ユーザー 一級建築士事務所 株式会社 竹内建築研究所 竹内健 の写真

 自治体による助成制度を使って耐震改修工事を行う場合は、それぞれの助成要綱があり、それに従いながら進めることになります。(助成金額は都内でも各区により違います。)
診断の仕方は、国の定めた基準((財団法人)日本建築防災協会 による「木造住宅の耐震診断と補強設計」)に基づいていることがほとんどで、一般診断法と精密診断法があります。
一般診断と精密診断の大きな違いは、現地での建物をより細かく調べる、場合により、一部壁などを剥がす、などするのが精密診断です。調査の費用は掛かりますが、建物の状態を細かく調べることで、補強する方法、個所を適切にできる(結果として工事費が抑えられることもある)ので、弊社はこの精密診断法を採用しています。
現地での調査の内容ですが、外壁、内壁の位置(図面が有る場合は照合する)及び壁の材料、劣化程度の確認、(壁の材料により、地震時に抵抗できる耐力が違いますので、一概に壁が多くとも地震に強いとも言えません。)床下、天井裏を見て木材の腐朽の有無、劣化程度、接合部金物の有無、柱・梁などの架構を調べます。その他、基礎コンクリートの亀裂調査、鉄筋探査機による調査など、また、増築部分があれば、接合部の状態など、を一級建築士の私が行います。(ご参考程度に現地調査時の写真を添付します)
現地調査の資料等を持ち帰り、壁、屋根材料、建物の重量等を耐震診断の認定PCソフトに入力し電算計算を行い、大地震時(震度6強)に対しての評点(現在の建物の耐震性)を算出します。(耐震の評点の基準はあくまでも「大地震時」です。)
評点1.0~1.5未満が「一応倒壊しない」程度となっていて、0.7未満は「大地震時に倒壊する可能性が高い」、となり耐震改修の必要があり、助成制度が受けられる前提ともなります。
従いまして、診断は評点(Iw値)という評点を算出するということになります。
耐震改修工事をする上では、まず、現在の建物の耐震性能を把握することが初段階です。

M's(満室続けるアパート)

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
77.7坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築40年ほどのアパートを建替え、独身の社会人を対象とした木造アパートを計画。
今までの単身者用賃貸は、「いかに賃料を稼ぐか」の装置でしかなく、「住んでみたい」と思うようなものはなかなかない。まして木造アパートでは。。
木造アパートであっても、誰でも、「自分らしく住みたい」と思う。
その思いを実現するために計画が始まった。
1住戸は、約21.6m2でワンルーム。ありがちなワンルームのプランではなく、キッチン、浴室、洗面、トイレの水関係の領域と居室の部分をはっきりと分けたプランとした。
どうしても雑然としてしまうキッチン部分や洗面脱衣部分を隠すことができ、帰宅時に気持ちよく部屋に入ることができる。また、領域をわけた結果、居室の間口は約2.1mとなるが、奥行きは約6mあり、決して狭さを感じない。南北に窓があり室内の空気がこもることもない。細長い部屋である事が、家具のレイアウトがしやすく、住人の個性的な住い方が可能。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

築年数が古く、かつ4戸しかないので、収益面でも悪くなっていたので、建替えを考えていた。
依頼は、アパートの監理をしている不動産屋さんからで、単身者用ワンルームを基本として、収益性のあるものに建替える事を希望。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

場所は東京都内の私鉄沿線で都心に近く、私大もあり、アパートは周辺にも多くあった。この計画では、対象に学生は入れず、単身者または夫婦の社会人とした。いわゆる「木造アパート」のようなたたずまいではなく、もう少し洗練された建物として価値を作り、また、「自転車が無造作におかれている」雑然とした状況を無くすために、1住戸分を削り駐輪場とした。住戸プランも住む人の「こんなふうだったらいいな」をふまえたものとした。(統計をとっていた)築後8年までは満室を維持した人気物件となった。

その他の画像: 

外壁:ガルバリュウム鋼板波板 一部サイディング
屋根:ガルバリュウム鋼板

アパートのエントランス。格子部分の中は駐輪場。

駐輪場

外部廊下および階段

ワンルームタイプ住戸(バルコニー方向)

ワンルームタイプ住戸(玄関方向)
写真で見える収納は可動式。住人の好きなように室内を移動する事ができ、部屋の使い方に自由性を与えた。写真左側に水場関係を集め、雑然となる部分と部屋をはっきりと分けたプランとした。

O house

●設計事例の所在地: 
福岡県直方市
●面積(坪): 
45.03坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

設計事務所兼自宅です。木造2階建てです。
2014年10月竣工しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

自在に光、風、緑を取り入れ、かつ外界の視線を気にせず過ごせる家を計画しました。

その他の画像: 

二階のリビングです。横に3帖の畳スペースを設けています。
外部の眺望に配慮して 開口を設けています。カーテンなしで過ごすことが可能です。

リビングに接したバルコニー。リビングと一体化して利用できます。

玄関から廊下を見る。玄関に広がりを持たせるため、突き当りの洋室越しに植栽を設けました。

一階 階段わきの坪庭です。どこからでも緑を感じられる造りにしています。

一階に3帖の和室を設けました。外の緑がもう少し育ってくると気持ちのよい空間になると思うのですが。

I-0472、医院からデイサービスに用途変更・リフォーム(千葉県)

ユーザー こうじ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
流山市
依頼内容: 

お世話になっております。
現在医院として建っている物件をデイサービスとして用途変更し、リフォームの後運営をしたいと考えておりますの。
用途申請、他必要な手続き、リフォーム含め、お願いできる建築士さんを探しております。
何卒よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0471、空家の活性化:ローコストで賃貸併用住宅への改築(東京都在住・建設地は京都府)

ユーザー ワンダ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
世田谷区
依頼内容: 

・依頼のタイトル:   空家の活性化:ローコストで賃貸併用住宅への改築
 
 
・依頼したい仕事:
 
両親が他界し、京都市内の実家が空家になっております。地下鉄駅至近の立地を生かして、売却するのではなく、賃貸併用住宅に改築または立て替えることによって、これからも維持していきたいと考えております。
 
土地は50坪弱、建物は築約50年(20年程前に一部改築)の木造二階建てで、耐震性や断熱・防湿、セキュリティー、使いにくい間取り(7DK)や設備など、様々な問題があり、現在殆ど利用しておりません。帰京時に家族がより快適に利用できるよう、また、建築費負担を軽減するために半分を賃貸にできるよう、改築(または建替え)したいと思っております。
 
予算的にも充分ではなく、いわゆるローコスト住宅というレベルであることは承知しておりますが(最大2千万円)、工夫しながらお力を貸していただける近隣(京都市内)の建築家さん、会社さんを探しております。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
・建設予定地: 京都市左京区
 
 
・土地・建物の所有・賃貸状況: 50坪弱の木造2階建て住宅(建蔽率60%)
 
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

住宅密集地は隣家が接近し、道路も狭いことが多いと思います。
窓等の開口を開けても前方が隣家の壁があり太陽を採り入れることが、
難しいと思います。光の採り入れ方は 、直接太陽に、窓を向ける
方法と、もう一つが、天井、壁、床等の面に光りを反射させ採り入れる
方法です。
古くから日本建築はこの方法を採用してきました。日本家屋は縁側、
廊下に光りを当てて、その光を天井に反射させ、奥まで光りを
届かせていました。参考例の写真は、軒を大きくして、天井から
反射させ、光を採り入れています。また、上部に窓を設けて、
階段を通して、光を採り入れる方法があります。狭小地で
直接窓を開けて、光を採り入れようとすると、プライバシーを
犠牲にするか、カーテンをする羽目になり、役にたたない窓になります。
トップライトで採り入れる方法もありますが、光を上手く押さえないと、
暑くて問題になりことがあります。参考写真は、ガラスを2重にして
断熱してあります。

トップサイドライト

トップライト

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

計画終了!
設計に入りました…地盤調査も無事終了!
菅谷の土地に新しい息吹が…という感じがしませんか(^^ゞ

http://www.geocities.jp/ohkokk/sugaya.html

ユーザー 前田敦計画工房合同会社 前田敦 の写真

敷地に接する市道も既設アプローチも階段だけ
3つの段差のある敷地にある既存の地下車庫を改築し
一つは地下車庫
もう一つは自転車置場兼エレベーター乗り場とすることで
バリアフリーを実現しています。

ユーザー 前田敦計画工房合同会社 前田敦 の写真

周囲を囲まれた環境でも邪魔のない採光環境を確保できる天窓
特に都心部では重宝するアイテムです。

屋上への出入り口として活用

開閉式天窓と梯子を組み合わせると
屋上への出入り口として活用することも可能です。

屋上への出入り口として活用

閉式天窓と梯子を組み合わせると
屋上への出入り口として活用することも可能です。

三層吹抜けの家

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
89.7㎡(23.13坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

四方を囲まれた旗竿敷地の敷地という環境で、スカイライトより注ぐ光が3層吹抜けを貫く

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

四周を囲まれた敷地ですが、1階の部屋まで明るくして欲しい

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「斬新な3角形の吹抜けが家中を明るくしている演出しているところ」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

シラス壁の表情を活かすように天空からの光を這わせるように空間を演出しました。

依頼者の声: 

「ショールームで観て気に入った材料:シラス壁を要望の光で効果的に演出してくださいました。」

その他の画像: 

1階まで明るく演出する三角形の吹抜け

シラス壁を這うように演出する光

玄関ホールから続く土間と板の間

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