すごくきれいな木目ですよね。
手前の濃い目の床は、ウォルナットという樹種。
シックな雰囲気の好きな方には、とても人気あります。
奥は、反対に明るめの色合い。
チェスナットという樹種で、木目がおとなしい感じです。
こちら。
昨日、とある家づくりの現場でのワンシーン。
床に使うフローリングが納品されてきたので、
お客様と一緒に、その風合いを確認しました。
見るだけでなくて、実際に足をのせてみたり、手で撫でてみたり。
手前と奥では、色や樹種の違いだけでなく、
大きく異なることがあります。
手前のウォルナットは、表面が本物。
奥のチェスナットは、表面は、木目をプリントしたシート。
ほんと、最近は、プリント技術が高くなって、かなりリアル
なことはもちろんなのですが、表面がつるっとしてなくて、
手で触った時に感じるくらいの凹凸がつけてあるんです。
なので。
触った感じも、かなりリアルだったりしますね。
全部本物にすればいいじゃないですかぁ。
なんて声が聞こえてきそうです。
もちろん、無垢材にこだわりのある方にはいいですよね。
でも。
コストバランスを考えて、必要を感じないところには、
シートを採用することは、よくあります。
寝室とか、子供部屋は、ベッドや机を配置すると、
見える場所が少ないですので、シートでもいいかなとか。
いやいや。全部シートでもいいんじゃない。
そんな方だっていますから。
何を優先するのか。
それに尽きますね。
いろんな価値観があっていいと思います。