ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

多摩川に下る急な坂のひな壇状の敷地に建つ家です。
隣家の屋根越しに、遠く視界が広がるリビングが特徴です。
下記リンクから、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Yz-NTnjS8GU

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

新しい家を考え始めると、
期待は自然と膨らみます。

 

今の不満がなくなる。
もっと快適になる。
もっと整う。

 

その先には、
気持ちまで変わるような
未来を思い描くこともあります。

 

新しい家に住めば、
きっと毎日が違う。

 

家族の関係も、
仕事の集中力も、
生活のリズムも、

 

すべてが良くなるような気がする。

 

その期待は、
悪いものではありません。

 

けれど、
全部を家に背負わせなくていい。

 

家は、
人生を支える器ではあっても、

 

人生そのものではありません。

 

空間が整えば、
気持ちは少し整う。

 

動線が良くなれば、
負担は減る。

 

光や風が変われば、
体の感覚も変わる。

 

それでも、
悩みがゼロになるわけではない。

 

人間関係が
完璧になるわけでもない。

 

忙しさが
突然なくなるわけでもない。

 

家にすべてを期待しすぎると、

 

小さな違和感が
大きな失望に変わってしまうことがあります。

 

本当は、
家が悪いわけではないのに。

 

家は、
魔法の装置ではなく、

 

暮らしを
少しずつ整えていく土台。

 

できることもあれば、
できないこともある。

 

その境界を
あらかじめ知っておくことが、

 

新しい住まいと
穏やかに付き合うための
準備になります。

 

期待は、
持っていていい。

 

ただ、
すべてを託さなくていい。

 

新しい家は、
人生を完成させる場所ではなく、

 

これからの時間を
静かに受け止める場所。

 

完璧を求めすぎず、
少しずつ育てていく。

 

住みながら、
関係を深めていく。

 

そう考えられたとき、

 

新しい家は、
重たい希望の象徴ではなく、

 

やわらかく寄り添う存在に
変わっていくのだと
感じています。

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設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、
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I-5262、用途変更(一般住宅→簡易宿所)に伴う建築基準法適合性や現況照合のご相談(神奈川県)

ユーザー 柳瀬 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

「用途変更(一般住宅→簡易宿所)に伴う建築基準法適合性や現況照合のご相談(神奈川県鎌倉市)」
 
現在、下記の一戸建てを、旅館業法の簡易宿所として使用することを検討しています。
 
【建物】
・所在地:神奈川県鎌倉市****
(用途地域は第2種住居地域で、用途地域上の旅館業は可と市役所には確認済みです)
・構造:鉄筋コンクリート造銅板葺陸屋根4階建ての3階4階部分
・運営形態:
3階はBookラウンジ
4階は一棟貸しの簡易宿所を想定
 
鎌倉市役所からは「200㎡未満のため審査は行わない」、「①まず、図面と現況を比較した上で、②簡易宿所として使用する場合に、建築基準法上、現況のままで適法かどうか、もしくは、何を行う必要があるかを建築士に確認するように」との案内を受けています。
 
以上2点の内容のご対応は可能でしょうか?
可能な場合、現地調査を含め、「適法/要対応/対応内容」を判断いただく流れと、費用などご教示いただけますと幸いです。
なお、手元資料としては、
・建築当初の検査済み証
・平面図
があります。
 
何卒よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-5261、カーポートの建築確認申請代行・図面作成希望・完了検査申請代行希望(東京都)

ユーザー 海老原 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

当方、太陽光パネル付きカーポートの販売・設置に際し建築確認が必要となり、ご相談させていただきます。
以下、依頼の概要となります。
 
■依頼したい内容
「カーポートの建築確認申請代行・図面作成希望・完了検査申請代行希望」
 
■建設予定地
東京都町田市の敷地内
建蔽率50%、容積率100%(要確認)
 
■建造物
太陽光発電付きカーポート2台用、建設面積約32平米
 
■現状
発注準備中
建築確認が完了次第施工予定
 
■予算
10万円程度(相場に詳しくないため暫定とさせてください)
 
■依頼理由
有資格者がおらず、代行での申請が困難なため。
お客様とは打ち合わせをしております。
極力早めにご対応いただける方を探しております。
 
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





天八フロントビル

●設計事例の所在地: 
大阪市北区天神橋8丁目
●面積(坪): 
180坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大阪市北区天神橋8丁目の交差点に立つ賃貸事務所ビルです。角地のポテンシャルを最大限に引き出すプランにしてワンフロアにワンテナントの賃貸ビルになりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

クライアントが古い建物付きの物件を購入されて、事業用のテナントビルを建てたいというご要望があり、地域のランドマークになるような建物を目指しました。

その他の画像: 

I-5260、物件取得後にオフィスビルの建て替え(東京都)

ユーザー KW の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

都内にて事業用不動産を扱う不動産会社です。
今後、都内用地にて物件取得後にオフィスビルの建て替えを計画しておりますが、現在の市況より建替え時の建設コストが不明確な為、事業計画に困っております。
建設コストに詳しく且つオフィスビルの設計監理業務に精通する設計事務所様(建築家)がいらっしゃればご相談したく存じます。
どうぞご検討の程宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





I-5259、基礎工事や建築が図面通り……(東京都)

ユーザー カズ5208 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

土地、建物を購入しました。
住所は品川区**です。
3月から着工し、7月下旬竣工予定です。
基礎工事や建築が図面通り、また図面に問題がないかなど、また施主検査時のチェックも第三者にしていただきたいと思っています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

いまの暮らしの中で、
「不満はありますか」と聞かれると、

 

意外とすぐには
出てこないことがあります。

 

大きな問題はない。
住めているし、困ってはいない。

 

そう思っている。

 

けれど、
よくよく振り返ってみると、

 

無意識に
我慢してきたことが
いくつもあります。

 

朝、
少し寒い廊下を
当たり前のように歩いていること。

 

本当はもう少し
ゆっくりしたいのに、

 

落ち着ける場所がなくて
立ったまま過ごしている時間。

 

片づけにくい収納を、
自分の工夫不足だと
思い込んでいること。

 

どれも、
慣れてしまえば
気にならなくなります。

 

でも、
気にならないことと、
快適であることは
同じではありません。

 

人は、
環境に順応します。

 

多少の不便も、
「こんなものだ」と
受け入れてしまう。

 

それは、
悪いことではありません。

 

けれど、
家づくりを考えるときは、

 

その慣れを
一度ほどいてみる。

 

本当は、
どこで小さく
ため息をついているか。

 

どこで
少しだけ
無理をしているか。

 

それは、
大きな不満ではなく、

 

小さな違和感の積み重ねかもしれません。

 

光が足りないこと。
音が響きすぎること。
視線が落ち着かないこと。

 

誰にも言わず、
自分でも意識せず、
ただやり過ごしてきたこと。

 

家づくりは、
劇的な変化を
目指すものではなく、

 

その小さな我慢を
静かに解いていく作業。

 

「これくらいは仕方ない」

 

その言葉の裏に、
本当の希望が
隠れていることがあります。

 

無意識に我慢してきたことを、
否定しなくていい。

 

ただ、
気づくだけでいい。

 

気づいた瞬間から、
空間の見え方は
少し変わります。

 

大きな理想より、
小さな違和感の解消。

 

それが、
暮らしをやわらかく
整えていくこともある。

 

家は、
完璧を目指す場所ではなく、

 

無理を減らしていく場所。

 

無意識の我慢に
そっと光を当てることが、

 

これからの住まいに
静かな余裕を
もたらしてくれるのだと
感じています。

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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

調理と建築に共通する「見えない価値」

料理のように、

暮らしを丁寧に設計するということ。

住まいを設計するという行為は、

人の人生の時間を

包み込む器をつくること。

そしてその器は、

よく工夫してよく考えられた分、

日々の何気ない出来事を、

より豊かな体験へと変換していく力を持っています。

朝、光に包まれて目覚める時間。

家族と交わす何気ない会話。

仕事を終えて帰宅したときの安堵感。

静かな夜に、自分と向き合う時間。

住まいは、

そうした一つひとつの瞬間の質を、

確実に左右している存在です。

だからこそ、やまぐち建築設計室では

図面を描く前に考えます。

住まい手さんにとっての時間は

どのような人生を

大切にするべきなのか?

この問いに向き合うことなくして、

本当に心地よい住まいは

生まれないと考えているからです。

建築という仕事の本質は「制約との対話」

建築設計の現場には、

数え切れないほどの制約が存在します。

クライアント(住まい手さん)の希望や夢。

法規という社会的なルール。

構造という物理的な成立条件。

性能という快適性と安全性の担保。

そして、

現実的な予算とのバランス。

それらは決して

軽視できるものではなく、

むしろ設計の根幹を支える重要な要素です。

しかし、

それらを単なる「制限」と捉えるのではなく、

「前提条件」として受け止め、

その中で最適解を導き出していくこと。

それが設計という行為の本質だと考えています。

制約があるからこそ、

思考は深まり、

工夫が生まれ、

本質的な価値へと辿り着く。

これは、

料理においても

同じことが言えるのではないでしょうか?

食材と向き合う時間が、

料理の質を決めるということ。

調理を始める前段階、

料理をつくるとき、

そこには常に「素材」との対話があります。

その食事を味わう人がいます。

同じ食材であっても、

その日の状態は微妙に異なります。

水分量、香り、繊維の状態。

調理を行う環境、料理を盛り付けする器や

テーブルコーデ・・・・・。

それらを手で触れ、目で見て、

香りを感じながら、

最終工程として「味わっていただく」為の

最適な調理方法を探っていく。

食事をする人の事を考えて、

味覚も含めて

塩加減はどこまでが最適か。

火入れはどの瞬間で止めるべきか。

どの順番で手を加えるべきか。

そのようにう盛り付けするべきなのか?

その一つひとつの判断に、

作り手の経験と感覚、

そして思想が現れます。

つまり料理とは、

単なる工程の積み重ねではなく、

「瞬間ごとの選択の連続」なのです。

建築設計も、まさに同じです。

敷地条件、周辺環境、住まい手の価値観。

それらを丁寧に読み取りながら、

その都度最適な判断を重ねていく。

そこに、クライアント(住まい手)、

そして設計者の個性が現れ、

空間の質が決まっていきます。

技術とは「引き出す力」であるということ。

長年通い続けている

創作料理の店があります。

そこでは、

特別に珍しい食材を

使っているわけではありません。

しかし、

どの料理も驚くほど美味しい。

その理由は明確です、

確かな技術があるからです。

基礎がしっかりしているからこそ、

食材の持つ本来の魅力が、

無理なく引き出されている。

奇をてらうのではなく、

本質を丁寧に扱う。

その姿勢が、

料理全体の完成度を高めています。

建築においても、

同じことが言えます。

どれだけ美しいデザインであっても、

構造や納まりが伴っていなければ、

それは長くは持ちません。

どれだけ高価な素材を使っても、

扱い方を誤れば、その価値は活かされません。

技術とは、

素材の可能性を最大限に引き出す力です。

そしてその技術は、

一朝一夕で身につくものではなく、

日々の積み重ねによって培われていくものです。

見えない部分にこそ、

本質が宿るということ。

リノベーションのご相談を受け、

既存の建物を拝見する機会が多くあります。

その際に感じるのは、

見えない部分の設計がどれほど重要かということです。

構造の考え方が曖昧なもの。

設備配管の計画が整理されていないもの。

将来の変化に対応できない構成。

これらは一見すると分かりにくく、

表面的な仕上げで覆い隠されてしまいます。

しかし、

暮らし始めた瞬間から、

その違和感は確実に現れてきます。

使いにくさとして。

不快感として。

ストレスとして。

料理であれば、

食事のシーンで「違和感」を感じるはずです。

しかし建築は、

時間をかけてじわじわと影響を与えるため、

気付きにくい。

だからこそ、

見えない部分にこそ、

徹底的に向き合う必要があるのです。

五感が整う住まいとは何か?

人は、空間を五感で感じています。

光の入り方。

風の流れ。

音の響き。

素材の触感。

空気の質。

それらが整っている空間では、

人は自然と心地よさを感じます。

逆に、

バランスが崩れると、

無意識のうちに違和感を覚える。

それは決して大きな不快ではなく、

小さなズレの積み重ねです。

しかしその積み重ねが、

日々の暮らしの質を左右していきます。

丁寧に設計された住まいは、

人の感覚を整えます。

一方で、

配慮の欠けた住まいは、

感覚を悪い意味で刺激したり

鈍らせてしまう。

これは料理において、

過剰な味付けや刺激で誤魔化されたものと、

どこか似ているのかもしれません。

「また帰りたくなる」という価値

本当に良い住まいとは、

豪華であることでも、

広いことでもありません。

住まい手の感性に程よく寄り添い

そこに帰ることが、

自然と楽しみになること。

一日の終わりに、

静かに心がほどけていくこと。

それこそが、

住まいの本質的な価値だと考えています。

料理も同じです。

食べ終わった後に、

ふと「また食べたい」

「また行きたい」と思えるかどうか。

その余韻こそが、

本物の価値を示しています。

見えない仕込みが、すべてを決める

料理における仕込み。

建築における設計。

どちらも、

完成後には見えにくい部分です。

しかし、

その時間の関わり方、手間の質、

最終的な価値を大きく左右します。

どれだけ丁寧に考えたか。

どれだけ誠実に向き合ったか。

その積み重ねが、

空間の質として現れます。

誠実さは、必ず空間に現れる

技術と同じくらい重要なのが、

仕事に対する誠実さです。

どれだけ手間を惜しまないか。

どれだけ本質に向き合うか。

それは必ず、

空間の中に現れます。

そしてそれは、使う人に必ず伝わります。

言葉にできなくても、

感覚として感じ取られる。

それが、

誠実に設計された住まいの力です。

建築とは「人生を変える可能性」を持つもの

住まいは、人の行動を変えます。

動線が整えば、

家事の負担が軽減される。

光が整えば、

心の状態が穏やかになる。

余白があれば、

思考が整理される。

つまり建築、特に住まいは、

人生の質そのものに影響を与える存在です。

丁寧な暮らしを支える設計

やまぐち建築設計室が目指しているのは、

派手なデザインではありません。

日常の中に、

住まい手の価値観と共に

静かな豊かさを感じられる住まいです。

何気ない時間を、

丁寧に味わえる空間。

そのために、

見えない部分にこそ手間をかけ、

誠実に設計と向き合う設計の質を

大切にしています。

料理と建築。

一見すると異なる分野ですが、

その本質には多くの共通点があります。

素材と向き合うこと。

技術を磨くこと。

誠実に積み重ねること。

そして何より、

「人のことを考えること」

そのすべてを大切にしながら、

これからも住まいづくりに寄り添うように。

何気ない日常を、

丁寧に味わうことができる住まい。

それが私の考える建築のあり方です。

今回のblog投稿記事が、

少し立ち止まって

ご自身の暮らしと人生を

見つめ直すきっかけになれば幸いです。

○関連blog
暮らしを整える住まいづくり|人生の喜怒哀楽を受け止める家という建築思想

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail776.html

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

住まいは単なる建物ではなく、

人の人生や暮らしに

大きな影響を与える生活環境の場です。

今回のblog記事では

建築家の視点から、

環境心理学と暮らしの関係を踏まえ、

住宅設計の本質について

考えてみたいと思います。

住まいは人を変える環境である

建築家が考える、

暮らしと環境心理学から見た

住宅設計の本質・・・・・。

住宅の設計という仕事を長く続けていると、

あるひとつの確かなことに気づきます。

人は環境によって大きく変わる

ということです。

人の思考や感情、行動というものは、

必ずしもその人の性格だけで

決まるわけではありません。

どんな場所で暮らしているのか?

どんな空間の中で

時間を過ごしているのか?

その環境によって、

人の感じ方や行動は少しずつ

変化していきます。

これは環境心理学の分野でも

広く知られていることですが、

人は自分が思っている以上に

空間の影響を受けながら生きているものです。

住まいとは、

人生の多くの時間を過ごす場所です。

だからこそ住宅の設計は、

単なる建物をつくる行為ではなく、

人生の環境を整える行為

でもあると考えています。

人の感情は空間によって動かされる

人の感情は、

とても繊細なものです。

例えば朝、

やわらかな光が差し込む部屋で

目覚めると、

自然と気持ちが落ち着きます。

反対に、

窓のない閉鎖的な空間に長くいると、

知らず知らずのうちに

心が疲れてしまうこともあります。

これは決して特別なことではありません。

視線

素材

空間の広がり

こうした環境要素が、

人の感情を静かに動かしているのです。

例えば、

窓から庭の緑が見える空間では

人は呼吸が深くなります。

空間にゆとりがある場所では

思考が広がりやすくなります。

自然素材の質感に囲まれた空間では

人は安心感を覚えます。

こうした現象は、

感覚的な話ではなく

環境心理学の研究でも確認されている事。

つまり建築とは、

単に形をつくるものではなく、

人の感情に働きかける環境を

設計する行為だということです。

暮らしの質は日常の行動から生まれる

人生の豊かさというものは、

特別な出来事だけで

決まるものではありません。

むしろ大切なのは、

日常の時間の積み重ねです。

日々の小さな習慣と考えた方が

良いかもしれませんが、

朝の光の中でコーヒーを飲む時間。

家族と食卓を囲む時間。

静かに本を読む夜の時間。

こうした日常の

小さな時間の積み重ねが、

人生の質を形づくっていきます。

そしてこの日常の行動は、

空間や対人関係によって

自然と導かれるものでもあります。

例えば、

居心地のよいリビングがあれば

家族は自然とそこに集まります。

庭とつながる空間があれば

外に出る時間が増えます。

静かな居場所があれば

一人の時間を大切にする

習慣が生まれます。

つまり住宅の設計とは、

暮らしの行動をデザインすること

でもあるのです。

どんな行動が生まれる環境なのか?

それが、

住まいの質を決めていきます。

効率だけでは

豊かな暮らしにはならないという事。

現代の住宅は、

機能性や効率を重視して

設計されることが多くあります。

家事動線

収納計画

設備性能

どれも重要な要素です。

しかし効率だけを追い求めると、

暮らしの中に

余裕や楽しさが失われてしまう

こともあります。

そこで重要になるのが、

空間の余白

という考え方です。

余白とは、

単なる空きスペースではありません。

・光が広がる場所

・視線が抜ける場所

・立ち止まれる場所

・何もしない時間を許す場所

こうした空間のことを指します。

余白があることで、

人の暮らしには呼吸のような

「深み」だったり「在り方」が生まれます。

忙しい日常の中で、

ふと立ち止まれる瞬間。

窓の外を眺める時間。

空を見上げる場所。

そうした時間があることで、

人は自然と心を整えることができます。

このブログを読んでいるあなたも

日々の暮らしの中でそう感じる事は

ありませんか?

空間の余白は、

心の余白を生み出す環境

でもあるのです。

喜怒哀楽を受け止める住まい

暮らしには、

さまざまな感情があります。

嬉しい日。

悲しい日。

穏やかな日。

忙しい日。

住まいとは、そうした

人生の喜怒哀楽を受け止める場所

でもあります。

朝の光に包まれる時間。

子どもたちの笑い声が響く夕方。

静かな夜の時間。

家族で過ごす休日。

そうした時間が、

住まいという環境の中で

積み重なっていきます。

建築は決して主役ではありません。

けれども、

その時間を丁寧に、

そして程よく支える存在で

あるべきだと考えています。

良い住まいとは、

目立つ建築ではなく

暮らしに寄り添い、

程よい関係性と距離感で

気持と暮らしを豊かにする

環境であること

なのではないでしょうか?

建築家の仕事とは何か?

建築家の仕事とは、

図面を描くことではありません。

デザインをつくることでもありません。

本当の仕事は、

暮らしの未来を想像し創造することです。

この家で、

どんな日常が流れていくのか。

どんな時間が生まれるのか。

どんな感情が育まれるのか。

それを丁寧に紐解きながら、

空間を設計していきます。

その結果として、

間取りや形が決まっていきます。

住まいづくりは人生を見つめ直す時間

家づくりを考え始めるとき、

多くの人は、間取り、設備、

価格といった要素から考えます。

しかし本当に大切なのは、

どんな暮らしを大切にしたいのか?

という問いです。

どんな時間を心地よいと感じるのか。

どんな日常を楽しみたいのか。

誰とどんな時間を過ごしたいのか。

その方向性が見えてきたとき、

住まいの設計は

自然と形になっていきます。

やまぐち建築設計室では、

間取りをつくる前に、

人生の見直しを

家族で考えていただいたうえで

暮らしを考えます。

デザインを考える前に

環境を考えます。

なぜなら家づくりとは、

人生の環境を整えることだからです。

環境が変われば、

人の暮らしは変わります。

暮らしが変われば、

人生の質も少しずつ変わっていきます。

その変化を支える建築をつくること。

それが建築家としての

大切な役割だと考えています。

家づくりを考え始めた方や、

これから注文住宅を検討される方にとって

今回のblogが

少しでも参考になれば嬉しく思います。

○関連blog
余白のある家には豊かな暮らしがある|縁側や土間テラスのような中間領域「内的外部」を設計する建築家住宅

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail783.html

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