ユーザー 有限会社滝下秀之建築アトリエ 滝下秀之 の写真

静岡市を拠点に設計活動をしています。
今回は、「ロフトを設置することで、おしゃれな空間を創造し、収納力を増加させる」について、弊社設計事例をご紹介しながら解説していきます。
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平成12年の建設省告示第1351号、「小屋裏物置等の取扱い」により、これまでの天井高1.4m以下は変わらず、「ロフトの床面積がその階の1/2未満までは階とみなされない。(床面積に算入しない。)」(これまでは1/8未満だった。)という大きな変更がありました。早々、大手住宅メーカーの「蔵のある家」と言う商品が大ヒットし、その頃から「ロフト」が流行し現在に至っています。

弊社では、ロフトを単なる小屋裏収納とは考えず、「おしゃれで、楽しい空間を創造する。」ためのアイテムの一つとして考えています。また、どんな部屋の上部(または下部)にロフトを設置するかで、収納以外の用途が違ってきます。
今回は弊社の作品事例により、様々なっ使い勝手のロフトを紹介します。

1⃣ LDKの上部に設置したロフト-1 

① LDKから上部ロフトを見る。

② ロフトは書斎スペースとして利用しています。ご主人が寝ころがったりもしているそうです。ロフトの奥の入口は収納専用のロフト。

2⃣⃣  LDKの上部に設置したロフト-2

① LDKから上部ロフトを見る

② ロフトは書斎スペース。プロジェクターによる大画面をここから見下ろすこともできます。奥はペントハウス(塔屋の階段室)、右側は収納専用のロフト。

3⃣⃣⃣  2室の子供室の上部に設置したロフト

①子供室から上部ロフトを見る。

② 広さ9帖のロフトは子供が小さい頃は遊び場兼おもちゃ置場。将来は収納専用のロフトに。カーテン用にレールを取付。奥はペントハウス(塔屋の階段室)なので使用勝手も良好。

4⃣  子供室の上部に設置したロフト

① 子供室から上部ロフトを見る。子供室が狭いので、ロフトをベッドスペース+物置として利用しています。

②子供室を見る。

5⃣⃣  ウォークインクローゼットの上部に設置したロフト

①ウォークインクローゼットから上部ロフトを見る

②お施主様がかなりの衣装持ちでしたので、「2階建てのクローゼット」になりました 

 6⃣⃣  ビルトインガレージの上部に設置したロフト

① ビルトインガレージの室内を見る。中央奥の扉の向こうが玄関。

② ハシゴを登るとロフト。右が玄関、左がビルトインガレージ。

③ 広さ20帖のロフト。寝室側はクローゼット、その他は物置スペースとして利用しています。

④ 寝室から見たロフトの扉。寝室床との段差は80cm。寝室側はクローゼットとして利用。

陶芸家の家

●設計事例の所在地: 
静岡県駿東郡
●面積(坪): 
34
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

静岡県の富士山麓の美しい森に隣接した住宅です。ご家族4人が暮らす家であり、陶芸家のご主人とイラストレーターの奥様の創作活動の場でもあります。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご家族は隣接する美しい森をとても愛し、この森を取り込んだ家を造りたいとの要望でした。ご夫婦共、黒い火山礫スコリアと、降り積もる雪などからインスピレーションをを受ける作品を造っています。
計画では常に森を意識し、森との距離や見え方を幾通りも検討し決定しました。
1階床はムラのある黒とし、森につながる黒いスコリアと一体になる様にしています。
建物は当初よりご希望の2階建てですが、森に寄り添うようにするため高さをできるだけ低く抑えました。2階は、生活に支障がない程度のロフトの様な高さで計画し、ひっそり森に佇んでいます。

その他の画像: 

八ヶ岳のセカンドハウス外観

●設計事例の所在地: 
長野県南佐久郡
●面積(坪): 
35
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

31600mの八ケ岳にこの敷地があります。
冬は-20℃になることもある厳しい気候条件にあるがゆえ、美しい環境がこの地にあります。建主は、この景色を愛し、自然を楽しみ、東京での創作活動の補佐として別荘を計画しました。この厳しい環境から建物を守る為、また、この美しい環境にとけ込む様に深い軒の寄棟屋根の建物を選択しました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ここでは自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりし、物や道具の出し入れも多い為、これらの行動に対応しやすい計画の要望がありました。洗う、乾かす、物や道具を出し入れする行動は、季節ごとに数種類あることから、さまざまなパターンを検討した結果、収納などのコアを回遊するような計画でこれらの動線に対応しました。
また、この回遊する部位内にある建具を開閉することで、冬季の風除室としたり、来客専用の動線を確保しました。

その他の画像: 

I-2330、景観をのぞめる別荘の建築(現在は東京都在住・建設予定地は芦ノ湖の近く)

ユーザー Ichi の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
中野区
依頼内容: 

芦ノ湖の近くにて、別荘用の土地を購入予定です。下記に詳細を記載しますので、傾斜地を上手く活用しつつ、西側と南側の景観をのぞめる別荘の建築をお願いしたいです。
広さ:約720平米(24Mx30M)
西側に人工物が一切ない抜けの富士山
南側に三島湾
傾斜地(30Mの間に約12M上昇)
西側が頂点になっており、西側より10M程度は比較的なだらかな角度
極力コストを抑えつつ、景観を活かした設計をお願いできればと思います。

建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの打ち合わせでした。

雑談をしたのち、

打ち合わせが始まったら、ご主人から、

「駐車場を2台分屋根をかけて、シャッターを付けたいんです」

とのこと。

もちろん、私はOKなんですが、面白かったのは、

奥さまは、初めて聞く話だそうでした(笑)

「聞いてないよぉ」と言いながらも、

内容を理解されて、受け入れている姿を拝見して、

お互いを信頼しているご夫婦なんだなって思いました。

でも。

お付き合いさせていただくご夫婦のほとんどは、

お二人で、しっかり検討されてから、その結果を

伺う機会が多かったので、珍しくて、興味深々でしたが(笑)

そうそう。

打ち合わせの中心は、内装仕上げ。

床の仕上げからスタート。

もともと決めていた無垢のフローリングはOK。

その他の仕上げですね。

水回りは、フローリングではなくてビニル系。

その他、タイルやモルタル等いろいろです。

次に壁や天井仕上げ。

ご主人は、相当なこだわりのある方なので、

いろんな素材や仕上げになると思っていたのですが。。

意外にも、大人し目(笑)

あまりたくさんの種類を使うと、将来のメンテが大変というのが

理由だったようです。

(もっともな考え方ですね)

最終的には、木チップの混ざった紙の壁紙に、漆喰を塗る。

という仕上げを基本にしました。

空気のきれいな家になりそうですね。

やはり、天然素材は、それ相応の良さがあるんですよ。

体に優しいですしね。

夕方からは、とある改修の現場へ。

実は。

お客様にも現場へ来ていただきました。

工事の打ち合わせで出てきた確認事項を

現場を見ていただきながら確認、決定していただいたんですよね。

ちょっとしたことでも、気になることはしっかり確認します。

納得のカタチにしていただきたいですので。

もちろん、お任せで。

なんてこともあるのですが、お任せにするのかどうかは

確認しておきたいですからね。

ちょっと堅苦しく感じるかもしれませんが、

そういったプロセスは、とっても大事にしています。

そうそう。

こちらの改修ですが。

とっても大人っぽい、素敵なインテリアになる予定です。

仕上がったら、こちらでまた紹介しますからね。

毎日、いろいろと関わることができて、ありがたいです。

ユーザー 中川龍吾建築設計事務所 中川龍吾 の写真

これまで家づくりに関するセカンドオピニオンサービスを10年以上行ってきました。
このサービスは、設計や工事段階の一時期に、第3者の視点や設計者独自の視点からご相談をお受けしてコメントやアドバイス、改善案や別案作成等を行うサービスです。

その中で、工務店やハウスメーカー等で家をつくる場合、その期間中において、
「どうしたらもっと住みやすい家のプランにできるだろうか?」
「プランはできたが、窓や扉の位置はこれで良いのだろうか?」
「打合せの段階ごとに複数回、プロのアドバイスを受けたい」
「自分たちの考えを設計担当者にどのように伝えたら良いのだろうか?」
「工事が始まったものの、適切な工事がされているのだろうか?」
「工事に関して、チェックの仕方や伝え方、タイミングが分からない」
「施主検査では何を見ればよいのだろうか?」
といったお話をよく伺います。

そのようなことから、設計段階や施工段階において、いつでもご相談をお受けして必要なチェックやコメント、アドバイス等を行うサービスの必要性を感じていました。

そこで、継続的に建て主さんをサポートするものとして今回、
「家づくりサポートサービス」
という、いわゆるアドバイザーとしての業務を開始しました。

ご興味のある方は以下のページをご覧ください↓
https://www.atelier-n.com/ie-support/

I-2329、沖縄本島北部で猫カフェ兼自宅を建てたい(沖縄県)

ユーザー さくらこ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
沖縄県
現住所‐郡市区町村: 
島尻郡
依頼内容: 

沖縄本島北部で猫カフェ兼自宅を建てたい(35坪~40坪)

自宅部分は夫婦2人と猫2匹で人間の子供の予定はないので(笑)
広めのリビングダイニングと主寝室、小さな書斎(個室であることにこだわりはなくスペース程度で構わない)、キッチン、浴室、トイレがあれば十分です。
猫カフェ部分に関しては、建築家先生のご意見をいただきながら、こちらでも積極的にアイディアを出しながら、一緒に作り上げていきたいと考えております。

問題は、今とても気に入った土地があるのですが、理想過ぎるほどに樹々が生い茂った傾斜のある山林で、造成費用がどれほど膨らむのか予測不可能であること。。。
工務店さんに頼むよりも、建築家先生にお願いすることでアイディア勝負で造成費用が抑えられるのではないかと期待しております。

建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

チラッと見えてる白い家。

現在工事が進んでいる、狭小敷地に建つ家の一つです。

ずいぶんと工事が進んできました。

昨日、現場打ち合わせだったのですが、

その際に、たまたま外観が登場していたので

撮影してみました。

四角いハコ型のモダンなデザイン。

窓は、見た目のデザインで決めたように見えますが。。

実は、内部の間取りに合わせてるんです。

狭小の家ゆえに、光の取り入れ方がとても大事。

こちらの敷地に最適な方法で窓を設置しているので、

一日中、とっても明るいLDKを実現できそうです。

(実際、今の段階ですごく明るかったです!)

実は、昨日は現場の打ち合わせ集中させた現場の日。

ということで、こちらは別の現場の写真です。

パッとご覧いただいて、気が付かないかもしれませんが。。。

こちらの家も、結構狭小な敷地だったりします。

敷地面積は20坪ありません!?

三階建てにする必要はありますが、

思っている以上に、開放感ある家になりそうです。

こちらのポイントは、抜け感。

写真には写っていませんが。。

思い切った方法で抜け感をつくることで、

驚きの開放感を実現しているんです。

実際、すごかったです。

ずいぶんと細長いですよね。

現場監督と職人が小人のようです(笑)

実に。

手前から奥まで、その長さはなんと!!

20m超え!

家の端から端まで20mあるんですよね。

幅は、3.64mです。

京都の町屋なんかは、よくこういった敷地で、

ウナギの寝床なんでいわれてます。

ちょうど昨日、基礎の鉄筋の検査でした。

もちろんですが、しっかり工事してくれていたので、

私のチェック、第三者のチェックも問題なし。

明日にはコンクリートを打つことになります。

こういった敷地も、狭小・変形した敷地の一つなんですつなんです。

ということで。

狭小・変形敷地に建つ家が、同時進行で建設中。

こういった敷地では、経験のある建築家、そして

工事に慣れた工務店でないと、難しいんです。

光が入ってこなかったり。。。

建てるのに大変だからってことで、

工事費が相当割高になったり。。。

します。

私としては、持てる力を発揮できる

一つの領域になるので、こういった家づくりは

いろんなところで声をかけていただいております。

ちなみに、現在の2棟、設計中です。

小さい、変形しているといった、不利に見える条件を

逆手にとって、そこでしかできない家を実現するのって、

とってもやりがいにつながったりしますので、

ほんとありがたいです。

I-2328、家の燃費にこだわってつくりたい(石川県)

ユーザー 野々市K の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
石川県
現住所‐郡市区町村: 
野々市市
依頼内容: 

新築を希望しています。
石川県野々市市に母屋があり、一部解体及び車庫を解体して、そのスペースに親子4~5の家を建てたいとおもいます。
高気密高断熱、UA値やC値、家の燃費に、こだわってつくりたいです。また、奇抜なデザインよりも住みやすい、使いやすいことが大切だとおもいます。
子供がまだ小さく、遠方まで打ち合わせにいけないことから、野々市近隣の方だと助かります。
まだまだ理想の家が固まっておりませんが、よろしくお願いします。





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの現場へ行ってきました。

一週間に一度の定例打合せですね。

私は、現場をとても大事にしているので、

週に一度は足を運ぶようにしています。

打ち合わせはおよそ2時間ほど。

結構しっかりとすり合わせをしたりします。

普通でもそれくらいの頻度で現場いくんでしょう?と思われた方。

実際、現場監督ではなく、設計者(工事監理者)が

そこまで行くって、なかなかないのかもしれませんよ。

だって。

とある現場監督から、

「ナイトウ先生(先生って呼ばれます)って、現場好きですよね」

って言われるくらいですから。

裏を返すと、そこまで顔出す人があまりいないという意味だと

思いますので。

それはさておき。

この写真。玄関先のアプローチを撮影してます。

アプローチ全体に、屋根がかかってるので、

雨の日でも、安心して家へアクセスできますよ。

しかも。その脇のくぼみは。。

駐輪場なんです。

駐輪場っていうと、別になることが多いんですが、

こちらの家では、建物の一部として設計させていただきました。

一体感がいいですよね。

内部は、壁紙が張れてきていて、ずいぶん仕上がってます。

こちらの部屋は、北向きなんですが。。

写真に写っている北向きの窓しかないんですが、

これだけの明るさが確保できるんです。

すこし暗く見えてしまってるのは、

逆に、光が強すぎて、写真がうまく映らなかっただけ。

さほど大きな窓でもないんですが、

取付高さ(上の方)や、内装の色で、

北向きでも、ここまで明るくできるんですよ。

安定した光なので、勉強等にはもってこいかもしれませんね。

こちらは、納戸です。

両側に、モノに合わせて、高さを変えることができる

可動棚が設置されています。

これだけのスペースがあれば、相当な収納力になります。

ちょっとしたスペースでも、有効に使って、

こういった収納を確保するのって、いいですよ。

こちらの家。

お客様のこだわりが、あちこちに溢れています。

お客様らしさ満載の家って素敵だと思います。

そんな家づくりをサポートしています。

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