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ここずっと、スイッチやコンセントのお話ししてきました。

ずいぶんと連続してきたので、今日は小休止な内容です。
とはいえ、気になる話題かも。。

つい先日、お問い合わせをしていただいたご夫婦のお話し。

問い合わせの内容はシンプルで、ご自宅をリフォームしたい。
そんな内容でした。

どうやら、リフォーム屋や工務店に相談はしているみたいで、
よくわからなくなってる様子。
リフォーム屋や工務店ではない、設計士にも意見を聞いてみたい
という流れで問い合わせだったようです。

まずは、お話しをしたいということでしたので、
現地の確認を含めて、ご自宅で待ち合わせ。
所見した時の感想は、後ほど。

問い合わせいただいたのは、ご高齢のご夫婦。
ご自宅に、お二人で暮らしています。

ダイニングテーブルに座らせていただいて、
これまでの流れなんかを聞いていきました。

結婚当初に頑張って建てた家だそうで、
築年数でいうと、50-60年ほどでしょうか。
(正確にはわからなそうでした)

これまで、何か不具合が出たりしたら、
随時直したりして使ってこられたそうです。
(給湯器とかですね。)

ご主人は、建築関係のお仕事ではないのですが、
DIYとかが好きなので、ご自身で修繕なんかも。
確かに、そんな形跡が結構見られました。

ただ。
数年前から、調子が悪くなったり、よくなったりして
だましだまし使ってきたお風呂とトイレが、
さすがに不具合の頻度が多くなってきて、
このタイミングで取り換えしておきたい。

そう思って、リフォームを検討することにしました。

最初に、家電販売をしているリフォーム会社へ。
自宅にも来てもらって、いろいろ調べていったそうです。

見積りを持ってきてくれて、説明を聞いたところ、
お風呂とトイレだけでもいいんだけれど、
キッチンや洗面もずいぶん傷んでいるので、
取り換えした方がいいということで、その見積もりでした。

そういった機器を取り換えするので、
一部内装を改修する分も含んでいますよ。
そんな説明だったそうです。

普通なら、そこで決めてしまいそうですが。。

近所の方から、二社は見積もりとった方がいいよ
というアドバイスをもらっていたこともあって、
同じ町内にある工務店にも相談することにします。

同じように、調査したりしていってくれて、
見積を持ってきてくれました。

見積り金額が結構違って、ビックリ。
説明を聞いてみると。。

水回りの工事はもちろんだけど、
外壁とか屋根の塗り替えとか、バリアフリーにするための工事が
いろいろ入っているからということでした。

だったら、高くなるのも当たり前だなと納得。
でも。
リフォーム屋の方からは、外壁とか屋根の話は出なかったなと。

工務店がいうんだから必要なんだろうけど。。
ほんとに、今、必要なんだろうか??
不安になってきてしまい、いろいろ調べて、設計士に相談
というところまで来ました。

お会いした当日。
私の現地の状況と今までの資料を拝見させていただいた後、
気になったことについて、お話ししました。

長くなってしまったので、続きは明日へ。

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注文住宅の

内装・室内・パーツを

決定する前に考えておきたい

キッチンを計画する際の注意点。

デザイン性と機能性、

どちらも妥協しないことが

理想のキッチンを計画するコツ。

オシャレに仕上げたキッチンも、

実際に使ってみたら

色々と不満が出てくる。

そんな理想と現実の

ギャップを埋めて、

満足のいく

使い勝手の良いキッチンを

完成させるには

どうしたらよいのでしょうか。

キッチンでこだわりたい

ポイントは?

一番は、

そこに立つ人の使い勝手の良さや

キッチンでの作業や家事時間が

使う人にとって心地よい事。

間取りとして

キッチンを居心地よい状態に。

キッチンに求める最大の

こだわりポイントと言えるのが、

やはり使い勝手の良さ。

料理をする

料理を配膳する

食事の後の洗い物をする

片づけるといった、

キッチンで行う

一連の家事動線が不便だと、

どうしても不満は

出てくると思います。

そもそもキッチンに立ち

調理をする人の事、

癖や得意なことを

どうヒアリングして

間取りやプランに落とし込むのか?

ここがしっかりしていないと

難しいですよね。

住宅会社や設備会社の

マニュアルやセオリーではなくて

普段からキッチンを使い

調理をするのかしないのか?

これは、掃除や片付けの事

駐車スペースの事まで含んで

生活者の視点で

考えられるかどうかにもよります。

普段から

車の運転しない人に

駐車スペースにおける

設計やデザインを依頼したら

駐車場や駐車スペースの出入りの事

内輪差や車高と傾斜の事

車庫入れや視界を遮る「高さ」の事など

気付かない事が多いのと

同じですよね・・・・・。

話しをもとに戻して

キッチン周辺の事ですが、

キッチンで日々

多くの時間を過ごす人にとっては、

家事動線の良さは

最重要項目と言っていいと思います。

キッチンの形や間取りは勿論、

身長にあわせた作業台の高さ、

右利きか左利きかで変わる

コンロの位置、

冷蔵庫や食器棚の配置、

食品庫となるパントリーの有無なども、

家事動線を決めるために

こだわりたいポイントです。

スッキリしまえる収納スペース。

キッチンは思いのほか

物であふれているスペースです。

調理器具はもちろん、

食器、調味料、常備食品、

掃除用具など。

収納しきれずに

物があふれる事になってしまえば、

キッチン周辺の美観が損なわれます。

でも、いくら収納スペースを

計画したとしても、

出し入れがしにくければ

それも意味がありません。

どんなものをどこに置けば

一番便利か、

キッチンを一番よく使う人が

出し入れしやすい

収納になっているか、

その点にこだわって

計画を練ることが出来れば、

入居後には便利で使い勝手も良く、

キッチンの美観を保っていくのにも

有効な仕上がりになります。

常備品を置くパントリーにこだわる。

食品や飲料、調味料、

キッチンペーパーなどの備品、

そういった買い置きして

おきたいものは、

意外に量が多くなるものです。

ですので、

常備品を収納しておける「パントリー」は

必須スペースと言えます。

パントリーでこだわりたいのは、

「収納力」と「整理のしやすさ」の

2つになるかと思います。

雑多に詰め込んで、

どこに何があるかわからない

というのでは、

せっかくのパントリーの

意味がありませんから。

また、お米やミネラルウォーターなど、

常備品の中には

重さのあるものも多いので、

キッチンからの移動する動線の他に

搬入・搬出のしやすさにも

注意が必要です。

そして重要なゴミ箱の位置。

見落としがちなのが、

キッチンに置く

ゴミ箱の位置についてです。

生ゴミやプラごみ、

可燃・不燃ゴミなど、

キッチン周りから出るゴミの量は

膨大ですし地域の条例などにより

分別方法もゴミの出し方も色々。

特に生ゴミは

調理しながら出るものですので、

片手でもサッとすぐ捨てられる位置に

ゴミ箱があると非常に便利です。

とはいえ、

ゴミ箱がリビングやダイニング

またはキッチンでの移動範囲で

邪魔になる位置にあると、

キッチンの美観を損なう原因

だけではなくて

使い勝手も悪くなります。

ゴミ箱の位置や大きさ、

置き方については

間取り計画の際に

連動して事前に考えておくことが大切です。

勿論調理中のニオイや

油跳ねの事も含んで

周辺要素を考えるように。

キッチンは生活に欠かせない

食を支える重要な場所ですから、

考える事が沢山あるように見えますが

それはLDK全体にしても

トイレにしても浴室にしても

寝室や部屋を繋ぐ廊下や階段もそうですが

家の間取りはすべての要素が

暮らしと住まい手さんにとって

大切な空間です。

勿論「居心地」や「心地良さ」という

表現が持つ意味も様々。

それぞれの暮らしの文化に対して

どのような価値観で

住まいを考えるべきなのか?

丁寧な暮らしの価値を

考えてみませんか?

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整理収納アドバイス・模様替え等

お問合わせ・ご質問・ご相談は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージContact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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シンプルモダンのコートハウス/白い外壁の家

●設計事例の所在地: 
奈良県大和高田市
●面積(坪): 
木造二階建て 108.47㎡(32.81坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

古い住宅地に佇むシンプルモダンをイメージした
中庭のある家。

光の庭をイメージした外観は
夜の佇まいにも心地よさを演出しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

自分たちの憧れを
どのようにカタチにすればよいのか
分からなかった。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

自分たちの憧れのカタチが明確に見えるように
色々な可能性の提案に安心感を持てた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築地は道路も狭く歩行者も多いため、
道路からの視線が気になる土地。

開放感や明るさを求められていましたが
そのまま計画するとプライバシーを保つためには
昼間でもカーテンを閉め切らないといけない状態が予測されたので
障壁として二階建ての高さまで中庭の壁を持ち上げて
室内から空を望める角度を割り出し
明るさと開放感、空を切り取る風景をカタチにして
格子を用いて隙間の心地良さも
同時に手に入れるデザインを提案しました。

依頼者の声: 

とても温かみを感じる
素敵な家にしてくださいました。
設計時にこちらのどのような暮らしを
望んでいるかを巧みに引き出し、
徹底的に寄り添い、
そのための工夫を
たくさん提示してくださって、
とても楽しい家づくりとなりました。

山口先生、
ありがとうございました☆
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https://www.y-kenchiku.jp/
お客様の声もご覧ください。

その他の画像: 

外観全景・白い箱をイメージして冷たいイメージとならないように濃いブラウンをアイコンに提案。

夜景外観全景・夜には灯りにより防犯の意味も込めて程よい明るさでライトアップした外観ファサード。

夜景外観全景・夜には灯りにより防犯の意味も込めて程よい明るさでライトアップした外観ファサード。

中庭に面したLDK・リビングアクセス階段をあえて中庭側に計画して
吹抜けの要素を提案、
照明を消すと階段周辺は光庭のようなイメージになり
居心地を満たしてくれます。

リビングと繋がる中庭ウッドデッキ部分。
普段はバーベキューやブランチを愉しむスペースですが
リビングの居心地を向上させる
ディスプレイとしての空間にも変化します。

あえてシンプルにデザインした天井は水盤のゆらめく効能と同じように
透明なガラスのペンダントライトから漏れる灯りによって
夜の時間には静かで美しい陰翳を愉しむ空間となります。

二階の屋根形状を利用して設けたロフト。
秘密基地のような居心地にも変化する「DEN」をイメージした空間。

I-4114、海を見ながら週末を過ごせる家(大阪府在住・建設予定地は兵庫県)

ユーザー マサキ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

大阪市在住です。
兵庫県淡路市でセカンドハウスを建築予定です。
候補地は2ヶ所ほどで高台の傾斜地、崖地です。
(土地の購入契約はまだしていません)
 
「海を見ながら週末を過ごせる家」が希望です。
4人家族ですので、そこまでの建坪は必要ありません。
 
予算感は2000万円台前半が希望です。
ゴージャスな感じよりも自然と調和する感じが好みです。
ハウスメーカーでも調べましたがどれもイメージできず、こちらに相談させて頂きました。
宜しくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、テレビジャックのお話しでした。

賃貸物件みたいに、ただ差し込めば見れる
ということではなくて、何で受信するのかを
しっかり検討しておく必要がありますよ。

そんなお話しでしたよね。
今日は、その続き。

昨日の後半で出てきましたが、
最近、地上波のテレビを見るという人が、
若い方中心に少なくなってきています。

敢えてリアルタイムで、テレビ電波を受信してみる。
その必要性が薄れてきてます。
(私と同じくらいの年齢ですと、理解は難しいかも。)

そういう意味で、面白いなって思うのは、
子供部屋にテレビジャックをつけるかどうか?問題。

勉強するとか就寝するのに個室はいいけど、
できるだけ、家族みなで過ごす時間を持ちたい
ということで、テレビジャックを、子供部屋につけない。

いやいや。
ある程度の年齢になったら、合った方がいいから、
ジャックだけはつけておいた方がいい。

そんな議論があったりしました。
(まだ今でもあったりするケースも)

よく考えてみると。

私の息子は大学生なのですが、
地上波の番組を見る機会ってほとんどなくて、
スマホでYouTubeを見るか、ゲームかくらい。。

テレビ自体なくても、全然困らない生活をしてます。
今後は、そういった方々が増えていきそうですよね。

その結果。
一家に一台くらいは、テレビがあってもいいけど、
各個室にはテレビは必要でもなくて、
ネット環境があれば十分事は足りそうです。

逆に。
ネット環境がよくないと、かなりなストレスになりますよね。

では。ネット環境はどうなのか??
通常ですと、無線LANからの電波を受信する。
そんなスタイルが多いですね。

木造2階で、40坪くらいまでの家であれば、
よほど偏った場所にルーター等がなければ、
家全体に電波は届きます。

ただ。距離がない場所では、やはり減衰します。
ゲームや動画、仕事でヘビーに使いたい場合は、
各階に中継器を置くか、有線LANがオススメです。

中継器は簡単なので別として、
有線LANは、あらかじめ決めておく必要があります。

ルーターから、どこの場所までLAN配線を回すのか。
つまり、どこで何かを接続して使うのかを考えておく感じです。

あとでやろうとすると、露出配線になってしまって、
せっかくの新築に、配線が丸見えに。。。

さらに踏み込んだ内容は、設計士や工務店に相談いただくとして、
最低でも、どこにLANの取り出しをしたいかを決めておく。
それは大事なポイントですね。

長くなったので、今日はここまで。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

ダイニングやリビングの

テーブルとは別に

造作のデスクを計画するという事。

造作デスクとは、

希望の場所に

ぴったりの寸法で設置できる、

オーダーメイドの

カウンターデスクのこと。

素材やサイズにもこだわって、

オリジナルな空間を

計画する事ができます。

一方で後からの変更が

難しいため、

プランニングには

ちょっとしたコツも必要です。

造作デスクの

メリット・デメリットを

よく理解したうえで

計画する事で

過ごしやすい空間が生まれます。

造作デスクには、

オーダーメイドならではの魅力が

たくさん詰まっています。

部屋自体の使い方や過ごし方にも

良い意味で

変化を促すことが出来るように。

メリット。

サイズをミリ単位で

オーダーできるという事で

自分の好みの使い勝手を

イメージしたオリジナル空間が作れる。

デメリットとしては

後から移動できない。

高さが変えられない。

仕上がるまでは

注文住宅と同じで

完成品が見られないという事。

造作デスクのプランニングのコツ。

使いやすい

造作デスクを考えるコツは、

家具の配置を考える事、

何に使うか考える事、

仕上がりをしっかりとイメージする事。

まずは家具の配置を考える事。

造作デスクは

後から移動できないため、

部屋全体の家具配置を

あらかじめ

考えておくことが大切です。

造作デスクは、

できるだけ生活動線を

邪魔しない場所に

設置するのがおすすめです。

造作デスクを

何に使うか考える。

デスクを何に使うかによって、

使いやすい高さ・幅・奥行きが

変わります。

皆さんも経験ありませんか?

使うサイズ感の違いで

色々と苦労する事・・・・・。

そうならないためにも

事前に相談するべき事。

高さ:一般的なデスクの高さは

70~72cmですが、

メインに使う方の

身長にあわせて

考えることも大切。

幅:コンパクトに

収めたいなら幅100cmくらい。

ノートパソコンを広げて、

隣にノートや飲み物が

置けるくらいのサイズです。

モニターを2台並べる、

資料をたくさん広げる、

二人で並んで作業するなど

用途よっては

もっと幅を広げておくことも視野に。

奥行き:一般的な奥行きは

60〜70cm程度。

複数モニターを

設置したい場合などは、

80cmくらいに

広げておくこともあります。

仕上がりをしっかりと

イメージする。

造作デスクは、

設置が完了するまで

完成品が見られません。

仕上がりのイメージは

空間と同じく

しっかりとつくり手と

共有するように、

勿論「提案型」のつくり手の場合は

様々な価値観共有の

やり方を持っています。

日常生活を理想的に

考えてみませんか?

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※LDK・対面式キッチン前に計画した造作デスク・食事の際にも利用

I-4113、2坪と4坪のユニットハウスを建てる予定です(福岡県)

ユーザー いのうえ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

福岡県飯塚市の賃貸駐車場の土地に、2坪と4坪のユニットハウスを建てる予定です。ユニットハウスの図面などはあるのですが、確認申請をしてもらえるところを探しています。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4112、店舗ビルのボリュームチェック(東京都)

ユーザー タナカ4112 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

東京都港区***の店舗ビルのボリュームチェックを依頼
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日までは、コンセントとかスイッチのお話しでした。
いろいろと気にした方がよいポイントありましたよね?

コンセントもスイッチも、なんとなくお任せではなく、
しっかりと検討しながら、決めていくことをオススメします。

今日は、タイトルからは少しずれますが、
コンセントの一部にあるテレビについてお話ししていきます。

あまり詳しくお伝えすると、マニアックすぎて
よくわからなくなるので、少し簡略化してお話しますね。

さて。突然ですが。
テレビを見るために必要なことってなんだと思いますか?

テレビのコードを壁付の差し込み口に差せばOKでしょう?
って声が聞こえてきそうです。

実際、賃貸物件であれば、リビングの一角に口があって、
そこにさすだけでテレビは見えてるはずです。

でも、新築の場合は、そうでもないんです。
何を通してテレビを見るのかを決めておかないといけません。

???

賃貸物件の場合、物件単位でテレビが見れるよう
準備がしてあるので、差すだけで見れるんですよね。

テレビを見るためには。
アンテナで受信するか、光回線を使うか、ケーブルテレビか。
のいずれかを選択して、準備しないといけません。

この工事って、本体の工事とは別というケースが多いので、
しっかり準備しておきましょう。

まずは、アンテナで受信から。
家の屋根付近にアンテナを設置して、電波を受信する方法です。
ある意味、昔ながらの受信方法ですよね。

気になる点は、アンテナ設置費用や、
不具合が出た時に費用が必要なことでしょう。
台風で倒れてしまったとか、傾いたとか。。
ただ、とてもレアケースですが。

それ以外は、費用が必要ないので、コスパはいいですね。

それ以外はというと。
例えば、光テレビ(光回線を使ったテレビ)があります。

おそらくですが、各家には光回線は導入されるはず。
もう当たり前のインフラになってきてますから。

その光回線を通して、地デジ放送を見ることができます。
アンテナみたいにメンテナンスは必要ないし、
映像が乱れたりすることも少ないのはいいですよね。

ただ。
地デジ放送を見るだけでも、月々の費用が必要になります。

これまで、無料で地デジ番組見てきたのに、費用がいる?
ということが気になってしまう場合は、あまりオススメではないですね。

もう一つは、ケーブルテレビ。
こちらは、発想としては、光テレビと同じくくりでいいと思います。
光ケーブルを経由して、テレビやネットがつながるので。

光テレビ同様に、月々の費用が掛かるので、その辺がポイントですね。

というか。
そもそも、地デジを見るのか??

最近では、地デジ番組を見たりすることがない方も多く、
テレビ自体の必要性も少なくなったいるんですよね。

ということで。
テレビがいるのかいらないのか。
いるなら、何を経由して受信するのか。

その辺を比較検討しながら、決めていきましょう。

もう少しテレビの話が続きます。

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※よく考え間取りでシミュレーションを重ねた家電のレイアウト

実際の生活を

シミュレーションしておくことは大切。

もう少しじっくり

考えておけばよかった・・・。

と思う人もいるかも知れません。

打合せをしたにもかかわらず、

実際に暮らし始めてから

見つかる小さな不便とか。

家造り、

新築でもリフォームでも

そうですが、

見落としてしまいがちな

小さなことが「多くの不便さ」を

生み出します。

そんな中のひとつに

キッチン周辺のコンセントがあります。

家電や家具については

色々と考えていても

キッチン周辺のそういった分部は

意外に見落としがちだと思いますよ。

設計者も家事や料理を

するタイプの人なのか

そうではないのかにもよりますが

自身での「シミュレーション」も大切です。

キッチンでは、

電子レンジや炊飯器、

電気ポットにコーヒーメーカーなど、

コンセントを必要とする

電気製品がたくさんあります。

そのためコンセントを

多めにつけたにもかかわらず、

実際に電気製品を

所定の場所に置いたら、

コードの長さが足りずに

コンセントまで届かない・・・といった

不具合が発生することも

あるかと思います。

コーヒーメーカーを

キッチンのバックカウンターで

使用される方もいれば、

ダイニングテーブルで

使用される方もいるように、

その使い方や生活スタイルは

人それぞれです。

そのため、

建築業者が思う

当たり前の位置と

実際に使用する位置での

基本的なコンセントの条件が

十分でない場合が多々ありますし

逆に「現在の家」と

「これから暮らす家」の違いを

どのように打ち合わせを

してきたのかで

常識の違いと行動の差も生まれます。

こうした失敗を減らすには、

実際の生活を

シミュレーションしてみる事と、

現場での確認作業が大切です。

間取りを決めながら

電気配線やコンセント

スイッチ類の打ち合わせ時には

持ち込む電気製品や家具などを

簡単に図面の中に書き込み、

その図面を見ながら

生活や家事時間を

イメージしてみるように・・・・・。

春夏秋冬、

朝から夜まで、

生活の様々なシーンを想像しながら、

わが家の使い勝手を

家族皆でシミュレーションする事で

キッチン周辺の

使い勝手もそうですが

調理家電の使い方も

自由度が増しますよ。

日常生活を理想的に

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