S-419、契約解除の際の請求金額について(三重県)

S-419、契約解除の際の請求金額について(三重県)

ユーザー todama の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
三重県
現住所‐郡市区町村: 
亀山市東町
ご相談の内容: 

はじめてメールします。よろしくお願いします。
家を建てることになり、建築家と共に設計を進めてきました。
4年にわたり計画をしてきて、工務店を決める段階まできました。
見積もりは、概算見積もりでした。
3社に相見積もりを出していただきましたが、もともとの予算より上回ってしまい、2社は断りました。
残る1社は建築家の現場管理の下という形でのお仕事は請けておらず、建築家はデザインまでのお仕事として捉え、後は工務店に任せて欲しいといわれました。
私たちの住む田舎では、なかなか建築家と組んで家を建てよう!という形は少なく、工務店がオリジナル性を打ち出し家作りをしている会社が多いです。
そこで、ひとつ躓いたわけですが、その最後の工務店にお願いするにしてもやはり予算的に厳しい物がありました。
家の金額と建築家に支払う金額として、予算を考えていましたが、現実はとても厳しい物でした。
建築家と4年、進んできましたが、自分たちには無理だったのかもしれないと思い、地元の工務店をもう一度いろいろ探してみようと思い、建築家との家作りをあきらめようと思いました。
契約を取り消すにあたり、請求金額の連絡があったのですが、少し腑に落ちない金額でしたので、これについて妥当な金額なのかどうなのか教えて欲しくて相談しました。よろしくお願いします。
 
・私たちはもともと「設計料を込みで2100万円」でお願いしていました。
・設計料率は12%ということでした。
・2100万円÷1.12×0.12=225万円で
工事契約直前までの作業は、設計管理業務全体のほぼ半分までは進めていたので、225万円×50%=112.5万円という計算になったそうです。
 
私たちとしては、設計料を込みで2100万円とお願いしていたので、2100万円から設計料を出す計算をされている事がどうなのか?と感じています。
これについて、指摘してもよいものなのでしょうか?
 
契約の解約は、たいていこのくらいになるものなのでしょうか?
 
 
調査・企画業務委託契約書は交わしましたが、建築設計管理業務委託契約は交わしておりません。
 
 
建築家は、建築確認申請代理業務までは行なっていません。
 
 
よろしくお願いします。





コメント

ユーザー 雅設計 山口雅克 の写真
雅設計 山口雅克

既に設計は完了している訳ですから今回の計算は妥当、若しくは安くしてくれたと思っていいでしょう。
申請代理と監理を行なっていないのですから全体の65〜75%の請求でもおかしくありません。

ただ、予算を少しオーバーしたのでその分を協力してくれたのだと思います。
間取りやデザインが気に入ったのならそのまま使わせてもらって
なんとかコストダウンの知恵も出してもらって進めたらいかがでしょうか。

今は消費税アップ前と言うことで全般に材料や手間が高くなって来ておりますが、
来年の4月以降は仕事量が減って今よりやすくなる可能性は高いです。

残った工務店のように、監理者がいるのを嫌うところはまともな仕事を期待できません。
指名を受けておいて設計監理者をないがしろにするような態度は常識に欠けますし、
建主もないがしろにする恐れがあります。





ユーザー 吐夢建築設計事務所 渡邉 寿夫 の写真
吐夢建築設計事務所 渡邉 寿夫

法務専門の建築士です。

2100万-予測設計料200万円=1900万円 算定価格

1900万円X12%X60%=115万2千円

違約金請求などは無いわけですから、通常の報酬かと思います。

他の回答者さんも述べているとおり
工事監理者を嫌うような施工会社は敬遠すべきです。





ユーザー 建築・都市設計インタースタディオ 笹木篤 の写真
建築・都市設計インタースタディオ 笹木篤

 実施設計完了後に各社から見積が出されたわけでしょうから、設計の業務量としては、全体の70%~80%ぐらいを済ませていると考えられます。設計監理の契約を単独で交わしていなくとも、口頭レベルで全体金額について合意を得ていると考えられます。となると、全体の設計料の7割前後を基準にして、確認申請業務を行なっていないこと、工事者決定まで進めなかったこと、それによって建築主に損害が生じたことなどを加味して減額する、という考え方だと思います。
 私も同じ経験をしたことがあり、同様の金額で妥結しました。しかし設計監理を途中で止めるのは、建築主も設計者も両方が損をします。私もいまだに後悔しております。おそらく建築主の方も同様だろうと思います。できるならば、今までの設計内容を生かして、建築家と仲直りをして根気強く工夫された方がよいと思います。
 亀山なら、もっと他の施工者を捜すことができるのではないでしょうか?
「今の計画を大変気に入っているので、何とかコストダウンできる案はないでしょうか?」とかなんとか言って建築家を乗せて、減額案を作成してもらってはいかがでしょうか?
 建築家の設計監理に慣れていない工務店はたくさんありますが、それを拒む会社というのは、よっぽどのことが裏にあるのでしょう。多くは利益を最重視する企業体質ではないかと考えられます。雅設計山口さんのおっしゃるとおりだと思います。施工者選定は非常に重要です。設計料云々の失敗は、後になれば忘れてしまいますが、施工の失敗は一生付きまといます。ご用心ください。





ユーザー 江口征男建築設計事務所 江口征男 の写真
江口征男建築設計事務所 江口征男 (未認証ユーザー)

5人の方々のコメントはそれぞれ正しいと思います。
ただ、もう少しお聞きします。計画している建築の構造、予定面積などの概要が不明です。
 
「調査・企画業務委託契約書は交わしましたが、建築設計管理業務委託契約は交わしておりません。」
「建築家は、建築確認申請代理業務までは行なっていません。」ということですが、
「調査・企画業務委託契約書」の金額だけが合意されていて、「建築設計管理(正しくは監理)業務委託契約」をしていないのなら、設計監理報酬も決まっていないのではありませんか?

推測するに、「調査・企画業務委託契約」ののち、大体の延べ面積や構造を想定して、それが概算でどのくらいかかかるかを3社に打診して、行けそうなら、「建築設計監理業務委託契約」を結び、それから「基本設計」「実施設計」「工事監理」へと進むというのが、その建築家の考えではないのでしょうか。そうなら、良心的な進め方で、普通だとおもいます。
また、「建築確認申請」は数十枚の設計図がほぼ完成して、建て主が納得してから提出するものです。その費用は通常設計報酬とは別のものです。

私は、施工者に全てをまかせて、酷い目に遭っている建築主の相談を多く受けています。住宅建築トラブルのほとんどはそれです。

ブログ「耐震偽装事件の深層・・・国は偽りなく公表したか、マスメディアは正しく報じたか」の第3章に、建築専門メディアに取り上げられた(新聞やTVがほとんど報じない)そのような例を紹介してします。ご参考までに。

落ち着いてじっくり考えて、素敵なお住まいを創られますように。

 
 





ユーザー (有)阪竹男建築研究所 阪 竹男 の写真
(有)阪竹男建築研究所 阪 竹男

詳しい状況が把握しきれませんが。
徴収した見積書は、依頼主の要望をフルに詰め込んで作成した設計図書であるため予算オーバーの見積書がでてくるのはよくあることです。その後徴収した見積書を元に仕様変更等行い予定金額に近づけることができなかったのでしょうか??
まったく想定予算外であったとするならば建築不可能となりこの4年間双方ともに無駄な時間を費やしたことになります!
たとえ報酬の50%であったとしてももったいないです、建築家の設計料というよりも今までかかった手間賃としか思えません。
お支払いして縁を切るというよりも予算があうように計画しなおしてもらってはいかがでしょうか?

施工者は建築家の監理を外してほしいという申し出もわからなくはないです。厳しすぎる予算の現場では工務店が今まで培った技術と建築家の描いた納まりとの食い違いで(地域性もあり)現場で混乱するのは予測できるからです。

建築家とのよい関係がまだ持続可能であれば当初の予算条件で計画やり直しをお勧めします。そうでないのであればこの提示された手間賃50%にたいして交渉の余地があるとかんがえます。





ユーザー (有)阪竹男建築研究所 阪 竹男 の写真
(有)阪竹男建築研究所 阪 竹男

今日もご質問内容を読ませていたdきましたが。その設計者はあまいですね。自分の能力不足で起こったことですし、手数料なんて支払わなくて良いと思います。





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