先日、寝室のお話をしていて、「和室で布団を敷く方が、いろいろ使えていいですよね。」というお話をしていました。
布団を敷けば寝室、座卓を広げれば茶の間。
当然、良いところばかりではなくて、押入などのしまう場所も必要だったり、その都度しまわなければいけなかったり、といった面倒なところもあります。
でも、その「しまう」という行為が実は良いところなのかもしれないですね。
障子やふすまなどの建具も秀逸で、開け閉めをすることで部屋の広さを変化させることも簡単にできます。
しかも、取り外しも簡単なので、夏は全部外すなんてことも簡単。わが家にはありませんが、夏は葦戸に衣替えなんていうのもステキ。
木彫りの透かし欄間を現代的なイメージに作り変えした。
タタミがメインの和風のお宅を現代風な和モダンの雰囲気にリフォームしました。中でも象徴的だった木彫り透かし欄間をサンドブラストを掛けたアクリルに変更し、シンプルなスッキリとしたイメージにしました。キッチン左横の仏壇置場は電子レンジ置場や戸棚に変え、収納力たっぷりのダイニングキッチンとしました。
畳だった和室が和モダンに変わったダイニングキッチン。
二間続きの和室がモダンにシンプルになったリビングダイニングキッチン。
座布団の生活から椅子のモダンな生活に変わった二間。
2階の廊下の押入が洗面所に。
ハーフユニット上部ヒノキ貼の浴室。
直線階段なのに回り階段です。
直線階段の昇り降り、昇り際や降り際のところで3分割や4分割に割り振られた踏面を回る場合が、リズムが変わって一番危険なところ。踏面の角度を階段全体で徐々に変えて 、始めから最後まで回るように造ると、昇り降りがとてもスムーズになって安全です。1階から2階、2階から3階も同じ回り階段となっています。
1階鉄骨造、2階3階木造の家です。3階を屋根裏のようなバランスでデザインしています。
3階のテラスです。親子で天体観測をする場所です。
2階の空中テラス見下ろしです。ヤグラを組むことで、奥の居間のプライバシーを程よく確保しています。
1階は、車のハンドルなどの木型を作っているお父さんの作業場です。鉄骨現わしですが、柔らかい色合いにしました。
1階玄関です。階段下のシューズクローゼットが大容量です。
都道府県は下記の条件に合致した場合に急傾斜地崩壊危険区域に指定することができます。 ・斜面の角度が30度以上であること ・がけの高さが5m以上であること ・がけ崩れの被害をうけるおそれのある人家が5戸以上であること
急傾斜地崩壊危険区域内では傾斜地の崩壊を助長・誘発するような行為は行ってはいけません。 下記のような行為を行う場合は、都道府県に申請して許可を得てから行う必要があります。 ・水を放流し、又は停滞させる行為その他水のしん透を助長する行為 ・ため池、用水路その他の急傾斜地崩壊防止施設以外の施設又は工作物の設置又は改造 ・のり切、切土、掘さく又は盛土 ・立木竹の伐採 ・木竹の滑下又は地引による搬出 ・土石の採取又は集積 ・その他、急傾斜地の崩壊を助長し、又は誘発するおそれのある行為で政令で定めるもの
一般的には自分の土地が傾斜地の場合、土地の所有者が傾斜地の崩壊防止工事を行う必要があります。 急傾斜地崩壊危険区域に指定された場合、都道府県が崩壊防止工事を行う場合が多いようです。 ただし、受益者が一部、費用を負担する場合もあります。
急傾斜地崩壊危険区域内にある土地は売りにくくなることが予想されます。
急傾斜地崩壊危険区域内の土地は相場よりも安い場合が多いようです。 しかし、安易に飛びつくのはオススメしません。 事前に建築家に周囲の状況を見てもらったうえで、判断することをオススメします。 当サイトでは建築家依頼サービスというサービスを行っています。 土地探しの段階から建築家に相談したいという方からの申し込みも受け付けています。 ぜひ事前に建築家に相談してみることをオススメします。
キッチンから居間をみる
ログハウスみたいな木の家にすみたい。2世帯にするか、別棟にするか悩まれていました。
話やすいとおっしゃてくださりました
伝統的な方法をつかい木をふんだんに使いました。
2世帯ではなく母屋の横につくりました。プライベートを確保しつつ、会話のできる配置としました。
いつでも相談できるのでうれしいです。梁のみえる居間でごろごろしています。そんなことをおっしゃってくださりました。
居間
出窓
居間です。居間を中心として食堂、子供室、主寝室へとつながっています。
2世帯住宅にしたい。職人技みたいなものにあこがれているシンプルでナチュラルな空間にしたい
一生懸命取り組んでくれると思ってくださったそうです。
2世帯住宅で水周りなど全て各世帯ごとあります。夕ご飯は一緒に食べたいとのことで一番良い場所に設けました。伝統的な仕口、組み手をつかいまた小屋組みをみえるようにしました。漆喰や木などのナチュラルな素材をつかい奥様の趣味である陶器や雑貨が飾れる棚をつくりました。
光がきれいで木の家にいるとほっとできるとおっしゃってくださりました。
子供部屋から居間をみる
飾り棚
洗面所
階段
居間からみた食堂です。
緑がかんじられる家にしたい。母屋の思い出を残したい。時間とともによい色をする材を使用したい。という要望がありました。
信じられると思ってくださったそうです。
緑が好きなお施主さんが外をかんじられるように南の中庭と北の中庭を設けました。南の中庭は木製建具をフルオープンできるようにして、庭作業をしたあとくつろげるよにガラス屋根を設けました。北の中庭は緑を楽しめるようになっています。また母屋の面影を残すため、床板を再利用したり、障子やガラスを再利用しました。
食堂から居間をみる。居間は出窓ベンチがあります。
和室の壁は現場土を塗っています。また障子は母屋で使用していたもの。壁床には母屋の床板を使用しています。
キッチンも造作しました。
建築家、アントニオ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア教会の完成予定が2026年と発表されて、公開された完成予想の動画が話題になっているそうです。
youtubeで完成予想動画が公開されています。現在の姿から塔などがにょきにょき生えてきて、最終的な完成予想図になります。
スペインの建築家で今でもバルセロナに彼が設計したサグラダ・ファミリア教会・グエル公園・グエル邸・カサ・ミラなどの作品が残っています。その作品群は世界遺産に登録されています。
アントニオ・ガウディがライフワークとして設計・建築に取り組んだ建物。ガウディは紐と錘を逆さ吊りにする模型を作って、構造を決定したそうです。 1882年に着工してから未だに工事を続けていたので、いつまでも完成しない建物の代名詞みたいな存在でした。 今では有名な観光地になっていて年間300万人ほどが訪れているそうです。建設費用はすべて訪問客から徴収する入場料と寄付金で賄われているそうです。 着工から132年もかかった建物があと12年で完成するなんて思ってもいませんでした。技術の発展てすごいですね。
居間です。
けっしてひろくないこの土地にちっちゃくても心地よい空間をつくってほしい。顔の見える家づくりをしたい。共働きのため家事導線を工夫してほしい。というのが要望でした。
信頼できると思ってくださったそうです。
2階リビングとして、屋根勾配を利用した一つ屋根の下の大空間としました。ステップフロアを設け、リビングダイニングをゆるやかに、キッチンは手元を隠し緩やかに区切っています。
顔の見える住まいづくりをするため、山に行って木をみたり、瓦やタイル、洗面ボール、照明、和紙などの工房にも行きました。
家事導線を確保するため居間からは見えない位置でキッチンからパントリー、洗濯場、室内洗濯干し場を設けています。
顔の見える家づくりをしたことで、あの木は○○さんがつくってくださったんだなぁなどと思うとあたたかい気持ちになれるそうです。
漆喰と木の空間はとても心地よいとおっしゃってくださりました。
居間からダイニングキッチンをみたところです。ステップフロアは収納になっています。
外観です。屋根には手で1枚1枚成形された達磨釜で焚いた瓦を使用しています。
キッチンからつながる洗濯場です。扉をしめれば、洗濯機は見えなくなります。
書斎です。手漉きの和紙をみなで貼りました。
築50年のよさを生かした外観にしたいということで持ちおくりを設け、またガルバリウム菱葺きを採用しています。
築50年の家にお嬢様のお父様と同居するためにリフォーム、断熱改修、耐震改修をしてほしい。築100年の家は新築という古きよきものを大切にするイギリス人のご主人とお嬢様は七宝焼きの作家さんでもあり、また英会話スクールを主宰されています。そのためのアトリエ、居間、お能を趣味とされているお父様のための居間(和室)を設けたい。また年月とともに味わいのある素材を使用したい。広いバルコニーがほしい。というのが要望でした。
近くだからというわけでなく、建築家さんらしくなくどこかほっとできる安心できる空間だったからとおっしゃってくださりました。
安心して暮らせるように土壁の保温性を生かし、空気層を設け、外貼りの断熱改修、耐震改修を行いました。また築50年の建物のよさ、今まで生活をされていた導線のよさを生かしてアトリエ、居間を設けました。栗や、杉の床、また古建具なども採用しています。
涼しく、またあたたかくなったとおっしゃっていました。キッチン、アトリエの使い勝手もよいですよ!とのことです。
ありがとうございました。
イギリスのアンティークのステンドグラスをはめ込んだ玄関引き戸です。
玄関の床は、左官屋さんと一緒に墨モルタルに、踏み石や、イギリスのコインを埋めました。
和室と縁側を一室としてアトリエをつくりました。家具の上にあるのはお施主さんがつくられた七宝焼きの作品です。
お能を趣味とされているお父様の居間です。
お父様の居間の前には古道具屋さんで購入されたガラス障子を設けました。
浴室です。タイルとホーローと木でつくりました。
キッチンです。今まで使用していたキッチンのよさを生かし、足りないものをたしました。
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