「RM造の断熱」というお題をいただきましたので、少し書かせていただきます。RM造については、「RM造」という表題で他のコラムでご説明していますので、詳細は述べませんが、ここでは大雑把に言うとコンクリートの壁式構造のようなものとご理解いただければよいと思います。ですから、特別に断熱性能が良いというわけではありません。使われるブロックの素材感を生かしたいということで内外そのままの状態で使うことが多いのですが、そうすると断熱性能としては少し物足りないものとなります。その場合どのようにしたらよいのでしょう。 先に述べましたようにコンクリート壁式構造のようなものですので、内側に断熱材を吹き付けてその上に仕上げを施すということをするのが、最も簡便な方法です。このような場合は、外側はRM造の構造部材のブロックの風合いを残せますが、内部はその風合いは全くなくなり、新たな仕上げ材による空間が出来上がります。外側に断熱を施す場合には、この逆になり、外側は新たな素材の表情になり、内部はRM造の構造素材の表情が感じられる空間となります。
とある家づくりの現場です。
ついに!
足場が解体されて、外観があらわになりました。
といっても、
いたってシンプルなデザインですよね。
シンプルすぎかもしれません(笑)
でも。
この大人し目で、控えめな外観からは
想像できない、すごい家なんですよ。
何がすごいのかって?
それは、出来上がってきたら、ご紹介しますが、
空がしっかり見えてます。
こちらは、家の中にある庭なんですよね。
中庭とか、光庭なんて言われます。
実際。
この庭があるだけで、家の中は、この時期で
相当な明るさを実現できていたりします。
さらに。
この画像の中にも見えていますが、
2階には、バルコニーがあって、そこが信じられないほど
日当たりがよくて、ビックリします。
この時期でしたら、日向ぼっこしながらビールを飲む。
そんな時間もいいでしょうね。
これから、一気に仕上がっていきます。
出来上がったら、またこちらでご紹介しますね。
午後は、別の現場へ。
現場監督はじめ、大工さんや関係者が集まって
打ち合わせでした。
弊社の場合、現場には、必ず週に1度は出向いて、
関係者と定例で打ち合わせをします。
当たり前と思いましたか?
実際そうでもないんですよ。
設計士によっては、工事は工務店任せ、
要所のタイミングだけ(例:検査とか)で、
現場に顔を出すなんてところもあります。
実際、私が過去に勤めていた設計事務所では、
2週間に一度で、2時間までと決まっていたくらいですから。
ちなみに。
工事の監理をしてくれないのであれば、設計士に頼むメリットの
半分以上は、損をしてると思います。
しっかりと現場を見てくれるのか。
ヒアリングしてから、パートナー選定をしてくださいね。
そうそう。
画像の斜めの部材って何かわかりますか?
こちらは、制振ダンパーです。
地震の力を熱に変換する装置です。
こちらのお客様は、耐震性を最重要視しており、
耐震性能をしっかり確保するだけでなく、
保険として、制振ダンパーを採用されました。
それも一つの考え方ですから。
・ボリュームチェックのやり方にはそれぞれ設計者にはアプローチの仕方が違うかもしれません。
私の場合は、敷地と周囲の関係からまず空き寸法をみて、駐車場・駐輪場の外構計画も視野に入れ、ラフに1階プランを推敲します。そのあと道路斜線に気をつけながら上階のプランで容積一杯とれるまで検討します。用途地域によっては日影規制や高度斜線制限もありますので要注意です。
一級建築士 南 俊治
2階は施主一家のスペース。ダイニングキッチンの高窓を額縁にして富士山を眺める。窓越しに見える富士山に季節を教えられ、それは一家のご馳走の一つになっている。
マンション住まいの施主一家が、実家の母と同居することに。実家の敷地は広く、手入れの行き届いた植木に囲まれた立派な日本家屋を壊すのに迷いがあった。しかし、同居するにはお互いのスペース確保が現状では難しいという結論に至り建て替えをすることにした。当初ビルトインガレージを希望していたが、打ち合わせの中で、カーポートに落ち着いた。
工務店からのからの紹介であった。設計者の作品を見て納得がいったので依頼した。仕上げ材や色に迷う時は、見本を取り寄せたり、ショールームに同行したりして信頼を徐々に得られた。結果、新築を希望する友人を紹介して頂けた。
二世帯住宅。玄関は別々で中で繋がっている。1階の母親スペースも友人の出入りが多いので、かなりゆったりしている。浴室は(若奥様の希望)1つだが、他は完全に分かれているので、プライバシーも保たれながら、交流も無理なく出来る空間を演出した。
信頼している工務店からの紹介なので安心してお任せした。若い設計者で、気兼ねなく注文が言えて良かった。家族の希望も良く聞き入れてくれ、満足な仕上がりとなった。
来客が多いので、玄関は広々と。シューズクローゼットも広いので、玄関に無駄なものが出ずスッキリしている。
玄関ホール吹き抜け部分
キッチン
ダイニング
キッチンからサービスヤード
外観
テラス
外観(ガルバリウム大波外壁)スクエアでシンプルな印象
garage(ガレージ)とskip(スキップフロア)の家。ガレージハウス。隠し収納と適材適所収納の充実。ガレージ上部にスキップフロアの和室を配置(中2階)し、リビングと空間の繋がりを持たせた。
※写真撮影:今西 浩文 氏[ATELIER ONE Graphic Design & Archi-Photographic Studio]
外観(無垢の列柱がアクセント)
through(通り抜け動線)とstorage(収納)の家。適材適所の収納と表裏動線の工夫。無垢(ナラ)を使用したインテリア。
フルオープンなリビングは木の優しさを感じられるように床や天井の仕上げに自然の風合いの木を十分に使用し、緩やかな勾配の天井は木の魅力を十分引き出し、外部と繋がる開放的な空間となっています。
山の窪地の見渡す限りの広い茶畑の中に建つ住宅です。緩やかな周囲の傾斜に合わせ、南側の庇を長く突き出した建物は広く広がる浅くて低い勾配のシルエットで構成しています。プランは周辺地域の慣習を考慮し、農作業の途中でも気兼ねなく立ち寄れるように、中央を貫く土間を介して、客間と家族の空間を分離しています。土間には広い敷板があり、座敷に上がらなくても気軽に座れるスペースとなっています。リビングは全開放の木製サッシを設置し、外部デッキと共に広い庭や茶畑と、外へと広がりを持ってつながる開放的な造りとしています。詳しくはhttps://www.homify.jp/ideabooks/27670/homify360https://www.harausf.com/#!tyabatake/cvry
緩やかな茶畑の斜面を意識して、緩やかな屋根勾配と水平に広がりのあるファサードとしています。
リビング中央は扇型にくりぬかれ、畳スペースとなっています。上部の隠し扉を開けば、将来子供部屋にするための隠し部屋があります。
カーテンの代わりに目隠し用の障子が備えられています。
建物中央を南北に貫く土間は、建物背後の茶畑を建物に取り込み、プライベート空間とパブリック空間を分ける役目もしています。
土間を挟んでリビングと客間(和室)が配置されています。
縁無し半畳畳のシンプルな空間の和室も天井は屋根勾配に沿った緩やかな勾配となっています。
東京都中央区**に土地を所有しています。周辺の再開発が進んでおり色々な話が動いているようです。今後のことを考え私としても私の所有地を含めたブロックが纏まった場合、どの程度の規模の建物が建設可能であるかをチェックしておきたいと思っております。対象敷地面積は、パターン1:752.5㎡、パターン2:416.7㎡です。用途は、ホテルもしくは分譲マンションを想定しています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
土地35坪(700×1600)に延べ床面積29坪、4LDKで建築したいと考えています。 間取りの希望は、1階に土間収納、ファミリークローゼット、畳コーナーです。リビング階段等拘りはありません。2階に寝室、子供部屋2部屋、WIC、書斎(3帖ほど)で設計を相談したいです。よろしくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
浜松市の傾斜地(下からのアプローチ)の土地の購入を検討しております。木や竹も生えており、そこも合わせてお願いしたいと思っております。地元の工務店にも大手ハウスメーカーにも土地を見ていただきましたが、地元工務店さんは『難しい』、大手ハウスメーカーさんは1ヶ月近くなりますがお返事をもらえてません。難しい土地だと言うことはわかりましたが、予算にも限りがありご相談させていただければと思います。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
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