こちらはたまたま、コーナータイプですが、
もちろん、横並びのタイプもセレクトできますね。
ある一定の規格にはなっているのですが、
ハンガーパイプを取り付けたり、引き出しにしたり、
固定棚にしたり、割と自由度が高かったりします。
それなのに。
家具として、価格は、とんでもなく安かったりするんですよね。
組みあわせ方にもよりますが、下手すると、数万円からスタートですから。
実は、一枚目は、とある建材メーカーの家具なんですけど、
同じくらいの作りこみをすると、倍以上はしてしまいます。
このコスパもあって、ぜひ取り入れたいと思われるようです。
ただ。
PAXを導入するには、少し注意が必要です。
一つ目の注意点は、寸法の規格が海外仕様であること。
日本の木造の建物って、91cmを基準にしているので、
例えば、1m巾というと、あまり効率的に配置できないケースも。。
それと。奥行も、ある一定の規格があります。
例えば、よくあるウォークインクローゼットの幅が1.82mなんですが、
そこに、60cm奥行の家具を両側に入れると、通路が使えなくなります。
もし、IKEAのPAXを採用するのであれば、
その規格に合わせて、スペースを確保していくことが必要ですね。
それともう一点は。
精度です。
国内メーカーの製品は、日本人らしく、精度が結構高めです。
なので、あまり余裕がなくても、しっかりと設置できるのですが。。
IKEAは海外製ということもあって、その辺は若干アバウトです。
なので、ちょっとしたズレがあったりすると、入らなくなるかもしれません。
設置するスペースには、少し余裕を見ておきましょう。