ゆったりと過ごせ日常生活がしやすくなる平屋・❨株❩川島建築事務所 川島 守

平屋の住宅はゆったりと過ごせることに加え、日常生活がしやすくなるメリットがあります。
平屋について(株)川島建築事務所 川島 守さんに伺いました。
貴社が平屋を手がけるようになったきっかけがありましたら教えてください。
特別なきっかけがあったわけではありませんが、以前から、中高年の方々が定年退職などを機に第二の人生を始めるにあたり、住まいの建て替えを平屋で検討されるケースが増えてきたことが、きっかけと言えばきっかけです。
平屋のメリット・デメリットを教えてください。
デメリットとしては、建築費がやや高くなる点が挙げられます。
一方で、メリットとしては、ゆったりと過ごせることに加え、日常生活がしやすくなる点があります。
平屋の価格は2階建ての住宅と比べてどうなのでしょうか?
坪単価・費用の相場についても教えていただけると幸いです。
内容によって費用は異なりますが、平屋は一般的にやや建築費が高くなる傾向があります。
また、床面積が小さい場合は、坪単価が割高になることがあります。
平屋の間取りで注意する点があれば教えてください。
あまり壁などで細かく仕切らず、LDKを中心とした生活動線を意識したプランが良いと思います。
「焼杉の家」を設計する際に工夫した点を教えてください。
(焼杉板・和瓦・漆喰・桧風呂など伝統的な素材を現代の住宅に取り入れる際のポイントも教えていただけると幸いです)
特別に工夫した点があったわけではありませんが、土壁工法を採用していたこともあり、外断熱工法との納まりには十分配慮しました。
また、伝統的な昔ながらの素材を使用する場合には、施工を担当する職人さんの技術力や経験が非常に重要になると思います。
平屋で和風・和モダンのデザインを実現するうえで大切にしていることを教えてください。
外壁は、できるだけシンプルにまとめた方が良いと思います。
また、使用する材料については、質感の良いものを選ぶことで、建物をより美しく見せることにつながると思います。
平屋に中庭や土間を設ける場合、採光・通風・プライバシーの確保についてどのように対応されていますか?
中庭に面した開口部はできるだけ大きく確保し、中庭とのつながりをしっかりと感じられる空間となるよう、常に意識して設計しています。
また、プライバシーについては壁を高くするなどして確保し、中庭をプライベートな空間としてより豊かにしています。
老後・定年後の夫婦が住む平屋を設計する際に特に意識していることはありますか?
(バリアフリー・動線・将来の暮らしやすさなど)
まず一番心掛けているのは、生活動線を日常生活の中でできるだけ短くすることです。
また、バリアフリーの考え方についても、多少のスキップフロアなどの段差は、生活に変化をもたらす要素として良いのではないかと考えています。
愛知県で40年近く設計監理をされてきた経験から、愛知県・東海エリアで平屋を建てる際に気をつけるべき地域特有の条件があれば教えてください。
東海地方、特に愛知県は夏場に高温多湿となる傾向があるため、快適な住空間となるよう工夫が必要だと考えています。
平屋を建てたいと思っている方にアドバイスがあれば教えてください。
平屋は多少建築費が高くなる傾向があるため、その点も踏まえ、無理のない範囲でバランスの良い資金計画を立てていただきたいと思います。
貴社に設計監理を依頼できるエリアを教えてください。
東海三県(愛知県・岐阜県・三重県)を中心に活動しております。
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