ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 不同沈下とは、建物が何らかの原因で沈下する際に、一様に沈下しないことで、建物が傾いたりする原因となる危険なものです。イタリアの有名なピサの斜塔もこの不同沈下によるものです。
 建物が大地の上に建設されている以上、その大地、すなわち地盤の影響を受けることは必定です。しっかりとした均一な強固な地盤の上に建っていれば問題ないですが、軟らかい地盤などのような場合には様々な補強を必要とします。杭を打つという方法は皆様よくご存じだと思います。
 ピサの斜塔の場合は、均一な地盤ではなかったことが原因とされています。
 建物は重心はその建物の平面的な中心とは限りません。いわゆる偏芯しています。これらを考慮して基礎から下のことも考えないとならないわけです。
 沈下する場合でも、一様に沈下するのであれば被害は少ないですが、これが不均一に沈下すると、設備的なものにも大きな影響があり、建物の崩壊にもつながりかねません。
 このような不同沈下が生じた場合に、元の状態に戻すようないろいろな方法が考えられています。これを専門とする業者もあります。
 余談ですが、筆者がこの仕事についた初めのころ、ある工場というか倉庫のような建物で1階の土間は一様に沈下してもよいという設計をしたことがありました。費用を抑えるためでしたが、さすがに一般的ではありません。このように、設計の際には、コストとのバランスで適切な方策をとることが大事になるわけですが、不同沈下は必ず避けるようにするのはとても大事なことであります。

I-1562、用途を工場から倉庫にしたい(熊本県)

ユーザー しょうこ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
熊本県
現住所‐郡市区町村: 
菊池市
依頼内容: 

用途変更にかかる費用と期間を教えてください。建物は、昭和48年に建てられた工場で、確認通知書も検査済証もあります。確認通知書と綴った図書(約10㎝の厚さの図書)があり、その中に必要な図面は揃っているようです。当職は行政書士で、当該工場を営業倉庫として倉庫業登録申請を計画しております。よって、用途を工場から倉庫にしたいのです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ガルバニウム鋼板で、横葺きの屋根。

少し左に見えている平瓦の屋根から
連続するような屋根なので、
この葺き方を採用しました。

とってもシャープですし、
瓦屋根との一体感もばっちりでした。

ガルバニウム鋼板は、立ハゼ葺という
縦ラインの入る葺き方が多いのですが、
今回は、全体のバランスから、こちらの葺き方にしています。

あまりラインがきれいだったので、
軒樋をつけたくないくらい。
(でも、機能的に必要なので、つけますが)

和を感じるデザインの場合、
屋根や、軒先のデザインで、
ずいぶんと印象が違ってしまうので、
パートナーと一緒に、しっかり考えるといいですよ。

ちょっとした違いが。。。

こちらは、ちょうど、外壁のタイルを張り始め。

タイルは、細めのボーダーで、ちょっとした凹凸感があるタイプ。

あまりフラットすぎても、さみしいですし、
凹凸が大きいと汚れのことが気になります。

今回は、その辺、ほどよいバランスのタイルを
採用しています。

磁器質のタイルは、焼き加減で、
各々のタイルが、いい意味でムラになって、
とてもいい表情を創ってくれるので好きです。

そうそう。

タイルは、こんな風に専用の接着材を塗りながら、
コツコツと張っていきます。

しかし。。
外壁全面ともなると、大変な量になります。

ほんと。
職人の方々には、頭が下がりますね。

最近は、メンテナンスのことを考えて、
タイルを採用される方も多くなってきました。

そもそも。
塗り替えということがないですからね。

ただ。
初期投資は、それなりに必要です。。

その辺は、バランス感覚です。

いろんな家創りが進行中。

垢田の家

●設計事例の所在地: 
山口県下関市
●面積(坪): 
205㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この土地にあった築60年の納屋と母屋を、新たに2世帯住宅として建替えた作品です。
代々、脈々と大切に培われてきたこの土地での人との繋がり。
建物のカタチ・間取りは変わっても、『一番大切なものは変えない』。
人が気軽に立ち寄れ、談笑している姿が建物の『顔』になる。
「密集地である事」
そんな多くの人に愛される建物になるよう願い、計画しました。
先ず、計画するにあたり配慮しなければならなかった事は、敷地の立地条件でした。
隣接建物の『抜け』を発見し、建物に風景・採光・通風をどう取り込むか・・・。
何度か現地に足を運んでいると、スウッと心地良い風が時おり頬を撫でたり、
敷地いっぱい太陽の光で溢れている状態を感じたり、敷地の可能性は感じていました。
周辺敷との高低差や隣家との距離感・・・等々、土地の特性や環境要素を一つ一つ
「初日の出」
丁寧に読み解き、計画を進めました。
この建物は、2階に子世帯のリビングがあります。
敷地の『抜け』を読み取り、高低差を利用した結果、周辺建物を眼下における
最良のポジションを確保する事が出来ました。
周囲の屋根より一段高い2階からは、家々の瓦屋根越しに、遠く「火の山」
の稜線を眺める事が出来ます。気持ちのいいリビングです。
実はこのリビング・・・。東南東を向いてまして、お引き渡し後早々にこの建物の
『能力』の一端を体感される機会が訪れました。
リビングの真正面から登る『初日の出』真っ赤に染まる体。素敵な『Gift』となりました。

その他の画像: 

皆生の家

●設計事例の所在地: 
鳥取県米子市
●面積(坪): 
179㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

山口県防府市の中心部から北へ少し行った佐波川の支流沿いにこの建物は誕生した。
 山の稜線の麓にポツリポツリと集落を残す市街化調整区域内の敷地の読み解きから計画は始まった。道路沿いの敷地の奥には御両親の住む住居が存在し、道路向こうは川土手の緑が印象的であった。本来であれば内部空間を存分に開放し、この大自然を惜しみなく取り入れる計画を第一とする事も考えられたが、奥の御両親の住居が存在することで、敷地南側が通路兼駐車スペースとして必要であり、さらに北側にも御両親の住居の出入口があり、生活動線となっており、内部空間を開放する事で逆にプライバシーの無い落ち着かない生活空間になる恐れがあった。この敷地内動線の「中州」のエリアにいかに近隣との距離をとり、心地よい施主の住処を築くかがテーマであった。
 この建物は、素材の選択・断面構成による手法で空間に方向性を持たせ、視線を直線的に開放することで、視覚的に空間が拡張していき、かすかな自然の気配をまるで自然のど真ん中にいるイメージに増幅してくれる。そもそもこの敷地は立派な庭園や、果樹園に見守られ、それをお借りしない手はなかった。格子壁によって程よく外部との関係を遮る事でプライバシーを確保し、内部空間に自然の恩恵を最大限取り入れている。
 また、周辺環境への配慮として、集落への新しい活力、新鮮さは勿論のこと、清潔感や穏やかさ、施主の落ち着いた雰囲気が建物から漂い、建物と共に家族も周囲から愛されるように願いデザインを施した。道路から見る建物の隙間からは周りの緑も程よく抜けて見え、家族の生活を豊かに彩ってくれる。
 これからも周囲に温かく包まれながら幸せな暮らしを紡いでいくことを願い・・・。

「借景の家」ここに誕生。

その他の画像: 

大崎の家

●設計事例の所在地: 
山口県防府市
●面積(坪): 
176㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

山口県防府市の中心部から北へ少し行った佐波川の支流沿いにこの建物は誕生した。
 山の稜線の麓にポツリポツリと集落を残す市街化調整区域内の敷地の読み解きから計画は始まった。道路沿いの敷地の奥には御両親の住む住居が存在し、道路向こうは川土手の緑が印象的であった。本来であれば内部空間を存分に開放し、この大自然を惜しみなく取り入れる計画を第一とする事も考えられたが、奥の御両親の住居が存在することで、敷地南側が通路兼駐車スペースとして必要であり、さらに北側にも御両親の住居の出入口があり、生活動線となっており、内部空間を開放する事で逆にプライバシーの無い落ち着かない生活空間になる恐れがあった。この敷地内動線の「中州」のエリアにいかに近隣との距離をとり、心地よい施主の住処を築くかがテーマであった。
 この建物は、素材の選択・断面構成による手法で空間に方向性を持たせ、視線を直線的に開放することで、視覚的に空間が拡張していき、かすかな自然の気配をまるで自然のど真ん中にいるイメージに増幅してくれる。そもそもこの敷地は立派な庭園や、果樹園に見守られ、それをお借りしない手はなかった。格子壁によって程よく外部との関係を遮る事でプライバシーを確保し、内部空間に自然の恩恵を最大限取り入れている。
 また、周辺環境への配慮として、集落への新しい活力、新鮮さは勿論のこと、清潔感や穏やかさ、施主の落ち着いた雰囲気が建物から漂い、建物と共に家族も周囲から愛されるように願いデザインを施した。道路から見る建物の隙間からは周りの緑も程よく抜けて見え、家族の生活を豊かに彩ってくれる。
 これからも周囲に温かく包まれながら幸せな暮らしを紡いでいくことを願い・・・。

「借景の家」ここに誕生。

その他の画像: 

吉敷の家

●設計事例の所在地: 
山口県山口市
●面積(坪): 
188㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

建物外観

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

この住宅が建つ敷地は市街地の外堀に位置し、山裾に広がる閑静な住宅街の一角である。
敷地形状は十分な広さの真四角な整形敷地。敷地に立つと自然環境の恩恵を受けた、
ゆったりとした時間の流れを感じることが出来る。ただ、山々の美しい姿を眺めるには周囲の建物が少し気になった。また、あまりに整いすぎた道路と敷地との関係性は無限の解の中から最良の一つを探し出す作業という一面も備えていた。
まず初めに取り組んだのが道路と建物の距離間・道路に対する建物のヴォリュームの
コントロールである。具体的には、道路から建物を引き、道路側を低く、敷地奥を高くし、道路に対しての圧迫感が無いようにする事で、周辺住民や環境への『配慮』を現した。
また、室内で自然に使う明かりが、庭や地域にやわらかく溢れだすことで、人と人がつながるキッカケや絆を強くしてほしいと願った。
内部空間は吹抜けを核としたスキップフロアを生かした『回遊空間』となっている。
構造的に4つの床レベルを駆使し、素材や造作などの細部に手間を加え、洞窟や森など
自然を感じさせる立体的な空間に仕上げている。吹抜け上部に設けたハイサイドライトは、周囲に対して閉鎖的な印象を与えないようにする為だけでなく、周囲の視線をカットしつつも、山間にきらめく清涼感のある一筋の滝のような光を内部空間に注いでくれる。

その他の画像: 
ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

パートナーがシュレッダーの置台購入で頭を悩ませている。サイズも合わないしスチールだと事務的で好みでないし、木製だとサイズが大きいし、パーテイクルボードだとすぐこわれそうで・・・

あれやこれや見せられ仕事が進まないので、要望の絵を書いてもらい現場端材でつくるすることにした。ついでに玄関の施錠といつも倒れる靴べら置きを兼ねた踏台をつくる。

現場で端材をもらっては山小屋の床下に溜め込んでいる。

工具はいつも車のトランクにいれてある。

先日の連休で製作。

シュレッダー台はオイル塗装、キャスター付で完成。

玄関踏台もオイル塗装、靴べらをはめてみる。

安い土地は建築費用がかかる

建築費用

安い土地はいざ建物を建てる場合に余分な費用がかかる場合が多いです。
そのため、割安になっているとも言えます。
いくら安い土地を買っても、工事費が高くなると総額で考えると高い買い物をすることになります。
安い土地として、下記のような例があります。
 

傾斜地

 
傾斜地に家を建てようとする場合、擁壁を作ってそこに盛り土をして平坦な土地にする場合が多いです。
また盛り土をした地盤は地耐力が極端に弱くなってしまいます。
その為、杭工事などをする必要もあります。
擁壁・盛り土・杭工事などにかかる費用が余分にかかることになります。
 

道路より高い土地

 
道路より高い土地に家を建てる場合、擁壁を作り道路より高い位置で平坦にならしてそこに家をたてる場合が多いです。
地盤が道路より高い位置にあるため、そこに登るための外階段も必要になります。
 
また車庫を作る場合でも土を掘って車庫部分を道路と同じ高さにする必要があります。
そのような車庫を掘り車庫と呼んでいます。
そのため、道路より高い土地の場合は擁壁・外階段・堀車庫などの費用が余分にかかる事になります。
 

道路より低い土地

道路より低い土地の場合は、道路の高さまで盛り土をして高さを道路に揃える場合が多いです。
道路側には擁壁が不要ですが、隣地側に擁壁が必要になります。
擁壁・盛り土などの費用が必要になります。
 

狭小地

 
土地が狭いので3階建てなどにする場合が多いです。3階建ては2階建てに比べて割高になります。
また、一般的には敷地内に工事車両や資材を置くスペースを確保します。
しかし、狭小地の場合、工事車両を置くスペースがなかったり資材を置くスペースが無い場合があります。
その場合は近くに駐車場を借りたり空地を借りたりしてスペースを確保する必要があります。
 
また足場などを組むスペースも狭い場合が多く、外壁工事などの際に余分な手間がかかり外壁工事などが高くなってしまう可能性があります。
その分、割高になる可能性があります。
 

がけ条例にかかる土地

 
がけ条例とは崖の付近に家を建てる際に、崖が崩れた場合のことを想定して 
崖から一定の距離を離しなさいという主旨の条例です。 
がけ条例に該当する場合は、がけ条例をクリアするために擁壁工事が必要になる場合があります。
そのため、工事費が割高になる可能性があります。
 

敷地内に高低差がある土地

 
敷地内に高低差がある場合は、平坦にならす場合が多いです。
擁壁が必要になったり、盛り土などが必要になる可能性があります。
 

住宅密集地

 
住宅密集地の場合、運搬車両が入れない場合があります。
広い道路から敷地まで手作業で運搬する必要があるため、その費用が余分にかかる場合があります。
また、足場などを組むスペースが充分に確保できない場合もあり、それも工事費が高くなる原因になっています。
また、陽当たりが悪い場合も多いのでそのための対策も必要になります。
 

旗竿地

 
旗竿地とは道路に面した細長い通路の奥に家の敷地となる部分が存在する形状の土地の事を言います。
旗竿状の形をしているのでそう呼ばれています。敷地延長・路地状敷地・旗竿敷地と呼ばれることもあります。
 
旗竿地の場合も運搬車両が入れない場合があります。
そのため、住宅密集地の場合と同じように手作業で運搬する費用が必要になる場合があります。
旗竿地も住宅密集地を同じように陽当たりが悪い場合がおおく、そのための対策も必要になります。
 

変形地

 
形が三角形になっているなど、変形している土地のことを変形地と言います。
この場合、一般的な間取りでは住みにくくなってしまう場合が多いので、特殊な間取りになってしまう場合があります。
特殊な間取りは外壁面積が広くなってしまったり、屋根部分のおさまりが難しくなってしまったりと工事費が高くなる原因になります。
 
柱・梁などを組み立てる場合、現在ではプレカット工法と呼ばれる工法が一般的です。
プレカット工法とは工場で柱や梁のつなぎ目部分を作ってしまう工法の事を言います。
現場では大工さんが組み立てるだけになっています。
 
柱や梁を直角でない角度で組み合わせようとすると、プレカット工法では対応できません。
その部分だけ、大工さんが手刻みでつなぎ目部分を彫り込む必要があります。
それも工事費が高くなる原因になります。。
 

細長い土地

 
細長い土地も変形地の一種です。
一般に建物は正方形に近い四角形が外壁の面積が一番小さくなり、工事費を抑えやすいです。
細長い土地は建物の間取りも必然的に細長くなってしまうため余分に工事費がかかります。
 

うなぎの寝床

 
うなぎの寝床とは間口が狭く奥行きが狭い土地の形状の事を言います。
必然的に奥に細長い形の間取りになりますので、工事費も余分にかかる場合が多いです。
 

以上のように安い土地は土地代が安くても、建築不要が逆に高く付いてしまう可能性があります。
そのため、なかなか売れないので割安になっています。
しかし、建築家の工夫で悪条件を克服することができれば安い土地に住みやすい家を建てる事ができます。
 
次回は安い土地に家を建てると住みにくい家になりやすい理由について書いていきます。
 

I-1561、堀車庫の設計(構造計算等)、確認申請手続き等(福岡県)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
福岡市
依頼内容: 

弊社が糟屋郡***で26区画の宅地造成事業を行っているのですが、その内の4区画で堀車庫を予定しております。ここにきて、設計者より堀車庫の構造計算等ができないと連絡が入り困った状況になっております。
今回お願いしたいのは、堀車庫の設計(構造計算等)、確認申請手続き等です。
時期を急いでおりますので近々でお打合せ可能な建築士のご紹介をお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





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