建築家は高効率なエネルギー利用を駆使しながら、快適な空間を得るための技術や環境装置を開発してきました。しかし、環境装置の利用に頼り過ぎ、熱環境やエネルギー消費の数値を偏重するあまり、建築がとかく重装備となってきて古来日本建築が有してきた素朴な「自然と共にある生活」という生活意識が失われてきているように感じられてなりません。「環境建築をどう捉えているか」という視点を持ちながら、建築の建つ風土が本来有しているポテンシャルを最大限に引き出している建築が望まれます。この重要な問題をブレイクスルーする建築を広く募集したいと思います。奮って応募ください。
審査委員:
安田幸一(東京工業大学):委員長
柿沼整三(ZO設計室)
栗林賢次(栗林賢次建築研究所)
高井啓明(竹中工務店)
柳井崇(日本設計)
山梨知彦(日建設計)
登録期日:2017年7月3日(月)【消印有効】
提出期日:2017年7月18日(火)【郵送又は持込にて必着】
応募詳細、チラシダウンロードはこちらをご覧ください
http://www.jia.or.jp/news/detail.html?id=585
過去の受賞作品はこちらからご覧下さい
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