ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

OZONE『ワークスタイルのある住まい展』に【森を招く家】が展示されました。
南に広がる森を招き入れるような建築空間を目指しました。
豊かな森をリビング一面に取り込むことで
自然へと心が解き放たれる建築空間を形づくりました。

場所 リビングデザインセンターOZONE 3F エントランス
2024年3/28(木)〜2024年5/28(火) 10:30〜18:30 ※水曜日休館(祝日除く)
URL:https://www.ozone.co.jp/news/event/1577/

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計で行う予算調整について
お話ししましたよね。

いろいろと決めていくプロセスの中で、
ついつい「あったらいいな」ということが
積み重なると、スタート時点より
工事費用がアップしがち。

でも。そのアップした内容について、
当初坪単価を目安にした場合だと。。
何でいくら上がったのかを説明しきれず、
なんだかモヤっとした感じに。

納得いかないまま、減額の話なることが
多いかなと思います。

そこまでお話ししたと思います。
今日は、その続きです。

以前、お客様から聞いたことがあるのですが
基本設計の段階で出てきた概算見積書が、
A4一枚のザクっとした内容だったみたい。

設計当初と大きく変わらなかったので、
安心して、実施設計を進めたそうです。

そもそも。
「概算」見積書が、どんな内容なのかって、
正確な定義もないので、会社それぞれです。

弊社みたいに、細かく拾い上げた内容もあれば、
坪単価で算出してるところもあります。

お客様からしたら、その差ってわからないはずです。

プロに任せているので、大丈夫でしょう。
そんな感じなんだと思います。

そうそう。
先ほどのお話しのお客様の続きがあります。

実施設計が完了して、複数の工務店に相見積。
入札してみたら。。当初予算から1.5倍のオーバー。
(百万単位ではなく、千万単位です)

詳細図は出来上がっているし。
まもなく工事へということで、気持ちは焦るし。
減額提案してくれたけど。。
そもそも、なぜ、こんな金額に突然なったのか。
理解ができなかったそうです。

これ。
昨日のお話しそのままですよね。

おそらく。
基本設計の段階で、予算とのバランスをしっかりと
調整できていれば、入札の後で、こういったことに
なることを避けることができます。

基本設計の段階であれば、ゆとりをもって
意思決定ができるのかなと思います。

そもそも。。銀行との再調整も必要ないですし。

私は、基本設計の段階で、しっかりと予算調整をしますが。
実は、業界的には、とてもレアかもしれません。

なにせ。詳細な見積もりを二回することになるので
それを手間と考えるのであれば、やりませんよね。

最後に一発勝負で調整すればいいんじゃない?
そんな感覚の方が多いかもしれませんね。

あとで、借り入れを増やすって。。
結構大変ですから。。

ということで、まとめると。

基本設計での予算調整は、とっても重要です。
基本設計の概算は、できるだけ詳細にしてもらいましょう。

そこでしっかり納得した上で、実施設計に入る。
その流れがオススメです。

明日は、実施設計のお話しです。

旅館改修『志賀高原 ホテル白樺荘』様

●設計事例の所在地: 
長野県
●面積(坪): 
改修面積120坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

客室改修「トリプルルーム」

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

『玄関アプローチの雰囲気を良くしたい』
『客室に洗面/トイレが欲しい』
『トリプルベッドルームが欲しい』

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「旅館改修を多く手掛けている建築士」
「私たちの要望を真摯に聞いてくれた」
「理想の旅館にしてくれそう」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

客室をトリプルベッドルームに改修

依頼者の声: 

「リピートのお客様が増えました!」
「自分たちの要望が叶いました!」
「旅館の価値が高まる改修になりました」

その他の画像: 

改修前「玄関アプローチ」

改修後「玄関アプローチ」

改修前「玄関アプローチ」

改修後「玄関アプローチ」

改修前「客室」

改修後「客室」

改修前「客室」

改修後「客室」

改修後「客室」

改修後「客室」

I-4263、福祉事業所として使用したい(奈良県)

ユーザー 担当 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
奈良県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

福祉事業を営んでいます。数年前に町内(調整区域)の農家住宅を購入しました。
今回、それを福祉事業所として使用したいのですが、行政から農家住宅は許可が出来ないと言われました。なんとか、一般住宅に変更して、事業所登録ができる方法はないでしょうか。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計というプロセスで、
家のいろんな仕様を順番に決めていただく。
その流れについてお話ししました。

いろいろやり方とか最善は人によって違いますが、
私は、本当の意味でお客様の「自由」を尊重したい
と思ってサポートしています。

そんなお話しでした。

そういったプロセスを経て、基本設計の内容が
まとまったとしましょう。

その次は、すごく大事なプロセスがあります。

それは。。
予算とのバランスを確認することです。

基本設計で仕様等を決めていくところが理想だとすると
予算とのバランスを見ることは現実を見る感じ。

なんとなく。
予算調整っていうと、ネガティブな印象の方が
多いんですけど、弊社の場合はそうでもありません。
減額していくことが楽しくなることもあったり(笑)

でも。。
これまでに、別の設計士さんと家づくりしていて、
予算調整で納得いかず、弊社に来られた方が、
結構たくさんいたりしますので。。

予算とのバランスをとる。
そのプロセスについてお話ししていこうと思います。

まずもって。
弊社では、設計がスタートする前のご提案内容で、
「坪単価」でもなく、「参考物件」でもなく、
その計画内容で、詳細な見積を取ることがほとんどです。

その時点では、内容が確定していないので、
私が、お客様の意向を踏まえ、各種仕様を想定します。

変な話。
その時点で、内容OKであれば、そのまま着工できてしまう。
そんな見積もり内容なんですよね。

実は。。この段階では。
「坪単価」等をもとに「超」概算という会社がほとんど。

もし、この時点で予算とのバランスがよくて、
いざ、設計を進めていくとします。

基本設計をしていると、いろんな要望が出てきて
間取りが変わったり、仕様が変わってきたりします。

変更って、自然ですよね。

基本設計が完了すると、すべての会社ではないのですが、
再び概算を提示してくれます。

当然ですが、当初との差が出てますよね。
下がっているケースはあまりなくて、上がることが多い。

ここで、スタート時点が「超」概算でスタートしてると
おそらくですが、何を変更したからアップになったのか
の説明はできないと思います。

だって。
もとの想定が、「超」概算なので。

弊社の場合は。
何をどう変更したので、いくら差額が出たのか。
項目を上げて、すべてについて説明していきます。

お客様の反応は。

そっかぁ。○○あったらいいなと思ったけど、
○○万円もするなら、なくてもいいかな。

なぜ、そんなに金額差があるのかと思ったら、
これだけの追加要望したから、なんですね。

そう。
なぜ、その金額差になったのかが明確になっていれば、
納得しやすくないですか?
私だったら、釈然としてほしいなって思います。

そこに納得した上で、減額のお話しに進めるのかな
って思ってます。

長くなってしまったので、明日に続きます。

I-4262、100平方メートルのサンルームを増築したい(東京都)

ユーザー りゅう ぎょうりん の写真
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京都江東区**********のところで工場を作っています。
事務室不足の原因で、工場3階ベランダのところで100平方メートルのサンルームを増築したいですが、ですので、増築申請・確認申請などの業務ができる建築士が必要になっています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、基本設計のプロセスについて
具体的な例を挙げて、お話ししました。

つくり手が「オススメ」を提示する。
それって、お客様目線で考えると、
プロが勧めるんだから、きっといいはず!
って思うかもしれません。

もちろん。
オススメすること自体はいいと思いますし、
それがそのつくり手にとっては、最善かも。

でも、そこで思うんです。
つくり手にとって最善が、お客様にとって、
それが最善なのかって。

最近は、グレーの塗り壁にレッドシダーを
組み合わせるとかっこいいですよ。

見た目はその時代にフィットしてても、
もしかしたら、将来のメンテナンスを減らしたい
と思ってるかもしれません。

以前、こんなお話しを聞いたことがあります。

お客様のご友人が、とある設計士と家づくりを
していて、情報交換をしたそうです。

私のお客様は、見た目をシックにしつつ、
将来のメンテナンスを軽減したいということで、
塗り替えの必要のない、グレーのタイルを
全面に張りました。

もちろん、いろんな外壁材の説明をした上で。

ご友人はどうだったかというと。。
道路に面した正面壁は見た目を優先して、
設計士の意向で、塗り壁になったとのこと。

これでないと、かっこよく仕上がらないから
ということで選べなかったそうです。

せっかくのマイホームなので。。
自分らしいセレクトができるといいかなとは
思いました。

おっと。話がずれていますね。

つまりは。
外壁に限らず、すべてのことについて、
いろんな選択肢をお伝えしながら、
意思決定していただくという流れになります。

ひとつひとつについて、なぜそれをセレクトしたか
について、理解しているし、納得もしますね。

そういった打ち合わせを何回も積み重ねていくと
自然に、家全体が、自分らしく仕上がる。
そんなプロセスになっています。

この説明をさせてもらうと、いつも出る話題。

「そんなに決めることがあると迷って困る。。」

というもの。

でも大丈夫です。
何に迷っているのかを教えてもらえれば、
客観的な立場から、アドバイスしますから。

何を求めてるのか。
それが分かれば、最善は導き出せます。

任せっきりではありませんから。
適切なアドバイスもさせてもらっています。

ここまでの感じで、基本設計として、
家のおおおそのことについて決まっていきます。

そうしたら。
次は資金とのバランスをみることに。

明日は、そのお話ししていきます。

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