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外壁について、いろいろお話ししています。
ほんと。いろんな外壁がありますよね。
外壁の話はついに、19回目ですから!

まだまだあるのですが(笑)
今日は、昨日に引き続き、木の外壁について。

木って、焚火なんかを想像してしまうと、
燃えにくくはないということは、理解できますよね。
特に。セメントとかに比べると。

なので。
樹脂サイディング同様の下地材が必要。
そんなお話ししましたよね。

でも。
それがなくてもいい木材があったりします。
「ウイルウォール」で検索してもらうと出てきますよ。

木材そのままではなくて、燃えにくくするための薬剤を
加圧して注入しているんですよね。

しかも。
それで、しっかり試験をクリアしているので、
堂々と木材を採用することができます。

すごいのは。。
街中で、防火の規制が厳しいエリアとして、
準防火地域というところがあるのですが、
そこで使えます。

例えば。
愛知県でいえば、名古屋市内は、概ね、
準防火地域という規制が掛かっていますが、
そこで、木造3階建てで、木の外壁できますから。

私も、街中で採用する場合は、
こちらをよく使わせていただいてます。

ただ。。
この外壁材。ものすごく金額が高い。

そもそも、防火の加工がしていなくても、
木の外壁って、かなりコストは高いんですけど、
そこからさらに割高になります。

なので。
かなり気合を入れて採用することになりそうです(笑)

それと。
古い家で、外壁に木が使ってあると、
板が反りあがって、下地が見えてるなんてこともありますよね。

これって、外壁に限らず、無垢フローリングでもあるので、
外部に使うのであれば、なおさら発生しますよね。

自然素材だからこそのことなんだと思います。

でも。
その古い家で見かける木の板って、杉という樹種が多くて、
杉は、反ったりしやすいんですよね。

最近外壁に使われるのって、レッドシダーという樹種が多く、
そういった反り等が発生しにくいことが特徴です。

少し余談ですが。
ウッドデッキを、国産杉でつくった場合と、レッドシダーで造った場合。
劣化度合が結構違ったりしますね。
(レッドシダーの方が長持ちします)

とはいえ。
レッドシダーだって、狂いはあります。

反ったりした場合、部分的な張替えができるのはいいですよね。
ただし。。張替え場所が高所だと。。足場がいるかもしれませんね。

いずれにしても。
自然素材ゆえ、反りの可能性があることは、
理解しておいた方がよいでしょうね。

そうそう。
木を使う、少し違う特徴の外壁があります。

明日は、そのお話しです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

渋谷の家…2013年完成のお家です!
http://ohkokk.boo.jp/sibuya.html
十年の改修工事を今年から来年にかけてクライアントさんから相談を受けてますが…写真は十年経った外観のコンクリート打放しです(^^)

住宅のアフターサービス…設計事務所の立場からお話するとアフターサービスという言葉はなかなか使われないと思います。住宅メーカーではよく使う言葉ではないでしょうか…
私は設計事務所ですのでアフターサービスというよりは、生きている限りは見守っていきます!という感じでしょうか…

お金が発生してもしなくても、完成した後にきちんと相談できる人がいるということが一番の安心となると思うのです…それもアフターサービスの一つではないでしょうか!

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昨日から、外壁材の一つとして、
木質系の仕上げのお話しをしています。

昔からよく使われている素材ですが、
このところ、とても人気があります。

ただ。
経年で、茶色からグレーに変色していく。
そんな特徴があるので、それが好みでない人には、
あまりオススメではありませんよ。

そんなお話しでした。

今日は、その他の特徴について、
お話ししていきたいと思います。

木質系のサイディングの特徴として、
断熱性が高い!なんて言われています。

木材は、金属なんかに比べると、
素材として熱を伝えにくいという特徴があります。

なので。
鉄骨造の建物より、木造の建物の方が、
簡単に断熱性能を高くできます。

ただ。
だからといって、外壁に使う際に、
断熱性が高くなるかというと、疑問は残ります。

以前、金属系サイディングのお話しでしましたが、
外壁が金属だから、断熱性がよくないことはありません。

金属系サイディングでは、断熱材となる素材が
ガルバの内側に裏打ちされていますが、断熱が目的では
ありませんから。

外壁材と断熱材を構成する壁の間には、
通気層があるので、熱が伝わるのは、考えにくいですから。

外壁の熱が、内部へ伝わる前に、通気がしっかりとれていれば、
その熱は上昇気流にのって、排出されますね。

それと。
仮に、そこに熱がとどまったとしても、
その内側にある、断熱材のおかげで、室内への熱は
進入しなくなりますので。

なので。
断熱材も、通気層もない、昔ながらの家であれば、
使う外壁の影響は、大きくうけると言えます。

これから新築する場合はありえないですし、
外壁を新しくするのであれば、最低でも、
通気層は確保するため、外壁が木だから断熱というのは、
説得力ないかもしれませんね。

それ以外の特徴はどうか。

とてもシンプルですが、木材ゆえに、燃えそう。
そんなイメージをお持ちの方がいると思います。

たしかに。
焚火なんかするときって、木材を使いますから(笑)
いざ外壁となると、困りますよね。

通常の木材であれば、法的にも防火が取れていないので、
その下地となる板を、燃えない素材にすることになります。

少し思い出していただくとわかるかもしれませんが、
樹脂サイディングと同じ下地材です。

樹脂サイディングも、単体では防火はないですから。

実は。
「通常の」と記載したところに意図があります。

その辺については、明日お話ししましょう。

I-4057、倉庫にてキュービクルの更新(神奈川県)

ユーザー おによし の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

川崎 ***の倉庫にてキュービクル(容量450kVA)の更新を検討しております。現行のキュービクルは庫内に設置されているのですが、このままでは交換設置が難しい為、庫外の敷地に新設を検討しております。この為、設置確認が必要となります。ご相談頂ける際に詳細をお伝えしたいと考えております。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





住宅部分との動線分け、エリア分けされた併用住宅・芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人さん


併用住宅の間取りは住宅部分との動線分け、エリア分けが重要です。
芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人さんに伺いました。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真
丹波市青垣町東芦田452番地
0795-87-0632

貴社が併用住宅を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい

 
電気工事関係のお仕事をされているご主人とは、建築の数年前から顔見知りでした。
何度か当事務所の電気工事の仕事をしていただいたこともあり、家を建てるなら芦田に頼みたいと、お考えいただいていたようです。
お子様たちの進学のタイミングに間に合うような時期に、購入すべき土地もみつかり設計のご依頼をいただきました。

店舗併用住宅を建てられない用途地域もあるのでしょうか?

 
はい、準工業地域、工業地域、工業専用地域と言った工業系の用途地域では店舗併用住宅は建てられません。
 
住居系では第一種低層住居専用地域と第二種住居専用地域で一定の条件のもとで建築することが可能で、第一種低層住居専用地域では店舗部分の床面積が50㎡以下で且つ、建築物の延べ床面積の1/2未満であること。
店舗の用途として事務所、日用品の販売を主たる目的とする店舗又は食堂、学習塾、雑貨屋、美容室などが認められます。
但し厨房における機械の出力制限もあります。
又、第二種低層住居専用地域では店舗の床面積が150㎡以下で店舗は2階以下に設けること、第一種低層住居専用地域と同様に厨房における機械の出力制限があります。

併用住宅の間取りを考える際に気をつけていることを教えて下さい

 
住宅部分との動線分け、エリア分けになります。
居住者の日常生活が店舗にやって来る来客によって疎外されるような間取りになってしまうと安心して生活が送れませんし、逆に来客に居住者の日常が垣間見えるような間取りになってしまうと、折角の気分転換も台無しになってしまい兼ねません。
お互いが気兼ねなく、それぞれの時間を過ごすことが出来るように気を付けています。
狭小地の場合、それらが特に難しくなるため細やかな配慮が必要になります。

併用住宅を建てる際に住宅ローンを使うことも可能なのでしょうか?

 
住宅部分を住宅ローンで、店舗部分を事業用ローンと言った2本立てのローンの組み方もありますが、住宅部分の床面積が延べ床面積の1/2以上確保出来ていることなどを条件に住宅ローンのみで建物全体のローンを組むことも出来ます。
勿論、後者の方が低金利となるため2本立てのローンを組むよりもメリットがあると言えます。
詳しくは融資先となる金融機関で条件を確認していただくと良いと思います。

つながる家では依頼者からどのような希望がありましたか?

 
ご主人が経営される会社の事務所と、奥様が運営される雑貨カフェのスペースを設けつつ、ご家族のお住まいを併用したいと言ったご要望がありました。

つながる家

どのようにしてそれを叶えましたか?

 
敷地は、その東西両面で道路に接道し、間口(南北方向)に対して奥行(東西方向)の長い長方形でした。
東側は道路幅の広いメイン側、西側はセットバック(敷地後退)して4.0m道路となる裏側と位置づけ、その形状をなぞらえるように、東側に1階の店舗と2階の事務所からなる職棟、西側にご家族が暮らす住宅棟を配置して1階の建物内部でも、お互いが繋がるような計画とし実現しています。

ハウスメーカーや工務店でなく貴社に併用住宅を依頼するメリットを教えてください

 
当事務所では、今回紹介させていただいている「つながる家」以外にも写真館併用住宅や美容室併用住宅など複数の併用住宅の設計経験があります。
それぞれで店舗部分の用途は違いますので、毎回考慮すべき内容が違ってきます。
その度に経験値が増しアイデアのストックも増えます。
それぞれの業態独特の設備やスペースの取り方、バックヤードとの兼ね合い、住宅部分とのつながりを意識したデフォルトの無いゼロからの設計を叶えられることが、一番のメリットであると考えます。
パターン化されたプランではなく、使い勝手や情緒にも訴えかけるようなセンスで皆様の併用住宅を実現します。

併用住宅を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします

 
テナントを借りて、お店を営業するよりも、自前のお店があれば、毎月の固定経費を抑えることが出来ます。
開業間もなくの場合、自前のお店が持てなかったとしても、ある程度お店が軌道に乗れば自前でお店を持つことを検討されても良いかもしれませんね。
「時は金なり」と言う言葉があるように、ご自宅と店を併用することで通勤のための時間も、そこに費やすエネルギーや交通費なども節約出来ます。
又防犯の意味でも、家とお店が近い方が気持ちの上でも安心できると思います。
そう言った意味で店舗併用住宅のメリットはかなり高いのでは無いでしょうか?

土地探しの段階からでも相談にのっていただけますか?

 
是非、土地探しの段階からご相談下さい。
事前にご相談いただくことで、コストパフォーマンスを最大限に生かした資金計画を立てることが出来ます。
例えば、皆様が購入希望の土地が見つかった場合、その土地だと外構にかなりの出費が必要になり建物本体に掛けられる費用を削らざるを得ないと言ったアドバイスをさせていただくことで、リスクの高い土地の購入を回避できる可能性もあります。

貴社に設計依頼可能なエリアを教えてください

 
兵庫、京都、大阪を中心とした近畿圏からのご依頼を多くいただきますが、特にエリアを限定している訳ではありませんので、条件が合えば全国どこでもお受けさせていただきます。
過去には、宮崎県からご依頼いただき、お仕事をさせていただいたこともあります。

芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人さんの併用住宅・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
つながる家

東西に長い敷地の東側に職棟、西側に住棟を配置し、それらの空間は完全に分離していますが建物としては1棟です。住棟内の環境を整えるためには南北に距離の無い敷地ですが吹抜けにより採光を確保し最大限の配慮を施しています。

併用住宅・メニュー

併用住宅で住宅ローンの支払を楽にする
患者さんの緊張感を和らげる歯科診療室のある医院併用住宅・更田邦彦建築研究所 更田邦彦さん
無垢の木などの自然な素材を使い、時代に左右されない美しさの整骨院併用住宅・タイラ ヤスヒロ建築設計事務所 平 泰博さん
プラスアルファの豊かさのある工場併用住宅・黒川智之建築設計事務所 黒川智之さん
落ち着いて治療を受けられる整骨院併用住宅・加藤淳一建築設計事務所 加藤淳一さん
安心して医療を受けられる居心地の良い医院併用住宅・時空間計画 田代輝久さん
プライベートゾーンとパブリックゾーンが明確に区分された医院併用住宅・株式会社入船設計 入船重光さん
地域や環境に配慮した自由度とデザイン性の高い医院併用住宅・かわつひろし建築工房 川津悠嗣さん
客動線とオーナーの動線を分けたエステ併用住宅・スピカ建築工房 一級建築士事務所 滝川 良子さん
土地の有効活用につながる賃貸併用住宅・株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元
ターゲットユーザーに訴求するレストラン併用住宅・(有)プラス建築設計 黒田乃武仁さん
お客様がリラックスできるネイルサロン併用住宅・有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨正臣さん
土地や条件に最適なプランの賃貸併用住宅・株式会社Fit建築設計事務所 藤井将さん
住宅部分との動線分け、エリア分けされた併用住宅・芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人さん
住環境と事業部分の集客性・作業性を確保した併用住宅・アトリエ スプリング 一級建築士事務所 石原 潔さん
併用住宅が得意な建築家一覧
併用住宅の設計事例一覧

併用住宅について建築家に相談・依頼する >

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

私自身、最近めっきり見たり聞いたりしなくなった気がしますが、数年前まで建築系のウエブサイトでよく「住宅設計コンペ」をよく見かけました。

いわゆる「住宅設計コンペ」とは、自分の家を建てたい人がサイト内で応募をして、土地や予算、要望等を提示し、この内容に興味や関心を持ち賛同した建築家(設計事務所)がエントリーをしてそれぞれが住宅案を練り、期限までに提出された住宅案の中から最終的に応募した人が気に入った案を決めるというシステムです。

この住宅の設計コンペのシステムは、家を建築家と建てたい人には一見すると良いと思うかも知れませんが、私は全くそう思いません。

何故なら、自分たちの住まいをつくるにはあまりにも安易すぎる手段・方法だからです。
家を建てたい人(応募者)と設計者(エントリー者)とが直接会う機会もなく、本当にどういう家でどういう暮らしがしたいのかもわからず、ただ敷地図と予算、要望等の少ない情報で、しかも短期間で練られた案など無意味だと思います。
短期間とはいえ時間を費やした案を直接応募者へ説明する機会も与えられず、どういう基準で一つの案を選択したのかも明らかにされないケースがほとんどです。

こういうシステムは、建築家にとって何一つメリットがなく、デメリットしかありません。
聞こえはいいですが、設計コンペとは程遠いものです。

したがって、私はこのような住宅の設計コンペには参加も応募もしません。

事実、このような「住宅設計コンペ」がほとんど見かけなくなったことが、結果というか答えを表わしているのではないでしょうか。

光井戸のある家

●設計事例の所在地: 
千葉県市川市
●面積(坪): 
16坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

出窓から光が差し込むダイニングテーブル。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 市川の住宅街に建つ17坪の小さな平屋住宅です。
 東側、南側には3階建てが建ち並び、建て替え前の住宅はあまり日が入らず、室内が暗いという問題がありました。
 平屋に建て替えるにあたり、2階建てだった以前の建物より、更に日射を取り入れることが難しくなると想定される中で、住宅の中心に高所窓を設置した吹き抜け(光井戸)を計画することで、室内全体に日射を取り入れ、明るい空間を実現しています。
 外壁には焼杉を採用し、切妻屋根で周囲に馴染みながらも、個性的な外観を演出しています。

依頼者の声: 

何となくこんな感じとしか表現出来ないのに、提案してくださったのは
以前の家には無かった光井戸からの明るさ
シンプルだけどデザインされたとても素敵な家を設計して頂きました。
柔らかな物腰、お仕事も丁寧で対応も早く安心してお任せできました。
吉田さんにお願いして本当に良かったです。
ありがとうございました。これからもヨロシクお願い致します。

その他の画像: 

大網の家

●設計事例の所在地: 
千葉県大網白里市
●面積(坪): 
26坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

陰影が美しいリビング

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 お客様からの主なご要望は、お持ちの家具が映えるように。猫を飼っているので猫が快適に過ごせるように。の2点でした。
 限りあるコストの中で、上品でおしゃれな家具を活かすため、塩ビタイル等の新建材や既製品を極力使わずに、下地などに使われるラワン合板やフレキシブルボード等の経年変化する素材を仕上げに使い、味のある空間としています。
 また、猫が快適に過ごせるように、猫の爪研ぎスペースや猫用トイレ置場を配置し、キャットウォークや猫が落ち着く狭いスペースも計画しました。テラスは猫が外に出でも逃げ出さないように、背の高い板塀で囲んでいます。
 外観についても、内装同様、経年変化のある素材、焼杉を採用し、統一感を図っています。

依頼者の声: 

この度、吉田さんにとても素敵な家を設計して頂きました。
家の至る箇所に吉田さんのセンスが溢れており、吉田さんに依頼をして本当に良かったと思います。
一緒に暮らしている猫達も、伸び伸びと暮らしているので家族として嬉しい限りです。
丁寧に仕事をして下さる方でとても信頼出来ます。
この度は本当にありがとうございました。
今後共、宜しくお願いいたします。

その他の画像: 

奥行のある家

●設計事例の所在地: 
千葉県習志野市
●面積(坪): 
27坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

斜め壁で奥行きを感じさせるLDK。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 住宅密集地の細い路地の途中にある、間口が狭く奥行のある「ウナギの寝床」と呼ばれるような土地。築40年ほどの住宅からの建て替え計画でした。
 以前の住宅は南側からしか光が入らず、奥行のある敷地では光が入らない空間が多く存在していました。そこで、本計画では吹き抜けやハイサイドライトを利用して、家全体が明るくなるように考慮しています。
 「奥行のある家」というタイトルの通り、建物の形状も奥行があり、屋内に入るとその奥行がより感じられるように計画をしています。具体的には斜め壁を採用し、遠近感に錯覚を起こすことにより、空間により広がり、奥行を感じる作りとしました。
 また、自然素材を使い、住み続けるほど経変変化により奥行のある建物になってほしい。家族に合わせて間取りの変更をしやすくすることで、生活に広がりが生まれてほしいという願いも込められています。

依頼者の声: 

 奥行のある家を設計していただきました。
建て替える前は、幼少期を長く過ごした祖父の家でしたので愛着もありましたが、
住宅密集地で日当たりが悪い上に、間取りも悪く、一番寒くて暗い場所に居間や脱衣場があり快適ではありませんでした。
 新しい家が完成した今では、以前と同じ土地とは信じられないほど開放的で明るい空間で、快適に生活させていただいております。この土地で、家にいながら青空を見上げることが出来るようになるとは思いませんでした。
 また、家の外観も内装も、とても素敵にデザインしていただけたと思います。我が家ながら、いつ見てもおしゃれで素敵だな〜とワクワクします。
 吉田さんに設計をお願いした決め手は、シンプルながらも素敵なデザインをされていたことでしたが、期待を遥かに上回るほど素敵なおうちにしていただけました。
 吉田さんは、デザイン面などこだわるポイントは押さえつつ、ご自身の方針を押し付けたりといったことは一切なく、柔らかい物腰の方なので打ち合わせもしやすかったです。家づくりは一生に関わることなので、色々考えたり調べたりしているうちに迷走してしまうこともありましたが、吉田さんはデザイン・コスト・使い勝手のバランスをよく考えてくださると思いますので、こちらの要望を全部お伝えしたあとは基本はお任せすれば間違いがなかったなと感じています。ありがとうございました。

その他の画像: 
ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

令和5年20231024ホームページ更新(^^)/~~~
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