ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今まで2棟のスキップフロアの住宅と集合住宅をつくりました(*^^*)
矢部の家とヤマザキアパートメントです!

スキップフロアはプログラムにより…選択するかどうかが難しいです。
将来的な増築、間取りの変化に弱い面があるのです。

矢部の家は2世帯住宅というプログラムだったので…割とプラン的に個室的な構成でした。
建坪が14坪とそんなに大きくないということもあり…スキップフロアの考え方にはまりました。
ヤマザキアパートメントはその名の通り集合住宅でワンルームをできる限り多く取りたく…各住戸を外階段でつなぐ構成だったので最終的にスキップフロアが最適な選択になりました!
1階にクライアント宅だったので天井高さが高くとれたのもメリットでした。

メリットは移動の導線を少なくできる…デメリットは大きなフロアを作りたい時はあまり適さない…
ということが言えるのではないでしょうか(*^^*)

地域に愛される薬局・五藤久佳デザインオフィス有限会社 五藤久佳さん


 
五藤久佳デザインオフィス有限会社 五藤久佳さんは地域に愛される薬局、行ってみたくなる薬局にするために暖かくヒューマンなデザインを心がけているそうです。
 
薬局について五藤久佳デザインオフィス有限会社 五藤久佳さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 五藤久佳デザインオフィス有限会社 五藤久佳 の写真
愛知県一宮市木曽川町里小牧字西蒲原216番地
0586-87-2669

 

貴社が薬局の建物を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい。

 
立派なクリニックに付属している調剤薬局はそれに比べてなんともお粗末でバラックの様な建物がよくあります。
 
折角、よい診療をうけながら最後にお薬を受け取る場所はとても残念な場合が多く、医療としての一端をになう建築としては不完全で改善の余地があると常々思っていました。
 

薬局は建築基準法以外になにか基準があるのでしょうか?

 
医薬品医療機器等法、医薬品医療機器等施工規則、薬剤師法などです。
完成後は保健所の検査を受けます。
 

薬局の平面計画で注意しているポイントを教えて下さい

 
来局者とスタッフの動線に注意します。来局者はお薬を受け取るまで心地よく待つことが出来るように、スタッフは受付・受渡しカウンターと調剤室の効率の良い流れに注意します。
また、スッタフルームやトイレの位置にも注意します。もう1つ大切なことは薬の管理(セキュリティー)です。
 

↑さとこまき調剤薬局
 

↑しっぽうちょう調剤薬局
 
 

薬局の外観で注意しているポイントを教えて下さい

 
地域に愛される薬局、行ってみたくなる薬局を心掛けます。
暖かくヒューマンなデザインが良いと考えています。
 

↑さとこまき調剤薬局
 

↑しっぽうちょう調剤薬局

薬局のインテリアで注意しているポイントを教えて下さい

 
出来るだけ無機質な素材を避け温かみのあるものを採用します。
内装に木材を使用すれば薬臭さを解消し、木の香りなどによる五感を刺激します。
また、畳スペースやカフェスペースを設けて病の重さや世代の差によるストレスをゾーニングによって解消します。
 

↑さとこまき調剤薬局 カフェスペース
 

↑さとこまき調剤薬局 畳スペース
 

しっぽうちょう調剤薬局は木造ですが、木造にした理由があれば教えてください

 
初めに薬局のオーナーに紹介された土地が畑の中の細長い土地でした。
そしてオーナーの面積的要望を満足するためにはやはり細長いプランになりました。
畑の作物に陽が当たるように考えると木造の家型の形が浮かび上がりました。
 
そこで何か特徴を持たせたいと思い棟木をカーブさせてそれに垂木をかけて鱗のある生き物のような外観にしたのです。
その木組が内部からも美しいので天井を設けず内装として表わしたのです。
 

 

薬局の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい

 
薬局にかかわらず、その地域に相応しい昔からあったような地域に愛されるような建物を造るように心掛けます。
ひいては集客効果にもつながると考えています。
 

薬局のリフォームなどもやっていただけるのでしょうか?

 
もちろんやります。動線などを整理してより使い易く心掛けます。
 

土地購入前の相談にものっていただけますか?

 
もちろんのります。
 

薬局を開業したい方になにかアドバイスがありましたらお願いします

 
さとこまき調剤薬局やしっぽうちょう調剤薬局は地域の中に溶け込んでいます。
お薬を購入するためだけでなくコミュニティーの場としても気軽にお茶などが飲めるように局を開放しています。
そんなオープンな雰囲気が良いと思います。
 

さとこまき調剤薬局のコンセプトを教えて下さい

 
病を患う利用者が薬を待つ時の心理的な苦痛から開放されるために癒しの空間を医療施設の一部と捉えデザインしました。
 
畳スペースに腰掛けると緩やかに盛られた芝生のマウンドスロープがブラインドとなり俗界の不要なものを切り取った景色を眺める事ができます。単に器の機能に留まらず建築自身が一歩踏み込んで医療にかかわることができました。
 

 

五藤久佳デザインオフィス有限会社 五藤久佳さんの薬局・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
さとこまき調剤薬局 ~癒しの空間~

いい薬局にしたい。
受付を済まし、待っている時間を退屈せず、サロンのような落ち着ける空間にしたい。
これが、建築主の要望でした。

しっぽうちょう調剤薬局

「しっぽうちょう調剤薬局」は都心部から少し外れた水と緑に囲まれた町の、畑に守られるように佇む薬局です。

 

ローコスト・ハイクオリティな薬局・Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之さん


 
医療機関と同時建築の場合(門前薬局)は、医療機関のデザイン・メソッドを部分的に取り入れた外観とすると、統一感を得ることができます。
 
薬局についてArchi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

 

貴社が薬局の建物を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい。

 
元々、医療福祉施設に特化した設計事務所を目指していましたし、また、実績も多数ございましたので、それらの設計物件の建築主様からのご紹介を受けました。
 
また、薬局のお施主様に使い勝手の良い要望や今後求められる薬局造り等について教えて頂くと同時にいろいろに薬局の見学や専門資料にて勉強して設計をさせて頂きました。
 

薬局は建築基準法以外になにか基準があるのでしょうか?

 
薬事法の中に構造設備基準(薬局等構造設備規則)がございます。
建築的には、薬局全体の面積、調剤室の面積や明るさ等が規定されています。
薬局(院外)を建築する際には都道府県知事の許可が必要です。
 

薬局の平面計画で注意しているポイントを教えて下さい

 
薬局単体で建築する際にはロー・コストな場合が多く、構造は木造を要望なさられるクライアントが多いですが、建築基準法では薬局は店舗と取り扱いますので、薬の調合には適さない場合が想定されますが、調剤室にも採光上の窓が必要です。
 
この点については、計画をご依頼頂いた際に必ず確認をして、構造形式を決定した上で設計をするようにしています。
 
薬局は狭小な建築物で部屋数も少ないので、基本的なプラン自体は単純な物が多いですが、開設者の要望により、使い勝手や付加価値のある空間もありますので、他の施設と同様に、施主様への聴き取りを入念に行ない、医療機関からの動線を含めて、快適な空間が構築されるように計画しています。
 

 

薬局の外観で注意しているポイントを教えて下さい

 
お施主様の要望が特に無ければ清潔感のある、奇抜ではないけれど他の建築物とは少し違って目を引く外観を心がけています。
 
また、医療機関と同時建築の場合(門前薬局)は、医療機関のデザイン・メソッドを部分的に取り入れた外観として、統一感を得られる様に心掛けています。
 

 

薬局の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい。

 
薬局だけでなく、弊社で設計監理をさせて頂いている殆ど物件は、周囲の建物よりもローコスト・ハイクオリティな建築物になっています。
常に建築物について考え、豊富な知識と卓越したアイディア・智慧を持って、有資格者によるコンプライアンス意識の高い設計監理をご提供させて頂いております。
 

薬局のリフォームなどもやっていただけるのでしょうか?

 
新築での工事金額に対する設計監理報酬の割合が大きくなりますが、リフォームについても設計監理業務の対応はさせて頂いております。
 
尚、本年度(2015年)より300㎡以上の設計業務について、業務開始前に設計(監理)業務契約を行なうことが法律で定められていますが、弊社では、規模に関わらず全委託業務につきまして原則、業務開始前に設計(監理)業務契約を締結させて頂いています。
 
また、弊社は(公社)日本建築家協会に所属する設計監理専業の建築家ですので、工事・施工管理は第三者の競争見積にて行なう事になります。
(弊社では施工管理は行ないません。)
 

土地購入前の相談にものっていただけますか?

 
もちろん、土地購入前の相談にも対応させて頂きます。
敷地についての建築的なアドバイスをさせて頂きます。
 
ボリュームプランや具体的なプランにつきましても、企画調査委託契約(仮契約)をさせて頂き、ご提示させて頂けます。
 

薬局を開業したい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

 
門前薬局の問題等、今後事業展開が不透明な部分もございますが、弊社では、その時点での最良な方法での建築物をご一緒にお打合せを行ない、ご提案させて頂きますので、是非ご相談くださいませ。
 

 

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之さんの薬局・設計事例

 

 

I-0602、高低差がある土地に家を建てたい(千葉県)

ユーザー よっしー の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
木更津市
依頼内容: 

高低差がある土地に家を建てたい。
高低差については道路から高さが約3.5m。現在は階段が設置されていて、12段です。接道状況は西
6.0m 公道
接面12.0mです。左右ともに住宅が建っており目の前の道路は坂道です。現況は道路側に擁壁、左右は住宅に挟まれているといった状況です。
この土地に新しく家を建てたいのですが、、希望としては擁壁を作らず、または最小限にし、費用を抑え、駐車場についても確保しつつホームエレベータ等を設置して楽に生活できるような家をつくれたらなと考えています。予算については、土地代を除いて頑張っても2500万くらいでと考えています。無理かもしれませんが何か良いアイデアをいただけたらなと思って依頼させていただきます。土地の広さは約90坪になります。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0601、RC3階建ての工事監理者、完了検査のサポート(東京都)

ユーザー mbanks の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
目黒区
依頼内容: 

目黒区内でRC3階建てを新築中ですが、躯体だけできたところで、建設会社との契約解除となりました。中間検査までは終わっています。残るは外壁のタイル貼り、内装、外構工事なのですが、一つの建築会社に丸投げしてしまうのではなく、個々の業者さんにお願いしていこうと思っています。そこで、現場の工事監理者、完了検査のサポートをして下さる方を探しています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ最近、とってもいい天気が続いています。
現場のことを考えると、いい流れです。
 
日差しは強いので、昼間は暑く感じますが、
日影にいくと心地よかったり。
快適に過ごせる季節ですよね。
 
 
昨日、とある家のリノベーションの打合せがありました。
 
じっくりと3時間ほど。
あっという間の時間でした。
 
マンションではなく、戸建の家のフルリノベーションです。
 
 
現在、3人にお住まいの家なのですが、
今回のリノベーションによって暮らす方は。。。
 
 
なんと!
 
3世代で、8人家族なんです。
 
 
大きな増築はできないため、
概ね、今ある外形を保ったままの計画。
 
その中で、プライバシーを確保したり、
 
皆が集まれるだけの場所を作ったり、
 
WCはもちろんですが、洗面台も2台必要になります。
 
 
ただ、限られた範囲の中でも
使いやすい間取りが必要ですよね。
 
特に家事動線は大事なので、丁寧に計画していきます。
 
リノベーションは、外形も決まっているのですが、
それ以上に効いてくるのが、骨組みなんです。
 
木造なので、安易に柱を抜いたりできません。
その辺を工夫しながら、考えることが必要です。
 
ご要望と現状とのバランスを見ながらですが、
図面を通して、いろいろとご要望を伺うことができました。
 
 
次回に向けて、もう一度考え直そうと思います。

夕方には、事務所へ戻って、デスクワーク。
 
その中で、
先ほどとは別のフルリノベーションの計画案を考えました。
 
以前伺ったご要望を頭に入れつつ、
骨組みをにらみながら、計画していきます。
 
これだけ制約がある状況なのですが、
考えていくと、いくつか計画案を思いついたりします。
 
何を大事にするのか。
 
それによってヴァリエーションができてしまうんです。
 
 
実は。
 
考え出していくことよりも、
考えた計画案を絞り込んでいくことが難しいんです。
 
 
こちらの計画は、ここがいいけど、
 
この点では、別の計画案がいい。
 
その逆もあったり。
 
もう一度、お客様のご要望を読み込んだりします。
 
 
最終的には、2案までには、
絞り込んで、お客様へご提案していきます。
 
昨日も、最終、2案までには絞り込みましたよ。
 
次回、ご提案した際、どんなことを感じていただけるのかを
想像すると、ワクワクします。
 
お客様にも、ワクワクしていただけるよう、
いい提案をしたいと思います。

固定概念にとらわれない視点で生き残れる薬局・一級建築士事務所 野口直樹建築設計事務所 野口直樹さん


 
薬局のデザインで患者の気持ちが軽くなったり、明るくなったり、癒したりすることができます。
 
一級建築士事務所 野口直樹建築設計事務所 野口直樹さんに薬局について伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー ㈱野口直樹建築設計事務所 野口 直樹 の写真
福岡市中央区天神2-3-36-305
092-791-7731

 

貴社が薬局の建物を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい。

 
クリニックの設計を行った際に、クリニックのデザインが気にいってもらえて調剤薬局のオーナーから設計監理および、ロゴデザイン、名刺デザインに至るまで依頼していただけました。
 

 

薬局は建築基準法以外になにか基準があるのでしょうか?

 
「医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律」があります。
これは以前は薬事法と言われていたものです。
 

薬局の平面計画で注意しているポイントを教えて下さい

 
調剤室の見える化を行い、法的に必要な基準は満たしつつも開放的な空間を実現することにです。
 

薬局の外観で注意しているポイントを教えて下さい

 
ロゴやサイン計画と共に、コンセプトを外観やインテリアにもコンセプトにリンクするデザインを行います。
 

薬局のインテリアで注意しているポイントを教えて下さい。

 
患者の気持ちが軽くなったり、明るくなったり、癒されたりするようなインテリアデザインが必要だと考えています。
 

薬局の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい。

 
 
固定概念にとらわれない視点での、生き残れる薬局を一緒に考えていきます。
 

 

薬局のリフォームなどもやっていただけるのでしょうか?

 
リ・ブランディング、リフォームともに承っています。
 

土地購入前の相談にものっていただけますか?

 
どの程度の建物が建つか、その地域での法規制は何かなど事前のチェックを無料で行っています。
 

薬局を開業したい方にになにかアドバイスがありましたらお願いします。

 
手続きや、届け出、広告内容の制限などありますので事前のリサーチが大事です。また選ばれる薬局になるためにただ箱が出来ればよいということではなく、ソフトの部分も一緒に考えていければ幸いです。
 

一級建築士事務所 野口直樹建築設計事務所 野口直樹さんの薬局・設計事例

 

画像 建物の名称 紹介文
T薬局

狭く、限られたスペースの中で、プランニングにちょっとしたアイデアを積み重ねていき、図面で見るのとは違う空間の広がりを持たせるデザインとしました。

 

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

どんどん秋が深まる今日このごろ。
お隣さんのたわわに実る柿の木が見事だ。
柿狩り、お手伝い致しましょうか?
 
             ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「色々なところで繋がる家」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/38
   
工学的な印象があるお家だった。
使いやすさ、心地よさというものを、丁寧に論理的に積み上げていった
という感じがした。
そういうすっきりとした心地よさがあって、
そして、大きな考え方から細部の工夫まで、
たくさんの「使いやすそう」が詰まっていた。
  
              ◇ ◇ ◇
 
「色々なところで繋がる家」というタイトル通り、建ものの中は繋がっている。
 
1階は、洗面室とウォークインクローゼットは確かに閉じているけれど、
和室と寝室は引き戸を開いて一体ともなるし、
和室は障子を開ければ玄関と一体となる。
 
2階はリビング、ダイニング、キッチンが一部屋になっていて、
2階と3階はダイナミックな吹き抜けで繋がっている。
3階は、吹き抜けに架けられた橋のような勉強スペースと、
そこから1段上がって籠れる子供達の寝室用のスペース。
ここのスペースも2階との関係はロフトのようで、
ドアは設けられていないし、仕切りの壁も天井まで届いていない。
 
そして1階、2階、3階を螺旋階段が結びつける。
階段室にドアはない。繋がっている。
 
そういうお家の冷暖房はいかに?というのが気になるところ。
この建ものでは、玄関脇の螺旋階段の下に置かれた1台のヒーターが(冷房もか?)
家全体を温めるのだそうだ。
どれくらい効率よく温まるのか、夏の暑さをしのげるのか、
実際のところを知りたいけれど、温かいも涼しいも、
家全体がひとつになる心地よさは格別なものがあるだろう。
私にとっても、こういう温め方ができるお家がやっぱり理想だ。
 
家族が繋がる、空気が繋がる、空間が繋がる。
気も風も通ることは、とっても大切なことだと思う。
 
              ◇ ◇ ◇
 
このお家の使いやすさとして、ご主人が特に得意げに話してみえたのは
浴室、和室 寝室をつなぐ動線だ。
この浴室、和室、寝室は1階にあって、
隣り合った和室と寝室の間の引き戸を開けば、一体となる。
和室は浴室の真ん前。
まだ小さい子供たちをお風呂に入れた後、
和室でゆったりパジャマを着せて、そしてそのままおやすみなさい。
奥様のアイディアとのこと。
そうそう、そうやって和室を使えたら便利よね、と大きくうなずく。
 
中庭デッキに面した洗面室も、とても使い勝手がよさそうだった。
まず、汚れて帰ってきた子供達が浴室に直行できる玄関からすぐの位置にある。
浴室と洗濯スペースも一続き。
洗濯機はきちんと収納兼作業台の一部として収められている。
この洗濯機付近に作業台がある、というのが素晴らしい。
洗濯前に仕分けしたり、干す前にしわを伸ばしたり、
何かと台が必要になる。
私はいつも、洗濯機が近いキッチン台でするのだけれど、
これがあるからぴっちり素早く干せると思う。
アイロンがけもここでするのもいいかもしれない。
基本的には、この作業台の上に取り付けられたポールに
室内干しをするのだそうだが、中庭に面する掃き出し窓を開けておけば
外干しに近いほどに風は十分に通りそうだ。
ポールの位置も、動線の邪魔にならないように丁寧に考えられていた。
この「洗面室」と紹介されているスペース、私にとっては「洗濯室」といいたい。
開放的で機能的な「洗濯室」があるというのは、すごく嬉しい。
 
そして最後は子供部屋。
このあり方もなかなか面白く、素敵だと思った。
LDKの吹き抜けと繋がる3階部分は子供達のためのスペース。
LDKに繋がった空間とあって、階下での会話やらテレビの音やら、
結構気が散る勉強スペースではないかと思ったりもするのだけど、
お互いに気遣いながら、気配を感じながら過ごすことは、
それはそれで健全で温かい。
勉強スペースと寝室スペースとに分けられているのがまたいい。
勉強スペースの一続きの机に兄弟二人が並んで勉強して、
寝室スペースの左右に別れて作られたそれぞれのスペースで、
兄弟それぞれを感じながらも自分の時間を持って、眠る。
受験や試験でどちらかが遅くまで勉強する、そんなことで、
私と姉の部屋も分けられた。
おねいちゃん、教えて、としょっちゅう姉の部屋へ行っていたっけ。
姉妹並んで寝るのは、話も尽きず、楽しかった。
そんなことを思い出しながら、
この子供部屋は、兄弟がとってもいい関係を保ちながら、
仲良く成長していける部屋だなと思った。

ユーザー 林泰介建築研究所 林泰介 の写真

大阪の下町は長屋だらけです。
実は僕は最近、実験も兼ねて長屋を改装して事務所兼自宅として住んでいます。
長屋は諸事情があり建て替えるのが難しいことが多いのですが、改装して住むにはこれほど面白い建物はないと思います。
街中はカフェに改装したりしてますが、少し離れた下町はまだ手つかずの長屋が多く残っています。
このままだと数年後には全て取り壊され悪しき建売住宅が建ち並んでしまします。
長屋は探せば安く買えます。500万円以下とかでも売っています。補強も必要ですが、少し手を入れたり自身で工事する方も増えています。
「民家再生」というほど大層なものではありませんが、僕も長屋を改装して住んでいます。
構造的な補強等で難しい部分は業者にお願いしましたが、内装のほとんどを自身で仕上げました。
もちろんプロの仕事ではないので、「しかたがないなぁ、、」
という部分がほとんどですが、まぁ自分でしているのだから、大目に見て「味がある」と考えればぜんぜんOKです。
DIYの問題は毎日工事ができないのでどうしても日にちがかかります。本来であれば2〜3ヶ月でできそうな内容でしたが結局1年以上かかりました。
電気や水道、ガス、構造躯体などどうしても頼まなければならない部分を入れても5〜600万円で出来たのですから万々歳です。
みなさんもどうですか?

「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップキャンペーン

「お客様が応援したくなる飲食店」になる7つのステップ

下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
建築家依頼サービスを利用して建築家と面談した後、お客様の声を投稿した方にもれなく書籍「お客様が応援したくなる飲食店になる7つのステップ」をプレゼントいたします。
  
賞品:書籍「お客様が応援したくなる飲食店になる7つのステップ」
 
賞品紹介:
成長し続ける飲食店の秘訣は「応援」だった!
 
多くの飲食店の立て直しに携わり、自身も農園・カフェを経営する中で著者は、繁盛している食品や飲食業のお店には、閑古鳥が鳴いているお店が持っていないひとつの「大きなちから」が宿っていることに気づきました。それが「応援」というちからです。
人の心は上辺だけの表情や仕草では動きません。本気で一所懸命に取り組む姿に反応して、心の奥底にある「応援したいボタン」のスイッチが入り、気持ちが動きます。
お客様に応援され・お客様を応援し、スタッフに応援され・お客様を応援し、仕入れ先に応援され・仕入れ先を応援し、自店の繁盛につなげる。一見、売上を獲得して繁盛店にするには遠い道のりに見えるかもしれませんが、応援し応援され、関わる人たちが幸せになる経営が、実は繁盛店になるためのいちばんの近道です。
 
Step1:「一所懸命」な姿を惜しみなく見せる
Step2:「情報開示」と「情報発信」で信頼を勝ち取る
Step3:「共感」できるポイントを発見し、お店で演出する
Step4:「普遍的顧客心理」を理解し表現する
Step5:「このように役に立てます」を伝える
Step6:「楽しい」「楽しそう」な空間の演出をする
Step7:「感謝」をちゃんと視覚化して伝える
 
本書は、これら7つのステップで「応援客」=自店の経営にちからを貸して助けてくれるお客様 を増やす方法をわかりやすく解説。「応援」されるとはどういうことかを知り、そのちからを伸ばし、売上につなげられる1冊です。
 
   

 

キャンペーンの応募方法

 
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。
 
2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。
  
3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。
  投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。
 
4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
 
 

 

キャンペーン企画詳細

 
開催期間:2015年10月23日~2015年10月28日
 
賞品:書籍「お客様が応援したくなる飲食店になる7つのステップ」
 
賞品のお届け:郵送でお届けします。
 
 

 

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