左官の外装大屋根で平屋風徹底した施主との対話によるプランニングキッチン、洗面などの造作家具の設計
大屋根でシンプルにまとめた平屋のような家
宝形、寄棟屋根の家。
外壁はスギ材横貼垂木、野地合板表し屋根部分は外断熱軒を張り出し、外部に木製建具を使用。
東にある竹林を景色に取り入れるように設計。
当初平屋を希望。敷地と庭の比率を鑑みると物理的に庭の面積が少なくなるため、「平屋のような」フォルムで設計。結果、2階寄棟のかぼちゃ束や、整形な形はコスト的にもデザイン的にもクライアントに大変満足いただける結果となった。
ハーフビルドとは建物を建てるにあたり、プロの手である段階まで作ってもらい、途中から建て主が工事を引き継ぎ、完成(生活のできる状態)にもって行く建て方です。 ハーフビルドについて空間スタジオ 遠藤泰人さんに伺いました。
建物を建てるにあたり、プロの手である段階まで作ってもらい、途中から建て主が工事を引き継ぎ、完成(生活のできる状態)にもって行く建て方と考えています。
私自らも、卒業論文で3階建ての木造住宅のセルフビルドに挑んだ経験があります。またセルフビルドの建物をいろいろ訪問したりしました。 必要なものは自らの手で作って行くと言う生き方に憧れていました。当時は自力建設という言葉があり、文明批評的な行為だったと思います。(ビートニックからヒッピーの流れです。)
当然です。どの段階を法的な完成と考えるかは、確認機関と相談して決めました。その完成形に関して確認申請を行い、その段階が終わった所で完了検査を受けます。
勿論ですが、イメージとしては架構をセルフビルドするという感じですね。
どこをもって完成とするかによって全く異なりますが、まあ1/3から半額というイメージです。
勿論です。
最初は自分で全部やりたいというご希望をお持ちでした。 建物の内容に対するご要望は、ご夫婦と猫一匹が暮らせて、仕事(IT関係)が楽しく出来る、暖かい家にしたいというようなシンプルなものでした。また、一段高くなっている南側の土地に将来建物が建っても陽が射すようにしたい、という課題もありました。
建て主と相談し、作業に使える時間を考慮して、より現実的なハーフビルドに切り替えました。私が懇意にしていた工務店に事情を話し(なかなか理解しにくかったようです)雨露がしのげる所までの工事をお願いしました。 建て主は電気工事の免許を取り、屋内配線工事は平行して行いました。めでたく完了検査を迎え、そのあとの工事は殆どの建て主一人です。 完了検査の段階では、ユニットバスもむき出し、便器もむき出しという状態です。室内はいくつかの建具(自分では後でうまくできそうもない)の他は、柱が立っているだけで、床もネダレス合板のままでした。 建て主が自らフローリングを張り、ランバーコアで本棚を作り、それを柱の間に埋め込んで間仕切りとして、だんだん住宅としての姿になっていったわけです。 そういう大雑把なやり方を成立させるには、家中均一に暖かいひとつの空間とする事が必要です。そこは設計者の能力にかかっています。 外張り断熱・床下断熱として、天井近くの暖気を床下に引き入れて、全館一室暖房を実現しています。懸案だった冬の日射しは、ハイサイドライトから取り込み、家の奥まで日射しは届きます。
私の事務所ではハーフビルドを目指す方の相談に無料で載っております。ハーフビルドと言っても、建築としての「格」が必要だと思っております。そういうことを理解いただける方は大歓迎ですので、ご連絡ください。
空間スタジオが設計監理し建て主自身も工事に参加して完成したハーフビルドの家です。居住性とコストを建て主と一緒に追求した暖かい家です。
マザー牧場の新しいアトラクション「ファームツアー」のファームカーの乗降場、すなわち駅舎です。
軽食も楽しめますが、何よりのごちそうは、東京湾越しに見る富士山です。ファームカーに乗りますと畜舎を通ってから牧場に向かい、様々な動物とふれ合うことができます。詳しくはマザー牧場のホームページをご覧ください。全体計画にも関与させていただきましたので、倉庫やサイロのある殺風景ですがどこか素敵な空間の、まさに最適な位置に建物を配置できたと思います。構造は鉄骨造ですが、木の仕上げとテントの屋根でとても気持ち良い空間ができたと思っています。
アプローチの感じは周りの殺風景な感じに合わせてました。中に入ったら突然世界が変わるという趣向です
サイロとファームステーションがいいバランスを見せています
内観はこんな感じです。明るいテントの屋根が成功したと思っています。正面に東京湾越しに富士山が見えます
田村小児科医院
耳鼻咽喉科まちの医院
福島県大熊町の民家を記念館の中に移築するプロジェクトでした。
実際に建っている無人の建物を実測しまず詳細な図面をつくり、建物の構成を把握する所から始めました。展示出来るように一部の長さを変えたり、部品を他の廃屋から選んだりしてそれなりの形にまとめあげました。地震に堪えるように様々な補強を行いましたが、現在は残念ながら放射能汚染の為に近づくことができ無い状況です。
元の民家です。
実測はこんな感じで行われました。
資料館の中にこのように移築されています。
土木学会デザイン賞 2014 優秀賞受賞しました土木学会デザイン賞のサイトもご覧ください。(的を得た)講評がのっています。http://www.jsce.or.jp/committee/lsd/prize/2014/works/2014n1.html
この賞は「時間の蓄積に耐えるデザイン」も評価の視点となっています。「いくら古くても良いが、受賞者が生きている間に応募してくれ」と言うことでした。それではと思い切って25年前にデザインした歩道橋を応募してみましたところ、幸いにも優秀賞を受賞しました。
土木構造物をトータルにデザインしたのはこの歩道橋のみです。はじめての土木のデザインということで、考えに考え、チャレンジをしつつ、やりすぎないように押さえながら、デザインした結果です。
土木構造物、アーバンデザイン、ランドスケープデザイン、建築、それらの大規模なものが受賞作として並ぶ中に、本当に小さな歩道橋が紛れ込んで受賞しました。こういう仕事が評価された事を嬉しく思います。
小田急多摩線終点の唐木田駅の近くです
高台にある高層住宅街から、道路をまたいで、反対側の公園に動線を連続させる機能をもっています。その動線は小学校の通学路であり、この橋の螺旋形状の延長で円を描いて公園の中の階段に連続して下って行きます。開通以来24年間、ここを通って通学した沢山の子供(と元子供)達の記憶に残っていてくれていればうれしいと思います。
下の道路からの視点(特に車からの視点)に対しては、橋を出来るだけ薄く見えるようにしています。景観的にその方がスッキリするという判断です。地覆と呼ばれるパラペット状の立ち上がりがあるので、建築ほどは端部を薄くは出来ませんが、適切な寸法かとも思っています。更に桁自体も出来るだけ小さくし橋面の張り出し(キャンチレバー)部分を多くしています。
橋台
巾の広い橋台(橋が載る部分)は鈍重な印象を与えがちなので、巾の狭い橋台とすることをチャレンジしました
しかし橋台の左右は違う状況でしたのでちょっと悩んだことを覚えています。片側は階段、反対側は法面です。従って左右でまったく違う処理の仕方をしました。この巾の狭い橋台がこの橋の景観上の特徴の一つだと思っています。
「神は細部に宿りたまう」のですから、当然部分のデザインにもこだわりました。
親柱(橋の端部にある、シンボル的な造形物)と高欄(欄干の事)それにつく手摺、そして照明ポールなどです。
(一番下に図面他の資料をつけておきます。)
親柱 往々にして、親柱と高欄とは無関係にデザインされますが、この橋では親柱と高欄に連続感を持たせようと考えました。最終的には一体のデザインとなっています。ラステンバーグ産の安価な黒御影の板を組み合わせた構成とし、仕上げはバーナーと本磨きの2種類を使っています。そこに高欄のトップレールを少し浮かせて載せ、高欄と親柱のデザインの一体化にチャレンジしました。
向島の料亭です。
軟弱地盤の上に鉄骨の構造ALC 板(軽量発泡コンクリート板)貼り、という軽便な工法しか選べませんでした。それにしては何とか料亭としての品格を保つ外観ができたと思います。中はご覧の通り本格的な座敷をしつらえました
建物外観
踏み込み
客間
はじめまして。 福岡県の直方市にて、5間×6間(100㎡未満)の木造平屋を建てたいです。間取りや仕様等も決まっており、平面図は作ってます。倉庫の様な仕様になりますが、数棟建築していく計画です。その為、建築費をかなり削減していきたいです。 4号物件になると思いますので、格安にて確認申請を行っていただける建築士の先生にお願いしたいです。また、今後も継続的に依頼を行うこととなると思いますので、永くお付き合いをして頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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早速丁寧なコメントを頂きました。おかげさまで目的とした件について回答が得られました。いろいろと有り難うございました。だいち
この度は、建築家依頼サービスを利用させて頂きありがとうございました。お蔭様で多数の方からご連絡を頂きました。 弊社近くの建築家様がいらっしゃったので、...
契約した建築家名・事務所名を教えて下さい (有)米戸建築工房...