----------------------------------------------------------------- このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様と プレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。 解除方法はメルマガの最後に記載しております。 ----------------------------------------------------------------- ▼週末家づくりを楽しむ―私のハーフビルド生活キャンペーン ┗ http://kentikusi.jp/dr/campaign/20161208?utm_source=mag&utm_medium=email... 先日、ipadが故障したのでamazonのkindle fileHD8を買った みーくん@仲里実(54歳)です。 ブラウザに登録されているお気に入りをkindleに登録しようとしたのですが、 いくら調べてもその方法が見つかりません。 なんでこんなに不便にしているのかわかりません。 12月に入りましたね。 12月と言えば忘年会の季節ですね 「暴飲暴食で胃がいたい・・(T_T)・・・」 とならないように、ほどほどにしておいてくださいね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■建築家紹介センター通信 2016/12/09 【必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド ハーフビルドとは建物を建てるにあたり、 プロの手である段階まで作ってもらい、 途中から建て主が工事を引き継ぎ、 完成(生活のできる状態)にもって行く建て方です。 ハーフビルドについて空間スタジオ 遠藤泰人さんに伺いました。 ・貴社がハーフビルドを手がけたきっかけを教えて下さい 私自らも、卒業論文で3階建ての木造住宅の セルフビルドに挑んだ経験があります。 またセルフビルドの建物をいろいろ訪問したりしました。 必要なものは自らの手で作って行くと言う生き方に憧れていました。 当時は自力建設という言葉が・・・(続きはこちら↓) ▼必要なものは自らの手で作って行くハーフビルド ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14056?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ----------------------------------------------------------------- ■最近のご依頼(最新5件) ▼I-1164、依頼内容でプラン作成(東京都) ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14107?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼I-1163、電車の音をある程度ブロックできるような家(岐阜県) ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14105?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼I-1162、シンプルで飽きのこないガレ-ジ(栃木県) ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14095?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼I-1161、新築の戸建を土地探しから希望(大阪府) ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14094?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼I-1160、マンションの図面の作成(神奈川県) ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14083?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 建築家に依頼したい仕事を投稿すると 当サイトの建築家から返信をもらうことができます。 詳しくは下記をご覧ください。 ▼建築家依頼サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaign... ----------------------------------------------------------------- ■最近のご相談(最新5件) ▼S-0513、K型フレームについて(東京都) ┗ 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いずれは2軒のテラスハウスに変更できるようにしたい この敷地(南側には道路を挟んで川がある)の特性を生かした 設計にしたい」 と悩んでいました。 そこで 「庭がこの建物の中心として活用されるよう、 建物をコの字型の平面計画としたことで、 『建物全体を楽しく使ってもらえそう』 と思ったので・・・」 と更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんに依頼しました 更田さんは庭を挟んだコの字型の平面計画のシェアハウスを建てました。 「各個室のプライバシーを保ちつつ、庭を含めてた共用スペースが、 それぞれ皆さんの様々な<居場所>となるように考えました。 例えばそれは、個室に行くための廊下を単に<廊下>とするのではなく、 庭に面してお茶を飲んだり、 ちょっとした作業スペースにも使えるような <縁側>のような場所にするといったことでした。 また、エントランスに全員の靴を収納する大きな下足入れを設けることは、 エントランスの計画上、 また、それぞれの住まい方にとっても適したことではないと思い、 各個室までは土足のまま行けるような床の仕様としました。 特に1階共用部の床と庭の敷石に大谷石(柔らかい天然石)を用いて、 内外一体に連続して使える(共用部が外に広がる)ようにしました。 川に開けた南側の庭には、 住人それぞれが植物や作物が育てられるような畑を設けることが 当初から計画されており、 加えて、大谷石製のピザ窯も庭に設置することになり、 シェアハウスの住まい方を選んだ方には、 お互い適度にコミュニケートしながら、 それぞれ独自の生活を楽しんでもらえる建物になったと思っております。」 と言っています。 依頼者からは、 「テラスー庭につながる、 1階のダイニング・キッチンが明るくて広々と使える 1階ダイニングの吹抜けになっっているので、 2階の共用部から1階の様子がうかがえるのが楽しい 大谷石の床の見た目と感触がよい」 と言っていただきました シェアハウスを手がけている建築家はたくさんいます。 シェアハウスの建設を考えている方は ぜひ建築家に依頼することをご検討ください。 ▼建築家依頼サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaign... ■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼ ▼建築家依頼サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaign... ▼建築家紹介サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/syokai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campai... ▼店舗設計依頼サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/tenpo?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig... ▼建築家相談サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/soudan?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campai... ▼設計料相場算定サービス ┗ http://kentikusi.jp/dr/sekkeiryo?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_cam... ▼各サービスの比較 ┗ http://kentikusi.jp/dr/hikaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campai... ▼”千波町の家リノベーション”完成時までの随時見学 茨城県 2016年12月05日 11:00 to 2017年01月15日 17:00 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14070?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼「大府の家」オープンハウス 愛知県 2016年12月10日 10:00 to 2016年12月11日 17:00 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/13971?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼★子供の好奇心と大人の遊び心をかきたててくれる「スキップフロアーの暮らしを愉しむ家」完成見学会 山口県 2016年12月10日 11:00 to 2016年12月17日 16:00 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14017?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼オープンハウス~田んぼの中に建つ薪ストーブのある平屋の家 埼玉県 2016年12月11日 12:00 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14004?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ▼Rカベの家 オープンハウスのご案内。 愛知県 2016年12月17日 10:00 to 2016年12月18日 10:00 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/14041?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... ---------------------------建築家ブログ-------------------------- ■このコーナーでは当サイトに投稿されたブログ記事の中から 気になったものを紹介します。 共感した記事があったら ぜひ、twitter・はてなブックマーク・google+・facebookで 共有してくださいね。 ▼建築家ブログ ┗ http://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaign... ▼中庭に池をつくることで、豊かな空間と自然の恩恵が得られます。 ┗ http://kentikusi.jp/dr/node/9621?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_cam... ---------------------------キャンペーン-------------------------- ■建築家紹介センターが開催しているキャンペーン企画です。 ぜひ、ご応募ください。 ▼週末家づくりを楽しむ―私のハーフビルド生活キャンペーン ┗ http://kentikusi.jp/dr/campaign/20161208?utm_source=mag&utm_medium=email... ----------------------------------------------------------------- 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オープンシステムという言葉はあらゆるジャンルで使われています。ITあるいは病院、そして住宅づくり等々です。日本語に訳せば解放した仕組みとでもいうのでしょうか。 住宅づくりでオープンシステムといえば、いわゆる直営工事‐分離発注をすることでもあります。一般的な住宅の作り方が工務店に依頼するとか、住宅メーカーに頼むとか、そこに設計事務所が介在するのは少ないですが(実際にはそれぞれに設計の専門家である人間が携わっていて、設計事務所が設計しているものも多いのですが、名前が出ないようになっている場合が多いでしょう)、オープンシステムでは建築主が直接各種工事業者(たとえば、土工事の会社、コンクリートの会社、鉄筋の会社、大工の会社、左官の会社、塗装の会社、設備の会社などなど、これらは会社ではなくて職人と言い換えてもよいのですが)に個別に発注していくやり方です。まさに分離発注であります。ですから、常駐の工事監督はいなくて、設計事務所が専門家の立場で見積もりをチェックしたり、工程の調整をしたりして施主とともに作り上げていくやり方です。こうすることで、工務店の経費が必要なくなり、コスト削減ができるというわけですが、住宅というものが完成してから後の方がずっと長い付き合いになるということを考えると、メンテナンスをどうするのかといった不安が沸いてくるのも正直なところでしょう。また、設計事務所の作業が増大するということは設計費に影響してきます。 建て主が直接設計し、指示していくやり方は官公庁などでは建前(現在では)として行われてきています。昔のたとえば、東京駅前の中央郵便局などは故吉田鉄郎(昔の逓信省)の設計したもので、素晴らしい名建築です。もっと前の江戸時代までさかのぼると商人の普請道楽で造られたものや、店舗(いまでも店主自ら設計し、施工を指示しながら作り上げて商いをされている方もいらっしゃいます)などでも行われていました。このやり方で成功する場合もありますが、住宅のようにごく一般の庶民が作る場合には、日々の仕事をこなしながらの建築になりますので、大いなる覚悟がいります。半分セルフビルドとしてコストを抑え、なおかつ製作する楽しみを持つという方法もあるでしょう。 オープンシステムを標榜している会社やその協力設計事務所もかなりありますので、皆様にはじっくりと研究・検討されることを願っております。
■依頼したい仕事新築の設計 ■建設予定地千葉県流山市 ■土地・テナントの所有・賃貸状況土地は持っていないが、目星はついている。幅9.0m、奥行き13.0m、南側4.0m道路 ■建物についての希望・リビングを中心とした明るい家・リビングとつながったデッキは欲しい・一階にリビング、水回り、主寝室が欲しい・子供3人予定で、将来的に間仕切りできるようにしたい・小部屋のような形で和室が欲しい。中2階とかにあれば理想。(一人寝る、少人数で酒をゆっくり飲む等の場)・車は2台予定(ミニバン+軽) ■ご予算建物+外構等で2500~3000万 ■希望する地域千葉県流山市及びその周辺 ■建築家に依頼したいと思った理由本や雑誌を見て、明るく開放的な家に憧れたから。よくある家とは少し違ったものがいいから。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日、とある家創りのため、サンワカンパニーのショールームへ行ってきました。
いろんなデザインの洗面化粧台が並んでいます。
洗面化粧台っていうと、主要メーカーが出しているタイプを想像しがちですよね。
せっかくなのでおシャレにしたい。
家具として製作すると、思い通りになるのですが、どうしてもコストがアップしがち。
そんな時に、こちらへいくと、おシャレで、価格も抑え気味なモノが発見できます。
ただ。種類は多いのですが、既製品は既製品なので、その辺は上手に採用していきたいですね。
ベッセルタイプにすれば、もっと種類が増えますよね。
黒いスチールのフレームに、オークの集成材を組み合わせたボディに、洗面器を組み合わせると、ナチュラルながら、シックな洗面ができますよ。
ブラックの洗面器も個性的でよいかもしれません。(ただし、白に比べると若干汚れやすいかも)
水栓一つとっても、いろいろセレクトできるので、愉しさが広がりますね。
たかが洗面。されど洗面。
家全体の計画も大事ですがこういった、細かなところも、こだわったりすると、愉しいですよ。もちろん。コストも考えながら。
農地を宅地にして家を建てるには、各市町村の農業委員会の許可又は届け出が必要です。いわゆる農地転用には大まかに農地法4条申請と5条申請が有ります。4条は耕作者自らが建物建設する場合等で、5条は当事者以外の人が建物建設する場合等を言い、それぞれ申請方法と流れがが異なります。建築設計相談が有ったとき、まず建設地の確認をし、その場所・内容に応じて、土地の登記簿謄本の地目確認を行う必要が出てきます。都市計画法で言う市街化区域内であればまず問題有りませんが、市街化調整区域又は都市計画区域外では注意が必要です。住宅を建てたい場所が農地で、市街化調整区域又は農業振興地域で有れば、基本的には農地転用が禁止されている場所なので、手続きは複雑で結構大変な作業が伴います。手続きできないケースもありますので、事前に各市町村への確認が必要です。農地転用するためには、耕作権又は地権関係、耕作者と住宅建設等事業計画者との関係、なぜあえて農地に建物を建てなくてはならないのかと言う理由書(目的)、生活排水や雨水処理・道路からの寄り付等土地利用(造成)計画、建設したい建物の計画及びそれらに伴う資金計画等が必要になります。写真は宗方の家・・・平成15年(2003年)、市街化調整区域
市街化区域で農地転用する場合、基本的には届出だけで済みますが、一定以上の敷地面積又は敷地造成が伴ったりすると、都市計画法で、開発又は宅地造成の許可申請が必要になってくる場合があります。都市計画区域内のその他の区域においても、同様に5条申請の届出だけで済む場合もありますが、許可が伴う場合もあります。事前に各市町村に相談した方が良いです。写真左は佐賀関白木の家・・・平成18年(2006年)、5条届出写真右は鴛野の家・・・平成28年(2016年)、宅地造成許可申請及び5条届出
都市計画地域外の農地は、農業振興地域になっている場合が結構多いので、まず、都道府県の事前確認が必要です。確認して農業振興地域で無ければ、次に各市町村の農業委員会への確認及び農地転用許可申請になります。市街化調整区域ほどの規制は無いのですが、前述したそれなりの書類と許可までの期間(書類提出後1~2ヶ月)を要します。尚、農地転用許可申請の書類内容は各市町村によって異なるので注意が必要です。申請は申請者本人でも出来ますが、一般的に行政書士・土地家屋調査士・司法書士に依頼する場合が多いようです。その場合、土地利用計画及び建築計画だけ設計事務所で行いますが、その内容を農業委員会に説明する場合があるので、手続き共々、私の方で代行する場合も多々有ります。写真は豊後大野澤田の家・・・平成28年(2016年)現在建設中、5条許可申請
私が多く仕事をしている大阪市や大阪府下の市では、ほとんどの地域が準防火地域になっています。準防火地域で木造3階建てを建てようとすると、普通より厚い石膏ボードで柱や梁を包んでしまうことになります。火事の時に燃えにくくするためです。でも、せっかくの木の家でも、全部包んでしまったら木の家なのか何の家なのかわかりません。
そこで、合法的に木の家らしさを見せるための工夫が「燃え代設計」です。簡単に言うと、「万が一火事になって燃えても、残った部分で充分に家を支えることができるくらい大きな木材を使う」ということです。でも、木なんだからすぐに燃えちゃうでしょ と思われますか?ところが、ある程度厚さのある木は、そう簡単には燃えないんです。
柱などが燃え進む速度は、だいたい1分間に0.6mmと言われています。だから、30分たっても表面から18mmまでしか燃えていません。消防体制の整っている日本の都市部では、ほとんどの火災が30分以内に消火されているので、これプラスアルファーの余裕があれば、建物が倒壊したりしないということです。法律では35mmの余裕をもたせなさいということになっています。普通の柱が105mm角だとすると、4面とも見えているような独立柱なら 35+105+35=175mm角の柱にすれば、石膏ボードで包まなくてもOKです。
下の写真の梁は、そういう設計で大きくなっています。向こう側の柱の幅と比べてもらうとよく分かります。
写真ではちょっと伝わりにくいのですが、実物をみると、ど~んとした貫禄があります。
実はこの燃え代設計以外にも、準防火地域の3階建てを木の家にする方法は二つあります。一つは開口制限法、もう一つは外壁耐火法です。開口制限法はまた別の機会に書くことにして、ここでは外壁耐火法について。専門的には「ロー1準耐火」と言います。
普通は外壁を耐火構造にすることは、木造ではできません。鉄筋コンクリートや鉄骨造になってしまいます。でも、木の家にこだわり抜いている私は、たぶん全国でもあまり例が無いと思いますが、外壁耐火法で設計したことがあります。設計事例にある「守口の家」です。
ただし、この方法は、ものすご~~~く施工が大変です。やってみて思い知りましたので、ちょこっと書きましたけど お勧めしません。やはり、一番簡単に 準防火の木造3階を木の家らしくできるのは、燃え代設計です。
ぜひ機会があればチャレンジしてみて下さい。
下の写真が完成したところです
シックハウス対策のための規則が建築基準法で定められたのが平成15年(2003年)、私が建築(住宅)に炭を取り入れ始めたのがそれから遡ること5年、平成10年(1998年)頃からだったと思います。世間で健康住宅と言う言葉が本格的に出回り始めた頃です。備長炭による敷炭、埋炭から始まり、木炭塗料に行き着きました。現在では木材の防蟻・防腐処理剤として普通に使用しており、室内環境においては天然木材、漆喰、珪藻土で補っています。予算に応じてビニルクロスを使用することも有りますが、現在では法規制も浸透し、まだまだ確認は必要ですが、有害物質を含むことはまず有りません。写真は平成18年(2006年)王子町の家
木炭塗料塗りは、木材を焼いて(昔は外壁や軒天、板塀に焼杉がよく使われていました)表面を炭化させる代わりに、擬似的にそのような状況を作るようなものです。効能としては、防蟻防腐、調湿、有害物質の吸着・分解、その他セラミック効果に有る、マイナスイオン、磁場の安定などが上げられます。一般に木材の防蟻防虫防腐処理する場所・範囲に塗る木炭塗料は、床下・又は仕上げ前のヶ所なので.多少汚しても差し支えなく、素人でも簡単に取り扱い作業できます。材料・道具は私の方で手配し、お施主さんに声を掛け、都合に応じて一緒に塗るようにしています。そうすることで、一緒に家造りをしている一体感、コミュニケーションも計れ、外注コストも抑えることが出来、大変では有りますが、それなりに楽しいひとときを過ごすことができます。黙々と塗ることに没頭してストレス解消になるというお施主様もいます。また、防蟻処理材として必要部分を塗った後、余った材料は現場で保管するようにしていますが、一通り使用方法と効果は伝えているので、日を改めた時間の合間に、納得するまで念入りに再塗装したり、他の部分も独創的に塗るお施主様もいます。写真は日出団地の家、鴛野の家、賀来の家・・・家族で木炭塗料塗り
玄関から室内を見たところ。直接座敷へと入ることができる。正面は小黒柱。右奥が大黒柱。
ニュータウンの土地を持っているが、土地の特徴をどう活かして良いのかわからない。個室は後から区切ることができるようにしたい。小さくて良いのでご主人の趣味の部屋がほしい。バスコートがほしい。
私の著書である「家を建てる。」(彰国社)を読んで連絡いただいた。
あまり特徴のないニュータウンの一角で、南東側道路の敷地だった。よくお話しをきいてみて、奇抜な家を望んでおられないことがわかったので、あえてオーソドックスな形を目指した。バスコートについてはバルコニー手すりと連続されることでデザイン的な処理をした。二階は間仕切り壁を作らずに大空間のままとし、その上部に小さなロフトを作り趣味の部屋にした。
南東側の外観。右下の囲いがバスコート。
リビング。杉と和紙がつくる空間。照明はほとんどが裸電球。(当時はまだLEDは普及していなかった)
仕切らない2階。将来的には2部屋作ることができる。奥に主寝室と納戸がある。
階段を上がる途中にあるウォークインクローゼット。壁も天井も無垢の板。
玄関というより土間。田舎暮らしのための必需品。
傾斜地を活かして、造成費をあまりかけない。大量の本を使いやすく収納する。都会との行き来をしながら田舎暮らし。
外観からは分かりにくいが、スキップフロアーにして傾斜地にそって建てた。玄関には風除室を設けて、玄関土間と客間と書斎を一つの空間とし、大量の書庫を設けた。猪名川町という都会と田舎の接点で、別荘のような暮らしをしながら大阪にも通える場所を、友人の不動産屋さんに見つけてもらった。使用した木材は、奈良県天川村の150年生ほどの杉。
南東からの外観。斜面はかなりきつい。
土間に続く客間兼書斎。左側の壁に見えるのが作り付けの可動式書架。持っている本の種類(大きさ)と数にあわせて特注した。
リビング。右奥のコーナーには薪ストーブが据えられている。天井に見えている梁は樹齢150年の天川杉。すばらしい艶。
二階の第二リビング兼寝室。正面は西日を避けながら風を通す側面だけが開いている出窓。
こんな眺め。ウグイスの鳴き声が。
静かな住宅街に建つ住まい
仕事場と兼用した家にする。来客が多いので、おもてなしのしやすい作りにしたい。浴室など水廻りは二階に。
駐車スペース、ポーチ、玄関、リビング、仕事部屋、トイレ すべてが来客を迎えるためのつながりとデザインを意識した。キッチンは半独立型とし、奥に二畳余りのパントリーを設けた。寝室、家事、水廻りは二階に集約し、プライベートを完全に切り分けた。北側の道路は4mほど敷地より高いので、二階のバルコニーからも出入りできる。
来客が多いので、かなり広い玄関。ドアは無垢なので、雨がかからないようにポーチは深くしている。
玄関からリビングへ。
リビング。照明は梁の下に裸電球をつけているだけ。その下に穴の空いた板をわたしている。
仕事部屋。画面では分かりにくいが、メーターモジュールなので全体にゆったりしている。
トイレをくつろぎの場に
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福岡の人が立ち上げたサイトのようで、県外の建築士等は相手にしてないかな?福岡県内限定のレベルだと思う
お仕事を依頼した建築家: エヌスペースデザイン室佐藤 直子様 ...
このサービスを利用する前に困っていたことは建築家を探す手段が分からなかったことです。 ...