I-4003、旅館業の簡易宿所にリフォームすることを検討中(山梨県)

ユーザー ろはぽん の写真
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現住所‐都道府県: 
山梨県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。
貸別荘タイプの宿泊施設を関東近県で運営している者です。
 
この度、山梨県富士吉田市にある築約40年のRC戸建てを購入しました。
現在、この建物を旅館業の簡易宿所にリフォームすることを検討中なのですが、
土木事務所により
・確認申請は出ているものの、検査済み証がないので、建築基準法に適合している(不法建築でないこと)を建築士に見てもらってください。
と言われております。
そこで、現地(あるいは写真や図面)を見て頂き、上記の確認をお願いしたいと思っております。
なお、建築面積は広めであるものの、1階車庫、2階居室、3階屋上のシンプルなRC作りとなっており、素人レベルで恐縮ですが建蔽率や容積率において特に問題となりそうな部分はなさそうです。
(何か書面をたくさん提出するようなものではなく、上記である旨を建築士さんにサインを頂く形で良いようです。)
また、もともとは事務所・車庫だったようで、延床面積が約400平米のため、どのように区切って利用すれば、用途変更が不要かについてもご相談させて頂きたく存じます。
 
もし可能でございましたら、上記のご対応が可能か、またどれくらいの金額感でお引き受け頂けそうか、教えて頂けますと幸いです。
 
なお、当社は、数は多くはありませんが、新築・中古問わず戸建てを購入・改修し、特徴を持った魅力ある簡易宿所として手堅く営業していくといったビジネスを進めておりまして、今後も適宜ご相談させて頂きたいと考えております。
できましたら、今後もいろいろご相談・お仕事をご依頼させて頂けるようなパートナーになってくださる方を探させて頂いております。
ご検討いただき、もし少しでもご興味を持っていただけましたら、お気軽にご連絡・ご質問頂けますと幸いです。
よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4002、土地を購入し注文住宅を建てたい(大阪府)

ユーザー KuNi の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

土地を購入し、注文住宅を建てたいのですが。
 
購入を考えている土地があるのですが、希望条件より小さく、
ハウスメーカーの方の提案ではなかなか希望の間取りが得られず、検討中です。
こちらで相談して、希望の間取りが出来たら購入に踏み切りたいのです。
 
70・84m2 建蔽率60% 容積率200%
全面道路4.7m
約11470×約6240の長方形型
 
5人家族で車所有の自転車5台
キャンプや、スキーなどが趣味の為土間兼クロークが欲しい
2階に水回りを集中させたい。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4001、所有ビルの用途変更をお願いしたい(神奈川県)

ユーザー 光山 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして、所有ビルの用途変更をお願いしたいです。
場所は神奈川県横浜市***。
1階既存用途は遊技場→飲食・物販店(仏具店)
1階440平米 飲食132平米 仏具店297平米
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、窓のお話しをしています。

まず最初に決めないといけないこととして。
窓の枠の素材について。

結露のすごいアルミから、
樹脂やアルミ+樹脂のハイブリッドが主流に。
というお話しでしたよね。

その話で、少し補足しておきます。

窓の主要メーカーって。
YKKAPとLIXIL、三協立山アルミがあります。

その中でも。
樹脂サッシでいえば、YKKAP。
ハイブリッド窓でいえば、LIXIL。
が主流になっています。(2023年9月現在)

もともと。
主流が、アルミからハイブリッドに移行した感じ。

数年前まで、樹脂サッシは一部のこだわり屋さんだけ
が採用するという印象だったのですが。。

ここ数年、断熱の性能への意識が高まってきて、
樹脂サッシが、かなり増えてきています。

ただし。
樹脂の方が、ハイブリッドよりコストが割高なので、
断熱を重視する方が採用するケースがまだ多いです。

ちなみに。
熱の通しやすさを示す指標があるのですが、
ハイブリッドが、樹脂同等の性能にまでになって、
数値上の差は、かなり肉薄しています。

体感上、目を閉じて触ってみても、差は感じない。
そんなレベルなのですが、サーモグラフィーで見ると
少々違うかなくらいでしょうか。

そうそう。
話の流れで、樹脂とハイブリッドの比較になってますが、
ハイブリッド窓には、断熱性でいくつかグレードがあります。

一番性能のいいハイブリッドが樹脂同等で、
それ以下は、樹脂より少し性能が落ちるため、
採用については、しっかり理解して決めた方がよいかも。

グレードって何が違うの???
と思ったかもしれません。

簡単にいうと。
アルミと樹脂の比率だったり、その素材の接し方ですね。
高いグレードは、熱の伝わりを減らす工夫がしてあります。

低いグレードだからといっても、アルミとは
天と地ほどの差があるので、よほどの条件でなければ
よほど結露は発生しないですから。

ということで。
窓を選ぶ最初にステップは性能面。
断熱性能ですよね。

しっかりこだわるなら、樹脂サッシ(YKKAP)
コストバランスということなら、ハイブリッドサッシ(LIXIL)
になりますね。

※YKKでもハイブリッド、LIXILでも樹脂はありますが
各メーカーの強みというか主流という意味です。

少しマニアックな側面もありましたが、
快適さにつながる大事な要素でもあるので、
しっかり理解してから決定したいですね。

明日は、窓のガラスのお話しです。

G-stays 新宿 集住→ホテルへの変更

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区
●面積(坪): 
614.79㎡(185坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

新宿歌舞伎町に建つRC造7階建・築32年のワンルームマンション(32戸)を外国人をメインターゲットとしたホテルに用途変更しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

実際には無許可でホテルとして使用していた築32年のワンルームマンションを、オーナーが変わったタイミングで適法に運営するためにはどのようにしたら良いのか分からず、相談する専門家を探していたようでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

私がパートナーとして所属していた会社(インスペクションをメインとする不動産関連会社)に弁護士を介して相談があり、私どもが過去に用途変更の経験があったため、このプロジェクトに共同設計者として参画することになりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

検査済証はありましたが、元々駐車場として申請していた部分を住戸に変更していたり、開放廊下を塞いで室内化していたりと完了検査後に違法な改変が行われていました。私が前職で区立中学校の設計を担当していたこともあり、面識のあった区役所の関係者に相談すると「適法化を前提とするなら」と様々なアドバイスや協力を頂くことが出来ました。地域内の建物を適法化して運営することは新宿区にとってもメリットになると判断されたのではないかと推測しています。建築基準法の改正によって、EVシャフトや備蓄倉庫の面積が容積対象外になったこと等を最大限に活用して、適法に用途変更申請と増築申請を行い、新たに検査済証も発行して頂く事ができました。

依頼者の声: 

オーナーからは当初は検査済証が得られるとは思ってもいなかったと言われ、ホテルの運営事業者からは旅館業としての営業許可も下りて適法に運営できることを大変喜んで頂きました。一時期はコロナ禍で客足は減ったものの、漸く回復の兆しもあり、何とかやっていけているとの連絡も頂き嬉しい限りです。更に、このプロジェクトをきっかけとして同じ運営事業者からは引き続き相談や依頼を頂いており、現在同じ新宿区で今度は一棟貸しのホテル営業に関する用途変更と旅館業申請の手続き中です。

その他の画像: 

外観は普通のワンルームマンションです

以前は既存ブレースをボードで塞いでエントランスホールを屋内扱いとしていましたが、今回の改修で違法部分を撤去して再び開放廊下に戻しました。

エントランスホール側は法的には開放廊下ですが、ルーバーを新設することによって適法ながらも少しは室内の雰囲気を出す工夫をしています。

ブレース部分とルーバーの詳細

ホテルフロント部分:後ろの壁も違法改修で設けられたもので、元々は開放廊下で面積不算入部分でした。今回の改修で当時の状況に戻して開放廊下部分にフロントを設置する訳にもいかず、他の部分で容積対象面積を何とかやりくりしてフロント部分は室内として面積を算入することにしました。

フロントの様子です。

エントランス横の壁面に多言語表記のウェルカム看板が設置されています。

(株)デンサン社屋

●設計事例の所在地: 
茨城県土浦市
●面積(坪): 
721.25㎡(218坪)
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

JR土浦駅に近い霞ヶ浦のほとりに建つコンピュータ・ソフトウェア会社の本社ビルです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

クライアントのコンピュータ・ソフトウェア会社は、これまで親会社のビルの1フロアで業務を行っていましたが、手狭になったため隣地を取得して本社ビルを計画することとなりました。親会社のビルの設計者は既に引退していたため新たに設計者を探していたようでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

クライアントの親会社の社長が高校の野球部の後輩でした。新年の会合の後で声を掛けられ「子会社の新社屋計画があるのですが誰か設計できる人を知りませんか?」と相談されたため「私設計できますけど(笑)」と言って後日顔合わせをお願いし「先輩後輩抜きに提案だけでもさせてください」とお願いしてプレゼンをしたところ、クライアントにも気に入って頂け依頼を頂くことになりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

コンピュータ・ソフトウェアの開発・運用・技術支援を行う企業の本社として、JR土浦駅に近い霞ヶ浦のほとりに新社屋を計画しました。霞ヶ浦の浸水対策として、約10年前に建てられた隣地のビル同様1階床レベルをGL+1.2mに設定しました。
1階にはセミナーやイベントだけでなく、スタッフのリフレッシュ空間としても利用可能なフリースペースを設けました。設計室は2階にまとめて計画し、ハイサイドライトから光を採り入れることで3方を隣地に囲まれた条件でありながらも明るい執務環境を目指しました。
鉄骨造の特性を活かしてフリースペースと設計室は約200㎡の無柱空間を実現しながらも、屋上は設備機器スペース以外を片流れの大屋根とすることでコンクリート量を減らし建物の軽量化を図っています。
2階建ですがバリアフリー仕様のエレベーターを設け、1階にはオストメイト対応の多機能トイレを計画するなどノーマライゼーションへの取り組みも反映させています。

依頼者の声: 

竣工以来大切に使って頂いています。親会社を含めたグループ会社の全社員対象の研修や会議等にも1階のフリースペースを活用して頂いているようで「これまでこのようなスペースがなかったので助かる」との感想をもらいました。外壁の一部と軒裏に天然木材を使用していますが、これから経年変化で落ち着いた色合いに変わるのが楽しみです。

その他の画像: 

ファサードはALC下地の上に塗装鋼板です。スチール製のメンテナンスデッキの無機質な風合いと軒裏の天然木を対比させています。

エントランスの風除室にも天然木を採用しています

エントランス正面にエレベーターと廻り階段を配置しています

1階フリースペース。

2階メンテナンスデッキ

2階オフィスフロア

片流れの勾配屋根を活かしたハイサイドライト

2階廊下と階段

夜景

1階デッキ下に照明を組み込んで植栽を照らしています

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

鉄骨造のリフォームの事例写真です。もとは倉庫建築でしたが教会堂にリニューアルしました。
その時、構造の柱・梁を残して外壁のやりかえ、内部の大規模なやりかえを行いましたが、以前知っているひとにとっては新築されたのか、聞かれたくらいです。
苦労したことは旧耐震構造の場合、耐震強度をチェックする必要があり、壁にブレース斜め部材で
補強したり、基礎は掘ってまたあらたに補強したりと見えないところに気をつかいます。
何もしなくても一見わからないのですが、大きな地震が来たときに明らかになります。

一級建築士 南 俊治

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日お話しした家事のお話し。
ずいぶんと気になっている方が多いみたいですね。

特に。
共働きの奥様には、切実な内容なので、
いろいろとアイデアが欲しいのではないでしょうか。

家事動線を合理的にする。
といった、当たり前の解決ではなくて、
もっと根本的なことから解消したい!
という方には、「ゼロ家事ハウス」まで。

さてさて。
今日から、新しい話題になります。

その対象は、窓です。
室内窓もありますが、あくまで外回りの窓についてです。
いろんな切り口ありますので、順番にお話ししていきます。

今日の切り口は、窓枠の素材について。

皆さんお住まいの家の窓の枠。
どんな素材でできていますか?

というか。

冬に窓をみると、ガラスが曇っていたり、
枠に水滴がついていたり、
カーテンが濡れていたり。。
拭いても拭いても、水滴が現れてきませんか?

そうなんです。結露ですね。

家づくりされる前の賃貸住まいの時や、
古いご実家なんかで、困っていることの最有力候補。

せっかくの新居では、それを解消したいですよね??

結露の起こる仕組みとかは、他のサイトなんかに譲るとして(笑)
結論からお話ししますと。

ここ最近の木造の家であれば、よほど見かけることはありません。

実際、もともと困っていた人が、新居に暮らし始めて、
冬場にお話し聞くと、「忘れてました」っていうくらいです。

ここ10年くらいの間に、窓の性能がグッと上がりました。

その中でも、今日は、窓の枠について。

昔からよく使われているのって、アルミです。
アルミ鍋をイメージしてもらうとわかりますが、熱を伝えやすいので、
冬には、外の冷たさを伝えてくれます。

触るとヒヤッとしますし、近づいただけでも寒気しますよね。

その側面は、アルミの気になる点なのですが、
鉄みたいに、錆びたりしないので、長持ちするのはいいところ。
だからこそ、昔からよく使われています。

では。その熱の伝えやすさを解消するため、
アルミではなく、熱を伝えにくい素材として登場するのは、
木と樹脂です。

両方とも熱を伝えにくいので、結露という意味では
とってもいい素材なんですけど。

木は、塗装しないと劣化していきますし。
樹脂も、長持ちはするのですが、アルミほどではありません。

昔の日本では、木の窓って多かったんですけどね。

最近では。
樹脂枠の窓もずいぶんと多くなってきましたが、
アルミの良さを残したいということで、
外側をアルミ、内側を樹脂にしたハイブリッド窓が登場し、
今や主流となっています。

ハイブリッドって、日本らしい発想だなって思います(笑)

ということで、窓の枠の種類としては。
樹脂か、アルミ+樹脂のハイブリッドかになります。

おっと。
ついつい長くなったので、続きは明日へ。

I-4000、海の見える土地に終の棲家を建てたい(神奈川県)

ユーザー たろみ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

退職後の老夫婦+80歳代老母の3人世帯です。
海の見える土地に終の棲家を建てたいと考えています。
土地探しからご協力いただいて、
希望の仕様、総予算で実現していただける建築家の先生を探しています。
 
UA値≦0.5、C値≦0.5、太陽光発電5kW+蓄電池、オール電化
2LDKでバリアフリー、寝室トイレ風呂家事動線をなるべく短く、
敷地への段差もできるだけ少なく…
 
総予算は3500万~4000万程度、横浜の自宅の売却益が原資です。
売却は決まっておらず、査定依頼中です。
 
千葉、伊豆などの別荘地等で土地を探していますが、
上記低予算では崖地が多いようです。
海への眺望を最優先に考えていますので、
崖地を得意とされる先生は大歓迎です。
 
低予算かつ我儘な希望で恐縮ですが、
我こそは、と思われる建築家の先生のご連絡をお待ちします。
よろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

全館空調の効果だった

猛暑から残暑が長引く夏から初秋、空調を工夫した高気密高断熱の家が快適です。

弊社は20年以上、高気密高断熱の住宅を設計してきました。
空調機器は夏の冷房には壁掛けエアコンを、冬の暖房には床下暖房や蓄熱暖房機を、ご希望に応じて採用してきました。
間取りは吹き抜けを多用して、部屋間の間仕切り壁をなくし、タテにもヨコにも風と光の通りを確保して、開放感あふれる室内を実現してきました。
真夏にお引き渡しした建築主様から、
「リビングのエアコンだけで、家中が一日中涼しいです。」
とお喜びの声が寄せられ、これぞ高気密高断熱の効果と喜んでいました。

よく考えたら、それは全館空調の仕組みではと、最近になって気づきました。
高気密高断熱+空気の流れる間取り→エアコン1台で家中快適。
特別な装置なしに間取りの工夫だけで、全館空調に近づいていたようです。

アーキシップス京都 全館空調の考え方

壁掛けエアコンの欠点が全館空調を求める

現在、一般的な空調は壁かけエアコンで、マイホームブームと共に広がりました。
夏のクーラーとしてスタートしたルームアコンが暖房や清掃機能を追加して、現在では一部屋に一台取り付ける住宅の基本設備に。
省エネ性が高く部屋ごとの操作が可能で利便性が高い反面、室内で温度ムラや強い気流が発生し、快適性が高いとまでは言えません。

一部屋単位での冷暖房は家の中に温度差が発生するため、空調が行き渡らないスペースの結露やカビなど、問題を誘発する要因にもなります。
住宅に高い付加価値を求める時代が到来し、エアコンの欠点を克服して高い居住性を実現する全館空調に、注目が集まっています。

全館空調の種類

現在、大手ハウスメーカーから設計事務所、工務店に至るまで、さまざまなレベルで「全館空調」が広がりつつあります。
住宅の空調を部屋ごとではなく家全体で空調システム化する。
この点に変わりはないのですが、使用する機械や設置の仕方、換気の考え方にバリエーションがあります。
弊社物件で「全館空調」として採用実績がある、または現地で体験できた全館空調は、次の二つの方法です。

アーキシップス京都 全館空調の考え方

①壁かけエアコン方式
手がける設計事務所も多く、ローコストで人気の高い方式。
壁かけエアコンをロフトや床下、その両方に設置、夏はロフトからの冷気を、冬は床下からの暖気を、吹き抜けやスリットを通して床・壁に供給。
機械室が不要で取り入れやすいがオープンな間取りが必須、個室や空間の温度差が残る場合もある。

アーキシップス京都 全館空調の考え方

②ダクト方式
新鮮空気を機械室に取り入れて温度調整、ダクトで各室に供給する方式。
当社が採用する方式で、部屋間の温度差も部屋の中での気流も発生しない。
一年を通して屋内全体が適温に保たれ、快適性が非常に高い。
ランニングコストは安いが、機械室設置など取り付け費用が発生、メーカーによってはメンテナンス契約が必要な場合も。

バリエーションはありますが、壁掛けエアコンとダクトに分かれます。

アーキシップス京都 建築家の注文住宅

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

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