建築家紹介センター

「木の温かさのある外観」

防火地域であっても、法的、実証的に検証された内容での木の使用は景観が無機質にならず、温かな印象を与えます。
外部使用ではメンテナンスが余り負担にならない箇所（雨ざらしにならない、容易なメンテナンス）でアプローチやバルコニーなどの日常見て、感じる空間に取り入れました。

「思い出を残す」

建物のかたち、庭や、床柱、照明器具の再生利用、住まいの思いを残しました。

撮影：新澤一平

「猫間障子」

窓に障子戸というスタイルは和洋に関係なく落ち着いていて温かな雰囲気となります。
窓は景色を切り取り楽しむものでもあるため、一部だけ上げ下げで調整する猫間障子は余分な邪魔者を取り除いてくれ、景色を引き立て落ち着いた雰囲気を一層のものとさせてくれます。

撮影：新澤一平

「製作キッチンよりパントリーを見る」

撮影：新澤一平

「トップライトの光を洗面、トイレに取り入れる」

撮影：新澤一平

角地の敷地の、メインストリート側からの全景

リビングダイニングの中央は吹抜で、上空に２階のブリッジが置かれている。右に見えるのは、エレベーターシャフト。吹抜は、夏期の「室内対流」による自然冷房の要となる。

室内の空気は、人や照明などに暖められ、自然に上昇する。夏は、その上昇気流が建物最上部の窓より排出され、その分の空気は、地面付近の比較的気温の低い空気が床下で更に冷やされて室内に流入する。エアコンによらない自然冷房の仕掛けだ。

キッチンはセミオープンタイプ。ここも床が暖かく好評だが、唯一の難点は床に野菜を転がせないこと。

庭ーテラスーダイニングとつながる内外一体の空間（夕景）

１階ダイニングからテラスー庭を見る

２階個室前の共用部＜縁＞　庭から先の川へと視界が広がる

各戸室内に靴脱ぎ部が設けられている　左側に下足入れがある

「生まれ変わった住まい」

増築部の減築、基礎の新設、軸組の耐震改修、外内部の仕上げと開口部の改修、設備の取替えを行いました。

プランは使いやすくするために改修の範囲で変更しました。

また、温熱環境においては、断熱改修と空間に合った空調、床暖房を行いました。

住まいは、古き良さを残し、新しく生まれ変わりました。

「小屋組を見せる」

玄関を吹抜として小屋組を見せています。

古材と新材のコントラストを意識しました。

照明器具は空間に合わせ製作しました。

右手入口が内玄関です。

撮影：鈴木喜一

「耐震改修」

玉石の上の柱、土台は新設基礎スラブに固定し、外周部は基礎を立上げ柱を取替えました。

柱、梁の接合部は金物で補強し、断面の不足している梁下には柱を新設し、柱、梁以外は取替えました。

母屋小屋組は金物補強と、両側下屋小屋組で支えています。

撮影：鈴木喜一

「ギャラリー」

撮影：鈴木喜一

構造残し解体

「やすらぎのデザイン」

高窓より天井ル-バー越しに終日柔らかな光が差し込みます。

景観は外周の建物が見えないように切り取り、隣家の緑の借景と小さな庭でやすらぎの空間をつくっています。

内装はナラの落ち着いた温かな空間となっています。

開口部は引込み障子戸です。

「吊鴨居」

和室の空間バランスを崩さずに仕切り、また広がりを妨げぬように吊り鴨居の引き込み襖戸を設けました。

奥の坪庭は寝室、玄関ホールとそれぞれから窓位置を替えて楽しめます。

宮脇檀設計の住まいの奥に位置します。

「優しい外観」

街並みに圧迫感を与えぬように軒高を押さえ、左官壁のぬくもりと、R屋根と木の優しさで演出しました。

「緑と光のアプローチ」

光井戸で緑は上部に突き抜けます。

「高窓より望む空」

空に視界が抜けるように勾配天井と高窓の空間です。

「リビングよりダイニング、キッチンを見る 」

「ダイニングの光井戸」

西面の光井戸です。

採光・通風・景観が確保されます。

正面左手扉内は仏壇収納、扉は側面に収納されます。

「モダンな和空間」

コンクリートとガラスに木格子を取り入れ、静かで落ち着いた和の雰囲気としています。

ガラス庇は視界、採光の妨げにならないこの場の適材です。

「玄関・ホール」

中庭と一体となった玄関ホールです

「造付けソファ」

ソファ台は収納となっています。引出しにするとより取出しやすいものとなります。テーブルは可動式です。

「サンルームの夜景」

RCに固定された木軸にアルミサッシを取り付けたカーテンウォールです。

撮影：鈴木喜一

夕景

撮影：鈴木喜一

「リビング・ダイニング・キッチン」

40畳大の広さ、南上がりの天井、ゆったりした空間です。

撮影：鈴木喜一

サンルームを見下ろす

撮影：鈴木喜一

「サンルーム」

赤・青・黄色

撮影：鈴木喜一