ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 バスコートを浴室に付属して設けると、入浴タイムがさらにリラックスできる時間になります。浴室の照明を落として、バスコートに明かりを灯し、アロマでもたけばひときわ豊かでリラックスできるバスタイムとなります。浴槽側にバスコートを造る時には、窓を浴槽の縁からなるべく高くならないように、浴槽に浸かりながらバスコートを眺められるようにするのが肝要です。洗い場に接して造る場合は、テラス窓でバスコートに出られるようにするとなお素敵です。
 写真の浴室は2階設置のユニットバス(和光製作所の1620)で、窓からトクサとツワブキが見えています。浴室の照明はそれぞれ自由に調光ができるようになっています。

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 ニッチ(niche)とは、壁などに飾りができるように造った窪みのことです。木造などでは壁の厚みがそれほど厚くないので奥行の小さいものになります。在来の軸組み工法ですと約105mm程度、ツーバイフォーですと89mmというとても浅いものですから、飾るものをよく考えて設えないとなりません。上部には小さいダウンライトを入れておくと便利です。写真のものはツーバイフォーの住宅の玄関の壁に造ったもので、季節の花を飾ってもよいし、旅の土産を飾るのも良しです。これを作る場合は、構造壁でないところに作ることになりますので、あらかじめ作りたい場所があれば、構造壁でない設計にする必要があります。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

ファサードは住まいの正面のことです。
街並みの景観部分で住まいの表現とプロポーションが最も気になるところです。
設計ではある程度見えない部分の外観は内部や建主の要望を優先させています。
最初のプレゼンテーションでもコンセプト、プラン、ファサードで納得行くものを提出しております。
今回は基本設計と実施設計の間に1/50の模型がつくれなかったので、工事契約に間に合うように作製しました。

ファサードはほぼ当初のままです。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 木造の住宅などで和室を作る場合、畳の厚みとフローリング材の厚さが異なるので、所謂剛床という構造床の上に仕上げ(畳やフローリング)を施工するとそのままでは段差が付きます。本畳の厚さは55mmから60mm、フローリングは突板で12mm、無垢材などでは15mmから20mmくらいなのでどうしても畳とは段差が生じてしまいます。小さな段差はつまずきの原因ともなり、あまり美しくもないですしやや危ないものです。それで、思い切って30cmくらいの段差を付けて造りますと、フローリングの居室から畳の部屋に移動するときに、腰を下ろして移動できるのでお年を召した方には便利です。
 この写真は2世帯住宅の1階・老夫婦部分のDKと和室です。小さいテーブルを囲んでダイニングチェア(アルフレックスのNTスリム)が2脚、畳に座布団を敷いてもうひとりという具合です。

 DKから和室を見る。段差がある和室の下はDKから使える収納。DKの右手のフルオープンの窓の外はデッキテラスの中庭。

建築家と住宅ローン

住宅ローン

建築家に設計依頼して家を建てた場合、住宅ローンは使えるの?

 
結論から言うと、建築家に設計意を依頼しても、問題なく住宅ローンを使うことができます。
ただし、住宅ローンの準備は早い段階ではじめたいです。
 
本来、住宅ローンは家の竣工後に契約するものです。
建築家に設計依頼する段階ではまだ住宅ローン契約を結べません。
だからといって住宅ローン契約を設計の後にしていいというわけではありません。
 
住宅ローンの申し込みや仮審査は、設計依頼と同時並行、もしくはそれより前に進めていきましょう。
 

設計監理料や土地代も住宅ローンに含めることはできるの?

 
こちらも問題ありません。
設計監理料、土地代も住宅ローンに含めることができます。
 
ただし、前述のように住宅ローン契約は竣工後の住宅引き渡し時に行われます。
 
そのため住宅ローンですべて支払おうとすると、
支払時期が遅くなってしまいます。
設計監理料は通常、住宅ローン契約前に一定額、支払いが必要です。
 
土地代に関しては、不動産会社や売り主にもよりますが、契約時頭金、(土地の)引き渡し時に残り全額を支払うというケースが多いようです。
 
土地代金を住宅ローンより先に支払うのが難しい場合は住宅ローンに先行して融資を受けられる「つなぎ融資」を活用します。
 
ただしつなぎ融資は住宅ローンを前提にしているため、一定期間内に住宅ローン契約が行われない場合は融資が終了してしまうこともあるので注意しましょう。
 

建築家に依頼した場合の設計監理料と工事費の支払いのタイミング

 
「住宅ローンより先」というのはどのようなタイミングなのでしょうか?
 
建築家に設計を依頼した場合の設計監理料と工事費の支払いのタイミングは、一般的には下記のようになります。
 

  1. 事前段階
  2. 設計に関するプラン相談や顔合せを行います。この段階では通常料金は発生しません。
     

  3. 設計段階
  4. 設計監理契約を結び、具体的な設計を行います。設計ができれば、施工契約、建築に着手します。
    ・設計費:設計費の60%程度を2回に分けて
    ・工事費:施工契約時、工事費用な30%程度(さらに中間金を支払うことも)
     

  5. 建築段階
  6. 建築開始~竣工・引き渡しまで。その際に、残金を清算します。
    ・設計費:残金40%
    ・工事費:残金70%
     

設計監理料・工事費ともに支払いのタイミングはどのような契約をするかによって違いますので事前に確認しておきましょう。
もし支払いのタイミングをずらしたい場合、建築家・工務店と相談すれば若干の変更は可能です。
 

建築家に設計依頼する場合の住宅ローンの申請・手続きの流れ

 
設計、工事費の流れは既述の通りですが、同時に住宅ローンについても留意しなければなりません。
土地から購入して建築家に設計依頼する場合の住宅ローンの申請・手続きの流れは下記のようになります。
 

  1. 事前相談
  2. 土地が決まっていないと住宅ローン融資の可否は判断できませんが、借り入れが可能か、可能な場合どの程度なら借入れを受けられるかなどを事前に相談しておくといいでしょう。
    同時並行で、土地探し、建築家探しも行います。
     

  3. 仮審査
  4. 土地購入後に住宅ローンが締結できないとなると計画に大きな狂いが生じます。そのため、土地購入の前に仮審査を受けておくといいでしょう。
    大まかなプランや概算見積り書を要求される場合があるので、それまでには設計を依頼する建築家を決定しておき、協力してもらうようにしましょう。
     

  5. 土地の売買契約
  6. 土地の売買契約を結ぶ際にはローン特約をつけるようにしてください。
     

  7. 本審査
  8. 住宅ローン申し込みの際は、基本的な設計図や見積書が必要です。
    ただし、金融機関によっては詳細なものが必要なケースもありますので、事前相談の段階で確認しておきましょう。
    またつなぎ融資が必要な場合は一緒に手続きしておきます。
     

  9. 建築
  10. 土地の引き渡し後、できるだけ早く建設に着手したいです。
     

  11. 建物竣工
  12. 建物竣工・引き渡しの際に住宅ローン締結となります。
    住宅ローン締結時にも諸経費がかかります。
     

以上が大まかな流れですが、土地や設計の取り扱いは金融機関によっても異なるため、この通りに進まないこともあるでしょう。
 
この流れを頭に入れたうえで、柔軟に対応したいです。
 
なお自己資金が少ない場合、「つなぎ融資」が必要ですが、つなぎ融資は無担保融資のため金利が高めです。
 
着工や工事に時間がかかると、想定以上に金利負担が重いかもしれません。
 
この順番を守ることより、住宅ローンと設計の連携を良くすることを心がけましょう。
 

建築士に依頼することで金利が安くなることも

 
建築士に設計依頼することは、資金繰りに注意しながら進めなければなりませんが、好みの間取りにしたり、デザインにこだわることができるなど多くのメリットがあります。
また、地域によっては建築士に依頼することで住宅ローンの金利が安くなる場合もあるのをご存知でしょうか。
いくつかご紹介します。
 
金利優遇は返済額に直結するため、大きな魅力ですね。
 
建築家に設計依頼する場合、設計にかかる費用を住宅ローンに組み込むことは可能です。
しかし、住宅ローンに組み込めたとしてもスケジュールのすり合わせは必要です。
資金繰りに注意し、「建築家に設計依頼した住宅」の購入を成功させてください。
 
愛媛県建築士事務所協会
http://www.ehimekai.com/info.html
 
兵庫県建築士事務所協会
http://www.hyogo-aaf.org/kenchikushi/loan/index.html
 
東京都建築士事務所協会 文京支部
http://taaf-bunkyo.org/?p=1055
 

執筆者

 
横山はるみ
中立・公平の立場で活動する独立FP。住宅の購入額から返済計画まで幅広く対応。
住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
マネーリテラシー向上のため、講師・執筆にも力をいれている。
ライフプラン応援事務所

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 LD(居間・食堂)という言葉は、今ではとても一般的です。食堂と居間とを同じ空間で造り込むことでスペースの節約ということになりますが、普通に造られているものはこの空間にダイニングテーブルもソファもおいてLDですというものが多いと思います。これはあまり広くない空間ですとかえって窮屈になります。そこで、思い切って、食事をするテーブルとくつろぐソファを組み合わせて設計するという方法が考えられます。この場合は、いわば食堂と居間を兼用にするということですので、どこかで折り合いをつける必要があります。ポイントはテーブルの高さとソファの座面の高さです。
 写真は約10.6帖ほどのスペースに大きな(1500角)のテーブルをL字型に囲んでベンチソファを造り、居間と食堂を文字通り兼用にしている設計です。テーブルの高さは640mm、座面の高さは360mm、ハンス・ウェグナーのYチェアはウェグナーさんには申し訳ないのですが脚を少し切らせていただいて座面を低くしています。ソファは背もたれのマットをはずせば、ベッド代わりにもなりますし、座面のマットの下は収納にして、思い出のアルバム、古い雑誌や新聞なども仕舞えるようにしています。
 この作り方のよいところは、大きなテーブルを囲んで子供たちは勉強、大人はご夫婦の会話をワインでも飲みながら楽しみ、家族のつながりを密にしてくれることです。

お財布にやさしい狭小住宅

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先日、映画「キングコング: 髑髏島の巨神」を観てきた 
みーくん@仲里実(55歳)です。 
 
今まで、3回くらいキングコングの映画を観たことがあります。 
 
今までのキングコングは見せ物として都会に連れてこられたキングコングが 
暴れ始めて最後に殺されてしまう・・という哀しい話でした。 
 
今回は島の中で暴れているだけで殺されてしまうわけではないので 
安心して観ることができました。 
 
 
3月も今日で終わりですね 
 
福岡では桜が咲き始めました。 
「花見に行ったらすでに散っていた・・・」 
とならないようにお花見の予定がある方は早めに行ってくださいね 
 
 
 
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■建築家紹介センター通信 2017/03/31 
【お財布にやさしい狭小住宅】 
 
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■お財布にやさしい狭小住宅 
 
 
都心では狭小敷地が増えています。 
必然的に狭小住宅も増えています。 
狭い敷地でも建築家の工夫で住みやすい住宅を建てる事は可能です。 
 
狭小住宅を得意としている星設計室 一級建築士事務所の星裕一郎さんに 
狭小住宅について伺いました。 
 
 
・狭小住宅のメリットを教えてください 
 
日常的な掃除やお手入れから、 
長期的に必要になってくる大掛かりな修繕まで、 
小さい分、簡単で費用がかからないということ、 
冷暖房費や固定資産税等が比較的安く済むなど、 
お財布にやさしいところでしょう。 
 
「メリット」とは少々ニュアンスが異なりますが、 
コンパクトな空間を楽しめる気持ちが・・・(続きはこちら↓) 
 
 
▼お財布にやさしい狭小住宅 
http://kentikusi.jp/dr/node/7724?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_cam... 
 
 
 
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■最近のご依頼(最新5件) 
 
 
▼I-1329、高さ4m程の擁壁がある65坪の土地(千葉県) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14820?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1328、道路から落ち込んだところにある平らな土地に30坪程度の家(千葉県) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14818?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1327、大阪および名古屋で社宅(東京都在住・建設予定地は大阪府・愛知県) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14810?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1326、認可外保育所の用途変更の確認申請(大阪府) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14806?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
▼I-1325、相当な白蟻被害がある木造アパートの修繕など(埼玉県) 
http://kentikusi.jp/dr/node/14791?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_ca... 
 
 
 
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■最近のご相談(最新5件) 
 
 
▼S-0523、図面の作成・用途変更・建築確認書類作成のための費用(兵庫県) 
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▼S-0521、上の家の耐震性について(愛知県) 
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▼S-0520、新築マンションの壁の隙間について(宮城県) 
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■当サイト会員建築家の設計事例 
 
 
▼長野県 
 軽井沢のホテル 
 建築・都市設計インタースタディオ 笹木篤 
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今回、紹介する設計事例は 
長野県の「軽井沢のホテル」です。 
 
 
依頼者は建物を建てる前は 
 
「・高い収益率 
 ・人を惹き付ける魅力(集客力) 
 ・ホテルらしさと意外性 
 ・とんがり過ぎないこと 
 ・維持管理運営がし易いこホテルを建てたい」 
 
と悩んでいました。 
 
 
そこで 
 
「以前から作風を知って信頼していたので・・・」 
 
と建築・都市設計インタースタディオ 笹木篤さんに依頼しました 
 
 
笹木さんは軽井沢の駅前に小規模ホテルを建てました。 
 
「軽井沢は一般的には擬洋風の別荘地と思われがちですが、 
本来このあたり一帯は旧中仙道沿いの宿場町が点在し、 
その名残が各所に残っています。 
 
シティ型ホテルですが、歴史的な雰囲気を多少なりとも含ませたつもりです。 
 
サンクンガーデンを囲むコの字型プランに空中歩廊が架かっています。 
 
レストランと前面道路との間にサンクンガーデンを設けることにより、 
落ち着きとプライバシーを保ちながら、 
つい立ち寄ってみたくなるような 
適度な開放性を生むことができたと思います。 
 
空中歩廊は結界を作る役割と 
避難通路としての役割の両方を担っています。」 
 
と言っています。 
 
 
依頼者からは、 
 
「小規模ながらうまくまとまっている」 
 
と言っていただきました 
 
 
ホテルを建てたい方は 
ぜひ建築家に依頼することをご検討ください。 
 
 
 
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建築家紹介センター通信[建築家紹介センター]
ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りのため、
お客様とショールームデートからスタートでした!

かわいらしい家を目指している奥さま。

実は、こちらの玄関ドアをご覧になって、
とっても気にいられたようです。

ほどよい大きさの窓。
そこにかけられたアイアンの金物。
曲線を描いた、アイアン調のハンドル。

南欧風の外観にピッタリなデザインです。
色は、もう少し濃い木目に。

デザインだけでなくて、大きさや使い勝手も
しっかり体感して、決めていただきました。

やはり。
しっかりと実物を見ていただくことが大事です。
というか、デートは、とっても愉しいですしね!

ぜひ、ショールームへ遊びに行ってみてください。

午後は、とある家創りの現場打合せへ。

現場では、ちょうど、床暖房パネルを敷きこんでいました。
LDK全面にしっかりと採用しています。

大きなLDKなのですが、冬は暖かく過ごしていただけそうです。

そうそう。
こちらは、電気のプレーカー等が入っている、
分電盤を予定している場所のワンショット。

整然と整理されて配線されているのを見ると、
とってもきっちりと、電気の配線をしてくれることは
容易に想像できますよね。

現場は、職人の方々が中心で動いています。
しっかりと工事をしていただいて、ほんと、ありがたいですね。

夕方からは、とある家創りの打合せ。

設計がずいぶんと進んできたのですが、
仕様が上がったりして、予算とのバランスが気になっていました。

そこで、現段階の総工費を算出して、
予算とのバランスを確認する打合せとしました。

追加になっていた仕様を、ひとつずつ確認。
どうしてもやりたいことを、しっかりと見極めていただきました。

しっかりと。
じっくりと時間をとっていただいて、
打合せできたので、最後は、目標を金額へ着地することができました。

これで、設計を進めていけば、いよいよ着工となりそうです。

予算とのバランスは、とても重要です。
しっかりと、腰を据えて、検討していきましょう。

ほんと。
毎日、愉しく過ごさせていただいてます。
感謝!!

2階リビング土壁の家

●設計事例の所在地: 
千葉県松戸市
●面積(坪): 
32坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

1階玄関周りは木摺りに漆喰塗り仕上げ、それ以外は杉板をスノコ状に張っています。柱・梁の間に土壁を塗り、その外側に木繊維の断熱材を充填しています。その上にソリテックスフロンタという紫外線に強い防水シートを張って、板壁をスノコ状に張ることを可能にしています。壁内に密閉された空隙がないので内部結露などの心配がありません。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

要望を上手く形にしてくれた。思いもよらない提案があった。説明が分かりやすかった。コストの監理がきちんとしてくれると思った。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

長く親しまれている桜並木を目の前に見る2階リビングの家です。
大工の手刻みによる構造、木舞下地土壁による伝統構法フルスペックです。
木繊維の断熱材を付加し、杉板をスノコ張りしたルーバーによる繊細で現代的な外観を作り出します。

その他の画像: 

玄関周りは漆喰塗り。下地は木摺りの上に砂漆喰、中塗り土で作っています。ボード材の類は使っていません。

桜並木側バルコニーに面して大きな開口をもつリビング。 キッチンを敢えて明るいバルコニーに面して配置しています。 ゴミの仮置きなどユーティリティーにも優れています。

収納背面の壁は土壁。土も耐力要素として効いているので棚の背面も塗り込んでいます。 「中塗り」とは本来は下地ですが、仕上げとして遜色ないものに仕上げています。 せっかくの土壁なので、しばらくは土の感触を楽しみたいこと、お子さんが小さいので傷んできたら将来的に漆喰で仕上げることを考えました。

明るいオープンキッチン。戸棚は違和感が内容に造付けにしました。 カウンターの壁は「新大津磨き」という石灰と土を混ぜた左官仕上げです。写真ではわかりづらいですが、あまりに平らに輝いているので、「これはなんというボードですか?」と言われるくらいです。

2階リビングにした理由の一つが、南北に長い敷地の南側が隣家で塞がれていることです。 桜並木に面した南東側の窓だけでは日当たりが充分ではないので、リビング奥の南西側に高窓を設けています。 夏の直射は遮り、冬は午後の日差しが直接入って土壁に蓄熱するように、3DCADを使ってシュミレーションしました。

ローコストなシステムキッチンを大工造作に組み込んで、木組みの家と調和させています。

二部屋に分割できる子供部屋の一つ。 お子さんはまだ小さいのですが、棚やクローゼットを予め造付けました。 天井は2階の床下地となっている杉の厚板をそのまま見せているので、階高は普通より低いのにもかかわらず天井は2.5m程度と高くなっています。

玄関土間は御影石ビシャン仕上げ、ドアは木製の引き戸です。 カウンター下にレインコートなどを下げるパイプを取り付けています。

ヒノキ無垢の階段板を上部の桁から吊り下げています。 下に見える横格子の中に床下吹き用のエアコンが収納されています。

リビングがある2階は開放的に、個室がある1階は風通しと採光とプライバシーをバランスさせました。 前庭は植栽をして「雑木の庭」となります。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 現場発泡ウレタンとは、現場で専用の機械を使って吹き付けると発泡して断熱層を形成するもので、継ぎ目がなく下地の形の通りに断熱層を形成できるのが特に利点です。層の厚さは吹き付けを重ねることで調節できます。商品としてはアキレスエアロンが有名です。この手のものはいろいろ出ていて、アイシネンやアクアフォームなども同類のものです。断熱性能はとても高いものですが価格も高いので、予算や使う部位などによって慎重に検討をすることが必要です。
 アクアフォームのところにも細かく書きましたのでご参照ください。

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