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昨日は、住宅展示場が家づくりの参考になるか?
について、一つの視点をご紹介しました。

スケール感(広さとか)が参考にならないだけで
動線計画とか部屋の組みあわせ方等については、
参考になります。

気に入った動線等を自分たちの家の規模に
落とし込むのは、設計士の役割ですから。

そんなお話でした。
今日はもう少し違う視点からお話します。

モデルハウスをご覧になった人たちから
よくお聞きすることとして。。

豪華な材料が使ってあるので、高級感があって、
なかなか参考にならない。

という主旨のことです。

確かに、豪華に見せることって、モデルハウスとして
すごく大事なことです。

これがいいでしょう?ってメーカーが主張するのに、
安っぽく見えたら、家づくりを依頼しないでしょうから。

でも。
豪華に見えることと、豪華に見せることって、
同じではないんです。

どういうこと???
って思ったかもしれませんね。
例えてみた方がわかりやすいかも。

例えば、リビングの床を見てみましょう。

高級そうな本物らしきフローリングだとします。
らしきって(笑)

おそらく、無垢ではなくて、表面に2-3mmの
無垢材が張ってある複合フローリングだと思います。

なんとなく、すごく高級そうに見えるでしょう。

もちろん。シートを張ったものに比べれば
割高ではありますよ。

でも。
無垢とか、挽板(2-3mmの本物)のフローリング
って、「普通に」入手できますので、採用できますよ。

でも、お高いんでしょう?
って声が聞こえてきそうです(笑)

もちろん、比較対象がシート張りのものであれば、
お高いですよっていうでしょうね。

でも。
それを家全体に採用したいんですか?

例えば、お客様が来る玄関ホールやLDだけ
に限定すれば、ビックリするほどの金額でも
ないでしょうね。

壁にすごいタイルが張ってあるって?

部屋の全面にタイルを張るとすごい金額でしょうけど、
アクセントで張るくらいであれば、やれる範囲です。

つまり。
「なんとなく」高級そうに感じている材料って、
使い方しだいであって、メリハリつければ、
採用して、高級そうに見せることってできます。

高級そうでないにしても。

このフローリングの色や肌触りが好きとか、
この大きさのタイルをこういったところに使うと
おしゃれに感じるなとか。

そんなふうに、部分に分解してみると、
自分たちの家づくりでも採用することってできます。

あれ?
そう考えると、すごく参考になると思いません?

まだ続きがあるので、明日にしましょう。

新築戸建て 平屋 モダンインテリア

●設計事例の所在地: 
大阪府
●面積(坪): 
約30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

新築平屋の事例。
勾配天井のリビングやリビング隣接和室、対面キッチンには造作収納を造り付け。
ランドリールームへの家事動線や収納充実を叶えた間取りです。
玄関ホールにデザインタイル貼や間接照明を入れたり、外構まで一体に計画しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ハウスメーカーや工務店などあちこちで相談しても、中々希望どおりにいかない、とご相談を頂きました。 
間取りと併せて、取り入れたい設備機器などがハウスメーカーでは制約があったり、
工務店では独自の考えが強すぎてこちらの希望が通らない、とおっしゃってました。
収納計画など細部に渡っての打合せが出来るのが当方の強みです。

その他の画像: 
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昨日は、住宅展示場についてお話しています。

家づくりを始める前、依頼先を探すときに
いろいろと見学に行くという方がほとんど。

それはそれでいいんですよ。もちろん。

住宅展示場の家って、とっても大きいし、
これでもか!って豪華な感じに仕上げてますよね。

しかも、提案してもらったりすると、
金額がビックリしたりするんですから。。

自分たちの家づくりには、参考にならないな
って思う気持ちはわかります。

でも。そこで住宅展示場に行かなくなるのは
もったいないですよ。

そんなお話でした。
今日はその続きです。

少し冷静に考えてみましょう。
順にお話ししていきます。

規模が大きくて参考にならない?

確かに、「ある意味」その通りです。
35坪の家づくりをするのに、100坪の家を見ても。。
って思うのは自然です。

でも、それって。
スケール感が合わない「だけ」ですよね。

リビングの広さが40帖あるとして、
自分のリビングが10帖とすると広すぎます。

そう。広さは参考にならないだけですよね。

LDKのカタチとか、和室があったら、
その配置とか、リビングとの関わり方とか、
階段の大きさではなくて位置とかカタチって、
参考になると思いますよ。

いろんなモデルハウスを見ることで、
それまで知らなかった間取りのこととか、
動線上どういった工夫がされてるかを知ることができます。

気に入った動線とか空間を自分たちの家のスケール感で、
どう実現するかは、設計士の役割ですから。

つまり。
間取りの考え方、特に動線の考え方って、
とても参考になるはずなんです。

このモデルハウスのここの間取りがいい。
この動線が自分たちの暮らしに合いそうだ。

そんなふうに、広さではなく、使い方や暮らし方を
視点に見てみると、とっても参考になりますから。

そういう視点を持てると、より多くの実物を
見れば見るほど、実物をもとにした経験値というか
知識が増えていくので、自分たちの実現したい暮らしを
イメージしたり、共有するのに多いに役立ちます。

あそこの〇〇(ハウスメーカー)で見た、

キッチンから洗面、風呂へのつながり方だと、
掃除がしやすいし、行き止まりなくていいよね。

キッチンの前にカウンターがあったけど、
あのカウンターがあればダイニングテーブルいらないよね。

漠然と見学するのではなくて、そんなふうに、
視点を絞ることで、すごく参考になるんだと思います。

でも。。
もっともっと参考になることがあるんです。

明日に続きます。

自宅に離れを建てるメリットと注意点・プライバシー確保から資産価値向上まで

自宅に離れを建てるメリットとポイント

自宅に離れを建てることは、さまざまな利点があります。
家族のプライバシーを確保したり、ゲスト用のスペースを提供したり、趣味や仕事のための専用スペースを持つことができるなど、多くの可能性が広がります。
この記事では、離れを建てるメリットと、計画時に考慮すべきポイントについてご紹介します。

1. 離れのメリット

  • プライバシーの確保
    離れを持つことで、家族それぞれが自分のスペースを持つことができ、プライバシーを保ちながら生活できます。
  • ゲスト用スペース
    親戚や友人が訪れた際に、快適に過ごせるゲストルームとして利用できます。
    これにより、家の中が混雑することを避けられます。
  • 趣味や仕事のスペース
    趣味の部屋やホームオフィスとして利用することで、集中できる環境を整えることができます。
    特にリモートワークが増えている現代において、専用の作業スペースは非常に重要です。
  • 資産価値の向上
    離れを持つことで、物件の価値が上がる可能性があります。
    将来的に売却を考えた際に、魅力的なポイントとなるでしょう。

2. 計画時のポイント

  • 土地の利用計画
    離れを建てる際は、土地の利用計画をしっかりと立てることが重要です。
    建物の配置や庭とのバランスを考慮し、快適な空間を作りましょう。
    建築家に相談することで、庭や他の建物とのバランスを考慮し、効率的に土地を利用できるような提案をしてもらえます。
  • 建物のデザイン
    自宅との調和を考えたデザインを選ぶことが大切です。
    外観や内装が自宅と合っていると、全体の雰囲気が良くなります。
    建築家の設計を依頼することで、母屋と調和した離れを設計してもらうことができます。
  • 法律や規制の確認
    建築に関する法律や規制を確認することも大切です。
     
    建築基準法では「一敷地一建築物の原則」という原則があります。
    基本的に一つの敷地には一つの建築物しか建てられないということです。
    用途上不可分であると認められれば、一つの敷地に離れを建てることができます。
     
    地域によっては、離れの建設に制限がある場合がありますので、事前に建築家に相談して調べてもらうことをおすすめます。
  • 予算の設定
    離れを建てるための予算を明確に設定し、計画的に進めることが重要です。
    建設費用だけでなく、維持管理費用も考慮に入れておきましょう。

離れを建てたいあなたへ

離れの建築をお考えの方は、ぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
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減築のメリット・確認申請・注意点・事例について

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映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を観てきた
みーくん@建築家紹介センター(62歳)です。

ヴェノムシリーズの最初の映画「ヴェノム」を観た記憶はあるのですが、
あまり予備知識を持っていないままで観たので、
よく理解できない部分がありました。

ヴェノムシリーズの最終章みたいな宣伝があったのですが、
次に続きそうな場面もありました。

11月に入りましたね。 
おでんの美味しい季節ですね。 

ことしは私もまだ灯油を買っていませんが、急に寒くなって
「灯油がなくて寒い・・・」 
とならないように早めに冬の準備をしていてくださいね。

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■建築家紹介センター通信 2024-11-04

【減築のメリット・確認申請・注意点・事例について】

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■減築のメリット・確認申請・注意点・事例について

・減築とは

減築とはすでに建っている建物の一部を取り壊すなどして、
床面積が減らすことを言います。

子供が独立して、夫婦二人だけになり家が広すぎる場合などに
減築される場合が多いようです。

床面積を減らしてなんのメリットがあるのか
不思議に思う方もいらっしゃると思いますが……続きはこちら↓

▼減築のメリット・確認申請・注意点・事例について
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■最近の投稿(最新5件)

▼I-4545、がけ地への注文住宅(愛知県)
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▼I-4542、4階の8LDK住宅をシェアハウスに変更したい(宮城県)
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■当サイト会員建築家の設計事例

▼東京都
 ケシキガミエルイエ.Re
 株式会社 湯村泰成建築設計事務所 代表 湯村泰成
https://kentikusi.jp/dr/node/17203?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

今回、紹介する設計事例は
東京都の「ケシキガミエルイエ.Re」です。

依頼者は建物を建てる前は

「全面改修または建替したいが、コストに見合わない……」

と悩んでいました。

そこで

「コストに合うように提案していただけたので……」

と株式会社 湯村泰成建築設計事務所 代表 湯村泰成さんに依頼しました。

湯村さんは外部に閉鎖的だったイエを、開放的にリノベーションしました。

「T字路の正面にある住宅街に位置しており、
 遠くを見渡せる立地を見出し、
 元の閉鎖的な形態を開放的にリノベーションした。

 コスト面は吹抜けを設けたり、
 一部を外部にすることで施工面積を減らし調整。

 最終的には、テラスに面した開放的で、遠方を見通せる、
 吹抜けのあるリビングとなった」

と言っています。

依頼者には

「・様々な業者ではコストが大きくオーバーしていたが、
  この提案はコスト含め、いろんな面でうまく計画されていた。

 ・面積を減らすだけでなく、
  それを利用して気持ちのよいお部屋をつくって頂いた」

と言っていただきました。

リノベーションしたいがコストが合わない方は
ぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。

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▼北名古屋の家 完成見学会
 愛知県
 2024年11月09日 10:00 to 2024年11月17日 16:00
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▼11月09日開催|-住まいの何でも相談会|家づくり・リフォーム/リノベーション・耐震診断/耐震改修-
 千葉県
 2024年11月09日 11:00
https://kentikusi.jp/dr/node/29368?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

▼2024.11.30 生き方から考える住宅相談会
 神奈川県
 2024年11月30日 11:00
https://kentikusi.jp/dr/node/29389?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...

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■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼

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I-4547、家の間取り図が、ないので作成して頂きたいです(兵庫県)

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投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

家の間取り図が、ないので作成して頂きたいです、
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

スキップフロアはおしゃれで、空間に変化をもたらし、限られた面積でも広がりを感じられると人気ですが、設計や使い方を間違えると後悔してしまうこともあります。そこでいくつか留意点を述べます。

スキップフロアは階段が多くなるため、毎日の生活動線をしっかり考慮することが重要です。頻繁に使う部屋(例:キッチン、リビング、洗面所など)をスキップフロアの間に配置すると、移動が大変になる可能性があります。特に小さいお子さんや高齢者がいる家庭では、動線に無理がないように注意が必要です。

またスキップフロアはおしゃれですが、将来的なライフスタイルの変化にも対応できるかを考えておくと安心です。例えば、家族構成の変化や年齢を重ねた際に段差が負担にならないか、部屋を間仕切りして使うことができるかなど、柔軟性のある設計が理想です。
特に空調効率も変わるので、冷暖房費の変化も考慮しておきましょう。

一級建築士 南俊治

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、雑貨が大好きな奥様とのお話をしました。

そのお話から連想して、雑貨から考える家づくり
っていうのも面白いなってお話でした。

とはいっても。

小さな雑貨一つではイメージが広がらないので、
いくつかの雑貨から世界観を引き出して
発想を広げていくことが大事かなって思ってます。

今日は全然違うお話。

先日、とある家づくりの打ち合わせで、
お客様と話題になったことについてです。

「住宅展示場って、参考になりませんよね?」

そんな問いかけから始まりました。

住宅展示場っていうと。
大手のハウスメーカーが、これがオススメ!
という理想を実物としてつくり上げた家が
立ち並ぶ場所です。

オススメ!を提示するわけですので、
中途半端な家ではなくて、結構気合入った
建物になっているはずです。

一定期間で、建て替えもしますので、
その時代に合った最新になっています。

おそらく、家づくりを考えてる方で、
ハウスメーカー以外で家づくりする方は、
家づくりのパートナーを決める前に、
まず第一歩!ということで見学に行く場合が
多いようです。

いろんな家を一気に見れるわけだし、
どんな家が好みなのかを知る意味では、
とても参考になる場所ですよね。

ただ。
見学して、話を聞いて、提案してもらって
金額を見て、後ずさりするなんてことが
よくあります。

その後、工務店や設計士を選定されると、
そのまま家づくりを進めていくと、
住宅展示場に行くことってないでしょう。

そもそも。
住宅展示場の家って、規模が相当大きいので、
素敵かもしれないけど、リアリティを持てない
ということが理由なんですよね。

もちろん。
同等規模の家づくりをする方もいるので、
そういう意味では参考になるかもしれませんが。

少し話を戻しますが。
問いかけをされたお客様は、延床面積が35坪
ほどなので、確かに100坪近い家のスケール感では
イメージができないので、最初の問いかけに
なったんだと思います。

でも。。
私は、そうは思っていないんですよね。

もっと、頻繁に、いろんな住宅展示場へ
行ってみるといいと思っています。

どうして??って思いますよね。

明日、それについてお話していきます。

館山の古民家改修

●設計事例の所在地: 
千葉県館山市
●面積(坪): 
175
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

かつて房総半島、安房地方に多く建っていた「分棟式民家」。
居間や座敷など床の上にある部屋と、火を使うかまどや囲炉裏がある土間が別棟になっている民家のことをいいます。屋根は鋼板で葺いてありますが、下に茅葺き屋根が残っています。
現存する貴重な茅葺き屋根の分棟式民家であるので、重要な部分は残しながら現代の生活を快適におくれるように工夫しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

伝統構法の家を建てたいということで、石場建てにしたいというご希望だったので、それならば古民家を探してはどうかとお勧めし、物件探しからお手伝いしました。
何軒かあたっているうちに幸運な出会いが訪れました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

県内で伝統構法が手掛けられる建築家を探していた。設計事例のデザインが感じが良く、施主直営という工事手法にも興味があった。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

地域の伝統を象徴するような貴重な民家なので、その型をのこしつつ現代的な生活に適応するように工夫しました。お施主さんは断熱や利便性にそれほどこだわらないとうスタンスでしたが、特に傷んでいた母屋と土間棟のつなぎ部分を大きく改修して現代的な水回りを設け、床下や寝室の壁には断熱材を施工しました。
土壁の大部分をDIYで竹小舞から作り直し、左官職人の手で仕上げました。

その他の画像: 

土間棟を玄関として、一部に床を張って囲炉裏を設置。
玄関戸は古い蔵戸を利用している。

土間入口に蔵戸を取り付けて玄関としている。
上部には茅葺き屋根が見える屋根裏部屋がある。

刷新した水回り。組子細工の窓の内側は洗面、浴室、トイレ。

作り付けの木製キッチン。

仏壇、神棚、押し板の三点セットを残した居間。
床板は畳の下に張られていたものを利用。

座敷。既存の土壁は健全だったので仕上げのみ土塗りでやりなおしている。

室内化された縁側というのは現代の暮らしにうまく利用されいず、物干し場や物置になってしまっている場合が多い。より古い形の濡れ縁に戻すことで軒下空間で庭との関係を楽しめるようにした。

この部分は改修前は室内化された縁側になっていたが、痕跡の調査の結果、儀式用の玄関である「式台玄関」であったことがわかった。
式台玄関風の濡れ縁に改修することで、座敷と庭がよりダイレクトに繋がるようになった。

土間棟二階の屋根裏部屋。根曲り材を使ったダイナミックな空間を楽しめる。

居間から水回り、土間棟方向を見る。

地下のある家

●設計事例の所在地: 
大阪府豊中市
●面積(坪): 
63坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

計画のコンセプトは、主棟の北側に「竹の庭」を、地階から2階まで、垂直に3層をつなぐ外部空間として造型する考えが核となっています。基本計画中に幾度もプランは変遷しましたが、ここの考えは最後まで変わらず、これにより各階の北側にも焦点ができて、住まいの中心である1階の広間(LD)も、南北に開く伸び伸びとして気持ちのよい空間になりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

施主は省エネルギーに関心が高く、当初から次世代省エネ基準を満たす高気密高断熱型の住宅として考えました。ただ機能的・設備的な要望が多く、その取捨選択に手間取り、設計者としては空間デザインをどうするかが重要ですが、それ以前に機能的な室配置や機器の扱い、予算調整に難渋し、本格的に基本設計を始めてから、計画がまとまるまでにまる一年以上かかりました。

その他の画像: 

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