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ハイサイドライト、いわゆる高窓は設置場所によって採光の効果が大きく異なります。
私どもが設計する住宅で採用するハイサイドライトは大きく分けて2つのタイプがあり、
1つは吹き抜け上部で使うタイプ、もう1つは天井際で使うタイプです。

住宅を設計する場合、周辺環境(特に隣家側と道路側)を注意深く観察して光の入り方や風の抜け方を検討して、開口部(窓)の位置と大きさを決めていきます。

住宅が建て込んでいる地域では、とりわけ隣家が接近している状況が多く、隣家の窓の位置も念頭に置かなければいけないケースがあります。

このような環境下では、ハイサイドライトやトップライト(天窓)が有効です。

ハイサイドライトの高さは横長のスリット窓として天井際、つまり2.1~2.3mの位置に設けることで光が天井面を介して空間全体に回り、窓の大きさ以上の効果が得られると同時にセキュリティ上の観点からも適しています。

吹き抜け空間におけるハイサイドライトも天井際の高い位置に設けることにより、吹き抜けを介して光を奥まで取り込むことが可能になります。

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昨日は、土地探しに大事なこと。
ということでお話ししましたよね。

今日は、同じお客様からお聞きした、
家事についてのお話しをしようと思います。

共働きのお客様。
朝早くから出勤される奥様には、
家事が大変だなと思っていました。

この家づくりのなかで、
家事の負担を軽減していくために、
いろんなことを考えて、取り入れました。

結果。インタビューの中で。。
気持ちに余裕ができるようになりました!
ってお聞きできて、ほんとよかったです。

細かなところまで、いろんな工夫はあるのですが、
その中で、想定外な結果で、よかった!
というお話しをご紹介しておきたいと思います。

いろんな家事の中で、話題になったのは。
洗濯です。

洗濯物は多いし、乾かしたり、乾いたものを
収納したり。。

それを何とか解消したい!
ということで、噂の洗濯乾燥機「かんたくん」を導入。
乾燥時間は短縮できるし、カラッと乾くので、
オール電化以外の方は、よく導入します。

ここまでは、よくあるケース。
でも、ここからがユニークな内容なんです。

こちらの家では、洗濯乾燥機を洗濯機の上の設置されました。

とても一般的な設置方法ですが、高い位置にあるので、
洗濯物を取り出すときに少々大変。

特に、こちらの奥様は、背があまり高くないので。。

せっかく導入した洗濯乾燥機なのですが、
大変な側面もあって、困っていました。

そこで。。
とても背の高いご主人が、それを見かねて、
乾燥機からの取り出しを手伝ってくれるように。

しかも。。。
取り出した洗濯物を収納してくれるまでに。

というのも。
洗面や脱衣周りに、ファミクロや収納をしっかり準備したので、
部屋の外に出す洗濯ものってかなり少ないそうです。

なので。
乾燥機から出した洗濯物は、移動最小限で収納できる。
ということで、ご主人も負担がないそうです。

ということで。
洗濯ものを出して収納するという家事を
ご主人が担ってくれるようになったそうです。

高くて使いにくいというデメリットから、
ご主人の協力をしてもらえる結果になったこと。

奥様にとって、とても嬉しいできごとだったようです。

ご主人は気持ちにゆとりのできた奥様をご覧になるのが、
とても嬉しいそうです。

とてもいい話だなと思い、お話させていただきました。

皆さんは、どう思いましたか??

ちなみに。
私は、ミニマリストの香村様と一緒に、
家事から考え直す家づくりをサポートしています。

興味ある方は、以下のサイトをご覧ください。

ゼロ家事ハウス
https://www.minimalarch.net/

学習塾の内装

●設計事例の所在地: 
愛知県豊橋市
●面積(坪): 
施工部分 130.63㎡(39.4坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

マンションの1階店舗部分を学習塾に改装しました。
事情計画による決まった予算内で、気持ちよく過ごせる空間、
個々に集中できて、尚且つ講師が個別指導もできる配置、
様々なクライアントの条件をクリアし、施工店にも頑張ってもらいました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

手狭になった塾の引越にあたり、プロに依頼して個性のある塾にしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

思いもよらない提案に、直球勝負で心を打った。
木の暖かみと、道場のような緊張の場ができそう。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

個々が集中できるよう、大机にはしたくない。
講師が効率よく一人一人を指導して回れる動線がいい。
予算は厳しい。
内装は床のみタイルカーペットを上貼し、部分的に作成した間仕切り壁のみクロス貼。
他は触らずに、学習ブースはJパネルにて設計して現場組立としました。
玄関収納はイケア。入口のみ床を貼って段差をつけ、靴を脱ぎます。

依頼者の声: 

思いもよらない提案に、直球勝負で心を打った。
木の暖かみと、道場のような緊張の場ができそう。

その他の画像: 

エントランスの様子。外からは美しいJパネルの間仕切り壁が見えます。

Jパネルで作成した間仕切りと個々のブース

試験前などに自由に勉強しに使えるカウンター

ネット教材を使えるラボスペースと、会議や講義のできる広めのスペース。

I-3998、未接道となっています(東京都)

ユーザー hash の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

三鷹市の土地についてのご相談となります。
土地の一方は、位置指定道路の終端の近くにありますが、終端と本地との間には約20cmの私道(持分なし)があり本地は未接道となっています。また、他の一方は、幅2.6mの水路敷に約8m接しています。
メルマガで、再建築不可の土地に新築して資産価値を上げよう、との記事を拝見してご相談を投稿しました。
よろしくお願い申し上げます。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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思わせぶりなタイトルですね(笑)

このところ、壁や天井の仕上げについての話を
進めてきました。

次にいく前に、少し違うお話しをしようと思います。

昨日、家づくりをご一緒したお客様に、
家づくりについてのインタビューをさせていただきました。

その中で、印象的な内容があったので、
今日は、その辺についてお話ししておきます。

土地探しで頑張ってる方は参考になると思います。

昨日のお客様。
土地探しから家づくりをされました。

希望のエリアは、ご主人のご実家の近く。
その条件をもとに、スーモで、
毎日のように情報を探していました。

ある時、気になる土地を発見。

少し前に知り合った工務店にいくつか要望を伝え、
その土地で、どんなプランできそうか検討してもらいます。

出てきたプランを見たら。。
狭小敷地だとはわかっていたのですが、
あまり要望が盛り込めないのではないか??
と不安になる内容だったそうです。

しかも。工事費用が、かなり大雑把。
不安になってしまいました。

そもそも、この土地では、希望の家が建たないのか。
自分たちとしては、とてもいい土地なんだけど、
それに確信が持てないなと。。

何とか、この不安を解消したくて、
それまで選択肢になかった、設計士を探し始めます。

ただ。
土地探しから協力してくれるだけでも困るので、
どんな家づくりをしてくれるのかも含めて検索しました。

その一社として、弊社も候補に。

お問い合わせいただいた後、土地情報を聞いた私は、
その土地を視察してきて、その所見をお送りしました。

所見って。
その土地のいいところと気になるところですね。

ポイントは「気になるところ」だったそうです。

自分たちとしては、とても気に入ってるので、
いい側面を考えてしまうのですが、
客観的な立場から、フラットな意見を言ってもらえた。
それが、とてもよかったそうです。

ただ、気になる点を伝えるだけでなく、
こういった考え方ができるのであれば、
それは気にならないかもしれない。

そんな内容だったので、しっかり夫婦で話し合って、
気になる点→気にならない点に切り替えができました。

さらに。
初めてお会いするときに、その土地でのラフプランを持参。
そのプランが、要望すべてを盛り込んでいたそう。

この土地で、目指す家が実現できる!
と確信できたそうです。

土地選びに必要なこと。
一つは、客観的な意見。デメリットも含めてですね。
もう一つは、その土地で要望が満たせるのか。
(さらには予算のバランス)

これらが揃っていると、安心して土地を購入できますね。

実体験された方の意見ですから。
参考になりますね。

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狭小住宅のように限られたスペースでは、水廻り設備はコンパクトにまとめたいところです。
特にキッチンは建て主さんによりご要望が異なる場合が多いので、基本設計に入る前の段階で希望するキッチンについて私どもはヒアリングを行います。

狭小住宅の場合、キッチンを含むリビング・ダイニング・キッチンが1階になるのか、それとも2階にくるのかによってプランニング(間取り)が大きく異なってきますので、注意が必要です。
ちなみに私の事務所の場合、狭小住宅では2階にキッチン(LDK)を配置するケースが多いです。(採光や風通し、眺望などによる。)

建て主さんの多くが対面式(ペニンシュラ)を希望されますが、狭小住宅ではワンフロアの床面積が広くないので、対面式キッチンではキッチンスペースとダイニングスペースが分断され、動線的にも不利なこともあるので、I型キッチンの壁付けが適していると思います。

しかし、この点は一概には言えず、あくまでもプランニングによります。
アイランド型キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置するプランも可能な場合もあります。
また、I型キッチンの幅(W寸法)もシンクの大きさ、食器洗い機の有無、ガスコンロ(IHクッキングヒーター)のサイズ、吊戸棚の有無などにより異なりますし、パントリー(食品庫)が必要か否かによってもプランニングに大きく影響してきます。

したがって、もしも建て主さんがキッチンについて明確な希望を持っていらっしゃる場合には、設計に入る前に設計事務所側へ伝えておくと良いでしょう。

写真にあるキッチンは、昨年竣工した狭小住宅「Cube-77」(延床面積77.01㎡)で、建て主さんの要望により対面式I型キッチン(W=2550mm)、背後に造作カウンター(小型冷凍庫)と冷蔵庫、キッチン横に収納棚とワインセラーというレイアウトになっています。

I-3997、ホテル旅館業に用途変更をしたい(愛知県)

ユーザー Yanko の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

今までの集合借し住宅を、
民泊をする為に
ホテル旅館業に用途変更をしたいと思っています。
既に消防の検査は済みました。
どうぞ、宜しくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





平屋的に住まう新築住宅

●設計事例の所在地: 
岐阜県羽島市
●面積(坪): 
29
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

落ち着いたカラーの1階部分に切妻屋根の2階を乗せたイメージの外観正面

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

閑静な住宅地における新築住宅プロジェクト
周りには昔からある瓦葺きの住宅や、比較的新しい住宅が混在するよくある住宅地。その中で調和する外観意匠とし、内部は生活動線を豊かにするため家事手間が減らせる設計とした。
グッと天井高さを抑えた玄関廻り、寝室からのリビング吹抜けは開放的で豊かな空間となったと思う。

その他の画像: 

築100年の住宅改修

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

リビングから玄関を覗く

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

閑静な住宅地にある築100年の住宅改修プロジェクト
公示前の計画段階で建物調査をしたところ、年代が違う時期に増築をした跡が見うけられこれは大変な工事になるなと気を引き締める。
解体などを進め、建物の状況が分かったところで、限りある予算内で要望との落としどころを施主と一緒に相談しながら進めることができた。
改修工事でありながら、新築と変わらない性能・仕上がりとなり豊かな生活ができる空間となった。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

マグネットに対応した壁って便利です。

その壁つくるには、いくつか方法があるので
採用するなら、見た目、接着強度を踏まえて
最適な方法を選定ください。

そんなお話しでした。

今日は、少し違う切り口から見た
壁仕上げのお話しをしていこうと思います。

まずは、こちら。

グレーパネルを重ねて張り上げている壁。

少し光っているのでわかりにくいのですが、
一枚ごとに自然な色ムラのある素材です。

というか。
ご覧になって気が付きましたよね??

向かって右側は屋外で、左側は屋内。
窓を介して、屋外と屋内両方の仕上げにしています。

こちらの事例のように、視線が連続していく場合、
内部と外部を同じ仕上げにできると開放的になります。

そんな風に使えて、見た目がよく似ているのは、
磁器質のタイルでしょうか。

ただ。
よく見ていただくと、フラットではなく、斜めに仕上がってますよね。
タイルでは、こんな風に仕上げることは難しいんです。
(断面が台形のタイルであればできますが。。)

では。こちらは何かというと。。
屋根とか、外壁に使う化粧スレートという素材なんです。

どちらかというと、屋根材として一つの選択肢で
それを内部にまで使っているんです。

そうなんだぁ。って思われた方。
瓦をインテリアに使うのと同じことですから(笑)

使ってもいいんですけど、インテリアに使うのであれば、
インテリア向けで、もう少し洗練された瓦が必要かも。

こちらの素材。
外部と内部で使えること以外にも特徴があります。

こちらをご覧ください。

一枚一枚の表情。どうですか?

そうなんです。
一枚目では気が付かなかったかもしれませんが、
どの板を見ても、同じ柄というかムラがありません。

これって、表面の塗装とかで表現されてるのではなくて、
素材そのままの自然な表情が出ています。

それに。
セメントが主成分なので、モルタルみたい質感です。

なので。
グレーな色合いで、しかも、自然なムラ感が好きな方には、
とてもいい仕上げなんだと思いますよ。

ただし。
外部にも使える素材なので、金額が結構高め。
一部にアクセントに取り入れるくらいがいいかもしれません。

そうそう。
横長の形が主だったのですが、最近(2023年)
大きなパネルタイプが出てきたので、目地が好きでない方には
そちらも選択肢に入ってくるのかなと思います。

外部に使う素材なのですが、インテリアに取り入れる。
それも一つのいい方法なので、検討してみてはいかがでしょうか。

さて。
明日からは、少し違うお話しです。

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