自然光がやわらかく回り込む家(吉村寿博建築設計事務所)

●設計事例の所在地: 
石川県野々市市
●面積(坪): 
35.99
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

家族でゆっくりと過ごすために、明るく開放的で、落ち着いた雰囲気を持った住宅を設計しました。
自然光がやわらかく降り注ぎ、心地よい生活を送ることができます。
約36坪程の決して大きいとは言えない住宅ですが、天井高さの変化をつけたり、効果的な視線の抜けを
随所に計画することにより、数字では計れない広がりを体感することができます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

ハウスメーカーのモデルハウス等、随分見て回られたそうです。若い施主さんで土地購入も含んだ費用だった為、住宅にもそれほど多くの予算を用意出来るわけではありませんでした。決して贅沢な要望があったわけではないのですが、お金をかけないと自分らしい家づくりが叶えられないのではないかと半ば諦めかけ、住宅を建てたいというモチベーション自体も落ちていたそうです。そんな時、たまたまセミナーで僕の話を聞き、共感していただけたそうです。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

セミナーでは建築事例の説明の中で建築設計事務所の役割や、設計の自由度について説明しました。設計事務所というと、一般の方には敷居の高い印象しかないので、その先入観を少しでも崩したいという思いです。その話の内容や、僕の人柄に興味を持って頂き、後日連絡をいただき、お会いすることになりました。「決して安ければ良いといった安易な気持ちではなく、現実的な予算内で自分たちが可能な限り納得のいった家を建てたい。この一言につきます。」施主さんが最初のメールに書いてくださった言葉です。何とかこの気持ちに応えたいと思いました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

「心地よさ、自分らしさ」を強く求められていました。初期の打合せの中で出てきた話に、柳宗理がデザインした片手鍋の話があります。鍋の縁を歪ませるというちょっとした工夫が、調理における機能性を数段高めているという実例ですが、イメージの共有に大変役に立ちました。格好良さではなく、心地よさ、自分らしさを改めて考え直しました。老後のことも考えて、主な機能は全て1階にまとめ、2階は寝室と子供部屋(2室)、納戸をなるべくコンパクトにまとめました。旦那さんこだわりの屋外テラスも寝室に面して確保しています。1階はプライバシーを守りながらなるべく自然光を取り入れ明るく開放的な場とする為の工夫を凝らしました。LDKの両脇を光の溢れるスペースではさみこみ、自然光がやわらかく回り込んでくる空間としました。吹き抜けた玄関ホールは光に満たされ、透明な間仕切り越しに自然光がLDKを満たします。反対側の小さなスペースは、斜めの壁が自然光を受け止め、壁自体が発光しているかのような明るいスペースとなり、周囲に自然光を反射します。夜も心地よさが継続するよう、間接照明を上手く活用することで、やわらかい光に満たされた落ち着いた空間となっています。1階に水廻りがあることから、キッチン・食品庫・トイレ・サンルーム・浴室・ファミリークローゼットの家事動線がコンパクトにまとまっています。完成した住宅を振り返ると、施主さんらしさが随所に感じられる、最初に目指していた住宅ができたなという実感があります。施主さんと一緒に、粘って考え続けた、一緒につくってきたという実感があります。土地探しから随分時間はかかってしまいましたが、その分とても満足度の高い住宅が出来たと思っています。

その他の画像: 

1階LDKの写真です。吹抜けのある玄関ホールとは反対側のスペースから自然光が回り込んできます。斜めの壁が自然光を受け止め、壁自体が発光しているかのような明るいスペースとなり、周囲に自然光を反射します。

1階LDKの写真です。キッチンとダイニングのスペースは、天井高さを少しおさえて落ち着きのあるスペースに。ソファの置かれるリビング側は、徐々に天井高さも高くなり開放感が増していきます。回り込む自然光に挟まれているのがよく分かります。(但し、この写真は北側を向いている写真)

周囲の風景に馴染むように、控えめに抑えられたボリューム。やや緑がかったグレーで塗装した外壁。

ユーザー アトリエ24一級建築士事務所 飯沼竹一 の写真

匝瑳の家が着工して約半月です。
現在地盤改良が終わり、基礎工事の段階です。
来週には配筋検査を行い、次の週にはコンクリート打設の予定です。 

模型を公開します。
屋根はいぶし瓦葺き、外壁は杉板に黒ベンガラ塗装を施します。
大きな屋根と黒板の組み合わせが楽しみです。

ユーザー アトリエ24一級建築士事務所 飯沼竹一 の写真

先だって真間の家が着工しました。 

葛飾八幡宮さまに祝詞を奏上していただき、無事に祭事を執り行いました。
梅雨の晴れ間で良かった!

I-0168、接道2m、敷地延長の43坪の土地に3階建て(神奈川県)

ユーザー HH の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
横浜市西区
依頼内容: 

・建築費について
・横浜市在住
・依頼したい仕事=一級建築士による設計、施工会社も相談したい
・横浜市西区
・土地(今月末から所有予定)
・接道2m、敷地延長の43坪の土地に3階建てを検討しています。
準防火、近商、80/300%です。
1階は駐車場と玄関のみ(車を転回させるため)、
2階は洋室3室とトイレ、
3階にLDK(一部吹抜)、主寝室、浴室、洗面、トイレ、バルコニー
屋上は全面(吹抜部以外)ルーフバルコニーにしたいと思っています。
全て込みで軽量鉄骨で4000万円以下というのはやはり難しいでしょうか。
また、1階のみ鉄骨、2,3階を木造というのは可能でしょうか。
その場合のコスト増、メリット、デメリットも知りたいです。
宜しくお願い致します。
 





狭小住宅の間取りでお悩みのあなたへ


 

狭小住宅の間取りでお悩みのあなたへ

 
狭小敷地に家を建てようとしているあなたは下記のようなことでお悩みではありませんか?
 
・プライバシーが確保できるか心配だ
・採光や通風が確保できるか心配だ。
・庭が取れるか心配だ
・北側斜線・隣地斜線・道路斜線・採光斜線などで悩んでいる
 
このページを読むことでそのお悩みを解決することができます。
狭小住宅の間取りでお悩みのあなたはぜひ下記をお読みください。 
 

 

狭小住宅の間取りの問題点

 

プライバシー・採光・通風の問題

 
狭小敷地の場合、隣地や道路との距離が近くなってしまうため、プライバシー・採光・通風が十分に確保できない場合があります。
 

庭の問題

 
狭小敷地の場合、建物を建てると敷地に余裕がなく庭といえるほどのスペースが取れない場合があります
 

駐車場・自転車置き場の問題

 
狭小敷地の場合、駐車場・自転車置き場のスペースが取れない場合があります
 

北側斜線・隣地斜線・道路斜線・採光斜線

 
家をたてる敷地には北側斜線・隣地斜線・道路斜線・採光斜線などと呼ばれる法律上の制限があります。
一般的には隣地や道路からの距離を十分に取れば上記の斜線制限はクリアできる場合が多いのです。
狭小敷地の場合、境界線から十分に離すということが難しく、悩まされる方が多くなっています。
 

 

狭小住宅に慣れていないハウスメーカーの問題点

  

ハウスメーカーでは間取りを営業マンが書く場合もある

 
ハウスメーカーの場合、間取りを営業マンが書いていることもあり、狭小敷地に慣れていない場合は一般的な敷地と同じような間取りになってしまう場合があります。
その場合、プライバシーなどで問題が起きる場合もあります
 

ハウスメーカの商品は狭小敷地を想定していない場合もある

 
ハウスメーカーの商品化住宅は一般的な敷地に建てる事を想定している場合が多く、狭小敷地にはうまく対応できない場合もあります。
駐車場・自転車置き場なども想定されていない場合があり、とりあえず、敷地の余った部分を駐車場・自転車置場とする場合があります。
動線などを考慮していないので、使い勝手が悪い場合があります。
  

階高は商品ごとに決まっている場合が一般的

 
ハウスメーカーの商品化住宅の場合、商品ごとに階高が決まっている場合が多く変更できないことがあります。
その場合、斜線制限にうまく対応できないことがあります。
 

 

一般的なハウスメーカーが設計した狭小住宅の間取りの例

 

ハウスメーカーの狭小住宅間取り例

 
ハウスメーカーの場合、狭小住宅でも一般的な敷地を同じような間取りになってしまうことがあります。
たとえば上記のような間取りの場合、下記のような問題があります。
 
・窓が隣地に近すぎてプライバシー上、問題がある
・結局、カーテンを閉めっぱなしになってしまい、採光にも問題がある。
・薄暗いリビングになってしまう可能性がある
・庭と呼べるスペースはない。
・その割に使い道のない無駄なスペースがある
  

 

狭小住宅が得意な建築家の間取り例

 

狭小住宅が得意な建築家の間取り例

狭小住宅の得意な建築家が設計すると、さまざまな工夫で狭小敷地の欠点を克服することが可能です。
上記の間取りは下記のような工夫がされています。
 
・できるだけ外壁を境界に近づけることで敷地を有効に活用
・不整形な敷地に合わせて斜めの壁にすることで敷地を有効に活用
・1階中庭はあえて壁で囲ってプライバシーを確保
・浴室、寝室・リビングなどの窓は中庭上の吹き抜けに面することで採光を確保
・リビングはあえて3階に設ける事で明るいリビングダイニングを実現
 

緑と住む家‐設計:(有)米戸建築工房 米戸 誠治

緑と住む家・平面図

↑緑と住む家・平面図

緑と住む家・立面図・断面図

↑緑と住む家・立面図・断面図
 
敷地の周囲の状況:
南に下っている傾斜地に建っており東側はマンションのヨウ壁と植栽に面しています。
南西は道路に面しています。
 
間取りのポイント:
南向き傾斜地のため南側の空がひらけており、眺望も良いです。
東側の隣地ヨウ壁と植栽を借景にするためにも、東に中庭やバルコニーを設けています。
小さな中庭の上は光が通るグレーチングのバルコニーになっています。
 
LDKの真ん中にあるバルコニーは隣のマンションの植栽に囲まれて、まるで専用のお庭の様です。
1階中庭もヨウ壁に面していますので、他人の視線を感じる事もありません。
傾斜地と曲がった道路、隣地などの敷地条件を利用する事により、都心にもかかわらず、プライバシーを確保しながら、広がった眺望と空と緑を取り込む事が出来ています。
敷地の持つメリットを最大限利用した設計になっています。
 
1階は床下暖房、2階は床暖房、最高ランクの外貼り断熱仕様としていますが、ローコストも同時に実現しています。
「建築家紹介サービス」でご紹介して頂いたお客様です。
 
http://kentikusi.jp/dr/syokai/1061/jyokyo
 

設計者

ユーザー ❨有❩米戸建築工房 米戸 誠治 の写真
世田谷区南烏山4-23-4
03-5315-7158

 

 

矢部の家‐設計:大島功市建築研究所 大島功市

矢部の家・1階平面図

↑矢部の家・1階平面図
 

矢部の家・2階平面図

↑矢部の家・2階平面図

矢部の家・3階平面図

↑矢部の家・3階平面図
 

矢部の家・屋根伏図

↑矢部の家・屋根伏図
 
敷地の周囲の状況:
北側道路
南には木造3階建住宅、東・西には木造2階建住宅が建っている
 
間取りのポイント:
東、南に面した部分は窓を極力押さえ、西側に設けたコの字に囲まれた中庭に面して大きな開口部を設けることでプライバシーを確保しています。  
 

設計者

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真
東京都国分寺市東元町3-19-9本多ナンバーワン(東京事務所)/茨城県水戸市千波町464-39 A棟103(茨城事務所)
042-326-2233

 

 

中庭を取り入れた住宅‐設計:清水正勝建築研究室 清水正勝

 

中庭を取り入れた住宅・平面図

↑中庭を取り入れた住宅・平面図
 
敷地の周囲状況:
南側に道路を想定。その他は一般都市部。
              道路が南側以外の場合、中庭の位置を変えて対応可能。
間取りのポイント:
1、プライバシーの高い中庭を取り込んで採光や通風を確保している。
2、吹き抜けを設けることで狭さを感じにくくしている。
3、水回りをコンパクトにまとめる
4、1階と仕事場、2階にLDKのプランとすることも可能。
 

設計者

ユーザー 清水正勝建築研究室 清水正勝 の写真
大阪市阿倍野区阿倍野筋3-12-3-805
06-6568-9981

 

 

暖かいイエ‐設計:(株)マニフィールド 角谷 清

 

暖かいイエ・平面図

↑平面図
 
敷地の周囲の状況:
南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。
また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。
 
間取りのポイント:
隣地によって囲まれた三方には最小限の窓を設け、前面道路と向いの家の庭を借景として、開放感と光を取込んだ。
また階段室にはトップライトを設け、各階に光が届くようにした。
 

設計者

ユーザー (株)マニフィールド 角谷 清 の写真
横浜市青葉区桜台25-1桜台ビレッジ2B-404
045-309-4530

 

 

府中のイエ‐設計:(株)マニフィールド 角谷 清

 

府中のイエ・平面図

↑府中のイエ・平面図
 
敷地の周囲の状況:
南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。
また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。
 
間取りのポイント:
2階建てに周囲を囲まれ、斜線による高さ制限を最大限有効にし、3階にLDKを配して南北に眺望を得た。
 

設計者

ユーザー (株)マニフィールド 角谷 清 の写真
横浜市青葉区桜台25-1桜台ビレッジ2B-404
045-309-4530

 

 

狭小住宅の設計は狭小住宅の得意な建築家に

 
狭小住宅はぜひ、狭小住宅の得意な建築家に依頼することをオススメします。
しかし、狭小住宅の得意な建築家ってどうやって探せばいいの???
と思っている方も多いと思います。
 
そこで当サイトでは建築家相談依頼サービスを行っています。
  

 

建築家相談依頼サービスとは?

 
建築家相談依頼サービスとは建築家に相談・依頼したい方が最適な建築家を探すことができるサービスです。
建築家相談依頼サービスに相談・依頼したい仕事の内容を投稿すると、相談・依頼を引き受けてくれる建築家から返信をもらうことができます。
 

建築家相談依頼サービスの流れ

 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ
相談・依頼したい仕事の内容を書きこむだけで依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます
 
建築家依頼サービスの流れ
 

1、相談・依頼を記入する

 
下記のフォームに建築家に相談・依頼したい仕事の内容を書いて投稿して下さい。
 

2、返信がメールで届く

  
あなたの相談・依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので連絡をとりあってください。
お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。
 

 

建築家相談依頼サービスの料金について

 

 
建築家相談依頼サービスは会員建築家が支払う料金で成り立っています。
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。
 

建築家相談依頼サービスの安心安全宣言

 
・条件が悪くても大丈夫です
・しつこい営業はありません
・個人情報を入力する必要はありません
・設計士に依頼すると高くなるとは限りません
・リフォームでも相談・依頼可能です
・土地がなくても申し込み可能です
・小さい仕事でも相談・依頼可能です
 
詳しくはこちらをご覧ください。
 

 

建築家相談依頼サービスについてよくある質問

 
 

 

こんな人は申し込みできません

 

冷やかし半分の方

 
遊び半分で投稿することはご遠慮ください。
 

返事をしない方

 
設計者からコメントを頂いたのにほったらかしの方がいらっしゃるようです。
お断りする場合でも、できるだけプライベートメッセージなど使って返事をしていただくようにお願いします。
 

当サイトを利用したお客様の声

 

  • 予算はどうにもならない

    こちらの希望を記す事で多くの返事を頂けました。
    それを基にじっくりと比較検討を行えました。
    電話番号等の個人情報を晒す必要がないので、...

  • 横山武志建築設計事務所からの助言

    当方の質問に対し、丁寧にかつ判り易く多くの助言を回答として横山武志様より頂きました。その結果、当方の考えていた案はコストと効果が見合わないことが判りました。今後、建築関係の悩み事があれば、...

  • 途中経過その後

    実際に面談の上、4社よりプラン提案頂きました。
    大まかな概算提示あるもの3件、ないもの1件ですが、...

ページ

 
お客様の声を詳しく読みたい方は下記をご覧ください。
 

 

狭小住宅を手がける建築家一覧

 

 

 

狭小住宅の設計事例一覧

 

ページ

 

 

狭小住宅・間取り関連の相談・依頼事例

 

 

狭小住宅を建てたい方は今すぐ投稿ください

 
狭小住宅の間取りでお悩みの方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください
今すぐ下記から相談・依頼したい仕事の内容を投稿ください。
 

 

ユーザー H₂O設計室 管理建築士 森大樹 の写真

「カンブリア宮殿」7月10日TV東京にて放映予定です。
大開口で眺望を確保する為、エコガラスを活用して遮熱。
エコガラスの旭硝子からの依頼を受け取材協力致しました。残念ながら事務所がメインではありません・・・たぶん名前も出ないかも知れません。

片瀬山のいえ

●設計事例の所在地: 
神奈川県藤沢市
●面積(坪): 
148.20M2(44.74坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物を南北に貫くセカンドリビング

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

長年連れ添った夫婦の終の住処で、それぞれの時間を大切にしながらも二人で生活がおくれる住まいを希望。土地の特性を活かしたすまい。自然素材、自然通風など積極的に取り入れたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「あらゆる可能性を探ってくれそうだから」と伺っています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

閑静な住宅地に建つ定年を迎えた夫婦のための住宅。ゆっくりとした時間をお互いが程よい距離感で過ごせるよう生活時間と空間をシミュレートしながら計画を進めていきました。南側の庭に向く心地よいリビングとは別に、セカンドリビングと名付けた空間がこの住宅を特徴づけています。セカンドリビングは建物を南北に貫く2X7M、天井高さ2~4Mのトンネル状の空間で2階に位置する猶予空間のような場所で、お二人それそれの時間、お二人で過ごす時間をともに内包するような使い方が可能です。家全体でお互いの気配が感じられる心地よい安心感のある住宅を目指しました。
また、基礎断熱を施し蓄熱暖房機を床下に設置し、床下の安定した空気とともに全室を暖め、夏は床下空間を解放し冷やされた空気を数台のファンで上部に送り、基本的な冷暖房をまかなっています。それは、湘南という温暖な土地であることと、エアコンに頼らない生活を好まれることを活かした計画です。床や天井には無垢板を用い壁は珪藻土仕上げとし、通風計画も綿密に行いました。

依頼者の声: 

「床下空気の積極的利用など設計者と一緒に挑戦した結果、コスト面、機能面でも大満足な家となりました。」

その他の画像: 

セカンドリビング。2X7M、天井高さ2~4Mのトンネル状の空間

外観。閑静な住宅地に建つ。

寝室1 床や天井は無垢の板張り。壁は珪藻土塗り。自然素材で本物の材料は趣きのある経年変化が期待できます。

床下の安定した空気を取り込むために床に設けられた孔。基礎断熱を施し、床下には蓄熱暖房機を設置し家全体の暖房をまかなっています。ランニングコストも安価で身体にも優しい輻射暖房です。夏は床下の涼しい空気を2階までファンで取り込みエアコン無しを実現しています。

寝室2 床や天井は無垢の板張り。壁は珪藻土塗り。自然素材で本物の材料は趣きのある経年変化が期待できます。
天井高さを十分に確保し、室内に梁現しにしています。

旗竿地に建つ屋上緑化の家(高円寺の家)

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区
●面積(坪): 
76
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

●間口3mの旗竿敷地に計画された地下1階地上2階の住宅建築
●遮熱塗料塗りの真っ白な外観とコンクリート打放し+シナベニヤの内観
●屋上は60cmの土を断熱材とした芝生敷きの屋上緑化
●地下は躯体防水コンプラストコンクリートを使い打放しで勝負!

※写真:小林達実

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

間口3mの旗竿敷地のため計画が難しい…敷地を有効活用したい!

依頼者があなたに依頼した決め手: 

十数年培ったコンクリートに対する熱意を聞いて…コンクリートの監理を任せたいと思ったところが決め手

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

施工が難しい…地下を造りたいので施工する上でも工夫されたプランを造ってもらいたい
コンクリート躯体で勝負した!

依頼者の声: 

私たちの要望を細かく噛み砕きながら…この敷地に最高の建築を造ってもらえました!

その他の画像: 

間口3mの敷地のアプローチ

防音性能を兼ね備えた地下のホール
ドライエリアから光と風を取り込む

屋上までのエレベーター
畑もできる…60cmの土を断熱材として利用

美しい夕景の空に映える真っ白な建築

2階事務所
外壁に遮熱断熱塗料を塗り…内部はコンクリート打放し仕上と木と石

エントランスホール
六面コンクリート打放し!

LDK、寝室とバリアフリーでつながる洗面室

和室からLDK
木、コンクリート

ステンレスキッチン

トイレ
木の雰囲気を!

昭和のいえ

●設計事例の所在地: 
東京都武蔵野市
●面積(坪): 
116.06m2(35.0坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

昭和30年代に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。元々、和室とリビングであった二つの部屋を一つの部屋にした居間です。天井は当時のまま、柱も化粧せずあえて埋木でシンプルに、また建築当時から使われている木製建具を利活用することで、これまでの生活の記憶といったものを随所に織り込みました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

予算と耐震補強について、特に関心を持たれておられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

生活の記憶を大切に設計に活かそうとする姿勢、と伺っています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

昭和34年に建てられた木造2階建ての住宅の改修です。我々建築家は新しい建物をつくることはできますが、時間を経た空間をつくることはできません。この住宅の改修にあたり、既存の建物に敬意を払い、丁寧に読み解くことを意識しました。生活を刻み、時を経てきた住宅の空気感をいかに残していくか、をテーマに様々なしつらえを試みました。丁寧にヒアリングを行いこの家屋で過ごされた時間を追体験し、残すもの/残さないものを、観念的な歴史的なるものから、具体的な部位や素材、大きな事柄から細部に至るまで、吟味し一貫した計画を心がけました。その姿勢は、建具の再利用や枠の見せ方、床材など様々な様相を孕んだものとなりました。

依頼者の声: 

予算と耐震補強について、特に関心を持たれておられましたが、それに対し、予算についてはローコスト化の観点から室内からの全面リフォームとし、耐震補強も室内からの工事としました。また耐震補強工事の自治体の補助金の獲得も設計に合わせ一貫して行うなどの工夫をしました。
また空間については、「想像していた以上にしっくりとくる場所で、ここで過ごした記憶がよみがえり、新しい生活スタイルにもあっていて、建替えでなく改修にして本当に良かった」とおっしゃっていただきました。

その他の画像: 

連続する障子と座敷からみる丸窓のしつらえ

元々、和室と洋間のリビングであった二部屋を一部屋としました。障子は既存のものと新しく新調したものとが並んでいます。一部天井は当時のままです。

2階の和室。痛んでいた天井を外して小屋組を現して広々とした空間としました。

元々の建物に使われていた寄木を丁寧に取り、補強して再利用しました。趣きのある空間となりました。

柱の埋木の詳細。柱の傷もあえて化粧を施さずシンプルに埋木で処理をしました。柱の細さが際立ち空間を凛とした表情に仕立ててくれています。

至る所に、建設当時から使われてた木製建具などを利活用し、空間に趣きを与えています。

レトロな照明器具。大正時代の江戸切子の照明器具を探してきて取付けました。工業製品でない手あかが残るこのような照明器具は空間に潤いを与えてくれます。

2階和室の現しにした小屋組

ガルバと木とコルクの家(上連雀の家)

●設計事例の所在地: 
東京都三鷹市
●面積(坪): 
28
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

廻りを建物に囲まれる立地…最大限日光を取り込めるように計画した…真っ白…ガルバリウム…玄昌石…シナベニヤの天井・壁…コルクの床…ホームエレベータ…坪庭…アイテムは極力シンプルにシンプルに…

※写真:小林達実

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

介護が必要なお父さんのためにバリアフリー、ホームエレベーターを考慮

依頼者があなたに依頼した決め手: 

色々と話を聞いてくれる姿勢

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

隣に14階建てマンション建設が決まっていたので…それを感じさせないプラン
2階にリビング等のメインスペースを持ってくることで光をたっぷり取り込んだ
室内は全てコルクの床、木の壁・天井でまとめ気持ち良い空間を考えた
ホームエレベーター、床暖房を設置

依頼者の声: 

丁寧な設計をして頂き感謝しております。コンパクトで無駄のない動線の中…日々暮らしを楽しんでおります!

その他の画像: 

ガルバリム鋼板の外壁

お母さんの思い出を壁に!

階段室にも光と風を!

南からたっぷりの光を!

コルクの床と木の壁と天井!

和室と一体となるLDK

トイレも清潔感あるように明るく!

キッチンカウンター

洗面脱衣室にも木の雰囲気を!

大きな玄関ドアを開けて…坪庭を見る…ホームエレベーターを使いやすい正面に!

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