エコネット鯖江

●設計事例の所在地: 
福井県鯖江市
●面積(坪): 
287.69
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

正面 この施設のあらゆる環境装置がそのまま建物のデザインとなっています。

撮影:北嶋俊治

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

環境に対する活動が活発な鯖江市で活動する環境NPO事務局を収容する施設としてふさわしい環境建築物が建てたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

鯖江市中河小学校の設計設計中に、敷地内にこの施設を設計するよう市長から依頼があった。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

鯖江市の市民による環境活動のセンターとして整備された施設であり、自然エネルギーの活用を第一の目標に置いた実験的な省エネ建築です。ここで試みた以下の環境装置の試みは、全国の小規模オフィスビルで可能であり、今後の応用を期待しています。
○ 換気
西側は遮るものが少なく川筋に沿って常時風が吹いているので、屋根に恒常風を受けるラッパ状の整流フィンを設け、そこを風が吹き抜けるときのベンチューリ効果で室内に空気流を起こす換気システムを採用しています。
○ハイブリッド空調
通風と機械式空調を組み合わせたハイブリッド空調を採用した。また、ペリメーター部の負荷は、井戸水を利用した冷却用のラジエーターを南側窓部に設置しました。
○光の制御
南側の窓にライトシェルフを設け、部屋の奥まで光を届け、室内の明るさの均整度をたかめた。また、ルーバーによる直射日光の遮断も行っています。

この建物はその環境建築としての性格から、環境機能自体が建物のデザインとなっていますが、1階の駐車場、中間層のオフィス研修機能、最上部のラッパ状の風の塔からなる3層構造はそのまま一般オフィスへの応用の可能性を示しています。

第8回JIA環境建築賞入賞

依頼者の声: 

環境都市鯖江にふさわしい環境NPO拠点ができました。一般市民に限らず、市内の小中高の子供達の環境学習に役立てています。

その他の画像: 

窓正面の横ルーバーは夏の直射日光を防ぎ冬季の光を取り込みます。側面の格子ルーバーは東西の直射日光を遮ります。くちばし状の突き出したガラス窓は「ライトシェルフ」と呼ばれる反射光を内部に取り込む反射板を持つ庇です。

撮影:北嶋俊治

北面は半透明スクリーンによる2重壁面で構成されています。夏は上部の換気フィンで吸い上げた空気の通り道になり、室内の空気を換気します。冬は黒く塗られた内壁で暖められた空気が状況気流によって上部に換気されます。

撮影:北嶋俊治

北側夜景です。夜は内壁に開けられた窓が照明で光り、昼間とは違った表情になります。

撮影:北嶋俊治

地場産の和紙で製作した照明器具が下がる研修室です。窓際の窓上部にライトシェルフがあります。冬季は和紙のスクリーンを手前に倒して反射光を取り込みます。夏は室内の使用状況によって閉鎖することで柔らかい光を室内に取り込みます。

撮影:北嶋俊治

環境教育のための教室です。鉄筋コンクリート躯体による門型構造の連続と、環境装置によるモジュールが施設のインテリア全体に展開されています。

撮影:北嶋俊治

YKK古御堂守衛所

●設計事例の所在地: 
富山県黒部市
●面積(坪): 
15.71
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

黄色いメガホン状の庇が守衛所の存在を際立たせ、来訪者を導きます。

撮影:吉田明弘

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

北風から入構チェックを受ける人を守りつつ、内部の職員からゲートへの視認性を確保することなど。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

以前より数々の施設設計を手掛け、信頼関係が築かれていたこと。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

富山県に本社を置く国際的企業の工場入り口にある守衛所です。車での外来が多い施設の性格から、内側を黄色く塗装したメガホン状の庇によってその存在を確認しやすくすると同時に、内部からゲートが見える視認性に配慮しました。冬季の厳しい風から入構チェック時の受付空間を守る風除けとして大きなガラスのスクリーンを特殊な金物で固定することで、存在感を消すと同時に視線の妨げにならないようにデザインしました。鉄筋コンクリート構造の特徴を生かして、受付カウンターから伸びるスリットによって庇に亀裂をつくり、視野を確保すると同時に意匠的な緊張感を作り出しています。わずか15坪の小さな建物ですが、機能がそのまま洗練された意匠となることを目指したもので、亀裂のある大きな庇構造など構造的な挑戦も行っています。
大自然に開いた別荘など、同様の手法の応用できると考えております。

JCDデザインアワード2008入賞

依頼者の声: 

工場の顔ととして、企業理念に合致した守衛所になりました。

その他の画像: 

夜景。夜でも存在感があり、その機能を発揮します。

撮影:吉田明弘

シンブルで機能に素直な形態ですが、シンプルでモダンなデザインです。庇部分は躯体を極力薄くするよう構造上工夫し、ステンレスの鏡面仕上げでエッジを際立たせています。ガラススクリーンは存在感が無くなるよう特殊な金物で固定されています。

撮影:吉田明弘

側面は庇のスリットによって正面では想像できない軽快な姿をしています。正面に対してグレーに塗られた庇部分とコンクリート打ち放しを対比させています。一見単純に見えますが、鉄筋コンクリートの性質を最大限発揮した複雑な形態となっています。しかしそれは機能の素直な表れでもあります。

撮影:吉田明弘

鯖江市中河小学校

●設計事例の所在地: 
福井県鯖江市
●面積(坪): 
1522.53
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

雁木と呼ぶ日よけを兼ねた庇です。玄関では無いので雨除け機能はありませんが、落雪させない工夫と同時に和的な印象もつくりました。

撮影:北嶋俊治

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

旧校舎を使いながらの小学校の現地改築を進めることが施工上の大きな問題でしたまた、これまでの片廊下型校舎から、授業の多様化に対応したオープンスクール型の提案が求められました。
また、この地方の地域性に配慮したデザインと、木のぬくもりを生かした設計が求められました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

プロポーザルコンペによって審査委員によって選定していただきました。とくに校舎の中二階レベルが隣接する河川の堤防高さと同じであることに注目し、2階にアクセスする階段踊り場を大きく広げて、ここに特別教室を配置して全体を大きな木造屋根で覆うことで、雪に閉ざされる冬季の活発な児童の活動に配慮し、上下階の視線や気配が伝わる空間にした点や、教室を低中高学年別にクラスター状に配置して、採光と空調に配慮した点などが評価されました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

旧校舎を使いながらの小学校の現地改築です。浅水川沿いの敷地条件を巧みに利用し、中二階レベルを堤防の 高さとして校舎と川との関係を一体化した計画としました。 低学年・中学年・高学年のクラスターがそれぞれ中二階の立体広場と結び付き有機的な繋がりをもたせつつ、川沿いに流れる恒風による自然換気を提案しました。教室に太陽光を導くライトシェルフと散光障子による自然光制御、太陽光発電や地熱利用など自然エネルギーの活用を行うとともに、地場産杉材を床材に使い、地域環 境に配慮した開放的でモダンなオープンスクール建築を提案いたしました。また、堤防上の通路と校舎の間の学校敷地を地域に開放した公園とし、地域で見守る学校を実現しています。

第2回キッズデザイン賞受賞
2008年度北陸建築文化賞受賞

依頼者の声: 

毎年、進学前の子供達がまるで公園のような中河小学校への入学を楽しみにしています。堤防によって遮断された浅水川と学校が有機的に無理なく繋がる素晴らしい設計だと思います。広い室内や体育館は学校活動だけでなく、地域の活動拠点として活用できることを大変期待しています。また、建築賞などの受賞を市長から感謝されています。

その他の画像: 

金属足場貼りの片流れ屋根です。平面を少しジグザグにすることで内部では思いもかけない奥行き感が生まれます。和風でありながらモダンな印象もつくりました。 前面の敷地は工事に際して隣接する浅水川の堤防高さで埋め戻し、地域に開かれた公園として整備しました。

撮影:北嶋俊治

図書コーナー 中二階につながる大階段がある図書スペースです。階段の上はコンピュータ教室になっています。立体的な吹き抜け空間と木の仕上げ材、ジグザクな空間に舞う和紙による特注照明が魅力です。

撮影:北嶋俊治

多目的室(教室) 木のルーバーは壁の日除けから天井材にそのまま連続してつながります。壁と天井の隙間から日光が差し込みます。住宅でも実現したいインテリアです。

撮影:北嶋俊治

川側外観 モダンでありながら田舎の風景と調和しています。雪国における小学校校舎デザインに対する私たちの回答です。

撮影:北嶋俊治

普通教室
窓の上に斜めになった部分は和紙による遮光シェードです。直遮光を防ぎ、日中は解放すると反射光が天井を明るくします。電気代の節減を目的に開発した「ライトシェルフ」という機能です。

撮影:北嶋俊治

体育館です。
斜めの柱は単にデザインとしてだけではなく、耐震壁として機能します。耐力壁も工夫次第では大開口が可能です。

撮影:北嶋俊治

S-465、収益物件を建設出来ないか?相談させて頂きたい(大阪府)

ユーザー ケンゴ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
豊中市宮山町
ご相談の内容: 

現在、大阪府豊中市に平成5年自宅を約88坪を建てました。
続き隣の土地は自宅建設当時は古い貸家がありましたが老朽化の為、解体しました。
再び、貸家を検討しましたが、しかしながら厳しい傾斜地の為、色々と工務店等に相談
しましたが、単独建設(豊中市の申請が)が難しく一旦断念しました。
この土地は40坪から45坪位はあります。
更にその土地から続いた下の土地(石垣5m位)42坪もあります。
こちらは傾斜地ではありません。
色々と考えた結果、勿体ないですが自宅も解体して、収益物件を建設出来ないか?
相談させて頂きたいと考えております。
よろしくお願いします。
 
 





ユーザー KAZ建築研究室 小磯一雄 の写真

自然が豊かな高台に建つ群馬県榛東村の住宅です。
敷地の持つ特性から、周囲の自然や風景を取り込みながらそれを存分に楽しめる家を考えました。屋外には2台分の屋根付き駐車スペースを確保。2階のリビング空間は周囲の眺望を最大限に楽しむ場所。北側には雄大な赤城山の全景、夜には東側に市街地のきれいな夜景が広がります。2階リビングの大きな開口部からはたっぷりの日差しを取り込み室内に蓄えます。駐車スペースの屋根部分は2階リビングに繋がる芝生テラスとなっています。ここは総延長19m・幅4.5mで2階室内の1.3倍の面積を持つ空中の庭。目の前の赤城山と市街地の夜景を眺める特等席です。

2階リビングに繋がるこの芝生は夏場の照り返しを防ぎ、窓からの心地よい風も併せてほとんどエアコンを使わず快適に過ごせます。周囲の風景と繋がりながらリビング空間に開放感と癒しを与えてくれます。

一宮の家 1

●設計事例の所在地: 
愛知県一宮市
●面積(坪): 
45坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

そば屋さん(そば切桔香草)併用の住宅です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

施主は家を建てた時はまだ材木屋さんに御勤めのサラリーマン、材木屋はすべて施主支給それも工事しながら探しながらの家づくりです。
薪ストーブは店に一台、住宅に一台の二台あります。このストーブのために薪屋さんも始められました。(ただ一般販売はありません業務用です)

その他の画像: 

美濃加茂の家

●設計事例の所在地: 
岐阜県美濃加茂市
●面積(坪): 
45坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

美濃加茂市を見渡す高台につくられたフィッツソーラー搭載の住宅です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

フィッツソーラーを搭載すること、共働きなので動線とくに洗濯〜乾燥〜取り込みをスムーズにしたいとの要望でした。

その他の画像: 

大津の家

●設計事例の所在地: 
滋賀県大津市
●面積(坪): 
60坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大津市三井寺の近く、解体するにはもったいないような洋館と蔵がついたどちらかというと料理旅館の一部であったような建物の建て替えです。
1階親世帯(おばあさんも)2階子世帯の3世代住宅です。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

これはコンペによって建てられた物件です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

解体する建物の再利用をするために、解体前に」大工さんと泊まり込んで無垢の天井板に竿、床板、建具に長押ととれるものはとれるだけとって再利用しました。

その他の画像: 

瑞穂の家

●設計事例の所在地: 
岐阜県山県市瑞穂
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

まだ岐阜で県産材の使用が少なかったころ、山県市の山で地元の木の伐採から取り組んだ地産地消の家です。
手前の倉庫はクライアントのハーフのセルフビルド、長野の佐久市まで取りに行った鉄平石のテラス、長野の三輪車さんのオーダーストーブなど施主、設計士、職人さんの三つどもえの家づくりです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

構造材から下地材まですべて無垢の檜材、内壁は漆喰、外壁は土、木の建具といった自然素材ばかりを使った家です。

その他の画像: 

沖縄市の住宅

●設計事例の所在地: 
沖縄県沖縄市
●面積(坪): 
38
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビング画像

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

沖縄県で設計したコンクリートと木の素材感溢れる住宅です。

その他の画像: 

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