新宿Y邸

●設計事例の所在地: 
東京都新宿区
●面積(坪): 
24
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

最上段:LDK空間/フルオープンな状態。左が個室に分節する動線で、右がユーティリティとして
         多様な使い方が可能な動線。中央のコアを中心に回遊できる
中 段:LDK空間/クローズした状態
最下段:個室に分節できる動線を見る

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

夫婦世帯の中に、大学卒業を控えたお子さん、海外に拠点を構えたお子さんの居場所をどう設けるか?限られた面積の中で、普段は自分たちが使えて、子供達が帰省した際は居場所になる。
そんな場所づくりを気にされていました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

■新宿の改装計画/家族の集散が空間の満ち引きとなって現れる住宅
子育てを終えた夫婦の「終の住処」としてのマンションリフォーム計画です。
こうした場合、よく夫婦を主題とした二項対立的なプラン事例を目にしますが、子供が独立したからと言って、親の家から痕跡が消えるものではありません。
子供が独身の時は、たまに帰って来た際の寝床を考えるし、結婚したり、子供が出来た場合を想定した場所づくりも考える。その結果、プラン上に殊更大きな部屋が出来たり、余計な場所に間仕切り建具があったりします。
結局、こうした操作が「図式的なプラン」を崩すことにもなるけれど、その崩れ具合こそが住み手が持つ家族関係の「個性」ではないかと考えました。
この計画では、設備コアを中心とした回遊形式のプランを基に、子供との関係も織り込んだ住み方の想定を繰り返し、プランをつくりました。
建具の開閉により、LDK から連なる小さな空間が現れたり、消えたりする。家族の集散が空間の満ち引きとなって現れる住宅を考えました。

その他の画像: 

個室に分節可能な動線をLDK側より見る

個室化する動線は建具の開閉により2室に分節される

第一の建具を閉じた状態

普段はSOHOとして使用。
デスクが造りつけられている。
南西の強い日差しに対応して窓にはインナーサッシを取り付けた。
側壁の有孔べニアはフック金物を掛けられる仕様となっている

SOHO側よりLDKを見る。
左側のモルタル掻き落し壁は冬場の日差しの蓄熱を意図している

キッチンからの眺め。
広めのベランダにはリビングと高さを合わせたウッドデッキを敷いた

生活動線用の通路。
普段は来客時の手洗いなどに使用する

入浴時の建具のフォーメーション。
浴室と洗面が一体利用できる。

玄関を見る。
フレキ板の折れ戸とスレートの床・腰壁タイル。
上り框はステンレスパイプ

寝室の内観。
壁は生石灰クリーム塗り。
右の木壁部分がウォークインクローゼット

I-4611、「住めるアトリエ」みたいなもの(福岡県)

ユーザー アズール の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして、なにぶん素人ですので、情報などに齟齬や不足がありましたら申し訳ありません。
 
いわゆる作家業をしておりまして、主にその仕事場とするような建物を作れないか、と考えております。
 
コロナ禍を機に、生まれた福岡県に「住めるアトリエ」みたいなものを考えるようになりました。
ほぼ完全に、私一人が使うことを想定しております。ファミリー的なあれこれはいっさい必要ありません。
 
土地はすでに生家近くに所有しておりまして、坪数は、おおよそ70坪。しかしながら端の方が崖地になっていますので、そのままフルに使える感じではないと思います。
なにぶん繰り返しになりますが自分一人のための贅沢ですので、それほど予算潤沢とはいかないと思いますが・・・。
 
はじめは地元の工務店か大手ハウスメーカーの規格でもと思ったのですが、どうしても当然ながら「家族」を想定されているケースが多く、いろいろ検索しているうちにここのサイトにたどり着きました。
 
景色が良いので、その崖や傾斜を活かせたら、と思うところもありまして、建築家の方々のほうがそういった分野に強いのではないかと考えましたのも、ここに投稿させていただきました理由です。
 
とりとめない内容で申し訳ないです。よろしくお願いします。
 
(また計画については、急いでおりません、数年単位でも大丈夫です)
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-4610、10坪から12坪くらいの平屋(北海道)

ユーザー ふくだ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
北海道
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

札幌で10坪から12坪くらいの平屋は建てられますか? 希望の間取りは広めなワンルームみたいな感じでしょうか。
土地は住めそうなところで探すと800万くらいになってしまいます。
予算は2000万くらいなので難しいでしょうか。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から、工事現場にて、設計士が何をするのか?
を通して、その重要性について、お話し始めてます。

先日の現場打ち合わせの内容をご紹介してますが、
昨日は、洗濯パン周りのコンセントの高さを事例に、
「一般的」でいいのか?というお話をしました。
どういう想定するのかで高さだって違いますよ。

今日は、その続き。

打ち合わせの最後は、建材関係の方との調整です。

建材っていろいろありますが、先日打ち合わせでは
内部の建具等に関する内容が中心でした。

どんな内容だったのか。

内部のドアって、いろんなメーカー、デザイン、
さらにオーダーもできたりします。

私の場合、設計図書でかなり細かく仕様を指定してる
ので、それを読み込んでもらえばよくなってます。

ただし。
最終的な色を決めるプロセスを、工事着工後にしてるので
仕様は決まっていても、色だけは指定していません。

家全体をしっかり考えながら、トータルで色合いを
決めていきたいので、そうしています。

なので。
各空間の床、壁、天井なんかを決めながら、
戸や枠、巾木を合わせながら決めていきます。

明るいトーンもあれば、ダークなトーンもあります。
ダークなトーンで、巾木が白だったりすると。。
浮いてしまいますよね。
その辺も調整しながら決めていくんです。

そうして決めた色合いをリストにして現場へ共有。
それをもとに、建材屋が発注に向けた資料を作成します。

それと。
すべてが同じメーカー、シリーズの建具でもない場合が
あったりします。

ここは、来客に魅せたい場所なので、オーダーで、
裏動線はコスパよくていいとか。

色柄やメーカーを好きに設定できるのも
設計士との注文住宅ならではなんだと思います。

いろいろと混在することになるので、
打ち合わせでは、念のための確認をしてくれます。

いちいち?と思われたかもしれませんが、
勘違いとかがあると、お互い気持ちよくないので。

そうそう。
建材関係の確認事項として、床の見切についても
話がありました。

床の色や素材が切り替わる箇所には、見切という部材が
必要になります。

その見切を、どちらの床に色合わせするのか。
それって指示しないと、場合によっては悪目立ちする
なんてこともあり得ます。

それについても、一通り確認していきました。

その後も打ち合わせはありましたが、省略(笑)

何を言いたいのかというと。。

私が先日の打ち合わせで協議しながら決めたり
確認してもらったことって、設計士がいなければ、
「一般的な」もので決まっていってしまいます。

「一般的」って、最適でないことも多いです。

施主の代理として、工事者とこういった調整をする。
そんな人がいるといないとで、仕上がりが違います。

工事をチェックしたり調整する人(設計士)って
やはり大事だなと思ったというお話でした。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※リノベーションにより古民家を暮らしやすく安全面と健康面に配慮した住まいに提案

中古住宅を買って、

リフォーム・リノベーションする際の

注意点。

リフォームやリノベーションを

依頼する会社は色々あり、

工事予算や

要望内容によって

依頼する業者も

変わるかと思います。

価格だけではなくて

どのような価値があり

どのような結果を

もたらすのか?。

相談する業者によっても

結果は大きく変わります。

木造の一戸建て住宅でも

2025年4月からは

法改正で新制度にもなり

リフォーム・リノベーションで

今までは

法令順守のうえで

許可不要だったものも

建築確認申請の対象になります。

勿論以前からの

リフォームや

リノベーションの制度も

一部許可不要だっただけで

法律に基づいて

制度や基準を守った

工事や間取り計画が

必要だった訳ですが

「好き勝手」している

ケースが多そうです・・・・・。

中古住宅を購入された方へ

古い住宅は

新築住宅と比べて、

多くの異なる部分があります。

それが原因で

価格が比較的安くなる一方、

快適な生活を送るためには、

購入後、入居前に

一定の改修が必要となります。

しかし、

改修には当然ながら

費用が発生します。

水回りも綺麗にしたいし、

使い勝っても変えたい。

リノベーション費用は

どれだけあっても

足りない感じがします。

僕が提案する

リノベーションの設計は、

それぞれの

ご家庭の価値観も考慮しながら

暮らしやすさを

重視しています。

しかし、

それよりも先に、

必ず行うべき

改修点を考えています。

それは、

家の長寿命化に直結しますし

安全面や

ご家族の健康にも

関連する内容だからです。

何でもやりすぎは

よくありませんので

バランスを考えたうえでの

方針としています。

特に重視するポイントは

次通りです。

断熱性の向上
気密性の向上
2階ベランダ・テラスの雨漏り対策
雨漏りの改修
構造の問題

まずはこれらの点を改修、

または向上させることを

お勧めしています。

1.断熱性を上げる

まず目的を

明確にするために

先に説明を・・・・・。

断熱性を向上させるためには、

単に高性能の

断熱材を設置するだけが

解決策ではありません。

別の重要な要素が存在します。

それは、

空気の移動を制限する

ということです。

簡単な例ですと、「隙間風」です。

なぜなら、

空気は熱を伴って

移動する性質があるからです。

そのため、

この空気の自由な移動を

抑制することが

重要となります。

これが「気密性」と

呼ばれるものです。

古い家は、

床が直接地面に

接しているため、

床下を通る冷気が

室内を冷やす

一因となります。

この問題を

解決するための

効果的な手段について。

まず、床下の隙間を閉じ、間仕切りから冷気が上がってくるのを防ぎます。
次に、高性能な断熱材で床下全体を覆い尽くします。

これらの対策で、

床下が冷えるのを抑制し、

室内の快適性が

大幅に向上します。

外壁の断熱

a) 外断熱:外断熱工法は、外壁の外側から断熱材で包む方法です。柱やその間にある壁全体を覆います。特に土壁で構築された外壁の場合、壁内部に断熱材を入れることが難しいため、この外断熱工法が効果的です。施工も比較的容易なため、お勧めの方法です。
b) 内断熱:内断熱は、外壁の壁内に断熱材を充填する方法です。しかし、土壁の場合、断熱材を入れるための空間が存在しないため、室内側に断熱材を設置します。その結果、壁が内側に向かって突き出る形となります。

屋根・天井の断熱

古い中古住宅では

屋根や天井に

断熱材が

設置されていないケースは

意外と多いです。

適切な厚さと性能の

断熱材を

新たに敷き込むことにより、

室温を快適な状態に

保つことが可能となります。

開口部の改修について

窓(サッシ)の断熱性能は

非常に重要で、

可能な限り

高性能なサッシに

交換することを

お勧めします。

ただし、

既存のサッシを

交換する際には、

それなりの費用が

発生します。

サッシ周辺の外壁部分を

一部切り取り、

サッシを取り外した後、

外部と内部の補修が

必要となりますから。

冬場、

ストーブなど

室内で作られた

熱の大部分は、

ガラス部分を通じて

外に逃げてしまいます。

皆さんも

窓際で暑さや寒さを感じる事

ありませんか?。

そのガラス部分を

高断熱ガラス等の

性能が良いものに

交換することにより、

冬季の寒さ対策に効果的で、

費用対効果が

大きく上昇します。

特に古いサッシの場合は、

交換が最適な選択です。

また、

小さな窓については、

インナーサッシ(後付けの内窓)を

設置することも有効です。

ただし、

頻繁に出入りをする場所や

開け閉めのするのでは、

2枚建てのサッシを

開け閉めする必要があり、

日常生活では

少々面倒かもしれません。

2.隙間を閉じる(気密性能の向上)

屋根裏は隙間が多い

屋根裏は蜂の巣ができたり

奈良県だどコウモリやイタチ、

猫が出入りできるほど

隙間が多い部分です。

また、

室内で温められた空気が

高い屋根裏から

外に抜けてしまい、

室内の空気が

冷えてしまう

現象もあります。

これを防ぐため、

気密性をある程度

向上させる目的で、

屋根裏の外壁面にある隙間を

埋める工事を行う事も多くあります。

※必要な隙間はきちんと設けます。

壁や窓の隙間

特に古民家に多く見られます。

建物が傾いていると

柱の上下に隙間が生じ、

その隙間から

外の風景が

見えることもあります。

これらの隙間を

無くすためには、

建物の傾斜を修正し、

冷気の侵入を防ぐことが重要です。

しかし、

柱の歪み(傾斜)や

沈下を本格的に補修すると、

既存の建具や外壁も

修理する必要が出てきます。

床下から間仕切りの中を通って入る冷気

3. 2階のベランダ・テラス

家の傷みの大きな原因

2階のベランダ・テラスは、

改修時に解体すると

大抵雨漏りにより

階下が損傷していることが

見られます。

ボルトは錆びて緩み、

内壁や断熱材が

カビが生えたり

落下してしまっていることが

多くあります。

本来、

露出した2階ベランダや

テラスに施されている防水は、

紫外線や風雨にさらされ、

長期間にわたって

保持できるものでは

ありません。

10年以上経過していれば、

メンテナンスが必要で

防水の再施工が

必要と考えるべきです。

軒・庇を伸ばすか雨よけの屋根を架ける

直射日光と

雨風にさらされる

ベランダやテラスは

防水が難しいので、

軒や庇を伸ばす、

または雨よけの屋根を

設置することで、

直接雨が降り注ぐことや

直射日光の影響を

軽減することが可能です。

ベランダ・テラスを

増築する場合は、

階下の梁の補強、

建物全体のバランス、

屋根や壁の接続部からの

雨漏り等、

建物構造全体を考慮した

プランニングが必要です。

施工が適切でないと、

そこからも

雨漏りを引き起こす

可能性があるため、

増築は慎重に行うべきです。

下屋根にして洗濯物干場を屋内につくる

ベランダやテラスに

新たに下屋根を

設けることで、

洗濯物を屋根下で

干せる場所を

計画する事もできます。

これにより、

雨天時でも洗濯物が

干せるとともに、

雨漏りの心配も解消されます。

4.雨漏りの改修

過去何度も雨漏りの補修をしている家は、雨漏りが常習化している家

何度も雨漏りが発生する家は、

その根本的な問題が

解決されていない

可能性が高いです。

そのような場合、

専門家に依頼して原因を調査し、

根本的な雨漏りを

防止するための

対策を取る事が重要です。

一時的な応急処置は、

あくまで業者の

営業活動に過ぎません。

雨流入防止の材料を

いろいろな場所に

大量に塗りつけて

雨水を防ぐような

短期的な対策を推奨する業者は

避けるべきです。

屋根の葺き替えも視野に入れる

屋根材が劣化している場合、

この機会に屋根の「葺き替え」を

検討することも一つの考え方です。

費用はかかりますが、

新しい屋根材は

耐久性が高く、

根本的な

雨漏り対策にも効果的です。

ただし、

大きな古民家などでは、

屋根の葺き替えだけで

数百万円の

費用がかかることもあります。

必ず見積もりを取って

工事の内容と効能を

確認するように。

漏水場所の原因は、雨漏り部分の上部ではないことがある

雨漏りの原因は、

必ずしも漏水部分の

真上ではないことがあります。

特に風の強い場所に

建つ家では、

外壁に当たった雨水が

壁を伝って上昇し、

軒下や屋根の

上部隙間から

室内に入ることがあります。

屋根の上に乗っているものは降ろす方がいい

古くなり使われていない

太陽熱温水器などは

屋根の上にありませんか?

放置すると、

屋根を傷め、

雨漏りを引き起こすだけでなく、

落下による事故を

引き起こす事もあります。

使われていない温水器は、

そのタイミングで

撤去するほうがよいかと思います。

撤去の機会を逸すると、

後々機器類だけではなくて

構造的なトラブルの

原因となるかも知れません。

5.構造の問題

建物の耐震性を向

上させる改修を

検討することも重要です。

間取りの変更や柱の撤去は勝手にしない

DIYによる間取りの変更や、

柱が邪魔だと感じての

無計画な撤去は避けるべきです。

その柱が

どのような力を受けて

どのようなささえ方をしているのか

いるのかをしっかり確認し、

撤去しても問題ないか、

また補強が必要かどうかを

判断する必要があります。

壁や柱を撤去することで

耐震性が大きく低下するため、

必ず補強や

変更後の構造計画を

同時に考慮する事が重要です。

このような判断は

構造を考慮できる専門家と

相談した上で行ってください。

既存部分の安全性や耐震性はあるかどうか

古い家はほとんど

確実に耐震性が低いです。

耐震診断を実施すれば、

よくわかると思います。

建物単体ではなくて

土地の状態や敷地の安全性も含めて

そのまま住む場合も

リフォームやリノベーションする場合も

事前に建物の状態を確認し、

必要な場合は

敷地の安全性の確保も含めて

耐震補強工事等を

行うことを推奨します。

2000年より前の木造住宅は、基本的に耐震補強が必要

一般的には、

1981年5月までの建築物(旧耐震)は

耐震補強が

必要と言われていますが、

2000年以前に建てられた

木造建物は

現行の法規制以前のものであり、

基本的には

耐震補強が必要となるケースが

多いです。

※法改正後はまた基準も変わります。

古い建物であれば、

木造の平屋を除いて

ほとんど確実に

耐震補強が必要です。

大きな地震が来た際、倒壊してしまうと住む場所を失う事を知る

地震が発生したときに

建物が倒壊すると、

自分たちの住む場所を

失ってしまいます。

大切な家が一瞬で廃墟と化し、

命からがら逃げ出し

一時的に避難所に行くとしても、

帰るべき家はもうありません。

設計の際に

耐震性を高めることを話すと、

大きな地震まで

耐えられれば良いという

考えになりがちですが、

倒壊せずに耐えてくれれば、

手を入れる事は必要ですが

再び住むことができるという点を

考える必要があります。

地震が起きたときにわかる、

費用対効果が

分かりにくい改修予算ですが、

大きな地震があった後、

倒壊せずに

しっかり立っている

自宅を見ると

その価値がわかります。

※定期的な維持管理とメンテナンスが前提条件です。

中古住宅を購入して

リノベーションを行う場合、

既存の建物の

劣化具合や痛みが

今後の安全性や快適さに

大いに関わるため、

これらを正確に

評価することが重要です。

今回、特に重要だと思われる点を

提案しましたが、

もちろん他にも

基礎や床下の状態、

シロアリの存在、

水回りの土台の劣化など、

チェックすべき項目は多数あります。

そのため、

具体的な改修ポイントを

絞ることが重要です。

古い住宅の耐久性は、

建設時の施工会社の考え方や

技術により、

また、

以前の住人の

メンテナンス状況により

大きく変わります。

業者選びにあたっては、

建物の状態を調査・理解せずに

予算に合わせた

見積もりを出す業者ではなく、

建物をしっかり調査し、

必要な部分を修繕し、

予算を考慮しつつも

法令を遵守するのは

当たり前ですが

本当に手直しや補強が必要な部分を

正直に考慮して

意見を出してくれる

そして快適な空間づくりも

提示してくれる

業者を選ぶことが重要です。

新築でもそうですが

その先にある暮らしの目的を

どのように考えるのかで

選択肢も内容も大きく変わります。

安全面からも

暮らしのここちからも

丁寧に住まいを考えてみませんか?。

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
■やまぐち建築設計室■
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

I-4609、戸建を活用した障がい者グループホーム(埼玉県)

ユーザー コイン の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。下記お見積りお願いいたします。
 当方、埼玉県北足立郡***で戸建を活用した障がい者グループホーム(介護サービス包括型共同生活援助)の開所を考えております。
 埼玉県への指定申請にあたり、建築士から対象建築物が建築基準法上、寄宿舎としての用途に現状で適合しているか、改修工事により適合する予定か、A4一枚の意見書『既存建築物に係る建築基準法上の適合状況報告書』を提出が必要なため、作成依頼をさせて頂きます。
 当該建築物は中古購入、台帳記載事項証明書にて建築基準法上の適法が確認できる他、売買契約書・重説、仲介業者作成の間取り図、建物全部事項証明書あり。設計図なし。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

先日から、工事現場にて、設計士が何をするのか?
を通して、その重要性について、お話し始めてます。

先日の現場打ち合わせの内容をご紹介しました。
排水と空調換気のダクトが干渉するところを、
事前に調整したお話でした。

その続きとして。
洗濯機周りのコンセントとか給水について。

コンセントと給水の高さは揃えるとして、
その高さをどうするのか?

何も言わなければ、「一般的」な高さになります。
ちなみに。
一般的といっても、何か標準があるわけではないです。

それらを取り付けする水道屋や電気屋が経験上、
回数多く取り付ける高さのことです。

でも、よく考えてみてください。

最近は、洗濯機の下をしっかり掃除したい!
ということで、車輪付きの架台に取り付けたり、
洗濯機と下のパンの隙間をつくるために、
かさ上げする台を取り付けたりすることがあります。

つまり。
その分、洗濯機の高さが、高くなりますよね。

ドラム式なら高さに余裕はあるんでしょうけど、
縦型の洗濯機で、上に蓋があるタイプの場合、
取りつけ高さや位置しだいで使いにくいことも。。

しっかりとその辺も想定した高さならいいのですが。。
「一般的」な高さでうまくいくかどうか・・

さらに。
洗濯機上に洗濯乾燥機を想定する場合は、
より高さの調整をしっかりしておかないと
使い勝手が悪くなることもあります。

何を想定して、どの高さにするのか。
平面的な取り付け位置をどうするのか。

しっかり把握しながら意思決定したいところ。

ということで。
現場では、その辺の話も共有しながら、
高さや平面位置の設定を行いました。

その次は。。
外壁の貫通部について。
換気の吸気とか排気をするために外壁を
貫通する部分があります。

その貫通部の外側には、屋外フードという
カバーを取り付けて、雨が入らないようにします。

その貫通部なんですが。
すべてを、同じ人が工事するわけではないんです。

平面的な位置を図面で示すことはありますが、
高さについては記載していないことも多いです。

その場合、どうなるのかというと。。
屋外のフードの高さがバラバラになります。

外観で見えない場所ならまだよいのですが、
よく見える側に取り付いてて、高さがバラバラだと
実は、とてもよく目立ってしまいます。

なので。。
高さをしっかり取り決めして、共有することが
必要になります。

とはいえ。。
机上で決めておいても、現場でうまくいかない場合も。
なので、現場で確認しながら決めていくことが大事。

先日も、関係者で区貫通部を確認しながら、
高さをみなで共有してきました。

おっと。
長くなったので、明日に続きます。

I-4608、戸建ての一軒家で障害者のためのグループホーム(埼玉県)

ユーザー すずき4608 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

始めまして、よろしくお願い致します。
当方は戸建ての一軒家で障害者のためのグループホームを令和7年2月1日に開設したいのですが、県に提出する書類の中に、「用途変更を行っていること、用途変更不要な場合は建築士の意見書」とあり、当建物は100㎡未満の為、用途変更は不要なので、建築士の意見書が必要となります。
令和6年12月27日までに提出する必要があり、大変短い期間ではございますが、
その意見書を作成して頂ける方を探しております。
確認通知書(建築物)・建築台帳記載事項証明書はございます。
 
どうぞよろしくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、工事現場にて、設計士が何をするのか?
を通して、その重要性について、お話し始めてます。

昨日は、その前置きのお話でした。
今日からは、先日私が現場でどういった話をしたのか?
について、具体的にご紹介していこうと思います。

何人もいる工事関係者のうち、まずは。。
水道屋との打ち合わせからスタート。

水道関係なので、給水・排水ルートをどこにするか?
について図面をもとに現地を確認してくれていました。

それを踏まえて、図面の想定通りに、配管できます。
という報告をしてくれました。
その後、実際に現地見て、なるほどと納得します。

そんな当たり前のこと??
って思ったかもしれませんが、少しお付き合いください。

実は。2階からの排水経路の周りには。。
空調と換気のダクト(空気を通す管のようなもの)が
走っています。

しかも。排水とダクトが直交する箇所があります。

図面を見れば読み取れそうなものなのですが、
水道屋は排水のみを、空調換気屋はダクトのみを
チェック確認していたんですよね。

そこで。
両者を集めて、どこにどういうものを工事するので、
どちらがどうするといいのかを調整していきました。

事前に各々が干渉しないような配慮をしなければ、
どうなるかというと。。

天井を組もうとした段階で、天井内に入らないので
天井を下げるしかありません。

そんなことになってしまうんですよね。
工事する前に両者を調整すれば、避けられるのに。

そもそも、設計の段階では大丈夫だと確認してますが、
現場で、関係者同士に調整不足で納まらないことって
あったりするんです。

ということで、水道屋と空調屋との調整が済んで
そのまま次の打ち合わせ。

今度は、洗濯機周りのお話。

洗濯機周りには、コンセントと水道が必要ですよね。

それぞれ、取りつける職人が違います。
コンセントは電気屋。水道は水道屋になります。

コンセントと水道の取り付け高さ。。
特に指示しなければ、高さはバラバラになることも
あったりします。

ついていればいいでしょう?という方であれば、
適当な高さにするでしょう。

でも。
気が付く人であれば、高さを合わせてくれます。

といいつつ。。
人任せにするのもよくないので、その高さを揃えるよう
両者に指示しました。

しかも。。
統一するために、数値で指示が必要です。

「一般的」でいいんじゃない?
って思ったかもしれませんが、そうでもないんです。

明日は、その続きをお話しますね。

I-4607、賃貸併用住宅を考えています(千葉県)

ユーザー りん4607 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

こんにちは!
私は千葉県市川市**に在住です。数年前築50年ほどの中古一軒屋を購入し、リフオームして住んでいます。現在建替しよう、賃貸併用住宅を考えています。この土地は崖条例がかかっており、後方数メートル~十メートル崖、前方道路から5メートル崖があります。私は高台の視野と後方現状の庭や崖にある石飾りが好きです。宅地面積約400平米。
崖条例のある面白いづくりの土地に設計と施工等提案相談を依頼したいです。
宜しくお願い致します!
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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