<蕨のコンパクトハウス/Saさんの家>蕨市

●設計事例の所在地: 
埼玉県蕨市
●面積(坪): 
93.49㎡(28.28坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南面道路側外観。左手は車いす用スロープ。南も西も道路側に塀を作っていない

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・木の香る家にしたいこと
・体に負荷のかからない素材でできていること
・動線の合理性と開放感
・巣立った子供たち家族が泊まりに来る時のためのエクストラのスペースが欲しい

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

東南の角地の敷地35.7坪に建つ、極めてシンプルでコンパクトな家です。
基本的には、夫婦2人が1階ですべての生活をスムーズに営めるように開放的な空間を用意し、その中で回遊できるふたつの動線を取り入れています。
この回遊動線は将来的に介護が発生した時に必要なフレキシビリティーにも対応しています。
2階には、必要ならば建具を取り払ってワンルームにできる2部屋を設けていて、今後の家族構成の変化にも対応できるプランとなっています。
主に埼玉県産材を使っていますが床のカラマツのむく板は岩手県産です。
インテリアの素材は、撥水加工の和紙、ケイソウ漆喰、杉のむく板、カラマツのむく板といった自然素材です。
外部も杉板、左官仕上げと手仕事が現れる仕上げとなっています。
また近隣の友人のため、及び自分たちの将来のために車椅子でリビングにアプローチできるスロープがしつらえてあります。

依頼者の声: 

自然素材に囲まれて、木の匂いが漂って気持ちが良いです。歳をとってきたので、家事動線が短く設計されていて、全体が開放的に作られていて大変楽です。1階南面の大きい開口部が気に入っています。

その他の画像: 

西面道路側外観。外壁仕上げは1階は杉板、2階は左官仕上げ。左端に雨水貯水タンクを設置

主要スペースをすべて引き戸で仕切って、必要に応じて引き戸を開放出来る、開放的な家のリビング・ダイニングです。正面の机は大工工事による作りつけです。

1階リビング・ダイニング。左手は作りつけ机のある書斎コーナー。奥は対面式キッチン。

1階リビング・ダイニング。書斎コーナーから畳スペース方向を見る。畳スペースとリビング・ダイニンの間の引き戸はすべて壁の中に引き込まれている状態。

1階畳スペース

1階玄関 。右手は花台+ベンチ

1階洗面脱衣室。バリアフリーを意識している。

2階個室①② 引き戸で仕切ることができる

2階個室①② 。奥の畳は置き畳

サウスこまどり保育園

●設計事例の所在地: 
鹿児島市
●面積(坪): 
210坪
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

4月に新規開園した保育所です。
LEDを埋め込んだガラスブロックは、デザイン性の高さからメーカーのカタログにも掲載されております。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

ここで育つ子ども達に「感動を与える建築」をデザインして欲しい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

デザイン

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

卸本町と言う、ある種、雑多な地域であり、無機質な建物や、派手なサインが立ち並ぶ中、福祉施設がどうあるべきかを悩み計画しました。
建築主の要望であった「感動を与える建築」を胸に、空間の連続性を持たせ、遊び心を取り入れ、子ども達が伸びやかに過ごす建築になりました。

依頼者の声: 

「当初からの依頼であった”感動を与える建築”を見事に実現してくれました!」と暖かいお言葉を頂戴しました。
落成記念式典での理事長をはじめとする皆さんの笑顔が全てを物語っていました。

その他の画像: 

子どもの家すくすくしえんせんたー風のことり

●設計事例の所在地: 
鹿児島市
●面積(坪): 
331.16㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

児童発達支援センター

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建物の用途上、賑やかな市内中心部と言う立地条件と相反する条件がありました。外観は周囲に溶け込みながら、内部空間は外部へ解放し過ぎずに良い関係でつながる様に配慮しました。

その他の画像: 

T小規模多機能型居宅介護事業所

●設計事例の所在地: 
仙台市泉区
●面積(坪): 
61.85
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ホール食堂部分。大開口によって明るい開放的な空間にしました。緑道側はバリアフリーのウッドデッキに出られるようにしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

必要諸室を確保すると、建蔽率が厳しいが、そこをクリアできるかどうかが大きな課題でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

建築主様は、何人かの建築家とお会いしたがフィーリングが合わなかったそうですが、一生懸命やってくれそうだと感じて頂けたようです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 平屋の小規模多機能型居宅介護事業所の新築工事です。
居室9室とホール食堂の必要面積や諸室を確保すると、建蔽率ギリギリの物件でしたが、敷地高低差の処理や駐車場配置計画を綿密に行い実現できました。
 市の緑道に面している立地の良さを生かして、視線や風、光の抜けを作ってできるだけ快適にお使い頂けるようなプランニングにしました。
 使いやすく分かりやすい動線にし、また利用者の方のプライバシーにもきちんと配慮した水回りの配置を考え、スタッフの方もサービスしやすい広さを確保しています。
 施設っぽい雰囲気にならないよう腰板などはやめて、清潔感ある内装とアクセントの仕上げを採用し、照明計画でも演出しました。
 また、オール電化も検討しましたが、他の所有施設であったような湯切れがおきないよう給湯はプロパンガス熱源の給湯器を採用しました。

依頼者の声: 

 なかなか図面はイメージできなかったようですが、「各面に視線の抜けを作ったことで開放感が出たし、緑も見えるし、いいじゃない!」と喜んで頂けました。設計者冥利に尽きる大変嬉しい一言でした。
 内装も考えていなかったようなアクセントなどを提案しましたが気に入って頂けました。

その他の画像: 

北側外観写真。「ひとつ屋根の下」の大屋根形式ですが、外壁を分節化し、単調にならないようにしました。

在来木造ですが、大断面集成材の梁によって大空間を実現しました。
カウンタータイプのキッチンを中心に設けています。

Y邸

●設計事例の所在地: 
埼玉県上尾市
●面積(坪): 
35坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外構の打ち合わせに伺った帰りに撮りました。
貼ってある天然石は木の化石「ジュラシックウッドストーン」です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

家に対するこだわりをお持ちの方で特にキッチンは工夫が一杯です

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

道路より一段高くして平屋建ての建物です。
片流れの屋根を南側を高くしてハイサイド窓から採光を採っています。
屋根は天然石のクールーフ外壁は漆喰です。
内部の基本的な仕上げは床は無垢のフロアー、天井・壁は漆喰です。
キッチン・居間の上部に吹き抜けをとり採光を確保して、シーリングファンや電動オーニング窓で風の流れを取り込んでいます。
キッチンはシンクをアイランド型にして対面にはイスで座れて話しながら台所仕事が出来ます。

その他の画像: 

居間の吹き抜け
シーリングファンや電動オーニングのハイサイド窓から風や光を取り込んでいます。

無添加住宅オリジナル天然石天板のキッチンです。

この収納の扉はガス台背面のキッチンパネルと同じガラスで揃えています。

暖房はペレットストーブ
炎が見えるのは心が落ち着きます。

夕方だったのでハイサイド窓から西日が入ってきました。

モザイクタイルを貼られた洗面台
二人で使える大きさです

子供部屋の扉には北斗七星のデザインにビー玉が入っています。

ロフトに上がる階段は収納を兼ねています。

大きな吹き抜けの家

●設計事例の所在地: 
千葉県松戸市
●面積(坪): 
39.3
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビング・ダイニングに大きな吹き抜けを配置した木造住宅。構造体である柱、梁材を適材適所に見せることにより、シンプルでも、木の温もりと優しさが感じられるバランスのよい室内空間となっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

建築主の希望
・とにかく寒くない家。寒いのは絶対にイヤ!!。(奥さん)
・冷房が嫌い、夏も可能な限り冷房を使わないですむ、風とおりのよい家に住みたい。(ご主人)
・子供が家に帰ってきた時に、子供が玄関、廊下、2階の自分の部屋に直接入ってしまうような、家族が同じ家にいるのにいつ帰ってきたかも分からないような部屋配置はイヤ!! 玄関から帰ってきたとき、喧嘩をしていてもいいから、強制的に家族が一日に一度は、「おはよう」「お帰り」と言えるような部屋配置にしてほしい。(奥さん)
・予算は2500万円以下。(ご主人)

依頼者があなたに依頼した決め手: 

誠実さ、まじめさ

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ともかく、要望が多く(床暖房入れたい、冷房入れたい、吹抜けほしい、木製デッキほしい、、、)尚且つ、奥さんのお母さんも一緒に住むので延床面積は40坪程度ほしい。だけど予算は2500万円以下しか絶対だせない。との話。キッチン、ユニットバス、建具、収納などは、DIYショップやメーカー既製品などにて割り切ってもらい、何とか床暖、冷房などを主要室に配置して、坪単価62.5万円を可能にした建物。

依頼者の声: 

「限られた予算のなかで、何ができて、何ができないのか、コストの関係で材料の質を下げたときにどういう問題があるかなど、ちゃんと説明をしていただき、納得して建物が建てられました。また、工事監理についても、現場に足しげくかよってもらい、工務店との追加工事などの交渉にも紳士に対応してもらい、高いものについては、別途工事扱いで他の業者を見つけてくれたりもしました。」

その他の画像: 

南側外観
塗り物の外壁とアクセントに木材を配置しています。

南側外観

大きな吹き抜けのリビング・ダイニング

天井の間接照明が建築主に好評

寝室

玄関

玄関扉のロートアイアン。草加の職人さんの手作り。
設計者のスケッチから作成。

ローとアイアン拡大写真。
一つ一つが手作りです。

外構の水鉢

海のそばに建つアパートメント

●設計事例の所在地: 
神奈川県茅ヶ崎市平和町
●面積(坪): 
120㎡(40坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

海のそばに似合うようミコノス島の建物をイメージし計画をしました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

今回はアパートメントですが普通の建物では無いイメージをもたれていました。一見レストランのような店舗的で飽きのこないことをご希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

アパートらしくない建物であったこと。かと言って斬新でもなくこの町にとても溶け込んだデザインでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地が海のそばだったことで賃借人のほとんどがサーファーでした。現に今の賃貸人は100%サーファーです。完成前から問い合わせが殺到しすぐ満室になりました。もちろん外シャワーも完備されています。「どうせ借りるならかっこいい建物のほうがいいじゃないですか」との声がありました。

依頼者の声: 

更地の状態が10年も続いており夏になると草刈り、年初めには固定資産税、なにもしなくてもどんどんお金が出ていく土地でした。そこでご近所に新築完成現場見学会がありのぞいたところ、設計士さんがご案内してくれて、ひとつひとつ丁寧に説明してくれました。土地の状況を相談したところ、税金、ローン、保険などのことも熟知されておりました。ただ、このあたりにはアパートがたくさんあり空き部屋ができたらどうしようと不安があったことも確かです。設計のラフプランを見たときにはびっくりして、しかし安心感もありました。契約するまで無料で行ってくれましたし、設計だけではなく施工、監理まで一貫し行ってくれました。さらには入居者募集することなく工事中に満室になったのにはびっくりです。本当にまかせて良かったです。

その他の画像: 

入居者用の玄関です。

佐山の家

●設計事例の所在地: 
群馬県沼田市
●面積(坪): 
141.60㎡(42.84坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

長閑な山間地に建つ、土間と薪ストーブのある多家族の住宅

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・雪下ろしの必要から開放されたい
・裏山の木を間伐して、旧家と同様薪ストーブを設けたい
・山間地に映える日当たりの良い家にしたい
・自然素材を使って、健康な生活を送りたい
・誰からも褒められる、丈夫に設計されたこだわりの住宅

依頼者があなたに依頼した決め手: 

・親しみ易そうで、本気で相談できる
・経験が豊富
・信頼できる
・提案力があり、プレゼンテーションは抜群
・見積・施工・監理まで相談できる

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

・希望調査表(オリジナルExcel板あり)
・メールでの希望確認、データ通信でミスマッチ防止
・設計契約後の設計変更は無料で対応
・ 地場材を使った、自然素材の健康住宅
・大黒柱をモニュメントに、シンプルでいてモダンな住まいづくり

依頼者の声: 

・会社のホームページ(sekkei88)(せっけいパパ)に「声」として載っておりますのでお読みください。
・使用材は全て標準部材よりもワンランク上の、骨太材を使用してくれました。
・ホルムアルデヒト対策材として、建築材料は全て☆☆☆☆以上を使用しています。
・竣工後は、年2回程度は必ず、メンテの連絡を受け、その他にもお互いの交流をしています。

その他の画像: 

阿蘇A邸

●設計事例の所在地: 
熊本県阿蘇市
●面積(坪): 
32
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地南西から見た外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・日差しが入り冬寒くない家
・省エネ、ローコスト、アイランド型キッチン、将来的に車椅子で生活できる様な間取り等
・阿蘇山(内輪山)が部屋から見える計画

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建て主の依頼内容を踏まえ敷地を選定から始めました。
敷地は南北に絶景が広がる土地ですが南面は前面道路になり、向かいの住宅越しに阿蘇山を望むことになります。
プライバシーと採光、眺望の兼ね合いを取るために、LDKの南面に硝子屋根の内縁を設けその外部には大きなテラス(ウッドデッキ)を設ける事により、外と中の繋がりに段階を持たせました。
LDK・和室・縁側の各部屋の間は収納式障子で間仕切り、夏場は障子を外してワンルームとして使い(阿蘇は髙地の為冷房が不要)、冬場はトップライトで採光を確保しながらも障子で間仕切る事で気積を減らして暖房効率を高めることができます。
洗面室・便所は、将来車いすでの生活になった時を踏まえ広めに計画し、特に洗面室には和室に繋がる屋内物干しスペースを設けることで家事動線の効率化を計ると共に、乾ききってない洗濯物に居住スペースを占拠される事が無いように意図して計画しました。

その他の画像: 

敷地南西から見た外観(夜)

北面は一面が水田で眺望が抜群です
こちら側にもテラスを設けてます

エントランスは深い庇に覆われており、雨の日も外の空気を感じることが出来ます

洗面室から続く洗濯物干し用テラス

LDK(北側)フローリングは無垢材で松の柾目板です。
壁は珪藻土コテ押さえです。

LDK(南側)奥に見えるのは縁側です。

縁側は屋根がトップライトになってます。

キッチンからの眺望

サンルーム・物干し用テラスに続く明るい洗面室

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