S-403、大まかな建築費用について（東京都）

木造：約5800万円＋杭工事100万（不要な場合も有り）＝5900万円
鉄骨造：約6700万円＋杭工事300万＝7000万円
鉄筋コンクリート造：約7200万円＋杭工事300万＝7500万円

のあたりからご計画をスタートしてはいかがでしょうか。

基準法上の延べ床面積が２７７ｍ２、その他に床面積に含まれない廊下やバルコニーが３０ｍ２程度あるものとして算出してみました。また純粋な工事費の他に消費税や諸経費、設計監理料なども含めた建築総予算として金額を出しています。

①木造→６５００万円
　　　　　　内訳：本体５０４０、施工床３６０、消費税２７０、外構２１０、地盤改良７６、設計監理３９９、諸経費１４５
②鉄骨→７７００万円
　　　　　　内訳：本体５８８０、施工床４２０、消費税３１５、外構２１０、杭工事１８２、設計監理５２３、諸経費１７０
③RC　→８７００万円
　　　　　　内訳：本体６７２０、施工床４８０、消費税３６０、外構２１０、杭工事１８２、設計監理５４７、諸経費２０１

上記が一般的な建築総費用です。上記の他に既存建物があれば解体費、銀行ローンがある場合はローン諸経費なども必要となります。それら全ての必要予算を算出し、想定賃料から収支計算をして投資効率を確認すべきです。投資効率は表面利回りと実質利回りがあり、表面利回り１２％・実質利回り８％は確保できないと賃貸経費としては成り立ちません。不明点がありましたらお問い合わせください。

はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
費用については回答がありますので、私は木造３階建て共同住宅のご紹介です。
私は、木造３階建て共同住宅がまだ日本で認めれていなかった２０年ほど前、そのモデルを日本で初めて創った設計事務所におりました。その時に大臣の特別な認定をもらって実験的につくったのですが、その後これを基に断熱性や遮音性などの実験と研究が進み、法律が改正され、日本においてこの木造３階建て住宅が合法になり一般的に建設可能になりました。しかし、その後これがあまり普及していないのは、そのメリットを建築家も余り知らないことが原因のひとつだと思います。他の方も指摘の通り、コストメリットはあります。また、木造は設計の自由度も大きいです。きちんとした性能に上でデザイン性の高い木造３階建ては、話題性もあります。是非、木造でご検討しませんか。北区ですと、周辺の道路状況などの建設環境にも木造はメリットがある可能性も高いと思われます。
もし、興味を持たれましたら、ご連絡ください。改めて、詳しくご説明させていただきます。
アーキネットデザイン　市川均
E-Mail:archi@js7.so-net.ne.jp

tenkさん、江戸川区で設計事務所をしております
豊田建築設計室の深山（豊田）健太郎と申します。

建築費用ですが、地盤は固いようでしたらベタ基礎で行けますが
軟弱地盤ですと地盤改良もしくはコンクリートのように重い建物ですと
杭等が必要になります。
また、土地が路地の奥等車の出入りが難しくなると、コストが上がる要因になります。

本体工事費ですが、ワンルームにするか、ファミリー向けにするかで設備機器等の金額に
影響しますが、おおよそこれまでの経験ですと以下になります。
277m2（約84坪）

木造の場合：5544万〜6468万
　本体工事：84坪x60万〜70万/坪=5040万〜5880万
　設計監理料（10%として）：504万〜588万
　
鉄骨造の場合：7392万〜8316万
　本体工事：84坪x80万〜90万/坪=6720万〜7560万
　設計監理料（10%として）：672万〜756万
　
RC造の場合：8316万〜9240万
　本体工事：84坪x90万〜100万/坪=7560万〜8400万
　設計監理料（10%として）：756万〜840万
　

あくまでも目安ですが、参考になれば幸いです。
品川区でRC造のワンルームマンションを設計した実績があります。
http://home.att.ne.jp/sigma/architoyoda/works01dol.html
親しくしている工務店も荒川区にありますので、お気軽にお声をおかけください。