N.C.C

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
83.12坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

40年前の建築を減築し仮設に利用しながら行った、小児科内科医院の建て替え計画です。
この地域のかかりつけ医であった先代の意思を受け継いだことを表わすよう、旧医院の風情を残す配置、空間構成、仕上の計画を行いました。
自立したRC壁と、細い柱で支えられた屋根の隙間から入る直射でない光が、静かに空間を満たしています。
道路側の濃い緑と対比する花木の多い繊細な緑に囲まれたこの建物は、古くからのなじみのような姿をして患者さんを迎え入れています。

その他の画像: 

M.M.F

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
68.88坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は戸建て住宅の多い住宅地の中の北と西側を道路に接する角地でした。それほど広くないこの土地で、自家用2台を含む計4台の駐車スペースに事務所とオートバイ用のガレージ、住まいにあってはくつろげる空間とたっぷりの収納がほしいという希望がありました。こみあった住宅街の中でともすれば閉鎖的になり易い住宅の姿を、守るべき内部空間の外にふところの深い空間があることで、内部の空間の開放性を確保し、また視線が抜けることで周囲の風景に繋がりとけ込むことを考えました。4.5m持ち出された2階部分の下に出来た軒下空間は、単に吹き抜けた空間と言うだけでない緊張感のある空間となって不容易に近づくことをためらわせます。1階と3階にはさまれた2階テラス空間に紙面の木製ルーバーにより柔らかく守られた空間ができました。これらの2つの異なった表情を持つ空間が、この建物の意志を表現しています。

その他の画像: 

Y.M.P

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
113.99坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

自然公園内の別荘地に建つ住宅です。
広大な敷地ですが、ほとんどが斜面で利用できるのは道路沿いのわずかな部分しかなく、また法により道路から5m以上離すことが義務付けられているため、道路に沿った細長い建物になりました。勾配がある前面道路の高い位置からブリッジで2階にアプローチします。道路より低い位置になる西側面は極力窓を設けず、海岸を見渡す東側に大きな開口を集中させました。ハードな印象のある外側に対し、内部は温か味のある空間に仕上げました。

その他の画像: 

R.E.I

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
63.48坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

中庭

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

前面道路は4mの狭さにもかかわらず交通量が多く、左右はRC造の4階建以上の建物、奥はさらに高いところに木造2階建が建つ傾斜した谷間のような敷地でした。風致地区の規制やガケ地条例を検討し、建物は土留め壁として存在するようコンクリート造となっています。そこに硝子と木を組み合わせた外観は重さと軽やかさが交錯し新しい風景を作り出すことを意図しています。周囲からの目隠しを兼ねて造られた木造の離れのある庭側は、とり囲擁壁や緑化基準をクリアするよう植えられたたくさんの樹木により、柔らかく包み込まれるような雰囲気をつくっています。

その他の画像: 

C.Y.Y

●設計事例の所在地: 
福岡
●面積(坪): 
30.89坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「てのひら盆栽」デザイナーのためのアトリエ付住宅です。
実家のあった静かな土地は幹線道路が通ったことで一変し、騒音と振動に悩まされる場所となってしまいました。
また、川に近いことで冠水しやすい土地でもありました。構造をRCにすることはこのような理由から採用されました。1階は教室もひらけるアトリエと写真撮影の出来る和室と水周りがあります。冠水を考えて全て土間仕様としました。
幹線道路からの騒音や視線に対する「しかけ」として2階の居住空間の周りには盆栽用の棚を兼ねたルーバーを巡らした奥行き深いバルコニーを配しました。

棚は「盆栽に囲まれて生活したい」というクライアントの望みと盆栽教室であることを示すサインとして機能します。

その他の画像: 

A.K.T

●設計事例の所在地: 
熊本
●面積(坪): 
24.98坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観(夜景)

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「楽しい家、個室に閉じこもらずリビングに家族が集える生活、光や風など自然を身近に感じる事の出来る家」そんなクライアントの気持ちを形にしました。
敷地は川沿いの扇状をした南西に開いた角地、川を挟んだ向いは雑木林の繁る斜面の上に生活道路がある環境でした。
この敷地はクライアントの望む自然を身近に感じる事の出来る土地でありましたが、敷地形状、生活道路からの視線、進入路や隣地とのとの高低差などいくつかの課題もありました。
この環境の中で目標としたコンパクトな家づくりは、コストを押さえる目的だけでなく、レベルを変えながら空間が連続するワンルームのような楽しい空間を実現しました。

その他の画像: 
ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

何ともシビアなお題ですが、我々が土地選びから関わるなら、このようにならない土地をお勧めします。
とは言え、地中の中のことまでが購入前から分かる訳ではありませんので、失敗の確率をより低くする事が我々の仕事と言えます。

もっとも、土地は周囲の地形や過去の履歴などからある程度予想できるようにもなっていますし、地盤調査会社などがプレ診断と言うサービスも行っていますので、上手に活用されることをお勧めします。

具体的な例では、不動産業者とのやり取りの段階で、いじわるされ目当ての土地が手に入らなかったり、擁壁が崩れそうな土地を勧められたりと言った例があります。

前者は不動産業者が売り手、買い手両方から利益を得るために、扱っている物件を他社に仲介されないように、商談中と偽り、他社仲介のお客さんの手に渡らないようにする事が目的で発生する不動産業界独特の悪い慣例です。

又後者の場合、一般の方々には中々見分けが付き難いのですが、少し遠目から土地を観察してみると高低差の大きな敷地では起こり得るケースです。擁壁が誰の所有になるのか、擁壁の下に他人の土地や家が建っていないか、よく注意してみて下さい。もしそんな土地を購入してしまった場合、擁壁が崩れ下の他人地に損害を与えた場合の責任は、その土地所有者に求められることとなります。高台に土地を求められる場合は特にこのようなケースにはお気を付け下さい。

他には、近くに大きな河川がある場合、水面よりも低い土地では河川が増水し堤防などが決壊してしまえばたちまち、床下、又は床上浸水なんて事がおこるかもしれません。行政のハザードマップなども十分に活用し土地選びをしましょう。近年の異常気象によって、そのようなケースはまだまだ増えてくることでしょう。

私共にご依頼頂いた方のケースでは、既に土地を手に入れられた後での設計のご依頼でしたが、土地の周りが田んぼで三方を水路に囲まれているために、土地購入の数年前に土地自体が浸水した履歴をご存知の上で手に入れられたケースがありました。そのような履歴が判明していましたので、新築時の対策として高基礎とし、床高を地盤面よりも1.0mの高さにしました。その後又、豪雨被害に遭ったのですが床下浸水で済みました。もし床上まで浸水してしまうと土台や柱にまで被害が及んでしまいます。

床上と床下、僅かな差に見えますが被害額で勘定すると大きく違います。
土地によるリスクは履歴や周囲などじっくり調べた上で減らす又は避ける事が出来ます。土地選びの段階から不動産屋ではなく、建てる側のプロにサポートして貰うことが失敗を減らす方法でもあります。

写真は候補地の一つの擁壁下の土地でしたが、古い擁壁の所々に亀裂が見受けられたこと、擁壁の構造自体がこの高さを負担するには無理があることなど、危険な状態でしたので購入を見送るようにアドバイスさせて頂きました。

オリジナルの間取りを提案するセカンドオピニオン・アトリエコジマ 宮崎雄策

工務店に間取りを作ってもらったが、何回打ち合わせしても希望の間取りにならない場合があります。
そんな時に間取りを提案していただける”間取りのセカンドオピニオン”というサービスを提供している建築士の方がいらっしゃるそうです。
 
セカンドオピニオンについてアトリエコジマ 宮崎雄策さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー アトリエコジマ 宮崎雄策 の写真
千葉県長生郡白子町剃金594-7
0475-36-2584

 

貴社がセカンドオピニオンを手がけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい

 
5年ほど前からYahoo知恵袋で住宅に関しての質問に対して回答していました。
その中には間取りに関しての質問も少なくありません。
 
多くの間取りはそれが実現してしまったら、将来後悔することに成るだろうと思われるものでした。
言葉での改善案では解決にならないので間取り図を示して回答しました。
 

セカンドオピニオンとはどういう意味ですか?

 
まずはウィキペディアを引用させていただきます。
 
セカンド・オピニオン(英: Second opinion)とは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。
日本においては主に医療の分野で用いられる用語(以下略)
 
最近では間取り作りにも用いられるようになって来ましたが、五年ほど前にはあまり一般的ではありませんでした。
言葉を検討していく中でインターネットの検索で何件かの使用例もあったので、採用することにしました。
 
”間取りのセカンドオピニオン”をうたうサイトには大別すると
1、言葉だけで表現するもの
2、原案の間取り図に赤ペンを入れるもの
3、オリジナルの間取りを提案するもの
があります。
 
基本が出来ていない間取り図に1や2の方法では解決できません。
 
”間取りのセカンドオピニオン”とはいえども建築のプランニングですから外部、内部のデザイン、構造、設備への配慮も行っております。
 

具体的にどういうことをやっていただけるのでしょうか?

 
当社では、一般の設計と同じように敷地条件、お客様の希望等をお聞きしてオリジナルのプランニングを行います。

各階平面図、外観パース、内観パースなどで設計の意図を読み取っていただきながら、納得できるまで何度でも変更して打ち合わせして進めて行きます。
 
多くのケースでは時間の制約があり半月から1ヶ月くらいで完了します。

時間的に余裕のある方は半年以上かかって納得のいく内容になったと言うケースもあります。
 
一般の建築事務所と違うのは現地にうかがうことが出来ないこと、模型やサンプルの物体の提示が出来ないことです。

これは、九十九里地方で田舎暮らしをしているため、交通の便が悪くどこに出るにしても時間の制約が大きいためです。
 

料金はどれくらいでしょうか

 
業務を進める上での制約があることから一律5万円の定額で行っています。
 
時間給の計算はしていませんが仲里様が心配してくださるように事業的な採算に合うものではありませんが、三度のメシよりプランニングが好きなので楽しみながらやっております。
 
「セカンドオピニオンを頼んでよかった」と言っていただくことが最高の報酬です。
 

全国に対応していただけるのでしょうか?

 
北海道旭川近郊から鹿児島県屋久島まで全国各地からのご依頼に対応してきました。
豪雪地帯や極寒の地域など個人的に経験したことがなく判断が出来ない場合にはそれぞれの地域の仲間への問い合わせなどで対応しております。
 

メールのやり取りだけで間取りを作ってもらうこともできますか?

 
メールの他に無料で使える「クラウド型ビジネスチャットツール」のチャッワークというツールを用いています。
  
パソコンだけでなくスマホでも使えて図面や写真などの大きなデータのやり取りが簡単に出来ます。
 
共稼ぎ子育て中といった時間が取れないお客様でも
「24時間いつでも連絡を入れておけるので助かります」
と評価いただいております。
  

間取り以外の相談にものっていただけるのでしょうか?

 
現地に赴くことが出来ないという制約がありますが、可能な限りのことを誠心誠意勤めさせていただきます。
 

現場のチェックをしてもらうこともできますか?

 
残念ながらいたしかねます。
 
今までのお客様で意外と多かったのが大工さんや内装やさんといった建築工事関係者のご家族で工事に関してのチェックが不要という方です。
 
そのほかにも既に工務店、ハウスメーカーが決まっているなど現場監理が不要なケースがほとんどです。
 
先日、間取り作りが完了した方が
「監理してもらえる建築士を探している」
とのことでしたので建築家紹介センターを紹介させていただきました。
 

実績はありますか?

 
「インターネットで間取りを作る」仕事を始めて5年になります。
約110件ほどのプランニングをさせていただきました。
 
敷地条件、希望事項など一つとして同じ物は在りません。
そのたびに産みの苦しみを味わって来ました。
 
その経験によって得たことが「設計のポイントをつかむこと」です。
 
敷地をどのように使うか、希望されている生活はどのようなことでどうしたら実現できるか。
 
そのポイントが打ち合わせの初期に見えてくる様になったことです。
これが出来ないと「お客様の納得」はえられません。
 
「何度打ち合わせしても思ったような設計にならなかったのにどうしてこんなに短期間で出来たのですか?」
と驚かれます。
 
「かゆいところが分かって、そこに届くツールを持っている」
ということが大事だと思います。
 

作品の傾向は?

 
お客様の理想を実現することを目的として業務を行っていますので当社の作品という考え方はしていません。
お客様のお好みに合わせて和風でも北欧風でもシンプルモダンでも様々なスタイルが可能です。
 
特にそのようなご希望が無い場合には、日照、通風などの環境や使い勝手から来る合理的なプランニングと構造から来る形態と、さらに耐久性、メンテナンス性などを考慮し、お客様のテーマに合わせた物語を大切にしたデザインを考えます。
 
状況によってはいくつかのデザインの可能性を提示してお好みの確認を行うこともあります。
 
好きな建築家は吉村順三です。
 

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

■CM保育室リノベーション~いよいよラストスパート!!!
器具類が続々と現場に搬入されてきました(>_<)
園長先生&職員の方々の研修日…保護者の方々の見学日も決まり…現場も終盤戦…
調乳室のシンク、調理室のキッチン、石膏ボード下地パテ&ビニールクロス、水廻りの器具類、外部メインアプローチ廻りの手摺…

通り土間の家

●設計事例の所在地: 
群馬県高崎市
●面積(坪): 
42
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

吹き抜けの居間

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は高崎市の郊外に位置し、周辺は昔の民家や新しい住宅が混在しています。
玄関土間は南から北へ通り抜けになっており、土間より居間へ、土間よりKITCHENへとつながります。
居間は東から西へ広がり、吹き抜けを通して2階へとつながります。
居間吹き抜け南の大きな開口部と、深い軒により自然(太陽の恵み)を有効に利用できるようにしました。

その他の画像: 

吹き抜けの居間

寝室・栗の中引き丸太と硝子ブロックを入れた漆喰壁が特徴・右はラジエータ暖房パネル

外観・軒の出2.4メートルの屋根とデッキ

2.4メートルの軒がデッキを覆う・夏は日を避け、冬は十分な日差しを届ける

居間吹き抜け・和室方向を見る・栗の梁丸太が存在感を示す

居間吹抜け・庭を見る

2階から居間吹抜けを見下ろす

玄関通り土間・玄関から北裏に抜ける・居間とキッチンに繋がっている

浴室・御影石と檜で仕上げる・内部から硝子戸、網戸、格子戸の順に全開する

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