クライアントターゲットを決めてコンセプトを持ったモデルハウス・to be Designed 船坂大樹さん

　
クライアントターゲットを決めてコンセプトを持った家造りをする事で、他社さんとの差別化ができます。
　
モデルハウスについてto be Designed 船坂大樹さんに伺いました
　

貴社がモデルハウスの設計を手がけるようになったきっかけがあれば教えてください

　
建設会社の工事担当者から、自社設計では限界があり、ブランディングも含め提案いただけないかとのご相談を受けました。
　

モデルハウスの外装で注意している点を教えてください

　
北海道は冬は30℃以上、冬は-20℃以下、世界的にも稀に見る豪雪地帯と気象条件が厳しいため、選択できる素材は限られます。またコストバランスの良いものを選びます。
極力ライフサイクルコストのかからない素材選びをしています。
　

他社のモデルハウスと差別化するために工夫した点があれば教えてくください

　
住み手の見えない設計はとても悩みます。
なので、クライアントターゲットを絞り、どういった家族なのか、どういった住まい方をするのか
ある程度想定して設計しました。
そういった要素をいたるところに散りばめてあります。
　

N建設モデルハウスⅣ-typeBの設計で工夫した点を教えてください

　
IV-typeBでは、一歩踏み込んで上記にあるクライアントターゲットを、ご主人主導、男のお子さんがいらっしゃる外遊びが大好きな家族をテーマに、玄関土間からつながるインナーテラスとその先の庭を一体として考え、外部的な使い方のできる内部、内部的な使い方のできる外部を意識してプランニングしました。
　

モデルハウスを建設したい工務店・ビルダー様になにかアドバイスがあればお願いします

　
上記にもありますように、クライアントターゲットを決めてコンセプトを持った家造りをする事で、他社さんとの差別化ができてくるのではないでしょうか。