を迎える今も、「毎日発見がある」という〈中心のある家〉。
建築家自身が竣工時の原形を活かしながら、空間をつくり、手入れし、住まい続けてきた。
図面・スケッチ164点、撮り下ろし写真34点、記録写真などの関連資料213点で辿る、日々繰り返される小さな改良や成長する庭とまちの関係、古びない家の軌跡。

I-4994、新築でトイレと倉庫を設置したい(岐阜県)

ユーザー おちゃっぱ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岐阜県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。
都市計画区域に指定されている私有地の中に、新築でトイレと倉庫を設置したいと考えています。
私有地には、市道からアクセスできますが、未舗装路で道幅が4.0m未満です。
設置したいトイレは7m2程度、倉庫は6m2程度で、私有地の中には幅3.5mの未舗装路が整備されており、設置予定の敷地までつながっています。
上記条件のなかで、建築確認申請をお手伝いいただける建築士様を探しております。
 
できれば私有地近傍の建築士様が望ましいですが、それ以外でも可です。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
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I-4993、キットハウスで10m2と母屋40m2程度の平屋(神奈川県)

ユーザー たく4799 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

横須賀市に土地を購入。都市計画区域内、準防火地域
 
小屋件趣味部屋として、キットハウスで10m2と母屋40m2程度の平屋を考えています。
セルフビルド(ハーフビルド)予定です。
 
設計、建築確認申請までお願いできる建築事務所の方を探しております。 測量図とキットハウスメーカーから平面図立面図などはあります。地盤調査もしました。 
小規模住宅ですが、専門分野以外をなるべく自分たちでと考えておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。
 
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こんにちは、ナイトウタカシです。
家づくりに関わる中で、梅雨によくいただく相談があります。

「梅雨になると、家の中がジメジメして不快」
「カビやダニが気になって、子どもの健康が心配」
「エアコンをつけても、なんだかすっきりしない」

そう、湿気の悩みです。

湿気は“見えないストレス”
湿度は体感温度や空気の質に大きく影響します。

たとえば、同じ25℃でも湿度が高いと「蒸し暑い」と感じ、逆に低ければ「カラッとして快適」になります。

さらに湿気がたまると…

カビが生える

ダニが繁殖する

壁紙や家具が劣化する

つまり、見えないところで健康や住まいの寿命をむしばんでしまうんです。

日本の家は、湿気と戦ってきた
日本は四季があり、特に梅雨から夏にかけて高温多湿になります。

昔の日本家屋は、風通しを重視した「木と紙の家」でした。

障子や襖、畳といった自然素材が、呼吸するように湿気を吸ったり吐いたりしていたのです。

ところが現代の住宅は、断熱性や気密性が向上した分、湿気がこもりやすくなりました。

性能が高くなるほど、調湿の仕組みを意識的に取り入れる必要があるのです。

調湿のカギは「3つの工夫」
そこでおすすめしたいのは、以下の3つです。

1. 自然素材を上手に使う
漆喰や珪藻土、無垢材などは、余分な湿気を吸い込み、乾燥すると吐き出す「調湿性」を持っています。壁や床の仕上げ材として取り入れるだけで、空気の質がまるで変わります。

2. 換気と空気の流れをデザインする
窓の位置や換気システムを工夫することで、空気の流れをコントロールできます。風が抜けるだけで湿気は滞りにくくなり、体感もカラッとします。

3. 機械に頼るバランスを知る
除湿機やエアコンのドライ機能ももちろん有効です。ただし「機械だけ」に頼ると電気代がかさんだり、過剰乾燥で逆に不快になることも。自然の力と機械の力をバランスよく組み合わせるのが理想です。

梅雨でもカラッと暮らせる家とは
たとえば、こんな家を想像してみてください。

玄関に入った瞬間、空気がすっきりしている

梅雨の夜でも、シーツがさらりと心地よい

子どもが床で遊んでも、カビやダニの心配がない

これは特別な豪邸だけの話ではありません。

自然素材や換気計画をきちんと盛り込み、調湿の仕組みをデザインすれば、どの家でも実現できます。

まとめ
湿気対策は、ただの「不快解消」ではなく、
家族の健康を守り、住まいの価値を長持ちさせる大切な投資です。

梅雨だから仕方ない、とあきらめる必要はありません。
調湿の工夫を取り入れれば、季節に左右されない快適な暮らしが手に入ります。

あなたの家も「梅雨でもカラッとした家」に変えてみませんか?

体に優しい暮らしをしたいと考えてる方は、こちらを参考にしていただけるといいかもしれませんね。

すくわくハウス~アレルギーに強い家~

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