I-0073、狭小住宅のバリアフリーリフォーム（大阪府）（現在は奈良県在住）
I-0073、狭小住宅のバリアフリーリフォーム（大阪府）（現在は奈良県在住）
建設予定地：
大阪府
大阪市浪速区恵美須町
建設予定の建物の種類：
住宅・リフォーム
建物に関する希望：
夫の実家で三年前まで両親が2人で住んでいましたが、高齢での二人暮らしが不
安になってきたため、今は私たちのそばの
(奈良県大和郡山市)ハイツを借りて住んでもらっています。が、母がどうしても
大阪の家に帰りたいと強く希望するため大
阪の家をバリアフリーに改修して帰すことに決めました。2人では不安なので私
達家族も同居することにしました。現状は一
階に段差が多く、二階は床が少し傾斜しているようです。同居するためには、収
納スペースが必要です。私たちとしては中
二階の収納スペースがあればと思っています。二階が私たちの生活スペースにな
るので、トイレをつけたいです。またロフ
トも。一階は両親の寝室とLDK.風呂トイレなど。収納の問題さえ解決すれば同居
は可能だと思っています。
他に提出して欲しい資料：
狭小であっても、開放感のある工夫された家で暮らせるならば、これからの介護
しながらの同居も前向きにやっていけると
思います。いちばんの問題は収納です。今までの提案はどれも収納スペースがほ
とんどなく、あきらめざるをえませんでし
た。予算は1200万円です。多少の追加は可能ですが、この予算で一級建築士さん
によるリフォームは可能でしょうか？
あと、できれば消費税アップの負担がないように契約したいのですが、可能で
しょうか？
現場の調査などは他工務店でしてもらっており、詳しい図面もあります。
どうぞ、よろしくお願いします！
土地・建物の所有について：
家族が所有中の建物をリフォーム予定
土地・建物について：
名義は夫の父です。
一階 床面積 33.00平方m
二階 床面積 31.97平方m
延べ床面積 64.97平方m
準防火地域で建て替えはセットバックが必要になり、もっと狭くなるため断念し
ました。
周囲の状況は、通天閣のすぐ下で、隣はコインパーキング、裏は新世界温泉の露
天風呂です。
どのような設計事務所をお探しですか？：
狭小住宅が得意でデザイン性のある設計をしていただける方。
ローコストでも、こちらの希望を出来るだけ聞いてくださり、まめに打ち
合わせができる方。
バリアフリーが得意であること。
実績のあるベテランの方。
特別な条件：
中二階の収納、あるいはそれに代わる収納スペースを確保したいです。
建築家相談依頼サービス・目次
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コメント
狭小住宅を開放的でかつ立体的で有効に使う為には、
建物の耐震化とセットで考えて行く事が重要です。
限られたスペースに規格の建材を使うことに限界が
あります。
細かい部分まで有効に利用し使い勝手が良いように、
するには念入りに打合せを重ね、オーダー家具や
大工さんに作ってもらえるように詳細な図面や
現場監理が必要となります。
あんなママさんの両親への想いが、実現出来るよう
２世帯住宅で両親の為のバリアフリー化など今までの
経験を生かしてご提案できればと思います。
TA house
INO HOUSE
こんにちは。
阿倍野で設計事務所をしています、清水正勝建築研究室の清水と申します。
バリアフリー改修ですが、阿倍野のリフォームを参考としていただきたいのですが、
バリアフリー改修は床を単にフラットにするだけでなく、生活行動と密接に関係していますので、
打合せやヒアリングを通してプランニングをしていくことが大事です。
既存建物の改修ですが、いつごろ建てられたかによりますが、耐震改修も同時に検討されることをお奨めいたします。
収納を多く設けたいとのご希望ですが、面積がそれほど大きくないため、
建物を立体に利用することで可能かもしれません。難しそうですが、なんとかひねり出せれば・・
「一級建築士さんによるリフォームは可能ですか」のご質問ですが、設計・監理の仕事をご理解いただき、提案に納得されれば可能です。
また「消費税アップの負担がないようにしたい」とのご希望ですが、そのためには９月末までに工事請負契約をする必要があります。
それをするには詳細の図面が必要です。詳細図面を作成するには打合せをまめにする必要があり、
それらの期間を考慮すると、難しいように思われます。
アバウトの図面で契約だけして、あとは現場で決めるようなやり方はトラブルの元となり、お奨めできません。
進め方ですが、現場調査→複数回の打合せ→図面作成→工務店へ見積依頼→見積調整と図面変更→工事請負契約を経て工事にかかります。
時間が結構かかりますが、そのなかでいいものが出来ればと考えています。
大阪・阿倍野のリフォーム
初めまして、ＴＡＳ高橋洋臣e久美 高橋です。
事務所は大阪市西区にあります。
夫婦二人の小さな事務所です。
それぞれが別々に設計に関わるのではなく、二人で一つの物件を担当します。
住む方の想いを形にした、機能性と美しさの両立した上質な空間のお住まいをご一緒に創っていきたいと思っております。
私どもの作品でお心にとまるものがありましたら、ご連絡いただければと思います。
大阪のおっちゃんとおばちゃんです、お気軽にどうぞ。
今里のリフォーム
*
＞敷地は通天閣のすぐ下、裏は新世界温泉の露天風呂
＞今ある狭小建物をバリアフリーにリフォームし、ご両親と同居
＞開放感ある工夫された家で、収納スペースを充分確保したい
＞予算は1,200万円
* * *
はじめまして、天野ともうします。
通天閣の近く、大阪・天王寺で仕事をしています。
「あんなママ」さまの「建物に関する希望」を読み、わたしは非常に強く心惹かれました。
それは「建築」以前の問題なのですが、
良かれと思ってご両親を近くに呼び寄せたにもかかわらず、
大阪に帰りたいというお母さまの希望を受け入れ、
高齢のご両親のことを思って自分たち家族も引っ越して同居する、
という決断は、普通なかなかできることではありません。
「あんなママ」さまがこの決断を下した時点で「建築」は半分出来上がった、
と言っても過言ではないとわたしは思います。
「建築」にとって「施主の意思（思い）」は非常に大切です。
それが「建築」を実現する大きな力になることを、わたしはよく知っています。
今回の案件には、予算的なことや工事のやり方、
そして限られたスペースでの二世帯同居や収納スペースの確保など、
いろんな問題はあるのですが、建築家と一緒になって取り組めば、
それらをひとつずつ解決していくことは可能です。
「建築家と一緒になって」と述べましたのは、
施主にしろ建築家にしろ、ひとりの人間の想像力は高が知れているからです。
自分が思っていた以上の空間や住み心地、あるいは問題の解決策は必ずあります。
施主と建築家が対話を重ねながら、
それらを見つけ出していく過程が「設計」であるとわたしは思っています。
完成するまでの紆余曲折、時には心が折れそうになることもあるかもしれませんが、
施主が「設計」に関わって自分たちの住宅をつくり上げるという体験は、
かけがえのない素晴らしいものであるとわたしは確信しています。
わたしのこのような考えに共感して下さったなら、是非わたしにお声を掛け下さい。
いろいろとお役に立てると信じております。
*
（ホームページ） http://sa-ra.biz
*
あんなママさまからコメントを頂きました。
ご依頼を終了します。
「今回予想以上の4人の方からコメントいただきまして、驚いております。
昨日二人の方に現地でお会いして、どちらも魅力のあるアイデアを出していただき、とりあえず、最初の図面をお願いしているところです。
その後、また二社からコメントをいただいております。
あと、それぞれお断りするのも辛い作業なので、とりあえず、これで募集を終わりたいと思います。
もっと早くこちらのサイトを知ってたら…と思いましたが、以外とそんなに時間をかけずに完成まで持って行ってもらえそうです。(まだ契約もしていないのに気が早いですね(笑))」
設計を受注した清水正勝建築研究室 清水正勝さんにインタビューをお願いしました。
インタビューのページはこちら