都内、築30年の2世帯住宅の耐震診断 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
外観1
「志度の家」は、昭和70年代に開発され老朽化したニュータウンの一角に建つ。近隣の住宅も立て替えの時期を迎え、ニュータウンの世代交代が始まっていた頃で、今回の建替前の住宅も例外ではなかった。この住宅では、老夫婦と若夫婦が同居をするが、同居と言う形はニュータウンでは新世代的な発想と言える。団塊の世代の老夫婦とハウスロック世代の若夫婦は、共にコールテン鋼の外壁やコートハウスを受け入れることのできる新世代でもある。
外観2
内観1
内観2
中庭
この施設は、待機児童解消のために増床された保育園の幼児棟である。単なる増築計画ではなく、老朽化した既存保育園の将来像を示唆する計画でもある。面積確保のためだけの増床では、子どもの保育を見据えたものにはならない。ここでは、ロジェ・カイヨワの『遊びと人間』をヒントに計画を進めた。「遊戯(ミミクリー)」と「競争(アーゴン)」を行う保育所の室としての機能を、「めまい(イリンクス)=錯覚」を起こすような、空を移した鏡と、意図した「偶然(アレア)」を生み出すくじ引きによって配色されたガルバリウムの外壁で包み込む。子どものアクティビティーの中にこうした詩魂を置くことで、子どもたちの脳の発育を促すことを期待する。
内観(保育室)
外階段
WC
本来、日本の木造建築はふすまと障子で仕切られて、ほとんど壁がない透明感そのものの建築であった。しかし、阪神大震災以降、憑りつかれたように壁の多い建築が当たり前になってしまった。日常的に見る住宅も、壁にわずかな開口部が空いているだけの住宅がほとんどで透明感がない。プライバシーと耐震性の名の下に、木造の本来の良さである透明感が失われてしまったのだ。「げんき歯科」では、必要最低限な壁を配置し、それ以外の部分は透明に仕上げ、ロールケーキのように外壁で包む構成にした。そうすることで、プライバシーと透明感の両方を同時に獲得した木造建築をつくることに成功した。ロールケーキに擬えた外壁にも仕掛けがある。曇りや雨の日にはシルバーグレーが際立ち、晴れた日にはライムが際立ち、夕焼けにはオレンジ色に…!4色に張り分けられた外壁が表情を演出する。
内観(待合室)
内観(診療室)
内観(通路)
外観
これまでの医療建築は、清潔感と信頼感がデザインソースであったが、今は完全にそうとも言い切れない。この建築は白いパッケージに山野を彩る代表的な色をランダムに配色し、窓は室内空間から必要とされる場所にのみ設けた。プランとしては医療建築のオーソドックスな平面計画としつつも、主張する建築となった。
外観(夜景)
長く外科医院を続けていた診療所が、内科医院へとバトンタッチをするための診療所である。患者との距離が近い診療スタイルも継続したい意向から、コンビニエンスストアのようで、プライバシーも確保できるクリニックにしたいとの要望であった。コンビニエンスストアのような四角いガラスの箱を用意し、その中に、外科医院と内科医院を詰め込んだ。そして各科のゾーニングを交差させて、共用できる部分を削ぎ取る形で配置することで、各科の特徴を生かしつつ、少人数の看護体制で運営できるダイアグラムを提案した。ガラスの箱に十字の屋根がかかり、その屋根の下で診療行為が行われる。余ったスペースは緩やかにプライバシーを確保しつつ、光と風を室内に取り込むための庭となっている。
内観(処置室)
この建築は、弊社の新社屋である。自社物件を設計する又とない機会を有効に使おうと、建築的に実験してみたかった様々なことに挑戦した。・構造的アクロバット →ルート1-1の挑戦。 脆性構造をフリーにする。・空調的な実験地下水による冷房 →ペチカ的暖房・環境実験棟 植物園・SHOP、美術館イスノキとは、この場所の地名が柞原である事から、柞(イスノキ)と名付けた。柞は皇帝の玉座をつくる素材で、香川県の各地に群生していたが、今ではあまり見かけない。イスノキという言葉の響きは、何か建築を創る我々を指しているようにも思えたり、イスに座り本を読む姿に思えることも、イスノキと名付けた理由である。
内観(ギャラリースペース)
内観(事務所スペース)
温室
地球環境に対しどう答えていくかは、建築が持つ最も重要なテーマである。このプロジェクトは、将来の都市再生を視野に入れた新築案である。東京は建築の新陳代謝が最も激しい街である。土地価格が建築価格に対し以上に高いために、土地の利回りを確保しようと建築をスクラップアンドビルドして、市場の購買意欲を煽るように進行するところに原因がある。そうした「都市の新陳代謝」にテーゼを唱えるべく、プロトタイプとして計画した。構造体が朽ち果てるまで。設備配管などが老朽化するまで。壁紙が気に入らなくなるまで。と、建築の耐用年数には、段階がある。どの段階においても、その用を終えたと判断されると建築は建て替えを迎えることになる。リノベーションやコンバージョンは既存形態を長期に維持しつつ、新陳代謝を実現させる最も有効なプログラムであるが、リノベーションやコンバージョンを見据えた建築が少ないために、これまでは都市の新陳代謝は、おおむね無理の少ない建て替えを選択してきた。本計画は、そうした新陳代謝による建築の更新を無理が少なく可能な計画になっている。構造体をより永続的に使えるように、逆梁工法と高耐久コンクリートにし、将来設備の更新も比較的容易になっている。ファサードの更新も見据え、スラブ優先で構成しており、主架構以外の壁やサッシュはほぼボルトインに近い状態でフェーズ化されており、スケルトンとしては長期に持続可能なサスティナブルな建築である。
住戸リビング1
住戸リビング2
WC・浴室
共用スペース
医療・福祉の4つのプログラムが共棲するの施設は、アトリウムホールを中心に緩やかに外部と繋がりながら「街」を構成している。透明性の高い1階は、近隣に開けた施設を目指し、比較的閉鎖的な2階もアトリウムホールの吹き抜けと中庭が1階から3階屋上に繋がることで、いきいきとした生活空間を演出している。
アトリウムホール1
2Fオープンスペース
アトリウムホール2
アパート用地を探していて、一応候補地、小田急線柿生駅5分、川崎市麻生区、約86坪傾斜地10%程度、接道私道42条2項5号砂利4m幅現在2.5m、50%80%第一種低層。古家ありで解体、上下水道は現在のは使用出来なくなるので、新たに公道から私道這わして30-40m引き込む、玉石高さ2m弱をヨウヘキにするなどで整地にするのに1200万円ほど掛かるので、アパートはローコストで、エクステリアなどコミコミ3800万円以内で。おしゃれで入居者が快適に過ごせる空間を提供したい。総建築面積228m2、2Fロフト付きで8部屋あたり。採算があまり合わないようであれば、別の用地を探します。私道は個人所有部分ありで、緊急車両は通すが工事車両は駄目と言っているので、有料で使用権を出してもらえるかも交渉しなければなりません。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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