I-4264、間取りのフルリフォームを希望(神奈川県在住・建物は静岡県)

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投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。初めてご相談させていただきます。
熱海市で購入検討している中古物件についてです。
リフォーム予算は1600万まで2~3LDKくらいの間取りのフルリフォームを希望しております。
 
①https://***************
 
*玄関側の道路から車が入れるならば減築して車一台分スペースを確保したい。擁壁必要でしょうか。
 
②https://**************
 
*①の物件より利便性が良いが土地が狭いので
駐車場は諦めています。周りが駐車場だらけなので気にならず生活できるような間取り希望。
 
※URLがハイパーリンクになっておらずお手数をおかけします。
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計の後に続く、
実施設計についてのお話しでした。

基本設計では表現しきれないことを
スケールアップした図面に表現する。

そうすることで、
設計時に決めたことをしっかりと
工事してもらうことができるようになります。

逆にいうと。
その辺がしっかり決まっていないと。。。
できてから、あれ?なんてことがある。
そんなお話しでした。

ここまでのお話しであれば、実施設計って
お客様には関係ないのではないか?
と思うかもしれません。

実際そうでもありませんから。
今日はそのお話しですね。

実施設計に入ってから作図する図面が
いくつかあります。

その中の一つで代表的なのが。
展開図という図面です。

各部屋って東西南北4面の壁で構成されてます。
その各壁を図面にしたものなんです。

間取りでは、なかなか壁のことまで
イメージできないと思いますが、
展開図ができると、一気にイメージ広がります。

とはいえ。
イメージを広げてもらうためだけではないです。

展開図をもとに打ち合わせすることとしては。。

例えば。
どこかの壁面に固定の棚をつけるとして、
その固定棚の高さがどうなのかとかです。

基本設計の段階では。
ここに1段の、こういう素材の固定棚がある。

そこまで決まればOKでしたが、
実際、その棚をどんな高さでどんなバランスで
取りつけるのか。
それを展開図見ながら決めていきます。

他のなにかと近くにあれば、
そのモノとのバランスも大事ですよね。
それって、平面ではわからないこともあるので。

それ以外にも。
内部のドアをこんな風に決めていたけど、
展開図で見たら、こちらのデザインに揃えた方が
いいかもしれないとか。

テレビは、このバランスで設置したいのか。
壁掛けなら、壁に下地がいるので、
それも、決めておきたいところです。

ここまでご紹介した内容は、ごく一部。
もっといろんな打ち合わせをしていきます。

それと。
展開図以外にも、詳細な図面で、
いろいろ検討していくと、有効寸法の確認とか
階段の段数や蹴上とか、天井の形状とか、
ほんと、いろんな確認事項が出てきます。

いつも思うんですけど。。。
実施設計=詳細設計=お客様にお会いしない
って大丈夫かいな?って。

そもそも。
展開図がないなんてこともあるくらいですから。。

作図するかどうかは、設計士さんに確認くださいね。

実施設計といっても、いろいろ確認あるんです。
しっかりと、丁寧に設計していけるといいな
って思います。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日までは、設計がスタートしてから、
最初に通る道として、基本設計という
プロセスについて、お話ししてきました。

名称が「基本」なんてつくせいか、
軽めに思われがちなのですが。。
実は、すんごく重要なプロセスなんです。

そんなお話しでしたよね。

今日から、その続きとして。
詳細な内容を詰めていくプロセスとして
実施設計についてお話ししていきます。

基本設計で、家の概ねの内容が決まってる。
だったら、実施設計では何をするのか。

大きな目的は。。
工事に向けた、詳細な内容を図面にすること。
となります。

とはいえ。
お客様に全く関係ないということでも
ありませんから、油断禁物(笑)

工事に向けた内容って?
そんな風に思われた方がいるかも。

まずは、それをお伝えしましょう。

一般的に、戸建て住宅の場合、
基本設計で作成する図面の縮尺は
1/100が多いです。

実際の大きさの1/100という意味です。
1m長さが、1cmで表現されることになります。
壁の厚みが12cmだとすると、図面では1.2cm

1.2cmって、すごく小さくないですか?

それを工事するにあたって、
老眼の職人だと怒って帰ってしまうかも(笑)

というか。
その大きさ感なので、この間取りの中で
表現できることって、少なくなります。

書き込み過ぎると、ごちゃごちゃなので。。

例えば。
キッチンの大きさは書き込めても、
そのキッチンがどこにあるのかとか。
壁と収納なんかの有効幅とかまでは
難しいでしょう。

さらに。
窓が、壁のどの位置にあるのか。
なんとなくこの辺!だなんて。。
せっかくなので、意図したところにしたい。

例えば。
リビング正面の両脇に窓があるとして
その窓を対称にしたいのであれば
その位置を寸法で示さないと。。
現場で大工さんが適当に配置します。

何を意図してどうしたいのか。
その辺を、図面として示す必要があります。
それは、実施設計で行います。

ちなみに。
実施設計では、間取り図の縮尺は。
1/50になることが多いので、
1/100に比べると、倍の大きさ!!

なので、細かな情報入れても、
つくり手がしっかり読み取れるように
なっています。

あれ?
やっぱり、施主は関係ないの?
って思いました?

明日、その辺をお話ししましょう。

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

OZONE『ワークスタイルのある住まい展』に【森を招く家】が展示されました。
南に広がる森を招き入れるような建築空間を目指しました。
豊かな森をリビング一面に取り込むことで
自然へと心が解き放たれる建築空間を形づくりました。

場所 リビングデザインセンターOZONE 3F エントランス
2024年3/28(木)〜2024年5/28(火) 10:30〜18:30 ※水曜日休館(祝日除く)
URL:https://www.ozone.co.jp/news/event/1577/

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計で行う予算調整について
お話ししましたよね。

いろいろと決めていくプロセスの中で、
ついつい「あったらいいな」ということが
積み重なると、スタート時点より
工事費用がアップしがち。

でも。そのアップした内容について、
当初坪単価を目安にした場合だと。。
何でいくら上がったのかを説明しきれず、
なんだかモヤっとした感じに。

納得いかないまま、減額の話なることが
多いかなと思います。

そこまでお話ししたと思います。
今日は、その続きです。

以前、お客様から聞いたことがあるのですが
基本設計の段階で出てきた概算見積書が、
A4一枚のザクっとした内容だったみたい。

設計当初と大きく変わらなかったので、
安心して、実施設計を進めたそうです。

そもそも。
「概算」見積書が、どんな内容なのかって、
正確な定義もないので、会社それぞれです。

弊社みたいに、細かく拾い上げた内容もあれば、
坪単価で算出してるところもあります。

お客様からしたら、その差ってわからないはずです。

プロに任せているので、大丈夫でしょう。
そんな感じなんだと思います。

そうそう。
先ほどのお話しのお客様の続きがあります。

実施設計が完了して、複数の工務店に相見積。
入札してみたら。。当初予算から1.5倍のオーバー。
(百万単位ではなく、千万単位です)

詳細図は出来上がっているし。
まもなく工事へということで、気持ちは焦るし。
減額提案してくれたけど。。
そもそも、なぜ、こんな金額に突然なったのか。
理解ができなかったそうです。

これ。
昨日のお話しそのままですよね。

おそらく。
基本設計の段階で、予算とのバランスをしっかりと
調整できていれば、入札の後で、こういったことに
なることを避けることができます。

基本設計の段階であれば、ゆとりをもって
意思決定ができるのかなと思います。

そもそも。。銀行との再調整も必要ないですし。

私は、基本設計の段階で、しっかりと予算調整をしますが。
実は、業界的には、とてもレアかもしれません。

なにせ。詳細な見積もりを二回することになるので
それを手間と考えるのであれば、やりませんよね。

最後に一発勝負で調整すればいいんじゃない?
そんな感覚の方が多いかもしれませんね。

あとで、借り入れを増やすって。。
結構大変ですから。。

ということで、まとめると。

基本設計での予算調整は、とっても重要です。
基本設計の概算は、できるだけ詳細にしてもらいましょう。

そこでしっかり納得した上で、実施設計に入る。
その流れがオススメです。

明日は、実施設計のお話しです。

旅館改修『志賀高原 ホテル白樺荘』様

●設計事例の所在地: 
長野県
●面積(坪): 
改修面積120坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

客室改修「トリプルルーム」

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

『玄関アプローチの雰囲気を良くしたい』
『客室に洗面/トイレが欲しい』
『トリプルベッドルームが欲しい』

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「旅館改修を多く手掛けている建築士」
「私たちの要望を真摯に聞いてくれた」
「理想の旅館にしてくれそう」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

客室をトリプルベッドルームに改修

依頼者の声: 

「リピートのお客様が増えました!」
「自分たちの要望が叶いました!」
「旅館の価値が高まる改修になりました」

その他の画像: 

改修前「玄関アプローチ」

改修後「玄関アプローチ」

改修前「玄関アプローチ」

改修後「玄関アプローチ」

改修前「客室」

改修後「客室」

改修前「客室」

改修後「客室」

改修後「客室」

改修後「客室」

I-4263、福祉事業所として使用したい(奈良県)

ユーザー 担当 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
奈良県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

福祉事業を営んでいます。数年前に町内(調整区域)の農家住宅を購入しました。
今回、それを福祉事業所として使用したいのですが、行政から農家住宅は許可が出来ないと言われました。なんとか、一般住宅に変更して、事業所登録ができる方法はないでしょうか。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計というプロセスで、
家のいろんな仕様を順番に決めていただく。
その流れについてお話ししました。

いろいろやり方とか最善は人によって違いますが、
私は、本当の意味でお客様の「自由」を尊重したい
と思ってサポートしています。

そんなお話しでした。

そういったプロセスを経て、基本設計の内容が
まとまったとしましょう。

その次は、すごく大事なプロセスがあります。

それは。。
予算とのバランスを確認することです。

基本設計で仕様等を決めていくところが理想だとすると
予算とのバランスを見ることは現実を見る感じ。

なんとなく。
予算調整っていうと、ネガティブな印象の方が
多いんですけど、弊社の場合はそうでもありません。
減額していくことが楽しくなることもあったり(笑)

でも。。
これまでに、別の設計士さんと家づくりしていて、
予算調整で納得いかず、弊社に来られた方が、
結構たくさんいたりしますので。。

予算とのバランスをとる。
そのプロセスについてお話ししていこうと思います。

まずもって。
弊社では、設計がスタートする前のご提案内容で、
「坪単価」でもなく、「参考物件」でもなく、
その計画内容で、詳細な見積を取ることがほとんどです。

その時点では、内容が確定していないので、
私が、お客様の意向を踏まえ、各種仕様を想定します。

変な話。
その時点で、内容OKであれば、そのまま着工できてしまう。
そんな見積もり内容なんですよね。

実は。。この段階では。
「坪単価」等をもとに「超」概算という会社がほとんど。

もし、この時点で予算とのバランスがよくて、
いざ、設計を進めていくとします。

基本設計をしていると、いろんな要望が出てきて
間取りが変わったり、仕様が変わってきたりします。

変更って、自然ですよね。

基本設計が完了すると、すべての会社ではないのですが、
再び概算を提示してくれます。

当然ですが、当初との差が出てますよね。
下がっているケースはあまりなくて、上がることが多い。

ここで、スタート時点が「超」概算でスタートしてると
おそらくですが、何を変更したからアップになったのか
の説明はできないと思います。

だって。
もとの想定が、「超」概算なので。

弊社の場合は。
何をどう変更したので、いくら差額が出たのか。
項目を上げて、すべてについて説明していきます。

お客様の反応は。

そっかぁ。○○あったらいいなと思ったけど、
○○万円もするなら、なくてもいいかな。

なぜ、そんなに金額差があるのかと思ったら、
これだけの追加要望したから、なんですね。

そう。
なぜ、その金額差になったのかが明確になっていれば、
納得しやすくないですか?
私だったら、釈然としてほしいなって思います。

そこに納得した上で、減額のお話しに進めるのかな
って思ってます。

長くなってしまったので、明日に続きます。

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