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上棟とは、木造の場合…
住宅他建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、建物の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
地域によっては、棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、などとも呼ばれますね!
 
基本的には、木造軸組み工法以外に、鉄骨構造などで基本的な骨組みが完成した場合…鉄筋コンクリート造ではコンクリート構造躯体が全て打ち上がった場合…上棟となります!

もともと上棟では大工さんをはじめとする職人さん方をこれから宜しくお願いしますという意味で労うことが主で、昔は現場でお餅を撒いたり、飲み食いをしたりしてましたが…昨今はあまりやらなくなりました(T . T)
やはりご時世なのでしょうね(^◇^;)

Apartment MK

●設計事例の所在地: 
愛知県刈谷市
●面積(坪): 
46
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

対象敷地は愛知県刈谷市に位置し、周辺には大手自動車メーカーの関連会社が集結していることにより、多くの賃貸住宅が乱立している。その一方で、生産緑地法により開発から免れた緑地や畑も多く残る。施主は長年この地域に暮らし、古くから本敷地やそれ以外の土地も多く所有するいわゆる地主であった。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

地方で賃貸住宅を新築する場合、必ず駐車場が必要になる。世帯収入や結婚率の高い本敷地周辺では、間取りによって異なるが各戸2台が一般的である。周辺の賃貸住宅では、まず前面道路沿いに大きなアスファルト駐車場を計画し、必然的に導き出された残りの場所に建物をつくる方法をとっていた。このような建ち方により、隣接する緑地や畑には大きな影が落ち、そこで育まれる人間も含めた生態系にも負であるように感じていた。本計画では、生産緑地が点在する地方都市の中で賃貸住宅を建築するにあたり、生態系の連続性を保ち、環境へのインパクトを小さく留める建築方法を提案する。

具体的には、まず求められた賃貸住宅の各必要諸室を室単位にばらばらと分解した。それらを宙に浮かせながら再結合することで、地盤面を開放し、隣接する生産緑地から地続きの生態系を確保することを試みた。宙に浮かせた各諸室は、1戸では自立できないが、各戸の階段室を中心にそれぞれの住戸同士が支えあう構造とすることで、極力地面に落ちる柱を少なくし、その柱も外構の植栽の幹と同程度まで細くした。植物の背が高くなるにつれ幹が太くなるように、条件に応じて最適な柱径を選択するという生物的合理性のもと計画している。全体は同一平面の4戸を回転・反転し、つなぎ合わせることで、経済性と合理性を高めているが、日照条件や周辺環境をもとに配置計画を行った。全戸の屋根と壁を同材の仕上げで設えることで、樹葉が重なり合いながら1つの森を形成するようにこの建築群を計画している。凹凸形状によって住まい手の生活が植栽や動物の生態系と等価に混ざり合い、周辺の生態系へ溶け込んでいく。こうした人間も含めた生態系への操作が、ひいては隣戸との騒音問題解決や屋根付き駐車場の確保など、賃貸住宅としての価値向上につながっている。

その他の画像: 

House OS

●設計事例の所在地: 
愛知県
●面積(坪): 
50
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

一家で熱帯植物の栽培を行う施主のための二世帯住宅の計画。

地方の市街化調整区域では農地や宅地が混在し、それらを一体として所有する事例が散見される。本計画の建主も、隣接する「宅地」「農地(接道あり)」「農地(接道なし)」という3筆の土地からなる敷地を購入した。それらは一見ひとつの土地のようであるが、そこには机上で定められた見えない隣地境界線が引かれている。隣地境界線に着目することで、地方の市街化調整区域における農地と宅地の新たな風景の提案につながるのではないかと考えた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

3つそれぞれの土地の制約に適合した別の建屋(住宅、農業用倉庫、温室)を、それぞれ隣地境界線ぎりぎりに寄せ、一体につながるように建てた。そうすることで、隣地境界線の存在が消え、大きなひとつの土地に建つひとつの家のように暮らせる。一方、それぞれの建屋の土地が異なることを示すため、3棟の間にごく狭いスキマをつくり、光の筋や雨の滴り、風の抜けといった環境による新たな隣地境界線を描き出した。

本計画では、土地の制約や用途を超えた生活の繋がり、新しい風景、それにより起こり得る現象を設計した。

その他の画像: 
ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

上棟とは、屋根の一番上の部材である棟木を取り付けることです。
ちなみに棟木とは、むねぎと読み、屋根を作るために桁と平行に位置し、
最も高いところに配される部材です。
そのため、上棟(じょうとう)のことを棟上(むねあげ)と言うこともあります。
この最も高い位置の木を組むことは、建物の骨組みを組み終わるということ。
その日に「お祝い」を兼ねて、上棟式とか棟上式を行うことがあります。

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5月20日付の新聞報道で「住宅業界ウッドショック」が取り上げられました。
すでにご存知の方もおられるかも知れませんが、日本は今、「ウッドショック」の渦中にあります。
ウッドショックとは3月頃から始まった輸入木材の超品薄現象で、出荷はおろか契約も見積も停滞、いつ正常化するか見通せない状態を指します。
5月14日には国土交通大臣から、状況把握に努め、中小工務店への融資の検討等の発言がありました。

最初に異変を感じたのは、2月頃、工務店さんのSNSでした。
「現在、横架材が入りにくいので、工事の計画は余裕を持ってくださいね。」
3月頃、材木屋さんと話をしたら 、「とにかく品薄で確保が難しい。」
気になって、プレカット工場に電話して見積高騰について尋ねたら
「売るモノがないのに見積なんてできませんよ。」
京都だけかと首都圏の設計事務所に聞いたら、 「入荷見通しが立たず、日本最大のプレカット会社が6月以降の契約を停止、同様の措置は工務店も。」

以前も全国的に合板が品薄になって、SNS上で「合板ありませんか?」と言った会話がかわされことはありました。
東北の震災直後にはレンジフードや衛生機器など、様々に流通が滞ったこともありました。 それでも半年程度で解消したので、この規模は初めて経験です。

影響の拡大を受けて、林野庁サイトに輸入木材に関する分析が掲載されました。
それによると、北米、ヨーロッパ、中国など、世界各国の事情が同時多発的に発生して、日本に影響が集中しているようです。
①北米で住宅需要が亢進、2020年10月には着工件数が前年同月比1.6倍に急増、春以降も急増している。
②カナダ最大手丸太輸出業者が伐採を停止したため、アメリカ産に需要が集中
③世界的なコンテナ不足とその結果としての会場輸送費の高騰
④EUの市場回復と、EU事業者による域内や高価格が望めるアメリカへの販売優先
⑤中国では木材需要が継続的に増加し、世界中から買い集め
⑥その結果、日本ではアメリカ・カナダからもEUからも輸入量が急落
いつまでこの状態が続くか、以前の価格体系に戻るのか、一時的な現象ではなくこれがニューノーマルとなるのか、今のところ見通しが立ちません。

では何がどのくらいコストアップするのでしょうか。
業界誌によると、木造軸組に使う構造材の一部や原木などの輸入価格は昨年比で40~50%程度上昇中とか。
30坪の住宅なら50〜100万円程度に相当するでしょうか。
併せて、工事期間中のコスト上昇の可能性もあります。
そのため、現在では工事契約時の合意書が広がりつつあります。
工事契約後で竣工までに急速かつ大幅に材料費が変化した場合に、価格に転嫁することがあるのでご了承ください、と言う合意書です。
需要振興を目指して各国政府が超低金利政策などを続け、効果が出始めたら供給能力が縮小とは、なんとも皮肉な状況です。
上記林野庁分析の①〜③は一時的な現象に見えますが、④⑤の各国のコロナ後シフトへの移行は進む一方です。
木材だけでなく住宅設備や金属なども、欧米やアジアに流れて日本は輸入しづらくなってきたとも聞きます。 これがニューノーマルの先駆けなら、今の価格は天ではない覚悟も、しておいた方がいいのかも知れません。
これらも十分大きな問題ですが、実はもうその後、輸入材が入らない前提で国産材の利用にどう対処するかが差し迫った問題と言われています。
米松など強度の取れる横架材が入らないと、国産杉など中強度の材料を使う場面が出てきます。
さて、これから家を建てようと計画する人はどうしたらいいでしょうか。

まず余裕を持たせたスケジュールとすること。
銀行ローンを組む場合には、金融機関と状況認識を共有し、コストアップした場合の融資総額について事前に話し合っておくこと。
ファイナンシャルプランナーなどの専門家を代理人として交渉してもらう選択肢もあります。
建物に関しては、中強度の国産材しか入らない場合でも、構造計算で十分な強度を確認できる建築士に設計を依頼すること。
面積から、快適さを志す家づくりに意識を転換すること。
備えあれば憂いなし、建築士や金融のプロをチーム編成し、環境の脅威に対処していきましょう。

京都の建築家注文住宅 アーキシップス京都

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

I-2889、建築確認申請のお手伝いや書類作成のアドバイスなど(東京都在住・建設予定地は埼玉県)

ユーザー コボ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

100m2以下の平屋建物で自動車修理工場を建築予定しています。
自力で建築基準法を読みながら平面図や立面図、壁量計算、採光や排煙など少しずつ書いています。
1年半ぐらいを目処になるべく自分達で建築を進めたいと考えております。
 
場所は埼玉県飯能市で、
市街化区域外
防火や準防火の指定はなし、
建築確認申請のお手伝いや書類作成のアドバイスなどしていただける方1度お話を聞いていただければと思います。
 
価格はできることは時間がかかりますが、自分でやりますのでなるべくおさえたいです。
 
建築確認申請の提出は遠方の方などは交通費などの関係で難しいと思いますので、自分で行けるなら行こうと思っています。
 
15万円以内でご相談できる方一度ご連絡ください。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-2888、RC造のリフォーム(東京都在住・建物は静岡県)

ユーザー Lily の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

静岡県の別荘地でS42年築RC造のリフォームを検討しています。
 
古い物件ですが、スケルトンリフォームで高機密高断熱の住み心地の良い家にしたいと思っています。
 
地下1階、地上2階建ですが、傾斜地なので地下も半分地上に出て、一階も一部地中に入っています。
地中部分は湿気がひどく、一部は水が建物の中に入ってしまっています。
リフォームメーカーに現地を見てもらっていますが、リフォームありきで話が進み
少し問題があったとしても「大丈夫です」と無理に進んでしまいそうで
結局、住み心地の悪い家になってしまいそうな懸念があります。
 
耐震性性の強化、外断熱、防水処理など費用がかかるのはおり込んでいますが
そもそも、築55年のRC造成の物件をリフォームするのが現実的なのか
皆様のご知見をお聞かせいただけると幸いです。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、朝イチにお客様と待ち合わせ。

もちろん、打合せするためなのですが、

せっかくなので、その前に、モーニングセットで腹ごしらえしました。

土日の朝イチの打合せは、最近、こんな感じ(笑)

家づくりの打ち合わせはもちろん大事なんですけど、

食事しながら、家づくり以外のことについて雑談するのは楽しく

そして、大事な時間と考えています。

食後、少し休憩してから、打ち合わせをスタートしました。

こちらの家づくりは、現在、基本設計の最終段階です。

予算の調整をしていたところだったのですが。。

敷地に関係する設計条件の変更が出て、家の配置や間取りの変更が

必要になりました。

諸条件をクリアさせながらも、いろんな変更案が登場し、

何度かやり取りしてきたところです。

昨日は、ちょうど、いろいろな条件がクリアになる計画案に行き着いて、

その内容について、最終確認となりました。

概ねの内容について決定していただけました。

これから、その計画をもとに、構造や、照明計画、コンセントのプロットなど

いろいろについて、再度計画していきます。

以前、検討しており、その内容をモデルに進めていけるので、

当面は、図面の再作成やとりまとめの期間となりますね。

変更を早めにお願いしますとのご要望でしたので、

できる限り、スピーディーに進めますとお伝えしました。

ササっとできないの?

思われたかもしれませんが。。

家の設計は、私一人が黙々と作図を進めればよいわけではありません。

構造設計のプロと、フレームの検討や調整をしたり、

照明の配置について、照明のプロに相談しながら計画したり

敷地の造成について相談したり。

いろんな方と意見交換しながら、進めていきます。

家づくりって。

いろんな人の知識や経験、スキルや技術を結集することで

出来上がっていきます。

しっかりと意見交換しながら、じっくりと検討しながら、

着実に一歩ずつ進めていけると、よりよい家づくりにつながっていく。

そんな風に思っています。

なので。

できる限りで、スピーディーにとお伝えしたしだいです。

効率的に、打ち合わせを進めながら、進めていこうと思います!

全ては、素晴らしい家づくりを実現するために!

上阿達町の家

●設計事例の所在地: 
京都市
●面積(坪): 
35坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

LDK

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築100年近い長屋の改修工事です。
素材感がある仕上げを複数用いて、穏やかながらも単調にならないように丁寧に空間を整えました。
2階は家の歴史が見えるよう屋根架構と古い屋根葺き材をあらわしの大空間としました。ここは子供たちが集まって遊ぶための空間になります。

その他の画像: 
ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

鉄筋コンクリート造の耐用年数は色々な人が色々なところで色々なことが言われてます(≧∇≦)
何が本当か私もわからなくなります(T . T)

しかし…私も30で独立して20年以上自分なりにコンクリートを研究し、使い、現場で確認してきました!
自分なりの考えですが…私はやはり最終的にはメンテナンスが大切だと思ってます。
アルカリ性のコンクリートは酸性雨等の過酷な状況の中で中性化していくのは紛れもない事実なのです。
そのため10年に一度ぐらいのペースでコーティングする等のメンテナンスをすることが必要なのです!
そうすることによって100年も200年も存在していくのではないでしょうか( ^ω^ )

プラスして…私が扱う鉄筋コンプラストコンクリートが活躍していくと確信を持っています!

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