ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

このところ、外壁のお話しが続いていましたので、
今日は、気分転換で、別のお話しです。

まずは、こちらをご覧ください。

縁側ですよね。
最近建てる家では、ほぼ見かけなくなりました。

15年以上この仕事をさせていただいてますが、
縁側をつくったことって、片手で足りるほどですから。

ご覧いただいた画像は、昨日見学した
古民家の縁側なんです。
素敵だなって思います。

座敷に座ってみると、縁側からいい空気が、
流れ込んでいました。

開け放たれた障子とガラス戸。
そこに挟まれた縁側って、屋内空間のような
屋外空間のような。

不思議な感じです。

和の空間によくある開放感なのですが、
この抜け感が、なんとも魅力です。

現代の家として考えると。
断熱性能、気密性能がないとか。
耐力壁がないので、耐震性がないとか。

もちろん。
そういった性能は、とっても重要です。

ただ。
この古民家の縁側の空気を感じると
とっても魅力的なので、
それらを両立させることできないかなぁ
なんて思ってしまいますね。

そうそう。
昨日は、この古民家の近くで、
別の古民家を使っているオーナー様に
いろいろとお話しうかがうことができました。

古民家が持つ魅力って、
伝わる方には、グッと伝わりそうです。

こういった空気感を生かした、
何か新しいことをスタートできそうな予感。
それにワクワクしています。

ご縁と出会いに感謝します。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※インテリアショップでの家具選定・家具提案「Poltrona Frau/ポルトローナ・フラウ」

住まいの設計で空間を考える際に

家具の存在も同時に考えて

デザインの構築を行います。

それは空間に存在するべき

暮らしやすさが

住まい手さんの価値観と

共有するべき内容だからです。

例えば、LDK、

リビング・ダイニング・キッチンに

どのようなレイアウトで家具をおくのか?

それによって窓や

家電のレイアウト、

間取りでは内装ドア・壁の位置やサイズ等

様々な要素の違いと共に

どの程度の自由度を考えておくべきなのか?

というところも変わります。

ちなみに、例えばソファについて。

これにもサイズもあれば

形式の違いもあって

選択肢により部屋の使い勝手や

余白・・・広さの感覚も違ってきます。

ソファではカウチスタイルとオットマン、

どちらを選ぶか?

ソファには寛ぎ姿勢を整える

自由度が欲しいと思います。

リビングスペースに置く

家具の代表格である「ソファ」。

そのスタイルは様々ありますが、

人気の上で双璧なのが「カウチソファ」と「ストレートソファ」です。

ソファというのは

いわゆるベンチタイプを除き、

そこで身体を休める

寛ぐことができるのがその大きな役割です。

そこでは自身がとっている姿勢に

ストレスが無いことが

楽に感じる、疲れ(ると感じ)ない事の条件。

勿論視界に入る空間の美しさであったり

趣味嗜好にあった空間なのか

それぞれのパーソナルエリアにとって

十分な空間なのか?

ソフト面とハード面の

バランスにもよります・・・・・。

心地よいと感じるには

その時その時で

自身が欲している姿勢を

自由にとることができるのが理想であり、

足を曲げて座ることができる、

あるいは逆に足を伸ばして

座ることができるかなども

関係してきます。

ソファではその正面に配置された

テレビやスクリーンで

映像を見るようなことも

あるでしょうし、

その時に画面に正対した状態で

寝そべるような姿勢を

選ぶことができるまでに

姿勢の自由度が高ければ

いわゆる「寛ぎ度合い」は

高まるはずです。

そのような姿勢の自由度を

可能にするのがカウチソファであり、

ストレートソファを選択している場合は

それにオットマンを加えて

配置することです。

カウチソファとオットマンの違い。

この両者、

どちらも遠目には

ストレートソファのどちらか片方から

座面が垂直に伸びている形状であり、

一見よく似て見えます。

しかし、

両者には明確な違いがあります。

カウチソファは

足を伸ばしておける部分が

本体と一体になっているものであり、

ストレートソファに

オットマンを合わせるものは

それぞれが独立したものである

という点です。

カウチソファの「カウチ」とは

中世のフランスに

語源がある「横たわる」という意味があり、

つまるところカウチソファは

横たわることができるソファ

のことを指しています。

主に複数の人が並んで

座ることができる座面部分に

足を伸ばすことができる部分が

合わさったL字型

あるいは中央が伸びているT型が

多く見られ、

姿勢の自由度が高いソファです。

対してオットマンとは、

ソファや椅子に座ったときに

その前方に置いて

自身の足を乗せることができる

家具のことを指します。

フットスツールと呼ばれるものを

含めた総称であり、

ソファと対で使う場合には

その素材や形状などは

統一性をもたせることも多く

背もたれのない一人掛けソファ

といった趣もあるものです。

こちらは現在のトルコ共和国の

前身「オスマン帝国」を

意味する言葉であり、

そこで使われていた長椅子が

イギリスに広まった際に

オスマン帝国(Ottoman)風の家具を

意味するようになったことに

由来しています。

カウチソファも

ストレート+オットマンのスタイルも

脚を伸ばして

寝転がるように座ることができる

もしくは

姿勢の自由度があるという点では

共通している点があるものです。

カウチソファの最大の特徴は

その姿勢の自由度。

足を伸ばす・寝転ぶ・胡坐をかく

といった着座の際、

姿勢の自由度の高さは、

身体を休めるという点で

大きな効果を発揮します。

人の身体というのは

長時間同じ姿勢のままでは

疲れを覚えてしまうようにできています。

無意識下である睡眠時でさえ

寝返りを打つように、

常に無理のない姿勢を

欲するものです。

その自由度が高いうえに、

同時に複数が並んだ際に

そこで誰かが寝ていても

隣に座ることができるのは

大きな魅力です。

一方でいくつかの制限が

生まれるものでもありり、

まず、

設置にはある程度のスペースが必要

という点は配慮が必要になります。

建築的な配置計画のデザインや

設計価値と重なる部分。

一般的なストレートソファに比べ

総幅が大きくなることも多く、

カウチ部分も出っ張るので

縦横ともにスペースを要することで

設置する空間を

選ぶことは事実です。

また、

ソファの前方に

リビングテーブルを置く際には

カウチ部分をふまえた

小さめのものとする必要があります

L字型であることから

45度の角度で複数が着座できるとも

考えがちですが、

よほど大きなものでないと

互いの距離感も近く、

またカウチ部分には

背もたれが無い(もしくは非常に低い)ことも多いので

あまり現実的ではありません。

もともと横になって

リラックスするプライベートな空間向けの

ソファであるという性質から

来客に対応する場、

つまり応接室のような

かしこまった場には

不向きとされる考え方もあります。

オットマンを選ぶことで

自由度は高くなる一方、

ストレートソファに

オットマンを付属させる方が

その役割に幅を持たせ、

様々な面での

自由度も高くなると言えます。

考え方として

オットマンを置くことで

足を伸ばして使用すること

ができることは言うまでもありません。

そのうえで

オットマンはそれ単体でも

使用できる点が魅力です。

元来のカウチソファでは

左右の出っ張りが決まっているところ、

オットマンなら配置の位置は自由です。

左右を考えなくて良い点は

レイアウトの自由度を

高めます。

例えばリビングテーブルを置く際にも

テーブルを囲むように、

つまりL字状にレイアウトしても

空間に対するデザインでの

心地よさは生まれます。

サイドテーブル的な使い方として、

「かたわら」に本やマグカップを置いても良いです。

それ単体で1人掛けのソファとして

使うこともできるので、

来客の際には

ソファにゲストに座わってもらい

自身がオットマンに座る

というような対応をとることもできます。

両者を比較した際には

僕の経験や感覚では

ストレートソファ+オットマン

という選択の方が

使い勝手が良い感があります。

現代の日本の住まいは「横に短く縦に長い」

のが特徴とも言えます。

そこでは縦横にスペースを要する

カウチソファよりも

ストレートソファの方が

汎用性は高くなります。

そこでの快適度を高める際に

オットマンを追加で配置することは

LDKという普段使いする空間で

レイアウトの自由度を高める意味でも

理にかなっていると言えます。

オットマンにも

ショートサイズとロングサイズも

存在しているので

どのような選択で

家具を考えるのかによって

建築的側面からのアプローチも変わります。

暮らしの空間とは様々な要素が

集合体として「住まう場」を構成するので

総合的にイメージする事が大切。

設計に入る前段階で

僕が家具ショールームやインテリアショップ

建材設備メーカーのショールームへ

ご相談者さんや住まい手さんを

ご案内させていただくのは

そういうところでも意味を含んでいます。

暮らしの空間と心地良さの意味を

家造りの過程で

丁寧に考えてみませんか?

住まいの設計・デザイン

新築・リフォーム・建て替え等

ご相談・ご質問は

■やまぐち建築設計室■

オフィシャルホームページの

Contact/お問合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

シャンデリアのある暮らし。

優美で華やかな空間を作り出す

圧倒的な存在感で

空間に華やかさをそえる

シャンデリア。

※インテリアメーカーショールームにて

単なる照明器具にとどまらず、

インテリアとしても活躍し、

きらびやかな雰囲気を

演出してくれます。

※インテリアメーカーショールームにて

しかし、シャンデリアは

それなりの存在感が生まれるので

選択は空間構成にどのような

効能が欲しいのかをよく考える事が大切。

シャンデリアの基礎知識や

メーカー、

設置場所、

選ぶポイントなどで暮らしは

随分変わります。

※インテリアメーカーショールームにて

シャンデリアでラグジュアリーな部屋を

構成したい場合の要素として

「美しいシルエット」

「格式高い雰囲気」

「癒しの空間を作り出す効果」などを

バランスよく取り入れるように。

また、メーカーや設置場所ごとのメリットも。

シャンデリアを構成する要素。

美しいシルエットでもある

シャンデリアとは、

天井から吊るすタイプの

多灯装飾照明器具のこと。

10世紀頃に宮廷や教会などで

用いられていた燭台が原型になっており、

さまざまな形状の物が

作られています。

ロマネスク様式やゴシック様式などの

クラシックなものから、

デザイナーが意匠を凝らした

モダンシャンデリアまで

多種多様なタイプがあります。

いずれのシャンデリアも、

上品で美しいシルエットや、

細かな装飾が施された

華やかな雰囲気が特徴です。

格式高い雰囲気シャンデリアも

基本的には

明るさを得るための照明器具ですが、

室内に格式高い雰囲気を与える

インテリアです。

優美な装飾で華やかさをプラスし、

部屋の雰囲気を変えてくれます。

部屋構成をデザインしつつ、

シャンデリアを設置することで、

ゴージャスでラグジュアリーな空間に。

高級感漂う室内空間が実現できます。

そして癒しの空間を作り出す効果。

シャンデリアは明かりが

直接目に飛び込んでこない

間接照明です。

主照明としてではなく、

補助照明として使用されることが

ほとんどなので、

周囲を包み込むような

柔らかな灯りが特徴です。

このため、

部屋に華やかさをプラスするだけでなく、

癒やしの空間を生みだす事ができます。

高級シャンデリアメーカー「バカラ」。

世界的に有名な

クリスタルガラスのメーカーであり、

フランスのラグジュアリーブランドです。

グラスなどのテーブルウェア、

シャンデリア、

花瓶や香水瓶、

アクセサリーや

ジュエリーなどを展開しています。

バカラのシャンデリアは

自社の強みを活かす

クリスタルを使用し、

一つひとつ熟練の職人が

手がけています。

クラシックなタイプだけでなく、

モダンなタイプのデザインもあり、

こだわりぬいた

繊細な装飾が特徴。

スワロフスキー。

1895年にオーストリアで創業した

クリスタルガラスのメーカーです。

クリスタルのカットと

研磨を行う機械を発明した

スワロフスキーは

高品質なクリスタルの製造に

強みをもつメーカー。

ジュエリーやアクセサリーの他、

シャンデリアなどの

室内装飾も展開しています。

ベルサイユ宮殿や

オペラ座のシャンデリアパーツを

手がけたことでも有名です。

スワロフスキーのシャンデリアは、

特殊なカット加工による

クリスタルガラスを使用しているため、

美しい輝きを

備えているのが特徴です。

YAMAGIWA。

YAMAGIWAは照明器具の

企画・開発・製造・販売を行っている

日本の企業。

シャンデリアは

モダンなデザインを中心に

幅広い商品ライナップがあります。

シャンデリアとしては

リーズナブルな価格で、

日本の住宅にも設置しやすい

小型の製品が多いという

特徴があります。

個性的なデザインに

こだわりたい人や、

さまざまな素材

デザインの中から選びたい人に

おすすめです。

置場所ごとのメリット。

シャンデリアが設置される場所として

多いのがリビング。

家族が必ず集まる場所であり、

来客時にも使用される場所なので、

華やかで高級感漂う

室内空間を実現するために

設置されることが多いです。

また、

夜は直接照明を消し、

シャンデリアの灯りだけにすることで

ムーディーな空間を

演出もできます。

ダイニング。

ダイニングテーブルの真上に

シャンデリアを設置すると、

優雅な食卓を演出できます。

シャンデリアは柔らかな灯りなので、

料理を美味しく見せるとともに、

温かみのある食卓となります。

家族と食卓を囲むひと時が、

良い意味で「非日常」化するシーンも生まれます。

キッチン。

シャンデリアの灯りは長い時間、

照明の下にいても疲れないので、

意外なことに

キッチンにもおすすめです。

自分好みの空間を演出するため、

あえてキッチンに

シャンデリアを設置するケースもあります。

キッチン・インテリアメーカーの

トーヨーキッチンスタイルショールームでは

そんな空間展示を見る事も出来ます。

ダイニング同様に、

キッチンでは光の効能で

食材や料理が美味しく見えるので、

料理するモチベーションも上がるのでは?。

寝室・書斎など。

シャンデリアの柔らかな灯りは

寝室にもおすすめです。

就寝前のひと時を過ごすのには

くっきりとした灯りよりも、

間接照明である

シャンデリアの灯りの方が

向いています。

また、書斎でも

仕事や作業するときは

直接的な照明を使用し、

仕事や作業が終わった後や

休憩時のリラックスタイムは

シャンデリアの灯りのみで過ごす

といった使い方もできます。

玄関。

家の雰囲気を格式高くという場合は

玄関にシャンデリアを

設置するのもおすすめです。

玄関の雰囲気が一気に華やかになり、

上品に見せることができます。

また、

シャンデリアは細部まで

こだわったデザインのものが多いので、

個性的な住まいを演出したい場合にも

向いています。

シャンデリア選びのポイント。

サイズシャンデリア選びでは、

まず、サイズのチェックが重要。

シャンデリアはもともと

堅牢な石造りの建物や教会などの

大規模公共施設向けに

発展していったもの。

このため、

デザインや素材によっては、

かなりサイズが大きいものも

存在します。

吊り下げると天井から1m以上、

下がってくる

タイプもあります。

このため、

実際に設置してみたところ、

部屋のサイズに対して

大きすぎて邪魔になってしまうことが

あるのです。

設置できたとしても

圧迫感を感じたり、

部屋の居住空間が

狭くなってしまったり

することがあります。

大きいサイズのシャンデリアを

設置する場合は、

吹き抜けなど天井が高い場所や

空間が広く、

邪魔にならない場所に

設置する必要があります。

シャンデリを選ぶ際は、

設置したい場所に

適しているサイズかどうかよく

確認する事が重要。

家電量販店などでのテレビのサイズと同じで

周辺の要素や広さが変わると

目的物のサイズも

感じ方が変わります。

なので僕は、

住まいを設計したり

間取りを検討する前に

住まい手さんを家具ショールームや

インテリアコーディネートプランを

お話ししているんです。

家だけを考えるのではなくて

暮らし全般においての

提案を大切にしていますから。

そしてシャンデリアの選択で

重要なのが重さについて。

シャンデリア選びでは、

重さのチェックも重要になります。

クリスタルガラス製で

装飾が豪華なものや、

灯数が多いもの、

サイズが大きいものは

重量があり、

通常の下地や仕上げを行う天井では

が重さに耐えきれないことがあります。

重量があるシャンデリアを

設置したいけれども、

天井が重さに耐えきれない場合は

天井の補強工事が必要です。

また、取り付け器具である

引っ掛けシーリングや

埋め込みローゼットにも

耐荷重量があるので、

取り付け器具を利用して

シャンデリアを設置する場合は

この耐荷重量の範囲内で

なければいけません。

事前にいろいろな調整を行うのは

そういう意味もあるからです。

暮らしの空間と住まいを構成する

様々な要素の中に

照明の選択肢で変化する

暮らしの質も存在します。

どのような居心地の良さが

自分達に最適なのか?

間取りだけではない提案の意味は

暮らしの質的な改善を

幅広くデザインしています。

必要なモノゴトも含めて

間取り検討前の時間も丁寧に。

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

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地域の特性や需要にマッチするサービス付き高齢者向け住宅・株式会社テコデザイン 小野徹哉さん


サービス付き高齢者向け住宅は建築が高品質であることだけではなく、地域の特性や需要にマッチしていることが求められます。
 
サービス付き高齢者向け住宅について株式会社テコデザイン 小野徹哉さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 株式会社テコデザイン 小野徹哉 の写真
仙台市泉区上谷刈5-2-3-303
022-739-9030

サービス付き高齢者向け住宅とはなんですか?

 
高齢者や要介護者等が、安心して生活することができるように整備された住宅のことで、バリアフリー等の構造的なハード面が配慮され、また介護・医療と連携して高齢者を支援するサービスが提供される住宅です。
  
「サービス付き高齢者向け住宅」として登録される住宅の整備事業を、公募を経て国により事業の実施に要する費用の一部の補助を受けられます。

貴社がサービス付き高齢者向け住宅を手がけるようになったきっかけがあれば教えてください

 
それまで、通所介護事業(デイサービス)や訪問介護事業を行っていた方が、事業をさらに拡充したいという中、所有する土地を有効活用したいというお考えもあり、弊社に設計・監理の相談をして頂きました。

サービス付き高齢者向け住宅にはどのような基準があるのでしょうか?

 
高齢者が安心して生活するための基準が設けられており、居室の床面積が原則25㎡以上というものをはじめ、バリアフリーの構造として、床の段差がなく、適切な箇所に手摺を設置したり、ドアの幅や浴室の広さにも基準があり、それらによって生活にやさしい造りとなります。
  
また、トイレに緊急通報装置を設置するなど、安心感につながる設備を設けます。

サービス付き高齢者向け住宅の建設費はどれくらいですか?

 
建設費は構造、規模や建設地の環境などにより様々です。
生活の質を高めるための設備等が必要なため、一般的な賃貸住宅よりはかかるケースが多いですが、裏返せば設備が充実していることで市場における価値の高い建築とも言えると思います。

サービス付き高齢者向け住宅を設計する上で注意している点を教えて下さい

 
一言でサービス付き高齢者向け住宅と言っても、一括りにできないほど本当に様々な建物が存在します。
一番は事業として成立し、事業者様が取り組んでよかったと言って頂けるものを造ることだと考えています。
 
そのためには、建築が高品質であることだけではなく、地域の特性や需要にマッチしていることが求められると思います。
常に、建築主様とよく話し合いを行って設計しています。

実際に住む高齢者のために配慮している点があったら教えて下さい

 
入居者の方は、年齢も体力も様々なので、なるべく広さを感じられるようにシンプルなプランを心がけています。
また、それぞれの人生を歩まれて来られた方なので、お持ちの品も多いことを念頭に、収納を充実させるように工夫します。
 
また、バリアフリー化による安全性の他に、転倒した時のことを考え床材は衝撃吸収度の高いものを採用したり、寛げるような優しい内装にしたり、逆に認識しやすいようメリハリの効いた色彩を用いるなど工夫しています。

施設で働く職員のために配慮している点があったら教えて下さい

 
サービス付き高齢者向け住宅は生活支援の他に、介護事業と併せるケースも多いと思いますが、施設で働く職員は重労働となりがちです。
少しでも疲労度が軽減され、生き生きと働けるように、床のクッション性(高すぎると車椅子の動作に逆に影響が出ます)や、目にやさしい内装の他、周辺環境をよく見て、視線の抜けとなる窓を各所に設けるなどしています。
 
もちろん、休憩するためのスペースもきちんと整備する必要があります。
そもそも、基本計画段階で動線を整理してプランニングを行うことが重要だと考えています。

サービス付高齢者向け住宅「てるてるハウス」で工夫した点を教えてください

「てるてるハウス」は東日本大震災後に建築しました。
当時、資材や人手不足があり、建設費が高騰していました。
 
そんな中、事業者様が利用者、高齢者のために施設を整備したいという熱い想いをお持ちで、それに応えようとなるべくコストを低減できるよう構造や形状をシンプルにしようと心掛けて計画しました。
 
2,3階は居住スペースですが、利便性のよい地域であったため、健康な高齢者が安心して、かつスマートなライフスタイルで楽しみたいとお考えの方にも満足して頂けるように、談話室はオープンキッチンを採用した他、お洒落なデザインやサイン計画を検討しました。
 
1階のエントランスの集合郵便受もデザイン性が高いものを選び、プライバシーの配慮も兼ねて、地窓で植栽を楽しめるようにしています。
 
また、「てるてるハウス」は、1階にデイサービスやヘルパーステーションを併設しています。
 
デイサービスの食堂は、マスターが以前から経営してこられた大人の雰囲気のある喫茶店に変わる空間になります。
グランドピアノも置かれるその空間は、高齢者にも愛されるような質感と間接照明を生かした落ち着きのある雰囲気になるよう心掛けました。
 
厨房は食堂とデイルームのどちらにもサービスしやすいプランとしました。
 
また、デイサービスの浴室は、限られたスペースですが、ユニットバスではなく在来の浴室にし、600×1,200の大判のタイルを採用するなど、気の利いた温泉旅館のような質感を目指しました。
 
サービス付き高齢者向け住宅は、「家のような」雰囲気とすることも多いと思います。
しかし、「てるてるハウス」は高齢者が明るく輝ける住まいであることを目指し、地味な内装ばかりではなく、色合いを使って華やかにしたいねと、事業者様の想いを実現しました。

 

てるてるハウス・平面図

てるてるハウス・1階平面図

↑てるてるハウス・1階平面図

てるてるハウス・2階平面図

↑てるてるハウス・2階平面図

てるてるハウス・3階平面図

↑てるてるハウス・3階平面図

土地購入前の相談にも乗っていただけますか?

 
真剣に事業をお考えの方にとって、土地購入は大きなアクションだと思います。
 
サービス付き高齢者向け住宅の建築に適しているか、どれくらいのボリュームが建てられるかなど判断のお役に立てると思いますので、お話をお聞かせ頂ければと思います。

補助金申請の手続きなども手伝っていただけるのですか?

 
補助金申請には設計者の関与が必須になります。
経験を活かして、もちろんお手伝いさせて頂きます。

貴社にサービス付き高齢者向け住宅を依頼するメリットを教えてください

 
弊社は、賃貸住宅や店舗、飲食店、社会福祉施設など様々な用途の建物を設計してまいりました。違う用途のものであっても、サービス付き高齢者向け住宅の設計に生かせるアイディアが多くあると思います。
 
そして、何より事業を手掛けたいという方それぞれに、ご希望や想いがあると思います。
それをしっかりとお聞きして、設計させて頂きます。
「規格の商品を提供」するのではなく、「企画した一品を提案」致します。

サービス付き高齢者向け住宅を建てたい方になにかアドバイスがあればお願いします

 
人は誰しも高齢になっていきます。
人それぞれの人生経験を経て、熟年世代となった時に、落ち着く環境とワクワクした気持ちを持って生き生きと暮らせることは、幸せなことではないでしょうか。
そんな環境を提供したいという方がいらっしゃれば、弊社では全力でお力になりたいと思っています。

貴社の設計依頼可能なエリアを教えてください

 
弊社は仙台市を拠点に業務を行っていますが、遠方の場合、交通費等諸経費はかかりますが、基本的に全国どこでも依頼があれば、ご期待に沿えるよう、誠意をもって対応しております。

株式会社テコデザイン 小野徹哉さんのサービス付き高齢者向け住宅・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
サービス付高齢者向け住宅「てるてるハウス」

鉄骨造3階建て耐火建築物の建物ですが、様々な性能を満足し、スタッフ動線にも配慮したサービス付き高齢者向け住宅です。国交省の補助を受ける手続きをし、建設費を考慮してコストパフォーマンスの高い施設を目指しました。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

建築家と邸宅をつくる道すじ。

※家造り打ち合わせの途中

理想的で暮らしやすい家

となるような注文住宅。

建築家と共に実現する注文住宅には、

自分の持つこだわりや希望を

十分に反映させたいもの。

そのためには、

理想を形にしてくれる、

相性の良い建築家を

パートナーとすることが非常に

重要になってきます。

自分の住む戸建ての家を

手に入れようとした場合、

おおまかに分けると

建売販売されている住宅を選択する、

または一からつくりるあげていく

注文住宅を選択するかの

二つの方法が挙げられます。

注文住宅を選択された場合は

細かな違いはありますが

おおよそは以下のような

スケジュールで進んでいきます。

○建築予算の決定

○土地選び又は既存土地建築の選定

○設計又は建築を依頼する会社探し

○設計に関する打ち合わせ、土地の調査・法規調査

○設計プランの確定 工事会社の選定

○建築プランの詳細化

○打ち合わせ詳細化 建築会社決定

○建築確認申請などの着工前法規事務手続き

○着工

○完成

○引き渡し

この流れの中で、

理想の住宅(注文住宅)を

得るためにとくに重要となるのが、

建築家・設計者との打ち合わせです。

特に初面談の際には

分かりにくいことなども多いので、

自分の希望をしっかりと聞いてくれるか、

その希望に対する建築家の考え方や

発想や提案に共感できるか、

キチンと「説明」をしてくれるのか?

「相性の良さ」を確認することが

とても重要です。

完成するまで建築家との打ち合わせは続くので

しっかりと自分の希望や

こだわりを建築家に

理解してもらえるよう、

打ち合わせ前に、

叶えたいことや

こだわりたいポイントを

伝える事も重要です。

注文住宅の建築依頼先としては、

ハウスメーカー(HM)や直接工務店に

お願いするという

選択肢もあります。

ハウスメーカーのメリットは、

会社の規模が大きいため、

長期保証やアフターサービスの手厚さなど、

安心感があるところでしょう。

ただ、デメリットとしては、

設計の自由度が低いということ。

近年はある程度施主・住まい手の希望に沿った

設計を叶えることが出来る

ハウスメーカーや工務店も増えてはいますが、

多くの場合は、

壁や屋根や窓など、

すべての仕様に一定の規格が

設けられています。

そのため、

規格外の要望や設計には

対応できないケースや

オプショナリーで割高なケースもあります。

勿論、

例えばですが会社は同じでも

皆さんの会社等でもあるかもしれませんが

担当者による違いも存在し

場合によっては「転勤」などもありますので

事例なども踏まえてご注意を。

逆に建築家・設計事務所にもよりますが

注文住宅をメインで携わっている

建築家・設計者に依頼する

最大のメリットは、

全てにおいて「自由度が高い」という点です。

勿論「法律」による制限

「都道府県や市の条例」による制限は存在しますが

建物の工法も比較的自由で

選択肢が広く、

狭小地や傾斜地・変形敷地にも

デザインで対応ができます。

邸宅のデザイン性が高く、

こだわりや希望を十分に反映させやすい分、

設計期間と工期は長くなりがち、

というデメリットも存在します。

後悔しない建築家の探し方。

注文住宅を建てるなら、

住まい手さんの希望やこだわりを

最大限に反映し、

隅々まで理想の家を目指したいところ。

当然見た目だけでなく、

邸宅の住み心地の良さは

重要なポイントです。

住まい手一人ひとり違う

こだわりや理想にじっくりと耳を傾け、

趣味や好みを把握し、

条件に合う精度がの高く

ふり幅のある提案を出すことが出来る

建築家の存在が、

理想の家に仕上げられるかの

明暗を分けると言っても

過言ではありません。

つまり、

最適解の住宅を手に入れるためには、

自分と感覚の合う相性の良い

建築家とパートナーを組むことが大切です。

ではそんな建築家には、

どうしたら出会えるのでしょうか。

建築家探しの第一歩としては、

まず住まい手である自分自身が、

これからつくり上げていく邸宅に求めるものを

どのように考えるべきか?

ということを明確にすること。

どんな外観が好きで、

誰とどんな暮らしがしたいか、

抽象的でも構いません

イメージを膨らませます。

次に、

雑誌やホームページなどから、

住みたいデザインの家、

ぐっとくる家、

共感できそうだな思う候補を

探していきます。

そして次に、

その家を建てた建築家や

建築事務所に連絡をして、

実際に顔合わせをしてみるのです。

自分が思い描く雰囲気の家を

実際に手掛けた事務所を選択していけば、

相性の良い建築家に出会える確率は

アップします。

最近ではSNSも選択肢になりますので

日常的な発言などから「ひととなり」を

知る事も一つの手段になります。

そこからさらに打ち合わせをして

絞り込んでいくことで、

注文住宅を一緒に創っていけるパートナー、

としての建築家を探し出せるかと思います。

建築家(建築士)に

任せたほうが良いポイントと、

施主(住まい手)が決めたほうが良いポイント。

注文住宅は、

建築家と住まい手とが

一緒に創り上げていくもの。

そのため、

どちらかがすべてを決めるのではなく、

お互いにしっかりと

意見を交わしあうことが重要です。

ここでやはり一番のポイントとなるのが、

どんな家に住むのか

という住まい手の

はっきりとした意思表示です。

もちろん、

建築に関するデザインや工法など、

技術面に関することは、

専門家である建築家に

任せたほうが上手くいく事になります。

しかし

、その建築家の実力を

いかんなく発揮できるかは、

オーナーが「住む意思」を

どう持っているのか?

によって大きく変わってきます。

お互いが納得・共感できる

話し合いが肝心です。

大切な家造りの時間を

質の良いものに考えてみませんか?。

必要なモノゴトも含めて

間取り検討前の時間も丁寧に。

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暮らしのインテリア
間取りの相談等
https://www.y-kenchiku.jp/
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メール送信フォームからお気軽にご連絡ください。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央
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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※家造り中の打ち合わせ時間・話題は家造りだけではなくて暮らしや趣味・人生観まで色々幅広く

家造りの過程を大切に、

完成だけではないという事。

何かを成し遂げた時に、

振り返ってみると

それを達成するための過程が

最高に楽しかった、

人生に深みを与えた、

その経験があったから学べたこと

改善できたこと、

将来が変わった事・・・・・etc。

そんな経験はありませんか?。

人生の中で、

様々な出来事が起こりますが、

その中でも

何かに向かって

突き進んでいる時の

充実感は言葉にできないものがあります。

僕も、幼い頃は自分の住んでいた家に

コンプレックスがあり

自分自身にも自信がなく

いつかは環境を改善したいと思い

建築を好きになり勉強し

実務経験をこなしている中で

様々な良い意味でも悪い意味でも

経験をして

建築士試験を受け

建築士免許を取得し

実務に励み、

勤務していた設計事務所を退職し

自分の出来る「貢献」を考えて

建築家として独り立ちしました。

その過程があるから「出来る事」、「考えが及ぶこと」

も沢山あります。

僕はこの何かを成そうとする過程で、

最初はうまくいかなかったところから、

どこかのタイミングで大きく成長し、

確実に目的達成に近づいていると実感でき、

高揚し、ワクワクする、

そんな時間が人を育て

考える事を拡大できるのだと

思っています。

それが全てでは無いですが

その経験や過程は「学ぶ」という意味

だけではなくて、

人生の糧として大切な時間だと思います。

家造りに関しても

簡単で楽に家を建てる事も可能です。

ですが、家造りで「0」から「1」を

生み出す時間は

自分たちの将来や

これからの暮らしを愉しみながらも

真剣に考える時間として

大切な「質」を問う時間になります。

そういった分部をどう考えて

価値を見出すのかによって

家と暮らしの結びつきな変化します。

大切な家造りの時間を

質の良いものに考えてみませんか?。

必要なモノゴトも含めて

間取り検討前の時間も丁寧に。

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

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低価格、工期が短いコンテナハウス・ワンズ建築設計室 佐久間智春さん


コンテナハウスは低価格、工期短縮、コンテナのデザイン性などのメリットがあります。
コンテナハウスについてワンズ建築設計室 佐久間智春さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー ワンズ建築設計室 佐久間智春 の写真
郡山市成山町59-6
024-937-6345

貴社がコンテナハウスをてがけたきっかけを教えてください

 
お客様よりコンテナで住宅を作りたいとコンテナハウスの相談を受けました。

コンテナハウスの価格はどれくらいでしょうか?

 
木造平屋建ての同規模の場合と比較して2割程度は安くなると思います。
建物本体と屋根外壁が安くなりますが内装などは一般建築と変わりません。

コンテナハウスに使うコンテナは中古品なのでしょうか?

 
用途と予算に応じて使い分けますが、いわゆる海上コンテナは複数回使用した中古品と貨物船に積んで運ばれただけの新品同様のワンウェイ品があります。
用途によってはJIS規格の新品を利用します。

コンテナハウスは固定資産税がかかりますか?

 
建築物となりますので、固定資産税がかかります。
建築確認申請も必要です。

コンテナハウスのメリット・デメリットを教えてください

 

メリット:
低価格、工期短縮、コンテナのデザイン性
デメリット:
天井高の制限(ハイキューブ:木床2.35~土間2.55m)、開口部の制限、規格寸法による間取りの制限、狭い場所へのコンテナ搬入及び設置の不可

コンテナハウスの内装はどのようにしていますか?

 
内装については他の建築物と同じですが、コンテナの断熱と結露防止、気密性が最重要となります。
 
特にコンテナ本体の壁天井は熱橋を作らないように注意しています。

コンテナハウスに窓やドアを付ける場合、構造的には問題ないのでしょうか?

 
コンテナの扉部分には開口補強がありますが、側面などに腰窓など開口部を設ける場合は角パイプ溶接の開口補強を設けます。
大型開口を設ける場合は構造上安全を確かめて補強します。
開口補強に関しては、現場開口ではなく工場加工となります。
 
用途によってはJIS規格コンテナを使用します。

コンテナハウスを建築基準法に適合させるために工夫した点があれば教えてください

 
建築基準法の適合に関して、単体で適合の場合はJIS規格コンテナを使用します。
ISO海洋輸送用のコンテナの場合は、コンテナ本体を外壁材と屋根材とし構造は木造若しくは鉄骨造とします。
 
コンテナ倉庫に関しては、指針がありISO海洋輸送用コンテナ単体でも対応可能です。
計画内容と予算に応じて建築基準法の対応をしております。

 

「貨物用コンテナハウス40ftハイキューブ」で工夫した点を教えてください

 
ハイキューブ(H=2896)とノーマル(H=2591)の間口は同サイズ(W=2438)ですが、高さに約300mmの違いがあります。
 
ハイキューブの場合、天井高確保はもちろんの事、天井ふところが使えるので断熱性能やダウンライト設置など可能となります。

コンテナハウス・間取り

コンテナハウス・間取り

コンテナハウスで店舗を作ることも可能でしょうか?

 
可能です。
コインランドリーやカフェ、ガレージなど小規模な店舗に向いています。
 

コンテナカフェ・平面図

コンテナカフェ・平面図

コンテナ・コインランドリー・平面図

コンテナ・コインランドリー・平面図

コンテナハウスをdiyで建てたい方の相談にものっていただけますか?

 
可能です。
DIYの場合はハーフビルドをお勧めしています。
基礎やコンテナ本体の加工(窓・ドア設置)まで専門業者へ依頼し、外壁塗装や内装工事をDIYとなります。

コンテナハウスを建てたい方にアドバイスがあればお願いします

 
コンテナハウスは、コンテナのデザイン性は唯一無二で大変魅力的です。
コストに関しては、木造より高くなる場合やコンテナの制限などデメリットもあります。
十分理解して検討することをお勧めします。

貴社に設計監理を依頼可能なエリアを教えてください

 
コンテナハウスに限らず、全国対応いたします。

ワンズ建築設計室 佐久間智春さんのコンテナハウス・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
貨物用コンテナハウス40ftハイキューブ

貨物用コンテナを利用した住宅に住みたい!を可能にしました。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日ご紹介した化粧スレート。
通称、カラーベスト。

思いのほか、人気があるようですね。
少々ネガティブな書き方してしまったので、
補足しておきましょう。

塗装が大事といいましたよね。
これって、他の素材でも言えることです。

例えば。
窯業系サイディング。
こちらも、塗装で性能を担保しているので、
塗装がはがれてしまうと困るのは、スレートと同じです。

両素材ともに、塗装がしっかり撥水してくれるよう、
定期的な塗装をすることで、外壁の性能は保持できます。
その辺はご安心くださいね。

ちなみに。
少し違うのは、厚みでしょうか。
14mm以上のサイディングと5mm程度の化粧スレート。
うすい方が、反ったりしやすいという特徴はありますが。

それはそれとして。
昨日の話の続きをしていこうと思います。

化粧スレートの中で、単体として、
とても人気の高いモノがあります。

「ソリド」という名称で取り扱われている素材で、
内装にも使う素材ゆえ、その時に話題にしました。

改めて。
外壁材として、お話しはしておこうと思います。

仕上がるとこんな見え方します。

化粧スレートという意味で、形状はよく似てますよね。
(いろんな葺き方はありますが)

ご覧いただいた通り、かなりムラがありますよね。
グレーから白まで、一枚ごとでも違いますし、
一枚の中でも、濃淡が出ています。

このムラ。
塗装してできたムラではないんですよね。
塗装をせず、素材そのものからできるムラなんです。

なので。
どれ一枚とっても、同じ色がなくて、
ある意味、オンリーワンな外壁を実現できます。

自然なムラが好まれる昨今の流行にのって、
発売以来、すごく人気で、採用されています。

部分的だったり、全体だったり。
採用の度合いは、人によって違いますね。

それと、経年でムラ具合が変化していくので、
その変化を楽しめる方であれば、なおよし。

逆に。竣工当初のままで!ということだと、
なかなか難しいので、ご注意くださいね。

少し気になる点があるとすれば。
やはり経年での変化についてでしょうか。

ムラの変化は、ある意味、味として思えますが、
反ってしまったり、水を含んでコケの可能性は
十分考えられますから。

実際、カタログの注意書きを見ると、
その辺についての説明があったりしますので、
反ってしまっても、劣化として扱われないでしょう。

私個人的には。
経年でのそういった変化をできるだけ減らせるよう、
雨が掛からなく、通気のよく、直射日光も少ない。
そんな場所で採用すると、安心かなと思います。

ムラがかっこいい!というだけでなく、
上記のこともしっかり確認した上で、
採用箇所を相談しながら、決めていけるといいかなと
思います。

今日はこの辺で。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

例えばですが、

空間を小さく計画する事で

物事が解決する事もあります。

強みが小型化技術という事で

成功する企業の商品事例があるように、

僕も実際に

建築設計を行う際に

あえて小さい空間と

広い空間を対比させることで

空間全体を使い心地よくデザインした事例や

広い家にあえて狭い空間を生みだすことで

居場所がサイズ感として落ち着く

という心理効果をデザインしたり・・・・。

今では多拠点生活という

暮らしのスタンスも多くあるので

あえてサイズを少し小さめに計画して

後々は離れや

暮らしの変化に応じて

場所を再活用したり

再構築したり・・・という考え方も。

暮らしの価値観に応じて、

狭小住宅(タイニーハウス)と呼ばれる

小さな住まいのカタチを

デザインする事もあります

建築が小型化すれば

敷地も小さくて済む道理で、

夫婦二人の住まいや

暮らしの価値観に応じて

サイズ感も異なりますから。

では果たして「小さくつくる」とは

どういう事なのかについて少し・・・・・。

玄関は要るのか?。

家をマンションのように

ワンルーム化しても良いのか?

例えば、

cafeやショップに入ると

店内が一望できますね。

あのイメージで

前室としての玄関は

要らないという考え方も

ひとつだと思います。

玄関ドアの気密性が向上し、

カメラ付きドアホン(インターホン)で

居ながらにして

来客が誰かわかる時代になっています。

スマホにも画像を

飛ばすことが出来ます。

訪問者によって色々と

対応のカタチもありますよね。

個室は3畳で充分かも知れません。

ロフトベッドが入れば

その下に机と椅子、

小さな収納は置くことが可能です。

それでもカプセルホテルの

部屋2個分は確保できる

空間です。

茶室のような設計理論の中に

空間を落とし込む事で

物理的寸法だけではない

居心地の良さも生まれる空間

という考え方・・・・・。

勿論、立体と水平のバランスで

奥行きを生み出す空間の感覚も

あわせてデザインする事で

実際の広さと

認識での広さを変化させることも

それらに対するデザインの工夫として

考える事が出来ます。

収納は立体的空間利用で

3倍確保が可能にあります。

3列3段のハンガーパイプや

ロフト、

床下収納など

色々な工夫で容量を確保できます。

収納が多いのが

小さくできる秘訣でもあります。

気持ちいいという感覚を大切に

あくまでも畳数にこだわるよりも

見える風景、差し込む光、

ストレスを感じない「つくり」や

動線など居心地に

フォーカスした空間づくりが大切です。

固定観念を一旦捨てれば

色々な可能性が生まれます。

例えばですが

広さとコストの狭間で

家づくりを諦めていた方々、

この時点で見直してみませんか?。

可能性のある建築のデザインは

過ごし方や心地良さを

変化させつつ

気持にも余裕を生み出す拠り所が

存在していますから。

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

I-4070、ガレージ倉庫の建築確認申請依頼(福岡県在住・建設予定地は佐賀県)

ユーザー かじゅ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

ガレージ倉庫の建築確認申請依頼。
既製品のアメリカンガレージを購入予定で現在それに合わせてもうすぐ土間コンクリート打設しますが、規制品じゃなくて木造か軽量鉄骨でセルフビルドに変更予定です。
倉庫サイズがw=7000 D=12000 H=4000
建築予定地が佐賀県千代田町
宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
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