●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
お声掛け頂いた当初より建設費削減の為、間仕切壁も一切なく、カーテンでの仕切りをご希望なさる程、事業第一でのプロジェクトでした。
鹿児島市の許認可事業で実際に許認可がされる前に経費(設計報酬)が掛かるリスク回避、また、資金繰りの為断念した有料老人ホームの収益に変わる多種の許認可事業へのエントリー結果を待つ為に実際には、プラン決定の一年以上後に設計を開始致しました。
依頼者は、この福祉事業について施設・運営とも全く経験・知識もございませんでしたので、
介護保険法(、老人福祉法)、建築基準法にて求められる施設の最低限度の設置基準よりご提示・ご説明させて頂き、また、業務契約外である運営上(メンテナンスを含む)のアドバイスもさせて頂き、介護施設として求められるべき機能性と思いやり精神を実現致しました。