周囲から閉じて内部に別天地を創った住宅
周囲から適度に閉じて安全で快適に暮らしたいという施主の要望の具現化をした住宅。建物内部から周囲が気にならないが、開放的で暮らしやすい住環境を整え、1階の応接間的なリビングと2階のファミリーリビング(子供達の遊び場)の2つのリビングを持つ。
玄関
リビング
ダイニングキッチン
2階のセカンド(ファミリー)リビング
風呂
洗面所
球体の音楽室を持つ専用住宅朝日新聞 2021年6月29日 夕刊(全国版)に掲載されました。https://www.asahi.com/articles/DA3S14955954.html?iref=sp_rensai_long_520_article
限られた敷地内で4人家族の生活の場とピアノ教室を主目的とした音楽室を作ることを所望した。狭い空間でも響きが良い音楽室にする為に球体を採用した。
球体音楽室内部
球体と水盤
リビングダイニング
1)依頼したい仕事内容:車椅子身障者が自立して住めるシンプルな家の設計2)建設予定地:京都市3)土地所有状況:自己所有地4)建物につての希望:耐震性・耐火性に優れていること。内装はシンプルで床・壁ともに 自然素材がよい(但し、車椅子で移動し易く、且つ傷つきにくい素材 であること)。*)依頼したいと思った理由:手抜き工事をしない誠実で技術(知識)がある工務店/業者に施 行を依頼し建築していただきたいので。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
親の敷地に新築予定です。限られた敷地内でなので、とても小さなお家になってしまうと思うのですが、出来れば4LDK希望。お家!!とゆう感じではなく、お店の様な、ありきたりではないお家を建てられたらなとゆう夢は膨らむばかりなのですが。肝心の予算は少ないので、1000万以内のローコスト希望なのですが…条件的に難しいでしょうか?ちなみに、被災にあった場所なので、3階建ては建てられないようです。2階から2.5階がギリギリだと伺いました。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、とある工務店の方との打合せからスタート。 初めてお会いするということもあって、お互いが、どんな志で家創りをしているのかを話しながら、共有しました。 その後、いろんな話が展開していって、お客様に大満足の家創りを提供していくために、協力していけるのではないかという話になりました。 あっという間の数時間。 とてもワクワク、愉しい、有意義な時間となりました。 お互いが、きちんとした理念を持っていたこと、そのお互いの理念に共感できたことが大きかったと思います。 何のために、家創りをしているのか。 大事ですよね。 今後の展開に期待です!!
その後、新しい家創りのため、敷地を視察に行ってきました。 周辺環境の確認からスタート。 近くに、大きな道路があるにも関わらず、ちょっと中に入ったことで、とても閑静な住宅街になっています。 落ち着いた日常を過ごしていけそうです。 周りに建っている家を確認。 隣家が接近にして建っている中で、光が入ってきそうな部分を探します。 ただし。大事なのは、現在光が入ってきていても、将来隣家が建て替えになったらどうなるのかを想定することが大事になります。 その辺もにらみながら、視察していきます。 道路との高低差、周辺との高低差も確認。
そして、インフラの確認ですね。水道、電気、ガス、排水関係を確認します。 全体的には、街中ということもあって、将来を見据えた上で、光をどう取り入れていくのかを考えるのがポイントになりそうです。 腕の見せ所ですね! その後、場所を移動して、別の家創りの敷地を視察。
こちらは、道路との高低差があるようです。 その高さを確認しつつ、同じように、周辺の状況を確認していきました。 この敷地の視察は、とっても重要です。 ただ、漠然と見てしまうのではいけません。 こんなイメージで、こんな風にしたらどうなるのかを考えながら、見ていくことが大事になります。 特に、将来どう変化していきそうなのかを想像することはとても重要なんです。 やはり、それには、建築家と一緒に敷地を見ることがおすすめです。 いろんな家創りに関わることができて、ほんと感謝ですね。
『階段』を辞書で検索すると「高低差のある場所への移動を行うための構造物」とあります。しかし、私は『階段』にそれ以上の効果を求めて設計しています。・■ まず必ず考えることが、【空間を演出する装置の一つ】になっているかということです。逆に言えば、移動を行うためだけの一般的な階段によって空間(部屋)を平凡なものにしてしまうケースがまま見受けられるからです。・■ 次に階段を設置することで【広さや奥行きを演出】することです。例えばらせん階段にした場合、階段の向うの壁が見えることで、視覚的に空間が狭くなっておらず、むしろ上から光が差し込んでいたりすると、人間の想像力が働き、さらなる広さを感じるものです。・■ さらに階段を付けるということは、そこの部分が必ず吹抜けになるわけですから、そこを利用して【採光と通風の場所】にしています。・以上、私の階段3ヶ条ですが、それ以外でスキップフロアの家などには、そこの部屋と半階上隣の【部屋の繋がりを強める装置】として部屋の巾と同じ幅広階段にしたケースもあります。半屋外ですが私の自宅でも幅広階段を設置したところ、子供たちは階段を椅子やテーブル変わりにカードゲームをしたり、マンガを読んだり、リビング以上に居心地の良い場所だったようです。
①鉄骨のらせん階段 玄関から階段越しに、中庭(ライトコート)が見える。
②木製(集成材)のはね出し階段 手摺と階段だけのシンプルな階段は、キッチン上部のロフトへ行くだけの階段なので巾は60cm。
③鉄骨のストリップ階段 踏板は木製。キッチン側から階段裏を見てもケ込板がないので、向う側が見え視界の妨げにならない。
④踏板が強化ガラスの鉄骨階段。 2階から屋上へ行くこの階段は、屋上からの光を2階、さらには1階にまでもたらす。
⑤スキップフロアの空間を繋げる幅広階段 リビングと半階上の子供部屋を繋げる階段。子供部屋の下はビルトインガレージ。子供部屋の半階上は書斎。
⑥半屋外にある鉄筋コンクリートの幅広階段とスロープ(斜路) 奥に見える巾が3mある階段は、子供の絶好の遊び場。左に見えるスロープもスキップフロアの各階を緩やかに繋ぎ、楽しい空間を演出する装置として機能している。
変形で狭小地であっても、法的に規制が厳しく、隣家が近接していて計画が難しいと思われる土地でも、様々な工夫次第では広々として明るく、快適な住宅の実現が可能になります。 都市型住宅について(株)タイム計画研究所 石井 勉さんに伺いました。
都市に特有の敷地および環境条件、つまり狭小の敷地や敷地延長のような変形敷地である上に、周辺がかなり密接に建て込んだ状況だったり、高い建物が近接していたり、騒音の激しい道路に面していたり、といった難しい環境の中で計画する住宅を総称しています。
以前に友人から設計の依頼を受けた住宅が16坪弱の敷地でした。中古の建売住宅を購入して10年、二人の子供も大きくなって手狭になり、部屋数を増やして、広い住宅に建て替えたいという意向でした。 地階の緩和規定をフルに利用し、ロフトもある、高窓からの日照を取り入れた、明るく広々とした住宅に生まれ変わり、大変喜ばれました。
狭小敷地の場合は自ずと周辺が近接している状況が多く、日照、通風といった自然環境条件については上階が有利になる場合が多いので、滞在時間の多いリビング、ダイニングを上階に持ってくるプランが望ましいです。 またその場合、天井を屋根なりの勾配天井とすることにより、なお明るく、ゆったりとした大空間が確保できるメリットもあります。 多少敷地に余裕がある場合は、中庭(パティオ)を確保し、それを囲むように部屋を配置すれば、下階も含めた各室が日照、通風等の条件を満足させることも可能になります。
周辺の建物および住宅が近接していることから、視線、騒音といったプライバシーの点での諸問題を避けるために、開口部の位置や大きさを慎重に検討する必要があります。また、効率の良い採光を確保するには、ハイサイド窓もしくはトップライト窓が有効になります。
位置、寸法等については上記に書いたとおりですが、特にガラスについては、視線のプライバシーの問題には不透明ガラス、音の問題に関しては防音二重ガラス、といった対策が必要になるかと思います。
隣地の住宅が近接している場合は、やはりハイサイド窓やトップライトからの採光が有効になりますが、真南方向に設けると、夏の直射日光が厳しい場合があるので、要注意です。かえって北向きのトップライトの方が柔らかい反射光となり、快適な採光となるようです。 なお、2階の床にガラスブロックを嵌め込む事により、暗くなりがちな下階に程良い自然光の間接光を取り込むことが出来ます。
T邸/敷地面積:52㎡、延床面積:78㎡、地下1階+地上2階、木造I邸/敷地面積:53㎡、延床面積:70㎡、地上2階+ロフト、木造A邸/敷地面積:332㎡、延床面積:207㎡、地上2階+ロフト、木造H邸/敷地面積:180㎡、延床面積:286㎡、地下1階+地上2階、RC造
T邸/地階にはドライエリアを設けて採光と通風を確保。ハイサイド窓からの自然光は、広いオープンロフトを経由して、2階の広間および家全体を明るい開放感で包み込む。 I邸/敷地延長部分を除くと正味12坪強の敷地に容積率一杯の床面積と広いロフトを確保。2階はワンスペースのLDKとして、勾配天井にはトップライトを設け、北向きの柔らかい光が全体に回り込む。2階床のガラスブロックを通して、1階の寝室に自然光が降り注ぐ。 A邸/敷地は広いが、隣家との関係もあって外に開放できず、二世帯住宅という事もあり、広々とした中庭(パティオ)を設けた。玄関ホールを含む、上下階の各室が中庭に面し、どこにいても家族の気配が感じられる、お互いに程良い距離を作ることができた。 H邸/敷地は広いものの、マンションと共同住宅に囲まれ、外側に対してはシャットせざるを得ない環境。建物の中央部の屋根に大きなトップライトを設け、自然光が降り注ぐ吹き抜けの光庭が各階を縦に貫き、風の通り道も兼ねている。
様々な敷地の状況や環境条件に対して、その都度最も効果のある解答となる住宅をこれまで多数計画してきました。住宅に一般解はなく、常に特殊解という気持ちで毎回取り組んでおります。
特に都市において計画する場合は、敷地の地型から道路付けはもちろんのこと、近隣との関係を含めた環境条件が大事な要件になります。購入前であれば、計画上の長所短所といった具体的なアドバイスも可能ですので、ぜひご相談下さい。
変形で狭小地であっても、法的に規制が厳しく、隣家が近接していて計画が難しいと思われる土地でも、様々な工夫次第では広々として明るく、快適な住宅の実現が可能となります。十分に検討を重ね、相談をしながら、悔いのない住まいづくりをお手伝いしたいと思います。
建物の中央部に屋外の「中庭(パティオ)」を設け、それに並行して作った、屋根の大きなトップライトから吹抜けを介して各フロアを縦に貫く、屋内の「光庭(ライトウェル)」から、柔かい間接自然光が、地階の玄関ポーチまで回り込むように計画しました。
三世代二世帯の家族が中庭を介して、独立したスペースを持ちながら、お互いに動きと視線が感じられるような部屋の配置としました。また下階の日照と通風も考えて、2階の部屋は北側に寄せて、各ウィング共、南側に大きなルーフバルコニーを設け、緑を楽しむと同時に隣家とのカモフラージュともしました。
2階を建物いっぱいの壁のない広いスペースとし、法規制いっぱいの勾配天井として可能な限りの広さを確保し、メインの広間としました。ハイサイド窓と大きなトップライトを設けて明るさも確保し、なお床の開口から1階の各室にも自然光が届くようにしました。
先日、車で遊びに行った先でタイヤをひどくパンクさせ、JAFのレッカー車にお世話になってしまった。JAFのお兄さんは、次から次へと魔法のようにレッカー車の荷台から必要な部品や工具を取り出しては、無駄のない動きで丁寧に設置し、あっという間に我が家の車はレッカー車の後ろにぴったりと取り付けられた。他にやることもないから、じっくりお仕事ぶりと装備を観察しながら、それはもう、惚れ惚れとした。無駄のない装備、無駄のない作業。そういう無駄のなさ、そっけなさが持つ心地よさ、かっこよさは、いいなあ。娘は修理先で風船をもらってご満悦。たまの災難も、そう悪くなかった。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「機能美を追求した異空間」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/40JAFにうっとりした今週の私にぴったりの、業務用いっぱいのお宅だった。 ◇ ◇ ◇ 今回のお家は、業務用や工業製品、軍ものなどが大好きな建主のお宅。タイトルのように「機能美を追求した、、」というよりは、趣味の「業務用」が持つかっこよさ、雰囲気を生かした、という方がぴったりだ。以前から集めていた業務用雑貨や家具が似合う空間を希望されたとのこと。その趣味趣向と建ものが、見事にひとつになっていた。 足場などに使われるグレーチングを縦に使って外塀としたり、そのままベランダに使ったり。LDKの扉には、スーパーの売り場と作業場との出入り口として使われている、あのブラブラしながら自然に閉まるギンギンのドアを使ったり。建主は、好きな小物を選ぶその目で、 建具やタイルなども楽しく選ばれたようだった。 好きだと思うもの、かっこいいと思うもの、それがぶれずにちゃんとひとつにまとまるというところが素晴らしく、見ていてとっても潔くて気持ちがよかった。 ◇ ◇ ◇ この建ものの肝は、中庭だった。間口がそれほど広くなく、細長く奥に伸びるような敷地にあって、建ものは真ん中に庭を挟んで2棟に分けられている。2棟を結ぶ廊下は、2階部分は屋内廊下、その下に1階の外廊下という形になっている。この1階部分の廊下が、屋根はあれど外だ、ということがとても印象的だった。 玄関を入ると、奥の棟の入り口へ向かう廊下が現れる。その廊下の壁、入って右手側(隣家側)の壁は、工事用の足場などに使われるグレーチングが縦に使われている。塀か柵のようで、外の空気が遮断させずに「外」だ。玄関だと思って入った扉は門で、奥に本玄関がもうひとつ、といったらよいだろうか。2階部分が屋内廊下になっているから、「コ」の字の建てものだけれど、ほとんど「こ」の字。町屋の坪庭のような、教会や学校の回廊のような中庭のある建もの、というよりは、2棟の建ものとその間の庭に、すっぽり「高い囲い」をつけたという印象だ。 その「高い囲い」は、南側は半透明のポリカーボネート板、北側は2階の渡り廊下とその下のグレーチングや木製の格子で成っている。ポリカーボネート板は光を遮断することなく庭や開放的なLDKを明るくしていた。1階部分の木製格子やグレーチングは、広くはない敷地の閉ざされた空間に健全な空気の流れを生んでいるようで、見ていて気持ちよさを感じた。ああ、だから1階廊下は「外」だったのだ、と納得できる。 建ものの紹介を全部見終えた今、 玄関を入ったのに外なんだ、、。という最初の驚きは楽しく心に残りつつも、庭の確かな存在感と開放的なLDKを感じながら、内も外も関係なくひとつの守られた空間であるのだ、というその一体感が、すごくいいなと思えている。 ◇ ◇ ◇ この建ものは、小さいのに「離れ」がある。手前の棟の1階の部屋は、手前の棟の2階、奥の棟とは直接屋内で繋がっていない。1階の渡り廊下は外廊下だし、手前の棟には階段がないのだ。 この一室、今は客間としているけれど、将来的には今の寝室(奥の棟の1階)は子供部屋に、この離れ部屋を夫婦の寝室に、と考えているとのこと。寝室が離れ、というのは何かと不便だろう。真冬に寒い思いをしたくないし、雨の夜に濡れたくもない。どんな意図を持ってこうなったのか、妥協があってのことなのか、本当のところはよく分からないけれど、私にとってはちょっと心惹かれる一室で、こんな寝室もよいかもしれないとすら思った。寝る前、自然に夜空を拝めるし、静かに外の音に耳を傾ける時間が持てるかもしれない。朝、必ず朝一番の空気の中を歩かなくてはいけないのは、なかなかいい。子供達のいる子供部屋は、小さな庭を挟んですぐそこで、地面で続いている。その距離感や安心感が絶妙だと思うのだ。 業務用の趣味がひとつにかっこよくまとまることも、こんな部屋のあり方の楽しさも、建主と建築家のセンス、ということなのかなあ。
2階リビングの、眺望とプライバシーを確保した大空間の家
2階にリビングを設けること友人たちが集える大空間の専用スペース高気密、高断熱、外断熱、オール電化、ソーラー発電仕様がご希望でした。
夫婦と子供3人のための住宅です。 リビングを含むプライベートゾーン「白の空間」を2階へ、ゲストと過ごすパブリックな「木の空間」を1階に設け明確に性格を分けました。 加えて、将来のライフスタイルの変化を想定し大きな空間構成とし、フレキシブルに間取り等を変更可能としてあります。 エントランスゲートから玄関、1F、2Fとアプローチしていく際に、「視界の変化」「素材の変化」「空間の変化」を与え、小さなドラマを演出してあります。 ※ バスコートは、子供たちが泥汚れで帰ってきても、直接アプローチできるように。また、夏場、ふろ上がりのささやかな楽しみになるようにしています。
外観(南側)
外観(エントランスゲートからアプロチ方向を臨む)
室内と一体化する大きなオープンデッキ
1階 エントランスホール
1階 ゲストと共に過ごすオープンスペース
洗面室
2階 リビング、キッチン、子供室、ロフトがゆるやかに繋がる大空間※壁仕上げは、シラス(火山灰)壁を使用し健康等に配慮しています
現在、270坪の敷地に築38年の家に住んでいます。この家を解体して建て替えるか、減築などリフォームしたらいいのかを迷っています。ただ、予算もローンの残りが700万円あり、1300万円程度を考えています。これだけの低予算で何とかなりますか? 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
このサービスを利用する前は不慣れな地域での数社の設計事務所を探すのは至難の業でした。 このサービスを利用する前に不安だったことは *...
直接ご連絡いただき、更に具体的で分かりやすい解答に、ご提案感謝致します。事前に考え期待していた内容以上の対応にありがたいです。もっと言わしていただければ、...
こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...