【ツーバイシェル】

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区
●面積(坪): 
52
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

玄関から最上階に繋がる階段。原則、外壁面に開口は設けず、中央の円筒を囲む外郭との間をガラス天井として採光する

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

◾️商業地域の喧騒から切り離された異界としての住処
都心の商業地域に建つ専用住宅です。
近隣は深夜営業の飲食店や事務所ビルが密集する地域で、外界の喧騒と臭いが気になる敷地条件に対し、高い断熱性と気密性、断熱性を有するツーバイフォー工法の木造耐火建築を採用しました。

形態は喧騒が気になる外界から、住処という異界に入り込む動線を強調した円形平面とし、上部をわずかに傾けることでシェル構造としての安定を図りました。

内壁は全体を左官による漆喰仕上げとして、外界と切り離れた洞窟のような空間を造り、調湿・蓄熱効果も高めました。

【2017年 ジェレミ・ステラ著「東京の家」青幻社 掲載】

その他の画像: 

円筒形の外観見上げ。両隣とも1階が飲食店なので特に夜間の喧騒を避けることを意識した。曲面壁の隙間に入ると、異界と感じられるような環境ストレスを感じさせない住処を目指した

都心の商業地域において、喧騒や臭いに閉じた外観。防火地域における木造耐火建築が認可された初期の建築。日本ツーバイフォー建築協会の第3回坪井記念研究助成に選出され、ツーバイフォー工法での形態設計手法について研究した

夫婦+幼稚園児3人の世帯だったことを意識して、門扉と外階段手すりは、“楽しさ”と“安全性”を両立させることを考えて設計した。外装は、RC基壇がモルタル洗い出し、円筒部分はガルバリウム鋼板平葺

基壇部分は、半分埋めて地階扱いとし、外階段を上がった玄関部分は法規上1階。玄関ドアは、市販のスチールドアを購入し、鍛冶屋さんに様々な金属を溶接あるいはリベット留めしてもらった

ダイニングの内観。ダイニングは玄関と同階。写真正面の黒い壁は、漆喰磨き、内装の黄色い壁は土の割れ壁仕上げとなっている

最上階のリビングの内観−1。ミニキッチンが付いている。円形平面の半分が、1段上がった畳スペースとなって、その上にロフトがある

最上階リビングの内観−2。室内採光は、併設するサンルームと階段およびリビング内のガラス天井から取り込む

最上階リビングの内観−3。畳スペースより板の間を見る。写真左にサンルーム、壁に造り付けられた黒い棚はテレビ台となっている。また、板の間と畳スペースの段差部分には、奥行きの深い引き出しが3列引き込まれている

リビングに併設するサンルームの内観。崖下にある敷地なので、崖上からの視線への配慮と、破損時の安全対策として、ガラスの下にポリカーボネイトの曇り板を重ねた

地階子供部屋の内観。地階といっても半地下なので、壁面採光も取れて明るい。子供3人に対して円形平面を3つの扇型に分けた。幼児だったので、個室化せず各人に1セットずつ可動式のクローゼットを用意した。階段横の部屋はご主人の書斎

【つくば未来館】

●設計事例の所在地: 
茨城県つくば市
●面積(坪): 
64
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東外観。
外壁のシルバー部分がガルバリウム鋼板、赤味の部分が漆喰仕上げ

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

つくばエクスプレスの開通に合わせて建設された展示用のスマートハウスです。
沿線地域で建設される街と住宅に新しい生活スタイルを提案することを目的とし、オール電化、スマート化された当時の先端的な住設を組み込むのと同時に、土や木など、自然素材を用いた様々な仕上げの技法も実践しました。

展示用の住宅で、スマートハウスの生活を実際に体験することもできました。
(モデルハウスとしての用を終え、現在は取り壊されています)

その他の画像: 

東外観−1。外壁の黒い部分が焼杉、グレー部分がガルバリウム鋼板

東外観−2。夜景、右の壁際に階段

住宅地側の南外観。母屋と写真中央の「はなれ」が中庭を取り囲む配置

曲面状の住宅が外界の喧騒を遮る形で中庭を囲む。住宅は太陽の運行に合わせて高さを変え、夏季の西日が強い部分を2層にして中庭への直接光を遮っている。中庭には水回りや趣味室を収めた小空間が点在する。写真左手前の土壁が「版築の部屋」で、右が「はなれ(ホームシアター+茶室)」

ホール入り口。木造トラスが微妙に寸法を変えながら連続して、ねじれた壁の傾きと徐々に天井が低くなる形態を造り出す。受付カウンターは、オリジナルの造作家具。カウンタートップは漆喰磨き仕上げ

木造トラスの連なり。木造トラスが微妙に寸法を変えながら連続して、ねじれた壁の傾きと徐々に天井が低くなる形態を造り出す。

リビングをイメージした住設展示−1。写真右側の天井にはトップライト。壁・天井とも生石灰クリームを塗装。2階は、個室で、ベランダに繋がる。

リビングをイメージした住設展示−3。南面夜景。キッチンカウンターの先は1段上がって屋外デッキに繋がる

SOHOをイメージした空間からベンチを造作した応接空間に繋がる。ベンチはさらに屋外に延びて、パーゴラ屋根のテラスと繋がる

階段詳細

【D寺庫裏客殿】

●設計事例の所在地: 
茨城県結城市
●面積(坪): 
108
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大広間内観−1。客殿の主な機能は檀家の集会場。100人規模の集まりを想定して設計した。中央に引き込み型のパーティションがあって、半分に間仕切ることもできる

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

◾️地域の風景をつくる住まい、古刹の庫裏・客殿新築計画
築数百年におよび老朽化した寺社建築の再生工事です。第一期として住職の住まいである「庫裏」に檀家の方々が集まる「客殿」を併設した施設を新築しました。

内部は、玄関ホールの東側に「庫裏」、西側に「客殿」を設けて、公私を区分しています。
「客殿」は、45畳の大広間と100席規模の配膳可能な厨房、男女のトイレで構成され、「庫裏」は、各10畳の作務室と寺務室を取り込んだ職住近接住宅です。「庫裏」の作務室と寺務室は、ホールとの間の襖を開くことで「客殿」の大広間と繋がり、最大約70畳の集会場にもなります。ここでは檀家の方々の要望もあって、鉄骨構造を採用し、無柱でなるべく大きな空間を実現しました。

古刹の寺社建築が地域景観や地域コミュニティーに果たした役割を考えると、再生の必要を実感させられた計画でした。

その他の画像: 

外観−1。建築のボリュームは、本堂など、他の建物との調和を考えて決めた。結果、大きくなった分、予算と相談しながら材料と部位に優先順位をつけた。建築の威容を示す銅板屋根にはムクリをつけている。下屋はシングル葺き。新設した門柱以外の塀は、リシンの吹付けで仕上げている

外観−2。アプローチを挟んで写真左に庭園、右は車の出入りを考慮して砂利敷きとした

玄関ホール内観−1。梁で支えられた天井面は、乳白色のポリカーボネイト板。採光は屋根に設けたトップライトから取っている

玄関ホール内観−2。建築中央に位置するホールを挟んで写真左側が客殿、右側が庫裏(住職の住宅)となっている

玄関ホール内観−3。夜景。照明は原則、間接照明とした

大広間内観−2。晴れの日の昼間は、自然光だけで十分な明るさを取ることができる。写真左手前にあるのが引き込み型のパーティション

大広間内観−3。客殿の床の間。地域の集会場として講話はもとより、カラオケやイベントに対応できるサイズとなっている

大広間内観−4。客殿の主な機能は檀家の集会場。100人規模の集まりを想定して設計した。

夜景外観

大広間に檀家の方々を収容した様子

【工場街の家】

●設計事例の所在地: 
東京都葛飾区
●面積(坪): 
29
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

北側外観・夜景。2階は高齢者が日常を過ごす和室。人の気配を感じて生活したいとの要望から、道幅が広く、歩行者も多い前面道路に面した位置に配した

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

◾️光の階段室と隙間の採光スペースでつながる狭小住宅
下町の中小工場街、工場と工場の隙間のような狭小敷地に建つ住宅です。
住宅の北側で面する街路に大きく開いた開口と階段室、平面をやり繰りしてつくった隙間空間を採光のコアとし、細長のボリューム全体に自然光が行き渡る工夫をしました。
また、階段室に面した居室の壁にジャロジー窓や光が透過するハッチを設けて、建築全体の通風・換気にも配慮しました。
【1998年 新建築社「住宅特集」掲載】

その他の画像: 

北側外観−1。写真左のアルミ板をリベット留めした引き戸が玄関ドア。1〜3階の間口側の壁はモルタル掻き落とし仕上げ、軒裏はケイカル板のAEP塗装。1階の傾いた壁の上部には、浴室に光を落とすガラス天井が載っている

玄関内観−1。玄関床はモルタル洗い出し。淡路島で廃棄された後、波に洗われて海岸に打ち上げられた瓦を採集して用いた

1階ダイニング内観。開放性高く、自然採光を引き込むことを意識した。出窓には、意匠的な意義のほか、必要採光面積を確保する役割もある

1階ダイニングの吹抜け。2階居室の造作家具を薄くして背後に設けた隙間より光を取っている。斜線制限でデッドスペースとなりがちな3階の隙間空間も採光経路として用いた

階段室の内観−1。壁で塞ぐと真っ暗になりがちな階段室に光を引き込んでいる。1階の階段下はシューズクローゼットになっている

2階和室の内観。階段室を見る。階段室の壁には本棚や開口を設けて、家族の存在を意識できるようにした。リビングとしてまとまった空間が取りにくい状況を緩和している

階段室の内観−2。3階納戸を見る。納戸の壁は目透かしの衝立てとし、全体はオープンスペースになっている

3階納戸の内観。目透かしの木製パネルを見る

3階のハイサイドライト。納戸をオープンスペースとしたことで水平方向への抜け感を確保している

3階居室の内観。この家は兄妹+父の構成。居室は2階の2室と3階の1室

【SOHO.N】

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区
●面積(坪): 
32
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

LDKの内観−1。窓際のフローリングは、雨の吹き込みや日差しで傷みやすいので、窓側の柱の出を利用し、ベランダに出るサッシとフローリングの間にタイルスペースを取った。
上部をアーチ型に開口した薄板は、ロールスクリーンを隠すカーテンボックスの役割も果たしている

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

◾️子育てと仕事、4人家族が暮らすSOHO
都心のマンションのリノベーション事例です。
100㎡超の床面積を利用し、4人家族の生活空間にオフィス・スペースを併設しました。
子育て世代であることから、汚れたり落書きされてもメンテナンスできる吹付け材料や安価なクロスで内装して価格を抑え、壁には造作収納や本棚を作り付けています。
また、子供部屋は間口の広い引き戸で間仕切り、個室としても、一室として大きく使えるように工夫しました。

その他の画像: 

玄関からLDKを見る。写真手前の左側に見える白い引き戸で、シューズクローゼット裏のランドリースペースを来客時に隠すことができる

LDKの内観−2。正面収納の裏は、マンションの躯体としてのRC壁があって、個室ゾーンとの明確な間仕切りとなっている

個室ゾーン全4室中、写真左側の2室が子供部屋で、右の2室がオフィスと寝室。広めの通路で分けて、子供部屋の中央に親の見守りを意識したテーブルを置いている。照明は、オリジナルの造作照明

子供部屋からオフィスを見る。子供部屋のベランダはほぼ南面、オフィスの大開口はほぼ北面している。シアータイプのロールスクリーンから1日を通して均等な光が入る

オフィスの内観。写真左側の壁は、本棚と造作デスク

子供部屋の内観−1。写真左が男児、右が女児用。両室の机が向き合う間の壁もクローゼットに引き込むことができる

子供部屋の内観−2。写真左が男児、右が女児用。両室の机が向き合う間の壁もクローゼットに引き込むことができる

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※全体的にトーンが明るい色使いと白い空間で日光の反射を促し、間接的に暖かさや明るさや陰翳を取り込む中庭提案の設計デザインCG

中庭のある家、

コートハウスを計画する際には、

平面的な要素だけではなくて

光の入り込みをイメージしながら

立体的、断面的構成を

イメージしながら考えるように。

そうでなければ

中庭の良い面での効力を

発揮する空間ではなく

陰気な「空きがある」だけの

中庭となってしまいますから。

土地(敷地)の場としての効能と

建築の計画性が暮らしの環境に対する

良い意味での整理整頓と

効能の底上げであるように。

例えば二階建てで完全中庭の場合

6m近い自身の壁で囲まれることとなるため、

小さい中庭は

日が差し込むことのない空間となってしまいます。

そのため中庭を計画する際は

ボリュームを視野にいれて

高さ関係を把握する事。

それが難しいい場合は

適切な場所へ適切なサイズで

格子や半透明のスクリーンを素材に盛り込み

採光と通風を考慮するように。

そして視界としての見え方を

内側と外側の両方から意識した設計と間取りを盛り込むように。

平屋で中庭を配置する際は

3m角程の広さ以上であれば

日光は地面まで差し込みやすくなります。

小さいスペースでの中庭でも

日差しは入り込むことはありますが、

太陽高度の高い夏場に入りやすくなり、

太陽高度が低くなる

冬場の寒い時期には

全く入り込まない空間となってしまします。

その為、敷地(土地)周辺との距離感や

方位の特性、場の特徴をしっかり読み解き

適切な中庭となるように・・・・・・・。

なんでも「中庭」なら解決できる

という訳ではなくて

時には間取りと暮らしの環境を悪くする事もあります。

何より大切な暮らしの空間と

過ごす価値に対する創造性と想像性の有無。

間取りの計画・仕上げや素材採用は「ひととなり」です。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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東日暮里6丁目ホテル

●設計事例の所在地: 
荒川区東日暮里
●面積(坪): 
178.7
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ホテル外観です 鉄骨造8階建てです 

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

インバウンド対象のホテルです 容積率を最大まで活用し、宿泊室をできるだけ多く確保するよう
ご要望がありました

依頼者があなたに依頼した決め手: 

施主のご要望をよく理解し、丁寧な対応の設計ときめ細かい工事監理を求められました

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

工事費が急騰していた時期の建築ですが、10社程度の施工会社から選定し、工事費を大幅に超過しないよう、留意しました
また、外装・内装材、住設機器は施主とショールーム等に同行するなど、吟味して選定をしました

依頼者の声: 

質感のある磁器タイルを用いた、外観デザインを特に評価頂きました
客室内装についても、清掃しやすく、清潔でシンプルであるよう心掛けました

その他の画像: 

ガレージハウスの相談依頼事例

愛車との距離が近いガレージハウス・近藤光一建築設計事務所 近藤光一さん


ガレージハウスは愛車との距離が近い事で、満足感が高いです。
ガレージハウスについて近藤光一建築設計事務所 近藤光一さんに伺いました。

お話を伺った建築家

ユーザー 近藤光一建築設計事務所 近藤光一 の写真
名古屋市緑区 滝ノ水四丁目1307‎
052-895-5957

貴社がガレージハウスをてがけたきっかけを教えてください

設計士の自分自身がクルマ好きで、愛車と共に住めるガレージハウスならば
新築マイホームを建てる夢も さらに楽しいものになると考えていました。
そんな私と同じ考えのお客様と出会い、自宅を設計させていただいたのが最初のきっかけです。

ガレージハウスのメリット・デメリットを教えてください

メリット

愛車との距離が近い事で、満足感が高いです。
メンテナンスを楽しむ方、洗車が好きな方、愛でるのが嬉しい方、各々が好きなように楽しんでいます。
あと、ほしい車があっても、賃貸駐車場では心配で購入できない方が ガレージハウスを建てるケースも多いです。

デメリット
施工床面積の中にガレージが含まれてくるので、全体の予算の中で少なからず 住宅部分の建築費に影響がでてきます。
家族の方の理解が必要です。

ガレージハウスを建てる費用はどれくらいでしょうか?

住宅部分に比べて、ガレージ部分の坪単価は高くないので、特別高価ではありません。
ただし、大きなガレージ + 大きな住宅部分となるケースはかなり費用がかかります。
問題は 延床面積を工夫していかにコンパクトにできるかです。
平均的な坪単価=70万円~100万円です。

ガレージハウスで注意している点を教えてください

クルマの音,振動,排気ガス などはプラン上 注意しています。
あと、ガレージ前の空間も大切で、前面道路が狭い場合などは多少なりともセットバックをして、ガレージの出入りを楽にします。
大型の車輌では厳しい場合があり ぶつけるモトになります。

ガレージ部分を他の用途にも使っている事例はありますか?

クルマの代わりに お友達と集まって、バンドの練習場 や雨天の時のインナーキャンプを楽しんでいるオーナーさんがみえました。

ガレージハウスの賃貸住宅も設計していただけますか?

可能です。
土地活用の観点から賃貸ガレージハウスは付加価値があって 面白いとおもいます。

ガレージハウスの中古住宅のリフォームもやっていただけますか?

可能です。
これからの時代、既存の住宅などが 余る傾向にありますので気に入った中古住宅をリフォームしてガレージハウスとする方は増えてくると思います。

狭小ガレージハウスの設計もやっていただけますか?

可能です。
先にもありましたが、ガレージを含めた 延床面積を工夫していかにコンパクトにするかが大切です。
都会の場合は厳しい法律の中で斜線規制に納まるように空間を生み出すことも重要です。

近藤光一建築設計事務所 近藤光一さんのガレージハウス設計事例

画像 建物の名称 紹介文
ガレージングスタイルの家6

オーナー様の御要望で、3台分のビルトインガレージと付属した
オーディオに特化した書斎スペースを設けました。
建物全体はシンプルモダンで ローコストにまとめています。

ガレージングスタイルの家5

オーナー様の御要望で、2台分のビルトインガレージと付属した
趣味の書斎スペースを設けました。
建物全体はシンプルモダンで ローコストにまとめています。

ガレージングスタイルの家14

オーナー様の御要望で、2台分のビルトインガレージを設置し
それに付属した お仕事用の書斎スペースを設けました。
高断熱住宅ですが、既製部品を多用してローコストにまとめています。

ガレージングスタイルの家16

オーナー様の御要望で、お洒落な白壁の洋風住宅を
イメージして、ビルトインガレージを設計しました。
地上は木造2階建 ですが、3方向を土に埋まった地下ガレージは
コンクリート造としています。

ガレージングスタイルの家15

1階はRC造のガレージ専用スペースとして、2階 と ロフトを 木造の住居スペースとした “混構造” です。 住居部分の快適性と趣味のガレージを合体させるために、音や臭いの問題をRC造のガレージで解決しています。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

外壁後退の対象となるのは、建築物の外壁や柱に相当するもので、一種低層住居専用地域、二種低層住居専用地域、田園住居地域に制約あります。

しかし、以下の条件を満たす部分は、外壁後退の対象から除外されます。

・敷地に関わる外壁後退は、壁と柱だけ考えればOKで、軒や庇は関係ありません。
 しかし斜線制限の建物後退による緩和、いわゆるセットバックなど高さに関わる場合は、軒も庇も関係してきます。

・後退ラインからはみ出す部分の外壁中心線の長さが3m以下の場合

・物置等で、以下の両方の基準を満たす部分で軒の高さ2.3m以下で
 後退ラインからはみ出す部分の床面積が5㎡以下の場合など

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