ユーザー 一級建築士事務所 Coo Planning❨クープランニング❩ 中尾 彰良 の写真

中古マンションを購入された後、リフォームのご相談をいただきました。
ほぼスケルトンの状態に解体した後、間取りの再構成を行い、設備機器の新設、
仕上げ材のやりかえを行っています。
オーク材の幅広の無垢板を全体に敷き詰め、壁と天井には、白漆喰を塗っています。
とてもシンプルな設計で、素敵な空間となりました。

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独立後、初めて住宅の設計監理をさせていただいたのが、この住宅です。
仕事もなく、海外旅行のブログをひたすら更新していた時、
そのブログを見た、と電話をいただきました。
早速、顔合わせをしていただき、計画をすることになりましたが、
気に入った土地が思うような価格で購入することができず、数ヶ月が経ちました。
土地の契約をすませましたと、ある日電話をいただきました。
そこからは、毎日この住宅のことばかりを考えました。
最初で最後かもしれないと思っていたので、断られてもいいと思いながら、考えました。
3つのプランを提示して、お施主様から、中尾さんはどれを建てたいですか?と聞かれ、
この住宅を建てたい、と伝えました。
お施主様には、じゃあこれでと即答していただき、設計が始まりました。
完成した住宅には、何年経っても忘れない思い出が残っています。

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先日、数年前にお引き渡しを行った住宅の前を通りました。
大阪市内に建てられた個人住宅です。
角地の狭小の土地を購入され、新築の設計相談をいただき、完成までに至りました。
3層で構成された木造2階建て住宅です。
板が張られた外壁は、だんだんと色あせ、馴染んできています。
塗装するもよし、そのままに経年変化させるもよし、
多分お施主様は、経年変化させるんだろうなと思います。

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中古住宅を購入後、十数年目の住まいのリフォームの設計監理をさせていただきました。
外装、内装ともに手を加えています。
外装や、内装に少しづつお金と手間を掛けながら、リフォームを重ねれば良いのですが、
手持ちの資金がなければ、なかなかできません。
今回のお施主さまも、全額を住宅ローンで計画されています。
ご予算の範囲内で、できる限りの箇所に手を加えていけるように、なんども相談を重ねました。
満足いただけてよかったと思います。

検査済証がない建物でも活用できる!相続・売却・用途変更に役立つ対応策

検査済証

検査済証がなくても建物を活用できるって知っていますか?

 
「検査済証がない物件を相続したけど、どうしたらいいかわからない」

「この建物、検査済証がないって言われたけど、売れるの?」

そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
 
実は、検査済証がない建物でも、条件次第で売却・用途変更・リフォームなどに対応できる可能性があります。
このページでは、検査済証がない場合のデメリットと、その建物を活用するための具体的な対応策をわかりやすくご紹介します。
 

 

検査済証とは

 
建築基準法では確認申請が必要な建物は工事完了後に完了検査を受けることを義務付けています。
完了検査では確認申請のとおりに工事が行われているか、建築基準法に違反している点がないかなどをチェックされます。
特に問題がなければ、検査済証が交付されます。
 
建築基準法に適合していない点があれば、指摘されますので、是正工事を行います。
是正工事が終われば、検査済証が交付されます。
 
検査済証は工事が完了した時点では法律に適合していたという証明になりますので、取得しておく必要があります。
また中古の建物などを購入する場合でも確認申請書と検査済証が揃っているかどうかを確認した上で購入することをオススメします。
 

建築確認済証と検査済証の違い

建築確認済証は、建築計画が法令に適合していることを確認するための書類で、工事開始前に取得が必要です。
検査済証は、工事完了後に建物が計画通りに建築され、法令に適合していることを確認するための書類です。
検査済証をもらうためには工事完了後に完了検査を受ける必要があります。

項目建築確認済証検査済証
取得タイミング工事開始前工事完了後
目的設計図が法令に適合しているか確認を受けたことを証明する工事が計画通り実施され、法令に適合していることを証明する

検査済証がない建築物のデメリット

検査済証がない建物は下記のようなデメリットがあります。
 

建物が売りにくい

「検査済証がないから、絶対に売れない」というわけではないですが、検査済証がある建物に比べて売りにくくなります。
そのため、価格も安くさざるを得なくなります。
 
買う立場で考えると、検査済証がない建物の場合は銀行からの融資を受けにくいという可能性があります。
 

増改築に支障が出る

増改築でもほとんどの場合は確認申請を提出する必要があります。
基本的には検査済証のない建物の増改築は確認申請を受け付けてもらえません。
結果的に増改築ができない可能性があります。

用途変更に支障が出る

建物の用途を変更したい場合に用途変更という手続きが必要になる場合があります。
用途変更についてはこちらをご覧ください。
用途変更の際には基本的に検査済証が必要です。
 

賃貸で貸したい時に支障が出る

借り手が現在の建物と違う用途で建物を借りたい場合、検査済証がないと用途変更できず、借りていただけない場合があります。
 

検査済証はいつもらえるか?

 
建築士に設計監理を依頼した場合、完了検査には監理を担当した建築士が立ち会います。
完了検査時に特に指摘事項がなければ、数日で検査済証が発行されます。
指摘事項があった場合は指摘事項を修正する工事を行い、その確認が終わったあとに検査済証が発行されます。
 
建築主の手元に検査済証がもらえるのは、一般的には竣工して引き渡しを受ける際です。
建物の引き渡しを受ける際に、鍵などと一緒に色々な書類が渡されますが、その中に検査済証も含まれています。
検査済証は大切な書類なので、建物の引き渡しを受ける際には、頂いた書類の中に検査済証も含まれているか確認することをおすすめします。
 

検査済証をもらってないという方へ

検査済証をもらってない場合は建物の設計・監理を担当した建築士に問い合わせください。
工務店・建設業者・ハウスメーカーに設計施工一括でお願いした場合は、工務店・建設業者・ハウスメーカーが設計・監理も行っています。

検査済証がない建物を有効活用するには?

以上のように検査済証がない建物はデメリットがあります。
検査済証がない建物を購入することはおすすめできません。
 
しかし、
・相続などで親から受け継いだ
・上記のようなことを知らずに購入してしまった
・気に入った建物なので検査済証がなくても購入したい
などの理由で検査済証のない建物を有効に活用したい方は多いと思います。
ぜひ、検査済証がない建物を有効活用するには下記のような方法があります。
 

「検査済証明書」「建築確認台帳記載事項証明書」を発行してもらう

検査済証を紛失しただけでしたら、「検査済証明書」「建築確認台帳記載事項証明書」という書類を発行して貰える場合があります。
検査済証に完全に代わるわけではないですが、少なくとも完了時に完了検査を受けて検査済証が発行されたということは証明されます。
手続きなどは地域によって違うと思いますので、建物のある地域の特定行政庁(都道府県・市区町村など)に問い合わせください。
お近くの建築士に相談して、有償で上記の手続きを代行してもらうこともできます。
 

建築基準法適合状況調査をしてもらう

建築基準法適合状況調査というのはその建物が建築基準法に適合しているかどうかを調べてもらうということです。
・建物竣工時に完了検査を受けなかった
・検査済証を発行してもらったのかどうかもわからない
という場合は指定確認検査機関に建築基準法適合状況調査をしてもらうことができます。
 
ただ、そのためには事前に指定確認検査機関に相談して
必要な書類・図面などを確認し、それを揃える必要があります。
必要な図面がない場合は、建物を調査して図面を作成する必要があります。
 
一般の方ではわからないことも多いと思いますので、まずは建築士に相談することをオススメします。
 

検査済証がない建物を有効活用したい方は建築家相談依頼サービスへ投稿ください

 
検査済証がない建物を有効活用したい方は建築家相談依頼サービスへ投稿ください。
どのような方法があるか、返信をもらうことができます。
「検査済証明書」「建築確認台帳記載事項証明書」「建築基準法適合状況調査」などの手続きなどを代行してもらうことができます。
 

建築家相談依頼サービスの流れ

 
建築家相談依頼サービスの流れ
 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すまでたったの2ステップ 
相談・依頼したい内容を書きこむだけで 
相談・依頼を引き受けてくれる建築家を探すことが出来ます 
  

  1. 相談・依頼を記入する
    下記のフォームに建築家に相談・依頼したい内容を書いて下さい。
  2.  

  3. 返信がメールで届く
    あなたの相談・依頼を引き受けたい建築家から返信がサイトに掲載され、メールで届きます。
    返信を書いていただいた建築家にはプライベートメッセージを送ることができますので
    連絡をとりあってください。
    お断りする場合もお断りのメッセージを送っていただければ幸いです。

  

建築家相談依頼サービスの料金


 
建築家相談依頼サービスは会員建築家が支払う料金で成り立っています。 
そのため、一般の方は無料でサービスを利用することができます。 
なので、参加していただいた建築家には誠実な対応をお願いいたします。 
  

投稿する前のご注意

 
 
建築家相談依頼サービスは一般の方は無料で利用できますが、下記の点にご注意ください。 
  

冷やかし半分での投稿はご遠慮ください

 
  
当サービスは真剣に建築家に相談・依頼したい方のためのサービスです。冷やかし半分での投稿はご遠慮ください。 
  

できるだけ返事をしてください

  
  
建築家相談依頼サービスで返信を頂いた建築家にはできるだけ返事をするようにしてください。お断りする場合でもプライベートメッセージなどを使って連絡いただければ幸いです。 
    

建築家紹介センターの安心安全宣言

 
・条件が悪くても大丈夫です
・しつこい営業はありません
・個人情報を入力する必要はありません
・設計士に依頼すると高くなるとは限りません
・リフォームでも依頼可能です
・土地がなくても申し込み可能です
・小さい仕事でも依頼可能です
 
詳しくはこちらをご覧ください。

  

検査済証関連の相談・依頼事例

I-2481、自動車整備工場(展示場)倉庫を建設(愛知県)

ユーザー 遠藤 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
名古屋市
依頼内容: 

愛知県名古屋市内の近隣商業地域、準防火地域の現在更地(自己所有)の92坪の土地に、約55坪の自動車整備工場(展示場)倉庫を建設しようと考えております。大体の間取り、形は決まっていて、手書きで書いた間取り図の様な物はあるのですが、軽量鉄骨で良いのか重量鉄骨でないと駄目なのか等、金額も含め信頼のできる工務店がわからない為こちらに投稿させていただきました。予算は2300万円位で絶対条件が幅8メートル高さ5~6メートル、奥行き15メートル(幅8メートルの部分に幅ギリギリまで開口のシャッター高さ3.5~4メートル)の倉庫に、幅9メートル奥行6メートル高さ5~6メートル(2階建て?宙2階?付)の倉庫がくっついているようなL字の倉庫が作りたいです。ご相談に乗っていただける業者様
がおられましたらお返事をお待ちしておりますので宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

階段から吹き抜け、そして空を見上げてます。

とある家づくりの現場のワンショットです。

階段というと、真っ暗というわけではないにせよ、

ビックリするほど明るいわけではないことが多いかもしれません。

でも。

上と下をつなぐ場所でもあるので、

階段の作り方にもよりますが、しっかりと意図した

計画にすれば、とてもいい光の道になったりします。

こちらの家では、日当たりのいい場所に、螺旋階段があります。

その南側に、この窓なんですよね。

なので。

階段スペースは、とても明るくて、光がしっかり差し込んできます。

こちらの家は、2階にLDKがあるのですが、

この階段室の光が、玄関ホールにまで落ちていきます。

玄関入った瞬間に、この光で、ふわっと明るくなってます。

さらに。

お客様こだわりの螺旋階段が、展示されてるかのように

浮かび上がったりするような演出をしているんです。

ちょっとしたアイデアなんですが、とても効果的だと思います。

少し違う感じでは、こちら。

いわゆるリビング階段ですよね。

こちらの家では、南北に長いLDKになっています。

その中央付近に階段を設けています。

階段の向きにご注目。

向かって左側が、南になります。

階段の先には、大きな窓があるんですよね。

だから。

その窓からの光は、この階段を通して、

LDKの奥まで差し込んでくるんです。

この階段が、反対に上っていたら、

差し込む光は、とても少なくなってしまうんです。

偶然じゃないですよ。

ちょっとしたことなんですが、そういった細かなところまで

しっかりと考えながら、計画をしています。

たかが階段。

されど階段。

いろんなアイデアがあるもんです。

そんなアイデアを提供しております。

ユーザー ARKSTUDIO一級建築士事務所 茶之木宏次+羽木みどり の写真

水盤というと、石をくりぬいた小さな手水鉢から、建築と一体化した大きな池まで様々です。

古の日本の人々は、庭に手水鉢として水盤を設置し、手を洗うという機能だけでなく、風で揺らめくその水面に出来た水紋に光を反射させて、それを中の天井に映し、建築の内部に陽光を取り入れたり、水盤に映る月を部屋の中から楽しんだりして、光の風情を楽しんでいました。
また、建物の前に池を作り、空や雲、樹木や岩などの周りの景色を移し、反転した映像とともに、水を介した風景を何倍も楽しんでいたように思います。

現代建築でも建物と大きな水盤であるプールを一体化して建物や空間を水面に映し、より、その建物の姿や空間を魅力あるものにしています。

空間を演出する水の使い方は大変面白いものがあります。

ハコフネ

●設計事例の所在地: 
茨城県日立市
●面積(坪): 
46.66
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

1階_妹さんのスペースより中庭のような共有スペースをみる。
撮影:堀内広治

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

子世帯6人(夫婦+4姉妹)と親世帯3人(妻の両親+妹)の計9人の棲まいです。
難病により24時間介護を要する妹さんや高齢のご両親の為、都内のマンションからご両親の馴染みの地である日立市に居を移し、これを機に親子同居を開始されます。クライアント家族の希望は以下のようなものでした。
・寝たきりの生活をしている妹さんを中心に家族みんなが集まる楽しい家にしたい。
・各世帯間を明確に隔てるような「いわゆる二世帯住宅」は全く考えていない。
・高齢となってきた両親の為、冬でも温かく暮らせるような家にしたい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地はJR日立駅より徒歩15分程度の住宅地に位置します。はじめて現地を訪ねた道中、日立製作所をはじめとする工場を多く見かけました。敷地の隣にも中規模の工場が建っており、切妻屋根の工場建築は、この地域では日常的な風景であり、この街を象徴する‘カタチ’であると感じました。
これらを踏まえ、外出が難しい妹さんが屋内に居ながらも樹々の緑や青い空などの屋外的要素をあじわえ、元気な4姉妹が家中を走り回れる、余計な隔てのない工場のような家を提案しました。
1階は介護の拠点となる妹さんのスペースを中心に両親スペースと家族が集う共有スペースを配置、全面を土間床とし蓄熱式床暖房を設置しています。2階は大小3つの吹抜を介して1階とも繋がる子世帯スペースを配置、中央の吹抜に輻射式冷温水パネルを設置しています。
大所帯に相応しい気積を確保すべく、矩勾配の切妻屋根とし小屋組を排除した方舟は、工場建築のようでもあり合掌づくりのようでもある、家族を包むシェルターです。
明るく仲のよいこの家族らしい、ポジティブで風通しのよい棲家となりました。

その他の画像: 

外観_前面道路よりメインファサードをみる。
撮影:堀内広治

外観_前庭より玄関ポーチをみる。
撮影:堀内広治

1階_ご両親のスペースより妹さんのスペース越しに共有スペースをみる。
撮影:堀内広治

1階_妹さんのスペースより共有スペースをみる。
撮影:堀内広治

1階_キッチンよりリビングダイニングをみる。
撮影:堀内広治

1階_共有スペースより妹さんのスペース越しにご両親のスペースをみる。
撮影:堀内広治

2階_子世帯スペース。
4姉妹が並ぶライブラリースペース側より夫婦のベッドルーム方向をみる。
袖壁で区切られた両サイドの空間は、4姉妹の就寝ブースとクローゼット。
撮影:堀内広治

2階_子世帯スペース。
夫婦のベッドルーム側より4姉妹が並ぶライブラリースペース方向をみる。
袖壁で区切られた両サイドの空間は、4姉妹の就寝ブースとクローゼット。
撮影:堀内広治

2階_トップライトのある中央の吹抜けより1階の共有スペースをみる。
撮影:堀内広治

外観_前面道路よりファサードの家形窓をみる。(夕景)
撮影:堀内広治

四塔七巣 4 towers 7 nests

●設計事例の所在地: 
愛知県知立市
●面積(坪): 
49.09
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観_前面道路よりメインファサードをみる。
撮影:堀内広治

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

土地区画整理中の駅前の敷地に、美容室を併設するオーナー住居を新築したいという依頼でした。
オーナーからの希望は以下のようなものでした。
・駅近で交通量も多い為、プライバシーを確保してほしい。
・オシャレ優先のいわゆる美容室ではなく、髪の病院のような特殊な美容室にしたい。
・一目で美容室とわかるのではなく、知る人ぞ知る、隠れ家的な場にしたい。
・家族が集う共有スペースとともに、個人のスペースも大切にしたい。
・音楽を聴いたり、ギターの練習ができる趣味室(防音室)がほしい。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

土地区画整理中につき周囲の景観変化が予測困難な駅前の敷地において、顧客やオーナー家族のプライバシーをいかに守るかが主なテーマとなりました。
検討の結果、7つの個の空間(=巣)を内包する4本の塔を、最も視線の多い南西側道路沿いに敢えて並べ、その他の共有空間をその背後に配置する現案に至りました。
4本の塔は、その重厚な外皮により内部の個の空間に静をもたらし、自身が砦となることで背後の共有空間には適度なブラインド効果をもたらします。列塔のファサードは、周囲の視線や騒音を遮り、塔と塔との隙間部分で光や風や景色を適度にフィルタリングするバッファー(緩衝装置)のような存在です。
区画整理により数年後には新築だらけの街並が形成される予定です。ここで目指したのは、周囲の建物とは異なる時間軸をもつ遺跡のような年齢不詳の建築。
オリジナルの左官壁は、荒々しくも素朴な表情をもち、光のあたり方次第で目まぐるしく色味が変貌します。職人の手仕事の跡を敢えて残したこの壁は、新建材ばかりで構成された無機質な街並で、よい意味で新築らしくない独特な風合いと温もりを醸し出しています。

その他の画像: 

1階店舗_待合スペースをみる。
撮影:堀内広治

1階店舗_待合スペースをみる。
撮影:group-scoop

1階店舗_施術室内部をみる。
撮影:堀内広治

2階住居_LDKをみる。
撮影:堀内広治

2階住居_バルコニーをみる。
撮影:堀内広治

2階住居_主寝室内部をみる。
撮影:堀内広治

2階住居_子供室よりダイニングをみる。(夕景)
撮影:堀内広治

2階住居_LDKをみる。(夕景)
撮影:堀内広治

外観_前面道路よりメインファサードをみる。(夕景)
撮影:堀内広治

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