居と間

●設計事例の所在地: 
三重県
●面積(坪): 
31
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

一人暮らしの男性の住宅計画。
平日は朝に家を出て夜帰宅しそのまま寝室に直行する生活で、休日は外出をせずに趣味を楽しむ生活であった。
このような生活から、「51C」や「nLDK」といった住宅の「型」ではなくフレキシブルな住宅プランが必要だと考えた。
平日には居間はほどんど使用しないので不要な空間と考え、玄関からつながる廊下を介して寝室に直行できる平面プランとし、主に「廊下」「寝室」「シャワースペース」を選択できるようにした。
休日になれば平日とは反対に寝室までの動線は、ほとんど使わない。
廊下の建具を開放し、大きな空間に変化するように考えることで、その空間に隣接する「居間」「キッチン」「浴室」「ウッドデッキ」を選択できるようにした。
平日と休日の居場所に合わせ、必要に応じて空間を選択できるプランとすることで、近年変化しつつある住み方の変化に対応した住宅のプロトタイプとなっていく計画とした。
撮影 ©ToLoLo studio

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築主は元スポーツ選手で身長が高く、とてもよい体格でした。休日には肩までお湯につかり、ゆったりお風呂時間を楽しむことが求められました。ユニットバスや据付型の一般浴槽はその体には少し小さいため、タイルや石など使った4帖の広さの現場造作浴室を作り対応しました。

その他の画像: 

いつもの風景

●設計事例の所在地: 
三重県
●面積(坪): 
47
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地は市街化調整区域内にあり、周辺は田園風景に囲まれていた。
南側の田畑はクライアントが所有しているため恒久的に風景が維持される。
その南側の風景を地続きとなるようにリビングに取り入れることで、
時が経つにつれ成長していく家族と、いつまでも変わらず家族に寄り添う風景を一つの大きな空間で表現した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

キッチンを中心にした家事動線の便利さを求められました。それに対してメイン動線とは別に専用の家事動線をつくりました。キッチンとバックカウンターを一つのコアとして西側の玄関、洗面、パントリー、リビングを回遊できるようにしました。

その他の画像: 
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、リビングに階段がある
ということについてお話してます。

最近でこそ一般的になりましたが、
ひと昔前であれば、ネガティブな印象でした。

その一つの理由として、冬の寒さについて
お話しました。

今日はその続きですね。

みなさんのご実家って、階段どこにありました?
(ご実家が平屋とかマンションの場合以外)

ちなみに。
私の実家は、玄関入ったすぐ脇に階段があります。

小さい頃の記憶をたどって見ると。。
やはり、友人の家なんかも、基本同じで
リビングには階段はありませんでした。

子供のころには、帰宅したら、部屋へ直行して
カバン置いて、ササっと遊びに出かける。

いちいち親に顔を合わせず、自由にできたのが
やはりよかったなと思います。

ただ。
両親の立場で考えれば、何やってるのかって
把握しにくいので、気になるかも。

なので。
リビング階段にしたい人の多くは、
見た目のかっこよさ以上に、子供の様子を知りたい
という理由が多いです。
(監視という意味も含めて)

リビングで家族の団らんを。
お母様がキッチンで調理を。

そういった考え方が前提になっているとはいえ、
結果、LDKのどこかに隣接して階段となるわけです。

子供との関係をどう築きたいのか。
それに関係しそうですね。

それと。
リビング階段というか、ダイニング近くに階段
ということになる場合で、オープンなスケルトン階段
にする時は、少し注意が必要です。

何かっていうと、埃ですね。
階段を行き来すると、どうしても埃が舞います。
気にしない方であればいいのですが。。

あまり嬉しくないかもしれません。

それと。
リビングに設置する場合の注意点は。。

ソファからTVを見たりする範囲内を
横切るような場所に階段を設置しないことです。

人が往来するたびに、ソファの前を通過されると、
気になって仕方がありませんから。

よく似た感じで、知り合いから聞いたのは、
リビング正面に階段があって、その側面にTV
という場合。

TVの前は横切らないものの、TVの上を
人が行き来すると、相当気になるそうですから。

気にしないからいいと思うかもしれませんが、
視界に動くモノがあると、気になるもんです。

リビング階段はいいんですよ。
でも。配置する場所については、動線計画と合わせて、
しっかり検討しながら、決めていくといいと思いますよ。

なので。
リビング階段がいいのではなく、よくも悪くもなるので、
暮らし方は動線を踏まえて、採用してくださいね。

ユーザー 岩間誠治一級建築士事務所 岩間誠治 の写真

キッチンのリフォームは、換気扇と水栓位置に変更がない場合、サイズを大きくしたり配置を変更するのも比較的容易に可能です。また、キッチンは設備ではあるものの引出の上に天板が乗っているような作りの為DIYでも比較的簡単に作成が可能です。

キッチンだけのリフォームもお気軽にご相談ください。
キッチン本体だけではなくキッチン廻りも含めたリフォームが可能です。

I-4562、地下車庫付き(地下RC構造・1、2階木造)3階建ての新築(大阪府)

ユーザー じょん5 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

大阪府枚方市にて傾斜地の掘り込みガレージ付き中古戸建を検討中です。
上記を解体し、地下車庫付き(地下RC構造・1、2階木造)3階建ての新築を検討中です。
居住部は高気密高断熱で第1種換気を取り入れたい。
混構造の実例が多く、価格を抑えるプランをご提示いただける建築設計事務所を探しております。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4561、修繕計画を管理する建築士を探しています(栃木県)

ユーザー Eric4561 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
栃木県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

お世話になります。
栃木県宇都宮市の築10年になるマンションに住んでいます。
築10年を迎えるにあたり、マンションの修繕計画が予定されております。
その準備に当たり、修繕計画を管理する建築士を探しています。
インターネットで探していたところ、このサイトが見つかりましたので、
相談以来の申し込みをさせていただきました。
マンションの管理を行っている管理会社からも建築士の紹介をいただいています。
しかし、幾つかの建築士・設計事務所を比較して選択できればと考えています。
また、住んでいるマンションは、免振構造で、免振の基礎部には、積層ゴムと鋼材系のダンパを
組合わせた免振装置が設置されています。
しかし、マンションの建設後、免振の基礎部は定期的な点検等が行われずに放置されている現状であります。
これは、個人的な思いではありますが、修繕計画と合わせて、免振の基礎部も点検等を実施していただければとも考えています。(幸い大きな地震等を受けていませんので、機能的には大丈夫かと思いますが、手つかずという状態が気になっています。)
修繕計画に対応可能な建築士をご紹介いただきたく相談させていただきました。
どうぞ、よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日までは、無垢の木を取り入れるには
どんなことを気にしたらいいのかについて
いろいろとお話しました。

自然素材だからこそな性質もあったりして
本物だからいい!って単純なことでもないので、
しっかり理解した上で採用してみてくださいね。

さて。
今日からは、全然違うお話です。

ここ最近、お客様との打ち合わせの内容で、
間取りに関係することが多いです。

そんな中で、多くの方とよく出る話題
についてお話していこうと思います。

それは。
「リビング階段がいいんですよね?」
というもの。

おおよその方は、いろんな情報を見て、
リビング階段の魅力を理解していて、
それがいいと思っています。

でも。
もしかすると、それは単なる一般論で、
自分たちには最善ではないこともあるので、
しっかり考えていただきたいです。

そもそも。
ひと昔前であれば、リビングに階段があるって、
すごくネガティブな印象だったんです。

その理由は、冬の寒さ対策に関すること。

リビングに階段があると。。
冬に暖房を使っても暖気が階段を通して
2階へ上がってしまってしまうため、
家族がいるリビングの足元が冷える。。
そんな理由でした。

なので。
リビング階段の場合、床暖房を併用したり
階段の前に扉を設けたりしたんですよね。

これって。
数十年前に建てたご実家であれば、
この寒い感覚って、理解できると思います。
あの寒さですから。

でも。
ここ最近は、家自体の断熱気密性能が各段に
高くなってきて、エアコンの効きがよくなり、
リビングに階段くらいの吹抜けがあっても、
底冷えがしてしまうようなことは
ずいぶんと減りました。

とはいえ、体感したことのない方は、
なかなか理解できないですけどね。

ただ、採用する方が多くなって、
自然な選択肢の一つになっているので、
寒さが改善されていることがわかります。

っていうか。
結局、リビング階段がいいっていうこと?
そんな声が聞こえてきました(笑)

どんな暮らし方をしたいのかで
変わってくると思います。

その辺を明日お話しますね。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

品格と心地よさを

兼ね備えた

豪邸と呼ばれる

高級住宅全般に

求められる

計画性、一歩上の

ラグジュアリーな住まい

上品さと快適さを

どのように求めるのか?。

高級住宅や豪邸と聞くと、

贅沢な素材や

豪華なインテリアを

思い浮かべる方も

多いかと思います。

しかし、

本当に品位ある豪邸を

実現するには、

それだけでは不十分です。

目に見える豪華さだけでなく、

住む人の生活を豊かにし、

心地よさを追求した

家づくりが

必要だと考えています。

シンプルで上品な

本当の意味での

高級住宅を手に入れるために

必要なポイントや

現代的な考え方を交えながら、

どのように品格と快適さを

兼ね備えた

家づくりを

行うべきなのか・・・・・。

住宅デザインにこだわる方々や、

アルフレックス、

ダダ、

モルテーニといった

インテリア

ラグジュアリーブランドに

興味を持つ皆様にも

役立つ内容かと思います。

建築や住宅の

真髄は「素材選び」にあります。

建築を考える際に

最大の特徴の一つは、

空間全体に意味を持たせるために

厳選された素材にあります。

ただ見た目の

豪華さという意味ではなく、

時間が経っても

味わいを増す素材が

選ばれることが重要です。

例えば、

以下のような素材。

石材:大理石や御影石などの天然石は、

高級感と耐久性を

両立させた素材です。

リビングや玄関などに

取り入れることで、

一気に雰囲気を演出します。

木材:ウォールナットや

チークなどの天然木材は、

経年変化が楽しめる素材です。

上質な木材の持つ温かみが

住空間に

自然と心地良さを

もたらします。

メタル素材:真鍮や銅などの金属は、

インテリアの

アクセントに使われ、

時と共に

独特の色味が出てくるため、

より深みのある雰囲気が

楽しめます。

こうした素材は

見た目の美しさに加え、

手触りや香りといった

感覚的な要素も重要で、

住む人が感じる

満足度を大きく高めます。

洗練された

デザインの秘訣は

「シンプルさ」にあります。

豪邸・高級住宅における

真の贅沢さは、

飾りすぎない

美しさにあります。

付け加えたような

余計な装飾を省き、

空間そのものの

美しさと居心地を

引き立てることが

上品な空間づくりの基本であり

引き算の美学を

どのように設計するのかは

空間の構成要素にも

関連する大事な視点です。

オープンで

広がりのある間取り。

広々としたリビングや

適切な吹き抜けを

取り入れることで、

視覚的な開放感が増し、

居住空間全体が

より上質なものに

感じられます。

ワイドを強調する場合は

逆に吹抜けを控えめに・・・・・。

ミニマルなデザインの家具

シンプルなデザインの中に

機能性や快適性を

兼ね備えた家具を

取り入れると、

空間が整い、

洗練された印象になります。

アルフレックスや

モルテーニのような

ブランド家具は、

選択肢として

ミニマルでありながら

ディテールにこだわりがある

商品を選定する事で、

高級住宅にふさわしい

上質感を演出します。

調和のとれた色使い。

白やグレー、

ベージュなどの

落ち着いた色合いを基調にし、

ポイントで「差し色」として

アクセントカラーを

取り入れることで、

上品で安らぎのある空間が

生まれます。

そうしたデザインは、

空間が持つ

本来の美しさを

最大限に引き出すと共に、

長く住んでも

飽きの来ない

インテリアを実現します。

快適さを高めるために

必要なバランスを持った「設備」

高級住宅の真価は

見た目の美しさに留まらず、

実用性と快適さの

充実性にもあります。

特に最近では、

スマートホーム技術の

導入が進み、

居住の快適性を

一層高めています。

スマート照明・エアコン。

スマートフォンで

調整できる照明や

エアコンシステムは、

時間帯やシーンに合わせた

最適な環境を

手元にある

スマートフォンで

臨機応変に

提供してくれます。

床暖房・断熱性能。

快適さを左右するのが

家の温度管理です。

床暖房や高断熱性能の

ガラスを使用することで、

一年中快適な温度で

過ごす事の出来る

空間が生み出されます。

キッチン設備。

デザイン性だけでなく、

機能的なキッチンも

重要です。

食器洗い機やワインセラー、

フードプロセッサーなどの

機器を内蔵した

キッチン設備を導入することで、

幅広い層で

料理を楽しむことができます。

こうした設備の

選択肢によるデザインは、

単に便利さを追求するだけでなく、

住まい手さんの

ライフスタイルに寄り添い、

快適さをもたらします。

外観とエクステリアの融合

住宅の美しさは

内装だけでなく、

外観やエクステリアにも

表現されます。

外観はその家の「顔」であり、

エクステリアのデザインが

その家の印象を

大きく左右します。

景観と調和したデザイン。

周囲の景観と

調和した外観デザインは、

家の品格を高めます。

例えば、

自然豊かな場所に建てるなら

木材を多く使用し、

現代的な都市部なら

ガラスや金属素材を

バランスよく

取り入れるといった、

周囲の環境とも

融合するデザインが

推奨されます。

庭園・ガーデニング。

日本庭園や

イングリッシュガーデンなど、

住む人の美意識を

反映した庭づくり。

庭を取り囲む植栽や石畳は、

住まいの一部として

日常の癒し空間を

提供してくれますし

外観上はそれらが一体化して

印象として認識されます。

セキュリティとプライバシーの確保

門やフェンス、

植栽の配置によって

プライバシーを確保しながら、

しっかりと

防犯対策を行うことで、

安心感という価値と共に

暮らす空間が整います。

これらのエクステリア要素は

家の外観の美しさだけでなく、

住む人にとっての

快適さや安心感を

高めます。

本当の「ラグジュアリー」は

心の豊かさということ。

高級住宅や豪邸においても

考えるべき

最も重要なことは、

目に見える豪華さだけではなく、

心地よさや暮らしやすさ、

そしてその住まいがもたらす

心の豊かさです。

住む人に寄り添った

快適な住環境を実現することで、

時間が経つほど

愛着が深まり、

まさに「一生もの」となる

住まいが完成します。

住宅の建築を

検討している方は、

まず自分がどのような生活を

送りたいかを考え、

そのイメージを基に

設計やデザインの趣を

イメージしてみる事が

大切だと思います。

贅沢な空間を求める方には、

一度アルフレックスや

モルテーニなどの

ショールームに足を運び、

実際にその空間に存在する

家具などの心地よさを

体感してみることを

おすすめします。

空間の質とバランス感覚による

余白の重要性も

見えてくるかと思います。

ぜひ、

ラグジュアリーな空間で

自分らしい生活を

思い描いてみてください。

上質な品位を

意識することで

暮らしは変化します。

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
■やまぐち建築設計室■
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

家の気密性が高くなり

高性能化したことで起こる

気をつけなくてはいけない

屋根裏・天井裏での結露。

※冬型結露

※夏型結露

木造住宅での暮らすための環境を

健康に保つためには、

建物を湿気から守り、

木造躯体や

屋根・壁体内の断熱材を

いつもドライな状態に

保つことが重要となります。

※僕自身の家はもう25年以上前

20代の頃に建てたのですが

工務店の資質が足りずに

図面を読めない工務店だったために

いろいろな図面と

指示に対する

相違が多い家になってしまいました。

その失敗が、

今は工務店選定や仕事そのものに活きています。

話しは逸れましたが

近年では、

長期優良住宅や

低炭素住宅などの

申請時に「結露計算」が

必要となっていますが、

結露は屋根裏や

壁内に水分をもたらし、

木材や断熱材、

金属部分に深刻な

ダメージを与えてしまうため、

予め結露のリスクを評価し、

適切な対策を

講じることが不可欠となります。

そういった意味でも

建物の中でも特に

温度差が大きく

結露が起こりやすい、

屋根内の結露について

少し書いてみたいと思います。

屋根で内部結露が

起こる原因とその影響。

冬場、窓ガラスの表面などに

発生する「表面結露」に対し、

屋根裏や壁体内など

目に見えない

建物の構造内部で発生する

結露を「内部結露」と言います。

結露は屋外と室内の

温度差が大きい時、

湿気を含んだ

温かな空気が冷やされて

水蒸気が飽和しすることで

発生します。

屋根の場合、

夏場は太陽によって

あたためられた

高温多湿な屋根内の空気が、

エアコンや夜間の

温度低下で

冷やされることによって、

含みきれなくなった

水蒸気が水となり、

屋根内に内部結露を

引き起こします。

また、

冬場は暖房によって

温められた空気が

天井を抜けて

屋根裏に上昇し、

外気によって

冷やされた屋根の内部に

結露が発生してしまいます。

夏型結露の場合

冬型結露の場合

屋根の構造材が

濡れて腐食することで、

住宅の耐久性が低下し、

最悪の場合は

屋根材が台風などで

飛散する可能性もあります。

また、

断熱材も濡れてしまうことで

性能が低下し、

比較的快適な

温熱環境を

保てなくなってしまいます。

その様なことが

起こらないように、

屋根の内部結露を

未然に予防することが

とても重要となります。

内部結露を未然に防ぐ

屋根の「結露対策」。

屋根の結露計算。

設計段階で

建物の屋根や

屋根裏で発生する

結露のリスクを

評価するための計算方法で、

計算により結露が

どの部位で、

どの時期に、

どの程度発生するかを

予測することができます。

結露計算では、

建築エリアの

条件設定をした上で、

屋根内の構成部材の素材や厚み、

熱伝導率や

透湿抵抗(湿気の通りにくさを表す指標)に基づき、

屋根内外の温度と

水蒸気圧の差を求め、

水蒸気の移動を

シミュレーションします。

これにより

実際に壁内結露が

起こるかどうかを

判定する事ができます。

※あくまでもシミュレーションですので想定上の話しです。

下記の表のように、

境界面温度が

露点温度に達してしまうと、

壁内のその部分で

結露が発生するという

事になりますので、

結露が起こりにくいように

屋根構成部材の選定と

計画を行う必要があります。

※結露を示すグラフ

実際の環境では、

設定条件よりも

温度差の大きい日もあり、

気候変動だけではなく

気温や湿度が

1日の中でも大きく変動します。

そのため、

実際の環境により近い計画性と

屋根だけではなくて

家全体を構成する部材や

生活の中での温度設定など

ソフト面とハード面のバランスが大切。

屋根内や壁内結露が

出来る限り起こらないように

配慮をしていますが、

日々刻々と変化していく

自然環境や住環境の中で、

内部結露の発生を

完全に予測することは

難しいと言われています。

そのため、

万が一結露が発生した場合でも

建物の構造内部に含まれる

水蒸気を外部に排出できるように、

という配慮も計画に盛り込むことも

大事だと考えています。

屋根の場合ですが

具体的には

野地板と断熱層の間に

通気層を設け、

軒下に設置した

換気部材から取り込んだ空気が、

屋根上部に設けた

棟換気から

排出される仕組みなど。

当たり前の事なのですが

そういった部分というのは

配慮が抜け落ちるような

ケースも多いので

よく考えておくことが重要です。

空気は冷たい方から

温かい方に流れる

性質を持つため、

通り道が正しく確保できていれば、

温度差による

空気の流れが生まれて、

自然と棟換気や

その他の換気口から

湿気が外に

排出されていきます。

建築は一つの部材で

出来ている訳ではなく

様々な部材構成で

カタチや環境が構成されています。

一つの素材の性能や数値が

そのまま反映されるのでなくて

容積や構成される

素材や部材、

そして環境の集合値となります。

そこにソフト面とハード面で

起こる変化も含めて

環境のデザインも重要です。

数字だけを見るのではなくて

人の感覚も視野に

暮らしの環境を考える事を

大切にと思います。

窓の開け閉めから

暑がり寒がりという

温度認識の差も含めて

人が住む環境ですから。

どのような環境下で

暮らしをイメージしますか?

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
■やまぐち建築設計室■
ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから
気軽にご連絡ください。
-------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
-------------------------------------

I-4560、仏教寺院内の茶室の移築引き取り先の紹介依頼(神奈川県)

ユーザー リュウハ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

■相談・依頼内容
仏教寺院内の茶室の移築引き取り先の紹介依頼
■建設地
神奈川県横浜市****
■土地・テナントの所有・賃貸状況
土地・建物ともに宗教法人所有
■建物についての状況
かつて東京都から移築された茶室があるのですが、
茶道の利用者がいなくなったため、茶室内の道具等を撤去して
建物のみの状態で現存しています。あわせて境内の建物の改築が行われたため
一部屋外に露出してしまった茶室への入口があり、それはビニールシートで塞いでいます。
■ご予算
売却に関しては見積もりなどないと未定
■建築家に相談・依頼したいと思った理由
立派な茶室のため、不要とはいえそのまま取り壊ししてしまうことが忍びなく
修復して利用していただけるどなたかにお譲りできないか、と考えているため
■その他
相談に乗ってくださる建築家の方には、詳細、現状の写真などお送りいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ページ

建築家紹介センター RSS を購読