ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 オープンガレージというお題で、少し書いてみたいと思います。オープンガレージという言葉はあまりなじみがある言葉ではないかもしれません。英語にこの単語はないと思います。お店などで使っているところはあるかもしれません。日本でも車関係の店舗などで使っているところがあるようです。前に、ビルトインガレージについて少し書いたことがありますが、この言葉は結構なじみがありますし、意味が分かりやすいものですが、オープンガレージという言葉は少しわかりにくいですね。
 さて、前置きが長くなりましたが、先のビルトインガレージが外界とは遮断されたように建物内に車庫を造るのに対して、オープンガレージという言葉は屋根はあるけれどもシャッターなどがなくて建物に組み込まれているガレージということで使われることが多いと思います。屋根がありますので車に雨が当たって汚れる心配はありませんし、シャッターがないので明るい車庫となります。しかし、防犯上は少し劣るかもしれません。特にオープン外構といって敷地を門や塀などであまり囲いすぎないようにして人が入りやすいような設計の場合ですと、車にも近づきやすいので悪戯などに対しては少し不安があるかもしれません。もう一つ、工事費に関していえば、シャッターなどの費用がなくなりますから、少し安くできるということは言えるでしょう。どちらを採用するかは、設計者とよく相談の上、ご自分の優先順位なども考慮して決定していただきたいと思います。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ちょうど、階段から二つのフロアを眺めています。

ミニマルなインテリアの中で、

タモのフローリングの木目が印象的ですね

名作家具たちも、自然と馴染んでいます。

こちらの写真。

とある家の竣工写真なんですが、昨日、手元に届きました。

ちょっとだけ、こちらでご紹介しておきます。

この写真の中で、もう一つ大事なのは、

光ですね。

階段から眺めてるといいましたが、

実は階段からも光が差し込むようになってます。

ちょうど中央部の壁が光ってますが、

まさしく、直接差し込んでます。

LDKを眺めてみると、こんな感じ。

階段がちらっと見えていると思いますが、

そこからの光のおかげで、ダイニングが

相当明るくなってますよね。

照明なくてもです。

そんなの普通じゃない?と思われたかもしれませんが。。

こちらの家は、20坪未満狭小敷地に建つ家なんです。

そんな中で、これだけの光が取り込めるのって、

実はすごかったりしますよ。

しっかり工夫していますから。

それと、先ほどもお伝えしましたが、

床のタモの木目が、ほんときれいです。

自然の素材だからこそ、この表情なんです。

それを引き立てるため、キッチンを白にしてみたり、

できるだけ主張しないようなインテリアでまとめています。

正面奥の壁だけは、グレージュの壁紙にして、

上品な印象を演出してみました。

狭小な敷地なのに加えて、斜めになってたり。。

とても厳しい法規制をクリアさせながらの

家づくりになっています。

少し複雑な形状になっているのは、

見た目のデザインだけでなく、

法規制をクリアさせることも考慮しています。

そして。

正面側のシルバー部には、特殊な工法を採用。

なんでもなさそうですが、実は、普通ではできない形なんですよ。

狭小敷地だからこそのやり方があるんです。

久しぶりに、シルバーのガルバを採用しましたが、

とても新鮮で、クールです。

ブラックが主流なんですが、シルバーもいいかも。

今年中には、こちらの案件も弊社サイトへ公開予定です。

詳しくは、そちらをご覧ください。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

テレビ画面に出てますね(笑)

そうなんです。

こちらは、LIXILのショールームなんですよね。

昨日は、とある家づくりのため、お客様とショールームデートでした。

最近、ショールーム率が高いです(笑)

たまたま、いろんなお客様の設計プロセスが重なってる感じです。

いろんなお客様と一緒とはいえ、何度もショールームに行くので、

見慣れてますよね??なんて、聞かれます。

そんなに頻回に展示してあるものが変わるわけではないので、

確かに、そう感じる方もいるのかなと思います。

でも。

不思議なもので。。私はそうでもありません。

だって。

お客様によって、こだわりのポイントは全然違うから。

たとえば。

ガスコンロをセレクトするとしますよね。

掃除のしやすくしたい。とします。

その「しやすさ」をどこまで追求するのか。

魚を焼くクリル部分。

網いなってますよね?

網って、洗いにくいと思っているとします。

その網がないタイプがあったらどうですか?

是非にとなりますよね。

網はよくなったけど、グリル内を掃除しやすくしたい。

そこまで求めるのであれば。。。

そもそも、グリルのないタイプも選択肢になります。

上のガスコンロを使って焼けば、掃除はしやすくなります。

もしかしたら、掃除しやすさなら、IHの方がよいかも。。

こんな感じです。

コンロ一つとっても、人によって、見るポイントが違います。

同じものでも、違った見え方ができるので、

より深く、そのものを知ることになります。

なので。

いつ見ても、いろんな発見があるので、楽しめます。

一緒になって、セレクトしている感じも好きですしね。

ほんと。ショールームって、面白い。

これ。

ご覧の通り、すべて水栓ですね。

洗面台に使うもの。

これだけ種類があるんですよ。

それぞれに特徴があって、一長一短。

いろいろあるんですよね。

数たくさんある選択肢から、自分らしいセレクトで

最善を選定できるといいですよね。

そうできるよう、しっかりサポートしています。

ほんと。

家づくりって楽しいです。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

最近の小さな地震でもブロック塀が倒壊し子供を下敷きにしたニュースがとりあげられ社会問題化しました。擁壁のトラブルは、身近といえます。
土留め擁壁では、水抜き孔が3㎡に1ヶ所設置するところが手抜きされているケースも見受けられます。

補強コンクリートブロック造の塀に関しては手抜きが多いため、次の各号に定めるところによらなければならないとありますので参考に示します。

一 高さは、二.二メートル以下とすること。
二 壁の厚さは、十五センチメートル(高さ二メートル以下のへいにあつては、十センチメートル)以上とすること。
三 壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径九ミリメートル以上の鉄筋を配置すること。
四 壁内には、径九ミリメートル以上の鉄筋を縦横に八十センチメートル以下の間隔で配置すること。
五 長さ三.四メートル以下ごとに、径九ミリメートル以上の鉄筋を配置した控壁で基礎の部分において壁面から高さの五分の一以上突出したものを設けること。
六 第三号及び第四号の規定により配置する鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、縦筋にあつては壁頂及び基礎の横筋に、横筋にあつてはこれらの縦筋に、それぞれかぎ掛けして定着すること。ただし、縦筋をその径の四十倍以上基礎に定着させる場合にあつては、縦筋の末端は、基礎の横筋にかぎ掛けしないことができる。
七 基礎の丈は、三十五センチメートル以上とし、根入れの深さは三十センチメートル以上とすること。

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一級建築士 南俊治

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

homifyのマガジン欄に
【フラッツ5+1】が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/5867062/

「マンションコミュニティで助け合う暮らし」がテーマの特集です。

解説として
【フラッツ5+1】
『マンションコミュニティの育成は、例えばこちらのような集合住宅の間取りで築くことができます。こちらは、オーナー3住戸+賃貸2戸+アトリエからなる集合住宅。各住戸は、テラスを挟んで並べられ、各世帯の独立した落ち着きを保つ一方で、室内外のつながりがある集合住宅の間取りが特徴的です。協同関係を築きやすい集合住宅の間取りが提案されています。』
と紹介されています。

マンションコミュニティで助け合う暮らしの魅力が紹介されています。
よろしかったら、ご覧下さい。
https://www.homify.jp/ideabooks/5867062/
(【フラッツ5+1】は1つめに登場します。)

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西 島 正 樹

株式会社プライム一級建築士事務所
PRIME INC.ARCHITECTURE AND PLANNING
〒160−0022 東京都新宿区新宿5−10−10−4F
TEL : 03-3354-8204 FAX : 03-3354-3745  
e-mail : prime@a.email.ne.jp 
http://www.prime-arc.com   
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外観夕景

リビングダイニング(吹抜から眺める)

住宅密集地にインナーテラスのある家

テラス
住宅密集地に家を建てる場合、日当たりが悪い・隣家からの視線に注意が必要などのデメリットがあります。
今回は、遠藤浩建築設計事務所 遠藤浩さんの設計した、「インナーテラスのある二世帯住宅」をご紹介します。
中庭・インナーテラスで住宅密集地の問題を解決した事例です。

お話を伺った建築家

 

ユーザー 遠藤浩建築設計事務所 遠藤浩 の写真
さいたま市緑区東浦和3-32-7-202
048-875-1382

東京都目黒区 I邸

お施主さんとの出会いは、インターネット経由。
50年近く住んでいた家の建て替えのため、「シンプルで木のテイストが要所にあってやわらかい雰囲気の建物」を手掛けている建築家を探したそうです。
お施主さんのご要望は、「開放的で日が良くはいる」「風通しが良い」の2点でした。

土地の状況

インナーテラス
東京都目黒区にある、駅から徒歩7~8分とアクセスが良い土地です。
100坪の旗竿地で、西には3階建てが3軒、北西には半地下3階建てのマンション、東には2階建ての家が2軒、南は2階建てのアパートと出入り用の道路です。
 

土地の問題点

周りを建物で囲われてしまっており、その上木が生い茂っていたので、日が当たらないじめっとした空間でした。
第1種低層住居専用地域で高さの制限があり、「3階建てが建てづらい」という問題がありました。
また、建物に囲まれた旗竿地で、日照を確保しながら、プライバシーにも配慮する必要があります。
 

お住いになる家族について

親世帯:祖母+夫婦(50代)+子供 
子世帯:夫婦(20代)

間取り

1階平面図
2階平面図
断面図
親世帯4LDK
子世帯3LDK
駐車場2台縦列駐車可能
 
図面に向かって左側が親世帯で右側が子世帯です
 

インナーテラスとは

インナーテラス
直接外に出るのではなく、緩衝エリアを作ることによって、外と内の融通をきかせることができる中間領域です。
1階にあり庭へと続く室内のテラスが「インナーテラス」で、2階に作ると「インナーバルコニー」と呼ばれます。
 
中庭に出入りをする際に、サンダルをインナーテラスで着脱することにより、雨に濡れることがありません。
小雨程度なら窓を開けておいても、家の中に吹き込む心配がありませんし、観葉植物を置いてサンルームとして使用することもできます。
庭の延長として活用できる使い勝手の良いエリアです。
I邸のインナーテラスに敷かれたスノコの下には排水口があり、雨が吹き込んでも水はけを心配する必要がありません。
 

インナーテラスのメリット・デメリット

テラス
I艇では、南向きに中庭を設置したことによって、リビングダイニングと祖母の部屋の日照が良くなりました。
周囲を建物に囲まれていますが、外の周囲に向かってはクローズなので、人目を気にすることはありません。
しかし、中庭に向かってオープンなので、旗竿地であっても開かれた空間を作ることができます。
 
デメリットは、インナーテラスを作る分、建物の凹凸が増えるので、コストが掛かる点です。
中庭自体の造成も、同様に外壁が増えるのでコストアップにつながります。
 

インナーテラスの材料

イペという材料(天然木)が注目を集めています。
杉や松は5~7年程度しか持ちませんが、イペは20~30年持つのだとか。
 
アマゾンの中で水に浸かって生えている木なので、「目が詰まっていて水に強い」という特性があります。
ドリルも効かないくらい固い木です。
樹脂が注入してある木材よりも安価なので、耐久性やメンテナンスそしてトータルのコストを考えるとイベの方がおすすめです。
 
インナーテラスは、タイル貼りも可能です。
テラコッタタイルを用いることで、フローリングと一体感が出ます。
テラコッタは蓄熱効果があり、冬日差しを浴びて蓄熱して夜放熱してくれます。
 

インナーテラスのデザイン

インナーテラスは、I邸のようにデッキではなく、土間にすることも可能です。
ただし、下げて土間を作ると空間が区切られて狭くなってしまいます。
コンパクトなお家は高低差をなくした方が、広がりがうまれます。

インナーテラスのリフォーム

後付けでサンルームを付けるのと同じなので、作ることはできます。
けれども、中庭を後から作るのは無理なので、中庭があることが前提になります。
 
既にインナーテラスがありそれをリフォームする場合には、床を貼って部屋を広くするのがおすすめです。
インナーテラスは日照があるので、納戸や収納にしてしまうのは勿体ないです。
リフォームの際には、日照をいかせる活用法を考えましょう。
 
また、DIYで作るのは、壁の造成が必要なので難易度が高いです。
 

住宅密集地に家を建てる際に工夫している点

インナーテラス
日光を取り入れるためには、実際の敷地に立ってみることが大切です。
家と家の隙間から日が差したら、そこに向かって開口を取るようにします。
そうすることで、住宅密集地であっても「開放的」でありながら「日照を確保」することができます。
 

その他に工夫した点

I邸では他にも様々な工夫をしています。
 

二世帯住宅の調整

インナーテラス
二世帯住宅の場合、「打合せを1人に絞ってください」とお伝えしているそうです。
事前にしっかりとご家族で話し合いをしておくことで、スムーズにすすめることができます。
 
また、「それぞれの世帯がどうさりげなくかかわるか」も大切なポイントです。
それぞれの世帯の生活空間が完全に分かれてしまうと、アパートかマンションのようになってしまいます。
かかわり方の変化もある中で、お施主さんのご要望をお伺いしながら着地点を探るそうです。
 
今回I邸では、清掃工場が近くにあり、洗濯物を外に干すことができないので、1階にインナーバルコニーのほかにコミュニケーションサンルームを設置しました。
サンルームは洗濯物を干せるだけではなく、双方の世帯をつなぐ廊下としての役割も果たし、コミュニケーションの場として活躍します。
雨降っても洗濯物を取り込まなくて良いのもメリットのひとつです。
 

コストカットの工夫

リビング・ダイニング
将来的なことを考え、水回りも2つずつ設置しました。
予算がシビアだったので、随所でコストカットの工夫をしています。
 
壁には「ガルバリュウム」という鉄にアルミと亜鉛の合金のメッキを施した鋼板を使用しています。
コストが安く、「ガルバニックアクション」と呼ばれる、傷つけても自然に被膜が修復する性質があるので錆びることがありません。
メンテナンスフリーなので、メンテナンス費用も削減できます。
 
また、木を使ったお宅では、白木のテイストをいかすことで、着色の必要がなくなりコストをカットすることができます。
 
注意したいのが、ローコストであったとしてもおさえてはいけない所がある点です。
ネオマフォームという断熱材が一番高いのですが、屋根の断熱材にはこちらがおすすめ。
厚さが80㎜もあり効果が高いので、変更してしまうと、2階の部屋は真夏暑くて室内で過ごすことが難しくなってしまいます。
 
素材の特性から些細な疑問まで、一つひとつ丁寧に答えてくださる遠藤さん。
一戸建てだけではなく、マンションも手掛けており、豊富な経験をいかして的確なアドバイスを頂くことができます。
「信頼してお任せいただけるよう、気になることはお聞かせください」と仰っていました。
 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場。

骨組みの状態なので、なかなかイメージわきませんが、

こちらの部屋は、LDK.。

キッチンからリビングダイニングを見ています。

なにかって?

この明るさ。どう思いましたか??

日中、びっくりするくらいの光が差し込んできます。

この明るさが、それを証明してますね。

ちなみに。

こちらの家は、細長いウナギの寝床のような敷地。

そんな厳しい条件でも、これだけの快適さを

手に入れることは、工夫次第でできます。

これから、順次仕上がっていくので、楽しみですね。

そうそう。

昨日、こちらの現場では、骨組みに関する、第三者の検査でした。

その検査に立ち会ってきました。

もちろんですが、この検査の前に、

施工者の検査、私の検査は済んでいて、

しっかり工事してあるので、まったく不安もありません。

結果、指摘事項もなく、完璧でした。

このプロセスで、現場で大事なポイントは、大きく二つあります。

(もっとたくさんありますが、重要度が高い箇所という意味です)

一つは、二枚目の写真。

斜めにかかっているんは、筋交いといって、地震に耐える壁を

構成する、大事な壁になります。

図面通りに入っているのか。

端部がしっかり金物で固定されているのか。

向きに間違いはないか。

全数チェックが必要です。

もう一つのポイント。

それは、床から飛び出ている、この棒ですね。

ホールダウン金物といいます。

棒は基礎に埋め込んであり、

その棒を、柱にしっかり固定してますよね。

地震や風で、建物に力がかかると、

柱が強く引っ張られる箇所が出てきます。

柱が抜けてしまうと、大変なことになりますよね。

なので、柱が抜けてしまわないように、

基礎と柱を緊結するのが、この金物の役割です。

それが、図面に指定する箇所に、指定する仕様の金物があるか

を全数チェックします。

この二つだけでも、しっかりと工事されてるかを見ておくと、

安心ですよ。

現場での検査って大事です。

私は、お客様の代理として、しっかりチェックしています!

大事な大事な家ですから。

早津崎の家

●設計事例の所在地: 
福岡県久留米市
●面積(坪): 
60
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

心地よい風が抜ける水田に面する見通しの良い場所に敷地はあります。
敷地近くでは道路拡張計画が進められており、豊かな田園風景とともに地域の人に愛されるだけではなく、ここを通り抜けるだけの人にも印象に残る地域のメルクマール(目印)となることを意識して計画しました。
印象的な外観は、内殻と外殻の2重構造になっており、夜になると孔が光で満たされ、明かりの少ない地域に安堵感を与え、灯台のように地域の目印の役割を果たしています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

長年住んでいるこの地域との関係性を持続させていくことと、生活スタイルの異なる親子2世帯が適度な距離を保ちつつ共に暮らし理想的な関係性を育んでいくことを希望されておられました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

大きな台風が発生する地域でもあり、外殻には防風ネットを設置することができるなど2重構造の形態は地域の風土から生まれたものでもあります。
内部は、みんなで過ごす「大きい空間」とプライベートな「小さな空間」がレベルを変えながら緩やかに繋がっています。ここに暮らす2家族は自由に空間を行き来し、それぞれの生活スタイルを形成していきます。
未来の変化に対応できる自由度の高い内部空間と、過去の経験や地域環境から生まれた2重構造によって構成された本計画は、大切な未来の地域風景を守り、変化する暮らし方を創造することができる家として計画されました。

その他の画像: 

東側外観。
向かって左は皆が集まる場所。
向かって右は寝室などのプライベートな場所。

南側外観。
斜めにせり出たフレームがテラスの雨除けの役割も担う。

光の動きを感じられる2階テラス。

1階リビング

2階リビング

2階リビング夕景

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