保育園の設計では快適で楽しく、保護者が安心できて、働く人が働きやすい建物にすることが重要です。 株式会社テコデザイン 小野徹哉さんに保育園について伺いました。
某ビル内で小さな保育園を運営しておられたご夫婦が、ある施工会社に市に認定の手続きの相談をされました。それで、その施工会社からご紹介頂きました。色々なご縁に感謝ですね。
保育園は0歳から5歳までの小さな子どもたちが長時間過ごす建物なので、まず第一に安全であること。これまでに沢山の保育園の先生方からお話を伺ってきて、どんなところに危険があるかを勉強させて頂きました。万が一の時の避難計画、防犯対策もありますので、それらを全体構成から、プランニング、そしてディテールに落とし込んでいっています。 また、健康的な生活が送れること。これは保育園の立地や自然条件などに大きく影響されると思いますので、それをどう読み解いて設計に生かしていくか、建築主様とも時間をかけてコミュニケーションをとりながら計画しています。
保育士は担当するクラスの保育室にいる時間が長くなりますので、まずはその部屋が快適な環境になるように考慮しています。仕事のストレスもかかりますので、暑さ寒さ、日当たり、風通しを考えたり、床材の硬さなどの身体的ストレスは極力軽減したいと思っています。また、保育室には必ず窓がありますので、外を眺めて気分転換できるように考えます。 併せて、幼児トイレに目が行き届くようにとか、調乳の際にも乳児の様子が確認できるように等保育士の目線にたった計画にします。また、上下階の行き来の移動距離が長くならないような配置計画も重要だと思います。
外観や色彩とか近隣の保育園を意識することはありますが、条件はそれぞれ異なりますので、それを意識しすぎず、設計する保育園がどれだけ快適で楽しく、保護者が安心できて、働く人が働きやすい建物になるかにこだわります。
とみざわスクエアは、企業主導型保育所とテナントスペースの複合施設です。テナントスペースはママカフェなど保育所に関連した利用方法が想定されています。 園舎の保育室では1階の未満児はウッドデッキを介して園庭に直接出られるようにしていて、2階のその上部は吹抜にネット遊具を張った楽しいスペースとしています。以上児のクラスは落ち着いた空間に、換気も可能なトップライトによって日差しが降り注ぐ設計にしました。 また、エントランスの階段の踊り場下に絵本を読める小空間を設けていて、2階に上がる途中の踊り場からエントランスを見下ろせる円形のステージを設けまして、人気のスポットになっています。また、廊下の長さを逆手にとって、壁面に黒板シートを用意したので、そこに描いたり、色々なものを掲示したりとギャラリーのようにも使えるようにしています。調理室前にはベンチを設けて、給食の先生が作っているのを園児が見られるようにしました。 構造的にはパナソニックのテクノストラクチャー工法を採用し、スパンを大きくとって活動に支障が出ないようにしました。構造設計の中で、しっかりと積載荷重を見込み、プール遊びなどもできる屋上を一部に設けています。また、埋蔵文化財包蔵地であるため、遺跡調査になって事業が遅れることのないように、基礎底を浅くできるコロンブス工法を採用して、その懸念を回避しました。 ↑とみざわスクエア(とみざわ愛の杜保育園)
一般住宅地での建て替えの計画で、限られた敷地の中で建築基準法や消防法の法的制約と保育所の基準を満たすためにかなり工夫を要する保育園でした。計画では0?2歳児の保育室と一時預かり保育室、調理室、事務室などを設け、外部に園庭と車椅子駐車場を設けなければならないので、とにかく効率的なプランニングを行うよう努めました。そのため、廊下を設けない計画とし、空間を兼用したり自由に使えるようにという工夫をしています。↑小規模保育事業所T
富沢自由の星保育園の敷地は三角形で、土地柄自家用車での送迎が多く想定されましたので、まずは園舎及び園庭と駐車場の配置について色々と試行錯誤を重ねました。そのバランスを検討した上で、歩車分離の原則に則って安全な園舎と園庭を確保しました。 保育室は採光・通風に有利な配置とし、1階では遊戯室からウッドデッキを通じて園庭につながるプランにしています。遊戯室は2歳児保育室から1歳児保育室とそれぞれの移動間仕切を開放することによって、各種行事に対応できるフレキシブルな空間としました。 デッキテラスは深く軒を張り出した部分に、一箇所トップライトを設けて、明るい半屋外空間にしました。中間期などはそこに園児が集まって楽しめるスペースになっています。2階のホールも広めにして以上児の日常的な遊びだったり、屋上にはFRPのプールを据え付けて活用されています。昨今の防犯対策も兼ねて、外から見えにくい中でプール遊びができるようにしました。 富沢自由の星保育園(認可保育園)
もちろん、認定こども園の設計もしております。 「ミッキー榴岡公園前こども園」は認定こども園ですが、特にこちらは仙台市に新築した都市型のこども園で、仙台市の桜の名所でもある榴岡公園の隣に、実質4階建てで、5階レベルに屋上園庭を構えるこども園となっています。また、「こばと保育園」は将来のこども園への移行も想定した保育園となっていて、楽しい仕掛けがいっぱいで、自然を感じられ、サブタイトルが、五感を刺激し感受性を育てる楽しい「こばとのすばこ」という保育園ですので、こちらもご覧頂ければと思います。
はい。補助金申請についても、行政と協議しながらその手続きのお手伝いをさせて頂きます。
はい。お一人お一人、状況が違うと思いますので、その方の現在地と将来目指す姿をお伺いしながら、弊社でお手伝いできることは行ってまいります。
はい。連携している不動産会社などもございますので、土地探しのお手伝いもできると思いますし、その土地が保育園の立地として適しているかや問題点はないかなど、建築士の目で色々な部分でお役に立てればと思います。
保育園を開園する場合、その初期投資として大きなウェイトを占めるのが建築費、建築関連費だと思います。事業を考える上で、園児数をどれくらいに想定して、その場合どれくらいの規模の建物を建てるべきなのか、その計画に直結する検討ができるのが、弊社含め専業の設計事務所のメリットではないかと思います。
日本の宝であり、未来を背負っていく子供たちを育てるために保育園の開業を考えられている方には、共感するとともに敬意を表します。しかし一方で、急速に進む少子化と、それに歩調を合わせるがごとく待機児童数が減少してきたと報道されていますが、それ自体はとても喜ばしいことなのですが、これからは逆に園児の争奪戦になると思われます。 保育士の人材不足も深刻なようです。これは日本社会全体で対策を講じなければならないものだと思いますが、そんな競争にも負けない保育園を一緒に作っていきたいと思っています。
弊社は仙台市を拠点に業務を行っていますが、交通費等諸経費はかかりますが、基本的に全国どこでも、ご依頼があればご期待に沿えるよう、誠意をもって対応してまいります。
三角形に近い敷地で、十分な駐車場を確保した上で、園児の安全性を第一に考え歩車道分離の原則をもって配置計画を行いました。併せて、保育空間が豊かなものになるように、室配置、園庭も検討しました。
子供達の大切な時期に、自然と触れ合い、友達や先生、保護者と過ごす中で、様々な感性を磨いていくという一貫したお考えで運営を続けてこられました。 濃密な関係性が、建物の構成に表れるほど、内外とも空間を有効に使うことを考えました。
企業主導型保育園とテナントスペースを併設するため、駐車台数もなるべくほしいことと、園児が伸び伸びと遊べる園庭も実現させたいという点を考慮して、合理的な配置計画を提案しました。
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足首の痛みが治ったみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。先週、足首が痛くなって病院に行ったのですが、2~3日、湿布を貼って安静にしていたらすっかり良くなりました。今後は足首に負担をかけすぎないように注意したいと思います。
9月になりましたね。
ことしも残暑が厳しいと思います。 「夏バテで食欲が無い・・・」 とならないように気をつけてくださいね
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の依頼者・なこ様からご成約の連絡をいただきました。ありがとうございました。 ・お仕事を依頼した建築家: 株式会社ケンチックス ・建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?: 眺望良い土地を購入し眺望を生かした平屋を建てる計画をしていました。数十社の建築会社でプラン提案を受けたがなかなか納得のいく提案を受けることが出来ずに悩んでいました。 ・なにで建築家相談依頼サービスを知りましたか? 検索エンジンからの場合は検索に使ったキーワードを 教えていただければ幸いです: ・建築家・新築 建築家 ・建築家依頼サービスを知ってすぐに投稿しましまたか? もし投稿しなかった場合はどんなことが不安になりましたか?: ホームメーカーに依頼するよりも費用が高くなるのではないか?ローンを使う場合の情報が少なく不安になった。 ・いろいろなサイトがある中でなにが決め手となって 建築家相談依頼サービスに投稿しましたか?: 直接、設計士や建築家と話すことができ想いを形に出来ると思い投稿しました。 ・実際に投稿してみていかがでしたか?: 様々な建築家の方からお声がけいただいき選択肢が広がり投稿してホントに良かったです。 ・現在はどの段階でしょうか?: 設計中
■当サイト会員建築家の設計事例
▼愛知県 瀬戸八王子の家 TAAOA/竹中設計事務所アシュ 竹中アシュ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18565?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は愛知県の「瀬戸八王子の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「施工費2000万円で親子四人で住むための家。 正方形の真四角な家を建てたい……」
と悩んでいました。
そこで
「HPを見てメールで問い合わせしました……」
とTAAOA/竹中設計事務所アシュ 竹中アシュさんに依頼しました。
竹中さんは小さな四角い家を建てました。
「南側の壁を二重にしてそこに大きな縁側を作りました。 ここは部屋内と外部の中間地点であり、 同時に吹抜にもなっているので 1階と2階をつなぐ場所にもなっています。
家族間や来られるお客さんと楽しく交流のできる家になれば と考えながら設計しました。
その一方で形状は温熱環境を重視しており、 内外の窓の開け締めによって空気や熱のコントロールが可能です。 冬場は南面した窓から陽光を取り入れて建物全体を暖め、 夏場は庇と縁側の深さによって光を制御するようにしています。
お住まいになってから、 気持ちの良い家だとお施主さんからお話を伺いました。 ただ、来客者がなかなか帰ってくれなくて何とも言えないとも。。。
『あまり予算がないのですができますか?』と聞かれました。 できるだけ形をシンプルにして、 素材も近くで得られてかつ耐久性のあるものを選びました。
夏涼しく冬暖かく、できるだけ電気代などかからない様にしたい とのことでした。
窓を南面させて庇をのばすことで 夏の日射をさえぎりつつ冬の光を部屋に行き渡らせるようにしています。 子どもたちが遊び回れるように広く縁側を作って LDKと一体化するようにしています」
と言っています。
依頼者には
「床の杉板はとても気持ちいい。素足で生活することが好きになった」「お客さんが来ると居心地が良いからなのかなかなか帰ってくれない。 困る」
と言っていただきました。
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「はじめまして」の場である玄関。そこは、お客さまが最初に足を踏み入れ、家族が毎日出入りする大切な場所です。
まるで本に表紙があるように、玄関はその家の“表紙”だと私は思います。
表紙が魅力的だと、その先を読んでみたくなるものですよね。
玄関も同じで、心地よい印象がそこに漂っていると、家全体に対する期待感が高まります。
その印象を大きく左右するのが、実は「アート」なのです。
1. 第一印象を決める「一枚の絵」玄関に飾るアートは、訪れた人にとって最初に触れる“メッセージ”です。大きな絵を一枚だけ飾ると、それだけで空間の印象がぐっと引き締まります。
抽象画なら「この家はモダンで洗練されている」
花や植物の絵なら「やわらかく温かい家庭」
写真作品なら「暮らしを楽しむ姿勢がある」
作品が語りかけるニュアンスが、そのまま家の雰囲気につながるのです。
2. 季節を映す小さなアート玄関はスペースが限られる分、季節感を意識したアートを置くのも効果的です。
春には桜のモチーフ、夏には青を基調とした写真、秋には紅葉や落ち葉、冬には雪を連想させる抽象画…。
小さな作品でも構いません。
季節ごとにさりげなく入れ替えることで、訪れる人は「この家は大切に整えられている」と感じます。
3. 家族の物語を伝えるアート玄関は、家族の“顔”でもあります。そこに家族の歴史や想いを映すアートを置くのも素敵です。
子どもの描いた絵を額装して飾る
旅行で出会った小さな工芸品を棚に並べる
家族写真をモノクロにプリントして壁にかける
こうした“物語を持つアート”は、訪れた人に「この家らしさ」を自然に伝えてくれます。
4. 光と組み合わせて演出する玄関は窓が小さく、暗くなりがちな場所です。だからこそ、アートを照らすピクチャーライトや、間接照明を組み合わせると効果は抜群です。
照明によって作品が浮かび上がり、空間全体に温もりや奥行きが生まれます。「ただ飾る」のではなく、「光で演出する」ことで、表紙としての魅力は格段にアップします。
5. 香りや小物と組み合わせて“表紙感”を高めるアート単体でも十分ですが、香りや小物と組み合わせると、玄関全体が一つの世界観になります。
お気に入りのフラワーベースに季節の枝物を生ける。小さなオブジェやキャンドルを添える。
そうすることで、アートが単なる飾りではなく、“暮らしの演出”として立ち上がります。
まとめ玄関は家の顔です。
そこに飾るアートは、単なる装飾ではなく「この家はどんな物語を持っているのか」を伝える役割を担っています。
大げさに考える必要はありません。小さな絵や写真、思い出の品でも十分です。
大切なのは、それを選んだ理由や想いがあること。
「この一枚を選んだのは、こんな気持ちからなんです」と語れるアートこそ、玄関を心地よく彩り、訪れる人に良い印象を残します。
表紙に込めたその小さな工夫が、きっと毎日の暮らしを豊かにしてくれるはずです。
初めまして、**と申します。自己持ってる建物の元の図面(平面図、側面図、配置図など)が無い為、実測して頂いて、上記の図面を起こして、作成の依頼です。現在集合住宅です、今後建物の一部だけ旅館業に変えたいと思っております。 どうぞ宜しくお願いします。物件の場所は東京都豊島区**辺りです。 手元には販売図面しかありません。ご返信をお待ちしております。連絡先***-****-**** 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
現在、崖地状態の敷地102.94㎡に1階50.06 ㎡、2階40.96 ㎡、地下1階28.15 ㎡、計119.17 ㎡の建物が建っています。1995年築で、5年ほど前に中古で買いましたが、間取りなどが気に入ってません。リフォームか建て替えして満足できる家にしたいと思っています。現在の敷地を前提にしてどのようなプランが可能かを比較検討して最終的に決めたいと考えています。プランを出していただくにはどうしたらよいか、その費用を含めてご教示いただければ幸いです。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
これから家をどうしていくのかを考えるタイミングは、人それぞれです。
50代で考える方もいれば、60代になってから決断する方もいます。
ただ、年代によって暮らしへの影響や選び方は大きく変わります。
まず、50代の場合って、「未来に備えるタイミング」と言えます。
子育てがひと段落し、これからの夫婦の暮らしをどう暮らしていくのかを考える時期の方が多いでしょうから。
水回りの老朽化や間取りの不便さに気づいたときに、部分的な改修だけでなく、大規模なリノベーションや建て替えを検討するための余裕があります。
この年代であれば、建築費用を捻出しながらも、老後資金をまだ十分に貯めることが可能ですよね。
また、体力や気力があるため、打ち合わせや選択肢の検討に時間をかけやすく、自分たちの理想をしっかり反映させやすいのも特徴と言えます。
一方、60代になると。「現状を整えるタイミング」として捉える方が多くなるのかなと思います。
体力や健康面への配慮、バリアフリーや断熱など、暮らしやすさや安心感の優先度が高くなります。
また、住宅ローンの利用や資金面の制約を考慮する必要があるため、選択肢がやや限定される場合もあります。
その代わり、人生経験を活かして「本当に必要なもの」を見極め、迷いなく決断できる強みがあります。60代は、老後を安心・快適に過ごすための最終調整とも言えるでしょう。
どちらの年代にも共通するのは、「今の家の課題を見逃さず、将来の暮らしに最適な選択をすること」です。
50代であれば、長く使うことを前提に、自由度の高いデザインやライフスタイルに合わせた間取り変更が可能です。
60代であれば、使いやすさや安心を最優先にしたリフォームが、今後の生活の質を大きく左右します。
私は、どちらの年代の方にも寄り添い、同世代の目線で一緒に考えます。
50代であれば「未来の理想」を、60代であれば「今の安心と快適」を重視した提案を行い、家族の暮らしを支える住まいづくりをサポートします。
タイミングやニーズに合わせた最適な選択こそ、家の寿命と家族の幸せを同時に伸ばす鍵だと思っています。
そろそろ、これからの暮らしを考えてみようかな。
そんなふうに思われたら、一度、こちらをのぞいてみてください。
何かのヒントになればと思います。
これからの暮らしを50代から整える同世代の建築家と描く、あたならしい暮らしへ
大分市松原町の更地、7m*8m角地で鉄骨カ-ポ-ト建築計画中です。 ご対応、お見積りお願いできる方いられましたら宜しくお願いいたします。宅地図面などは、ありあります。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
二世帯住宅を考えるとき、多くの方が最初に気になることって、何でしょうか?
おそらく、その代表的な内容って、「プライバシー」だと思います。
せっかく同じ家に暮らすのだから、お互いに居心地よくしたい。
お互いの生活の空気感が筒抜けになってしまうと、ストレスが溜まり、せっかくの二世帯同居がギクシャクしてしまうことも。
では、プライバシーを守るために、どんな工夫ができるのでしょうか。
ここでは、特に大切な 防音 と 動線 の観点からお話しします。
1. 防音は「空間の配置」で決まる「防音」というと壁や床の素材を思い浮かべるかもしれません。確かに性能の高い建材を使うことは大事ですが、もっと大切なのは そもそも音が伝わりにくい空間配置にすること です。
例えば、親世帯の寝室と子世帯のリビングが隣り合わせだと、どう工夫しても生活音が伝わってしまいます。
これを防ぐには、寝室の隣には収納や廊下など“緩衝ゾーン”を挟むこと。階段や水回りも同じで、上下階で真上・真下に配置すると音が響きやすいため、ずらして設計するのが鉄則です。
小さな工夫ですが、これだけで日々の「音ストレス」が大きく減ります。
2. 動線は「顔を合わせるタイミング」を設計する二世帯住宅のプライバシーで見落とされがちなのが「動線」です。どこで出会うか、どこですれ違うか。そのタイミング次第で、暮らしの快適さは大きく変わります。
例えば、玄関を共用にすると出入りがすべてわかってしまい、自由度が低く感じる方もいます。逆に完全に分けると「同じ家に住んでいるのに交流がない」という寂しさも。
解決策としておすすめなのは、「普段は別」「必要なときだけ交わる」動線設計です。
玄関は分けるけれど、庭やリビングの一角で自然に顔を合わせられる。洗面やお風呂は分けるけれど、食卓を一緒に囲めるスペースを残す。
そうすることで、プライバシーを守りながら“ちょうどいい距離感”をつくれます。
3. プライバシーを守る工夫は「家族関係を守る工夫」二世帯住宅でプライバシーを守ることは、単に「音を遮る」や「動線を分ける」という技術的な話ではありません。それは、家族関係を守る工夫でもあるのです。
「静かに休みたいときは休める」「気兼ねなく生活できる」「会いたいときに会える」
この当たり前の安心感があるからこそ、同居生活は長く続きます。
まとめプライバシーを守るために大切なのは、建材や防音性能だけでなく、空間配置と動線設計にあります。
暮らしのスタイルに合わせて音や動きのストレスを減らせば、二世帯住宅は家族の絆を深める最高の住まいになります。
「わが家にはどのくらいの距離感がいいのだろう?」
もし迷われているなら、実際に二世帯住宅で暮らしてきた建築家に相談してみてください。
きっと、あなたの家族に合った“ちょうどいいプライバシー”が見つかります。
これから二世帯の暮らしを考えようと思っている。
でも、どうしていいのかわからない。
そんな方は、こちらをご覧ください。
二世帯住宅。私たちにできるかな?そんな不安を建築家と共にワクワクへ。
現在、1階はRCで事務所として使用しています。2階3階は一件の住宅です、木造建築です(現在は賃貸契約してます2年契約です)。1棟築15年程です。将来、約5年後予定ですが、2階3階を単身者向けアパートへの変更を希望してます。また、1階も仕事リタイヤ後はやはり賃貸へ変更希望です。敷地面積は65~70坪ほどです、建ぺい率は60%と聞いております。果たしてそのような構造で上記等が可能であるか?建築費等、どの程度の準備が必要なのか?可能であれば年数をかけてゆっくり進めていきたいと思い相談しました。現在の住まいが建築家からの紹介の施工業者の建物で、いろいろ不具合が多く、今後は別々で建設できたらと思っております。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: JO Architects (JO設計...
このたびは、色々とお世話になりました。息子の結婚を期に、これからの住まい方を考えておりました時に、中里さんのサイトにめぐり合えまして、助かりました。...