N10-house「グリッドの家」

●設計事例の所在地: 
福岡県大野城市
●面積(坪): 
51.85
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

N10-house「グリッドの家」は、福岡県大野城市の旧市街地にある二世帯住宅です。周囲には住宅が密集して北側と東側には5階建ての古いマンション立ち並んだ、周辺環境の中で計画しました。
今回のprojectの課題は住宅が密集した周辺環境から家族のプライバシィーを守りながら子世帯と親世帯のコミニュケーションが作れる空間を造ることです。
その為に四つの解決方法を採用しました。
一つ目の方法は住宅の中央にライトコートを配置することで、1階の親世帯の空間に光を取り入れて2階の子世帯の空間と縦の繋がりを造りだすことです。
二つ目の方法は屋根付き駐車場と駐輪場を北側と東側に配置することで5階建てのマンションからの1階のプライバシィーを守り安らげる空間を造り出すことです。
三つ目の方法は2階の中央にライトコートとウッドデッキテラスを中心に家族の個々の部屋を配置することでプライバシィーを守りながら各部屋に光と風を取り込み家族のコミニュケーションを造り出し1階の親世帯と縦の繋がりも造り出すことです。
四つ目の方法は2階の家族の集まるリビング・ダイニングは天井と壁に連続したスリットの間接照明を造りシンプルでリズムのある家族が集まり癒される空間を造ることです。
その結果二世帯がお互いの生活を尊重しながら、交流できる住宅になりました。
また外観は大きな開口部に縦と横のブラックのルーバーを設け外壁のホワイトと対比させることで、グリッドが構成されシンプルでモダンなデザインとなりました。
夜はグリッドのから優しい光が出て周辺の人たちにも温もりや優しさを与えられる住宅を目指して設計しました。

その他の画像: 

外観

外観

外観

リビング

リビング

中庭

中庭

中庭

I2-house「court house」

●設計事例の所在地: 
長崎県長崎市
●面積(坪): 
39.13
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

I2-house「court house」は、長崎県長崎市の都心の住宅が密集している敷地面積76.42㎡の小さな土地に計画した二世帯住宅です。
敷地の南側と東側が前面道路で、その他の面は既存の住宅に囲まれていました。また東側道路の反対側には2階建の住宅があり南側道路の反対側には2階建の商店があることで、計画地の周囲は決して良い環境とは思えませんでした。
この周辺環境でプラバシィーを確保し、防犯性を有しながら光と風を住宅の中に取り入れ、小さな土地を最大限に有効利用することが今回の設計におけることが今回の設計におけるコンセプトとなりました。このコンセプトの為に四つの解決案を採用しました。
一つは住宅を土地一杯に計画して塀を無くして土地を最大限有効に使えるように配置した、木造3階建ての計画です。
二つ目は住宅の中央に光と風を個々の部屋に取り入れる為に3階から1階まで縦に繋がるライトコートを造り、プラバシィーと防犯を守りながら光と風を1階まで注ぎ込む計画です。
三つ目は2階の中央バルコニーの床を建築面積から除外させる為に開放性の高い床を造り1階に光と風を注ぎながらも使用可能な床材の採用です。
四つ目は住宅の中央にあるライトコートを中心に個々の部屋を配置することで
導線を合理的にまとめライトコートに接した面には大きな開口部を開けて、外周の壁に縦スリットの窓を配置することにより、風通の良く開放性のある部屋を造り出す計画です。
その結果当初のコンセプトを満たした住宅となりました。
外観のデザインは2階まではブラックにして3階はホワイトにしてシンプルでモダンな外装としました。また1階のライトコートの壁はホワイトとして切り取られた空間から光がほのかに出で住宅の周辺の人たちにも優しい雰囲気を与えられる住宅を目指しました。

その他の画像: 

外観

玄関

中庭

リビング

ダイニング

キッチン

キッチン

ダイニング

N8-house [ⅢBOXの家]

●設計事例の所在地: 
長崎県大村市
●面積(坪): 
57.13
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

プライバシーとセキュリティ性能を確保しつつ、家族が安心して楽しめる住宅空間を造ることをコンセプトに設計を進めました。
建物正面の縦シェードは水平さを強調し建物全体にリズムを与え、夜になればまた異なる表情の変化を楽しむことができます。
木を使ったあたたかな雰囲気のある玄関の空間を抜けると、大きなガラスの向こうには季節を感じることのできる中庭が出迎えます。この中庭はリビングに面しており、日々の生活の中でも移りゆく自然を感じることができます。
さらに中庭に面したリビングの反対側には、プライベートな庭を設けており、リビング、キッチン・ダイニングで囲まれるように配置されています。
リビングは、2階分の天井高をとり、大きく開けられた開口部から室内に自然光を十分に内部にもたらします。
キッチン・ダイニング奥の階段横の収納の上は、中二階の書斎の机と一体となっており、階段6段分の広い仕事机が階段横に現れます。
書斎の奥の階段を上った2階は、子供部屋と寝室が配置されています。
建物の裏側は建物正面から見る2階建ての外見とはまた異なる顔を持ち、中心である中2階の書斎の部屋の軒をブラックにすることで建物全体を引き締めます。
ファサードには2階の子供室、主寝室とリビング吹抜の3つのボックスをつくり、室内は家族のコミュニケーションを取りやすくする為に3層のステージで構成しています。
建物全体は自然を生活の中に取り込みつつ各部屋が独立しており、プライベートな空間もあわせもつ配置計画となっています。

その他の画像: 

外観

外観

外観

中庭

中庭

リビング

リビング

ダイニング

ダイニング

和室

Y7-house「海の見えるセカンドハウス」

●設計事例の所在地: 
長崎県大村市
●面積(坪): 
27.04
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この計画地は長崎県大村市の大村湾を展望出来る山沿いの丘にあります。
元々ある自然の地形を崩さずに建築と周囲の自然環境を共生することが今回の計画の最大のコンセプトです。
平たい地形から土台を突出し建築の1部を浮かせて突出すことにより傾斜になっていた地形の形状を変えずに植栽ネットを敷き芝生を植栽することを考えました。
この事により自然の地形に建築を浮遊させる事で周囲の自然環境と建築が共生出来ます。
外壁は出た部分をホワイト,引っ込んだ部分をグレーにする事により建築にシャープな立体感あるファサードが出来あがいました。
建築の内部は照明器具やエアコンを見せない工夫をして空間をシンプルにする事により
自然と大村湾の雄大な時折々の風景が視覚に入るように考えました。
その事により室内に居て人が自然環境と共生して、静かで豊な生活が出来るように設計をしました。

その他の画像: 

外観

外観

外観

外観

外観

内観

内観

内観

内観

A2-house「shell house」

●設計事例の所在地: 
福岡県福岡市
●面積(坪): 
76.84
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「Shell」の名前を持つ家A2-houseは福岡県福岡市の市街地に建っています。敷地は北側に交通量の多い産業道路に接しており、店舗や住宅が密集した地域にあります。
この家は施主の要望の『家族が安全で安心して生活できる家』となるように、住宅の計画地のさまざまな周辺の環境から家族を守り保護することが今回の設計の最大のコンセプトとして設計を進めました。
北側の道路面の外壁には開口部を設けていません。プライバシーと防犯を守りながら道路からの車の騒音の緩和にも一役買っています。
また、開口部が造らず、白い壁を道路に斜めに突出し不安定な形が、美しい木の壁が強調されて、造形的に美しく印象的なファサードが生れています。
住宅を道路から2m60cm後退させて木々を植樹をすることにより建築と周辺の環境や人達との共生を考えました。
車で敷地内の家に進入する時にはリモコンでオーバースライドドアを開けて車で進入し住宅と一体になっている駐車場に止めて玄関から住宅に安全に入ることが出来ます。この事により防犯性をより高めています。
住宅の南側にはリビング・ダイニングに接して家族や子供たちが安心して外で遊ぶことができる建築に囲まれた大きなライトコートテラス(中庭)があります。
リビング・ダイニングはライトコートテラス側に大きな開放性のある窓を設けているので、一体的に感じる事ができ、明るくゆったりとした時間を過ごすスペースとなっています。
加えて小さなライトコートを反対の位置に設ける事で、建物内部の全て部屋に明るさと風通しが良くなるようにコントロールしています。ライトコートは外部からの視線を気にせずに窓を使えるので、日本の季節や一日の時のすぎることを太陽の変化や、雨や風ので視覚と体感で直接感じる事ができます。
A2-house「shell house」は、道路面の閉鎖的な雰囲気とは対照的に、建物内部に入ると、開放的で明るい空間となっています。
四季の移ろいや自然の恩恵を感じ、心地良い時間を過ごす事を願っています。

その他の画像: 

外観

外観

外観

外観

リビング

ダイニング

キッチン

和室

中庭

絶対成功するクリニック建築・企画開業マニュアルキャンペーン

絶対成功するクリニック建築・企画開業マニュアル

下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「絶対成功するクリニック建築・企画開業マニュアル」をプレゼントいたします。
  
賞品:書籍「絶対成功するクリニック建築・企画開業マニュアル」
  
賞品紹介:
本書は、「医療コンサルタントにお任せ」の開業ではなく、
医師が経営や施設(空間)のことをしっかり考え、
患者に喜ばれるクリニックをつくるための完全ガイドです。
そして、開業したい医師を支える空間設計者や会計士、
医療機器業者も知っておくべきことを網羅しています。
医師、設計者、会計士、医療機器業者がチームにならなければ、
オリジナリティがあって、患者に本当に必要とされるクリニックはつくれません。
最新版ではビジュアルページを増量し、素敵なクリニックの事例を
たくさん紹介しています。
また、注目が高まりつつある健康診断施設や在宅診療、院内をITなどのテーマを
新たに追加しています。
  

 

キャンペーンの応募方法

 
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。
 
2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。
  
3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。
  投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。
 
4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
 
 

 

キャンペーン企画詳細

 
開催期間:2016年01月21日~2016年01月27日
 
賞品:書籍「絶対成功するクリニック建築・企画開業マニュアル」
 
賞品のお届け:郵送でお届けします。
 
 

 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の東海地方は、朝から雪!!

今年初めての雪で、結構積っていました。

午前中は、少し遠方の現場で打合せ予定だったのですが、

移動の時間が見込めないため、日程を変更しました。

雪の日は、あちこちで渋滞だったりするので、

おとなしく、じっとしているのがよいですよね。

(といっても、外出が必要な場合はいけませんが)

ということで、午前中の早い時間は、

新しい家創りの計画案を作成することしました。

ある程度方針が出たところで、ちょうど雪がやんで、

解け始めていたので、早めに打合せへ出発しました。

午後からは、とある家創りで、構造関係の打合せ。

こちらの家創りは、耐震等級が3という最上グレード。

木造2階建てなので、普通であれば、構造計算はしない

(法的には必要がありません)方もいるのですが、

私は、きちんとした根拠で安全性を確保したいので、

計算して決めておきます。

その計算にむけた打合せでした。

図面をもとに、構造的なことを確認したり、されたり。

ここできちんと伝えておかないと、後で大変なので。

じっくりと、しっかりと打合せしました。

概ね問題なく、進めていけそうです。

ちょっとわかりにくいのですが、

壁紙のサンプルです。

とある家創りのため、いろんなサンプルを取り寄せました。

こちらの家創りでは、シックで大人っぽいインテリアがテーマです。

そのためか、全体的に落ち着いたトーンのセレクトになっています。

小さなカットサンプルだけでなくて

こういった少し大き目のサンプルを見ながら、

その表情や色あいを確認するといいですよ。

床や建具等のサンプルと一緒に提示して、

イメージを膨らませていただきながら、

色を決めていただこうと思います。

お客様をイメージしながら、壁紙をセレクトする。

こんな色相が好きかな。

こんなのもビックリされてよいかも。

そんなこと考えながらなので、とっても楽しいんです。

まるで、恋人にプレゼントを考えている感じです。

そんなドキドキワクワクを共有しながら

家創りしていきます。

I-0693、2月下旬着工予定の店舗の用途変更(東京都)

ユーザー まき693 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
新宿区
依頼内容: 

2月下旬着工予定の店舗の用途変更
事務所→興行場
 
2月末までに用途変更の確認申請と消防署への手続きの代行を行っていただきたいです。
場所は千代田区****
賃貸25.28坪の地下1階です。
 
お笑いライブを行う、40人キャパの劇場を作る予定です。
図面はありますので、書類作成と申請等のやり取りだけお願いいたします。
 
千代田区に強い建築家さん希望。予算は20万を考えています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、ずいぶんと冷え込みましたが、

東海地方は、天気のよい一日となりました。

写真は、夕方のワンショット。

とても幻想的な空なので、癒されました。

昨日は、個人のお客様というよりは、

法人関係の方と打合せの一日でした。

午前中は、とある工務店と打合せ。

実は、こちらの工務店の社長とは

経営者の団体を通じた知り合い。

少し前に、設計をサポートしてほしいということで、

リノベーション工事のサポートをさせていただきました。

それをきっかけに、お互いの強みを生かしながら、

地域に必要とされる企業になろう!ということで、

プロジェクトをスタートさせました。

お互い、目指す姿に向かう姿勢が、とても真摯ですし、

志を共有できそうなので、とてもいいカタチで進めていけそうです。

じっくりと一歩ずつ、進めていこうと思います。

午後からは、不動産関係の方と打合せ。

こちらの社長にもよくしていただいています。

土地探しをしてもらうというよりは、

不動産を扱う時に、建築的なことで、相談があれば、

連絡いただいてアドバイスをさせていただいたり、

分譲住宅をやる時に、設計をさせていただいたり。

特に、分譲住宅は、よく見かける感じではなく、

とっても個性的で、チャレンジ精神に溢れる住宅なんです。

こんな家にしたらいいかも。

こんな風にしたら、ワクワクするよね。

もっと。こんな風にしたら。

そんな会話が飛び交います。

こちらの家創りがユニークなのは、

「自分だったら、こんな家に住みたい」という強い気持ち

を持っていることです。

だから、妥協がないんです。

新しいチャレンジができるんです。

なので、関わらせていただくのが、

とっても楽しいんです。

これから、こちらの方と一緒に、

同時並行で、いろんな家創りがスタートしそうで、

ワクワクしています。

いろんなチャレンジをすること。

ワクワクします。

チャレンジがなければ、発展もありません。

常に、新鮮な気持ちで、チャレンジしながら、

毎日を過ごしていきたいです!

実際、そうさせていただいています。

感謝ですね。

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

homifyのマガジン欄に
【日本橋-川辺の家】が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/337015/ [日本語版]
https://www.homify.co.kr/ideabooks/371315/  [韓国語版]

『川沿いの小さな敷地。広がりを感じる空間へ』というタイトルです。
【日本橋-川辺の家】について、詳しくは
http://www.prime-arc.com/58/58.html
をどうぞ

【日本橋-川辺の家】
■概要
都心の河川に面する建坪13坪の家です。
川に向かって開放的にリビングを展開し
吹抜の大開口から、外の景色が視界に飛び込むようにしました。
4階の子ども室をリビングに対して開放的につくり
川の景色を吹抜越しに楽しむことができるようにしました。
1階は賃貸用駐車場3台を確保するため
宙に浮いたような外観となっています。

■設計主旨
東京・日本橋。
かつての水の都は、いまもゆったりと流れる川面がビル街に安らぎをもたらしている。
この家はそんな都会の川の畔に建つ。
小さいながら、水辺のゆとりをそのまま体感できる住宅としたい。
そんな思いを持って設計に向かった。

建てられる広さは13坪、川以外の3方はビルが並ぶ。
その可能な広さいっぱいに、3方を閉じ南面する川に向かう面のみを全面開口した直方体を立ち上げた。
それをそのまま宙に持ち上げることで、1階を北側道路から川まで視線が通るオープンスペースとした。
直方体の内側には、2階に閉じた個室を配し、対照的に3・4階は開放的な一室空間にした。
川の大らかなスケールと呼応するように、一室空間の3階川側に2層の天井高さを持つLDを配置した。
川に面する全面ガラスの大開口からは、川面から空まで一続きの景色が視界に飛び込み、サッシを開け放つと川に向かってテラスが一体に繋がる。
水辺の空気がそのまま室内に満ちてくるような空間を展開した。
LDの奥にキッチン、4階にはLD吹抜に向かって子供室を設け、様々な角度から川の景色を楽しめるようにした。

一室空間としてつながりを感じつつも、各スペースにはその場にふさわしい雰囲気を与えたいと考えた。
4階子供室は独立性を高めるため、外郭の直方体に中に一回り小さな四角の空間を吊り下げ、天井もLDより頭一つ高くした。
さらに、LD吹抜との境を厚みのある家具で仕切ることで、視界が抜けつつも包まれた安心の感じられる場とした。
このボックス家具に照明・換気ダクト・空調などの設備機器を集中させ、素材も肌合いの柔らかな木質とすることで、
モノトーンの直方体の中に、細やかな生活の息吹をもたらす役を担わせた。 
 また、明るく開放的なLDに比して薄暗く感じられがちな奥のスペースに独自の光と風を導こうと、
外郭の直方体を切り抜き、外部空間を挿入していった。
3階浴室前には4階まで貫いて坪庭をくりぬいた。トイレは距離感を生み出すため「離れ」のように坪庭を通って入る構成にした。
4階では、外郭と子供室との間にテラスを挟むことで、柔らかな間接光に子供室が包まれるようにした。

大らかな水辺の風情を感じながら、この住宅の中で住み手の内面がゆったりと育まれることを願っている。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
西 島 正 樹

株式会社プライム一級建築士事務所
PRIME INC.ARCHITECTURE AND PLANNING
〒160−0022 東京都新宿区新宿5−10−10−4F
TEL : 03-3354-8204 FAX : 03-3354-3745  
e-mail : PRIME@a.email.ne.jp
http://www.prime-arc.com   
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

ページ

建築家紹介センター RSS を購読