●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
§ さくらクリニック 設計コンセプト § 地域医療に根差す心身共の癒しに溢れる診療所
『地域の中で体だけでなく心も癒される様な存在となれるクリニック』
『病気で元気のない人々に生きる力を与えたい。』
■患者とのコミュニケーションを第一に。
より多くの患者さんと、より長くコミュニケーションがとれるようにとの思いから医師・看護婦・患者の移動動線を短縮化する ゾーニングを採用しました。
また、院内の患者さんに目配り・心遣いが容易なプランに心掛けました。
■和モダンな地域景観に馴染む外観
木製ルーバーのメンテナンスも考慮した上で、シンプルで和モダンな外観として、地域景観に馴染む計画をしました。
■患者ををもてなす空間
シークエンスに変化を持たせて、五感に響く空間造形を創造しました。
陽光に導かれて、非日常的なホスピタリティが提供できるように設えました。
※メンテナンスフリーな建物を目指して無機質で冷たい空間を造るのではなく、
シットリとした上品で温かみのある自然素材を吟味して設え、メンテナンスし易い工夫(納まり・コスト等)を設計で施した。
※患者さんのホスピタリティ第一であるクリニックという特質とコストを検討して、
放射熱式床暖房とカセット式エアコンを併用設置した。