ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

建築の外壁断熱の方法は色々ありますが、
従来のグラスウールを間柱の間に、手作業で敷き詰める方法が、
一般的です。しかし、断熱材の切断や寸法により、スキマが空いて
しまい、結露等の問題が生じ易い工法といえます。又、近年増えて
来た工法として外断熱がありますが、工法は優れていますが、
価格等の面で、高価になったり、サッシの納まりが難しくなるなど、
検討課題です。現場発泡ウレタンは、現場で外壁の内側にウレタンを
吹き付ける工法です。スキマが空きにくく、防水にも役立ちます。
しかし、吹き付け前に配線や内壁の下地等を先に工事して、
吹き付け後に下地の変更がしにくくなります。吹き付けの厚さは
30ミリ前後ですので、断熱性能を上げるためには、別に、
グラスウール等を重ねる必要があります。参考写真は、屋根の
断熱を2重にしています。

屋根は2重の断熱材

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 アティック(attic)-屋根裏部屋は格別な魅力があります。子供にとっては、何か秘密基地めいてもいるし、ぞくぞく、ワクワクする空間です。
 都市部で斜線制限などで屋根の高さが低くなっている部分も、うまく利用して部屋にするので工夫がいります。まずどれだけの低さでどのように使えるのかということの検討が必要です。写真では机があるのでお分かりになるかと思いますが、低いところで床から70cmです。ここにマットの高さが低いものならばベッドも設置できるわけです。天井も勾配なりに作ってあげれば圧迫感のない気持ち良い素敵な空間になります。ここの場合はいわゆる矩勾配(かねこうばい)といって45度の傾斜の屋根です。この勾配の影響も考慮に入れて様々な検証を行うことになります。
 もちろん、ここは屋根裏収納ではありませんので、階に算入されますし、床面積も計算して延べ床面積に入れなくてはなりません。それと天井の低い部分と高い部分との平均の高さの天井高さの計算も必要になります。建築基準法では居室の天井高さが2100mm以上とされているので、これをクリアするようにします。

I-1329、高さ4m程の擁壁がある65坪の土地(千葉県)

ユーザー 野原家 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
我孫子市
依頼内容: 

築30年程度で高さ4m程の擁壁がある65坪の土地の購入を検討しています。車1台分の堀込車庫があります。
ネット等で少し調べてみたところ、そこに家を建てるとすると擁壁補強工事が必要になり、かなり費用がかかりそうで困っています。立地・環境等かなり気に入っているのですが、その一点のみ気になっております。
可能であれば、駐車スペースを2台分確保して、ビルトインガレージが作れたら言う事なしだと思っていますが、なんだかまとまりませんが。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 木製デッキのテラスはタイルや石のテラスとは違って、その優しいやわらかい感じが魅力です。木の種類によってその表情も微妙に変わりますし、塗装色によってもだいぶ雰囲気は変わります。
 注意する点は、無垢材を使う場合にメンテナンスで裏側なども再塗装する必要があるので、メンテナンスの際になるべく面倒がないようにすることが必要です。またデッキの下の部分は土のままというのが多いと思いますが、念のために防草シートを敷いておき、地面を外側に向かって傾斜をつけて雨水の排水がしやすいようにするなどの細かい配慮が必要です。塗装は耐久性のある外部用のものを使います。リボス社のドノス、あるいはリボス社のものを少し改良したタヤエクステリア、あるいはシッケンズ、オスモ、キシラデコール、大谷塗料のヴァトンなどいろいろあります。また、比重の重い木で塗料がのらない、浸み込まないという樹種もあります。このようなものは塗装せずにそのまま使います。ジャラ、ピンカドなど、これもいろいろ出回っています。
 最近では、人工木材を使うことも多いようです。これも各メーカーで様々なものを出しております。
 テラスを木製デッキテラスにするのか、やや硬い表情のタイルなどにするのかは全体との調和、予算などで変わります。
 写真は、本体がツーバイフォー工法なので本体で使う所謂SPF材を使っていて、ドノスを塗っています。
和室との段差がなく、広い縁側のような趣です。

I-1328、道路から落ち込んだところにある平らな土地に30坪程度の家(千葉県)

ユーザー 清水 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
我孫子市
依頼内容: 

千葉県我孫子市*********の南側の空き地
土地の広さ約42坪
道路から3~4M落ち込んだところにある平らな土地です。以前は,古家があったのですが,現在はありません。
崖地条例では,約7~8m離さないと建築できないことになるようです。
このような場所で,負担増をできるだけ少なくして30坪程度の家を作ることができるでしょうか。
また,車は入れないため,道路から鉄骨で車2台分の車庫をつくる必要があります。
このような車用の車庫は,崖地条例の対象にはならないのでしょうか。
契約しかけているところです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 清水
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

きれいな色、柄が並んでいますよね。
なんだと思います??

実は、これらは、みな、スイッチプレートなんですよ!

スイッチプレートっていうと、
白くて、プレーンで、存在感を消したようなデザインです。

意識しなければ、見逃してしまいます。

そんなスイッチプレートに着目して、
いろんなデザインを創って展開している会社があるんです。

スガツネというメーカーです。
実は、建築の金物で、とても有名なんです。

そんな会社が、展開しているシリーズなので、
なんとなく、安心ですね。

スイッチの廻りだけでなくて、
スイッチ自体も、ユニークなシリーズがあります。

こんなトルク式も面白いですよね。

クラシカルなインテリアの中で採用したら、
とっても映えると思います。

トルクスイッチでも、
こちらは、どうでしょう??

必要最小限のデザイン。
そうミニマルなデザインですよね。

モダンな家の中で、ちょっとした遊び心がほしい場合には、
とても面白くなると思いますよ。

もっと、もっとたくさんのデザインがあります。
興味のある方は、「プレート王国」で検索してみてくださいね。

普段意識していないところに、
意識を向けて、少し工夫すると、全体が違って見えたりします。

そんないい例だと思いますよ。

家創りは、愉しい。
けど、奥は深いですね。

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

セルロースファイバーとは、新聞紙を細かく裁断し防腐防蟻処理のためにホウ酸を配合したもので、住宅建築の現場では断熱材として使用されています。
又、ホウ酸は難燃効果を発揮するために、簡単には燃えません。
セルロースは自然界に一番多く存在する炭水化物で木材の主成分の一つでもあります。
ファイバーは繊維ですので、これらを足した造語なのでしょうね。

セルロースファイバーは製品自体の比重が重く、断熱材としての効果と併せて吸音効果も高いために防音性を必要とする部屋に使用することも有効です。
実際に私共ではピアノ教室を併設した住宅で居室部分とピアノ教室との防音対策の為に使用しました。

その他にも数件の住宅でも使用した感想ですが、部屋に入ると空気感が変わります。
音が吸い込まれると言うのが正しいのかは分かりませんが、そのような感覚がします。
メリットを挙げるなら断熱材と防音材を併用できる点が大きいように思います。

断熱材自体の熱伝導率は他の繊維系断熱材などと同等か、やや高め(熱を伝え易い)です。
又、セルロースファイバー自体には吸放出性があるので壁体内結露しないと言う方がいらっしゃいますが、壁体内結露をするかしないかは材料単品の性能では決まらず、壁の構成(複数の材料の組み合わせ)によって決まります。

以前、とある現場でセルロースファイバーなら壁体内結露しないので、その対策は必要ありませんと言う営業マンがいましたが、私は事前に「結露の定常計算」をして、この組み合わせでは壁体内結露する可能性があることを把握していましたので、それに対しての対策は必要ですと現場に伝えていました。そこで、その営業マンに、定常計算して確認するように伝えた所、後に謝ってこられたことがありました。

そうです、その営業さんは商品を売るプロではあるけども、そのような計算を、ご自身では出来ない方だったのです。ですので不勉強な建築家は営業さんの言葉を鵜呑みにしてセルロースファイバーなら壁体内結露しないと言う方が居るのも事実です。

正しい知識を身に付ける、若しくは正しい知識を身に付けた方と共に家づくりに望まないと後悔することを感じた出来事です。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 狭い和室などで、吊押し入れを造りますと押入の下が利用できるのでとても便利です。お布団を敷いて(足元部分を)寝室としての利用、漆の板などを置いてお飾りすれば床の間のようにもなります。押入の下部に照明を埋め込む方法もあります。
 写真は、押し入れ部分を除くと四畳半の和室。五分丁字(柄)の襖。和紙を貼った壁と天井。押し入れ下にイサム・ノグチの提灯が見える。押入の上のガラリは空調機。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 ロックウールは岩綿ともいわれ、建築などの断熱や吸音、あるいは耐火被覆などで使われる材料です。鉄を作るときにできる残り物のようなスラグというものなどが原材料で、繊維状にして空気を含める部分を作って断熱、吸音に使われるようにしてあります。形状は板状のもの、マット状のもの、フェルトのようなロール形状のものなどがあります。また、吹付施工などでも使われます。断熱性能はグラスウールよりは少し良いと考えていいと思います。また吸音についてはグラスウールより性能は良いです。水に対しても撥水性がありますし、価格は手頃ですので、よく使われています。
 他のところでも書きましたが、材料のもつ断熱性能と、使うときのその厚さによって総合的な断熱性能は変わりますので、使用する部位や目指す性能、トータルの価格などにより、どれを断熱材として使うかということが決められていきます。
 ちなみに健康被害などで問題になったアスベストは石綿といって、ロックウールとは全く別物ですので心配無用です。

親家の隣に建つシンプルで快適な住まい・(有)TAM建築設計室 新井敏洋さん

当サイトの建築家依頼サービスを利用して仕事を受注した建築家にお話を伺いました。
 
案件名:I-0543、将来的に2世帯住まいとなる可能性も考慮した一般住宅(東京都)
 

 

お話を伺った建築家

 

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真
練馬区土支田1-20-25
03-6913-1105

 

建築家依頼サービスを知る前に困っていたことは何ですか?

 
仕事の受注に波があることです。
 

建築家依頼サービスを知ったきっかけは何ですか?

 
同業者の紹介です。
 

建築家依頼サービスを知ってすぐに利用しましたか?もし利用しなかった場合はどんなことが不安でしたか?

 
すぐに利用しました。
事例紹介、ブログなど私どもを紹介いただくページがあるもの魅力でした。
紹介サービスがポイント制になってより事例紹介、ブログなど力を入れるようになりました。
 

建築家依頼サービスを利用した決め手は何ですか?

 
実績です。
また、紹介者も受注したとの話を聞きました。
 

最初に依頼者からはどのような連絡がありましたか?

 
会って、話を伺いたいとの連絡がありました。
 

その後、どんな流れで契約になりましたか?

 
私どもの相談の流れと同じ、ヒアリングから設計提案を行ない、設計契約となりました。
 

どれくらいの期間で契約になりましたか?

 
3ヶ月です。
第2案目でご希望に近づき契約しました。
 

当サイトだけでも18社から参加があったのですが、貴社が選ばれた決め手はなんだと思いますか?

 
「依頼者の声」をご寄稿いただいたのですが、HPやブログを見て、ほぼ直感的(?)だそうです。
とても貴重なお話をいただいて感謝しております。
 

依頼者からはどのようなご希望・ご要望がありましたか?

 
設計提案を行う前に、チェックシートを書いていただくのですがご要望、ご希望のハード面は予算規模に納まるものでしたが、イメージづくりのソフト面は南欧風、北欧風、洋和風など好みが書かれており困りました。
 
ただ、シンプルにまとめたいとのご要望なのでどの方向にも進めるような提案としました。
 

その希望・要望をどのように叶えましたか?

 
計画を進めていく段階で、素材や組み合わせをお見せし好き嫌いをお聞きしながら進めました。
お好みは明確でしたので、段々とお互いのイメージを摺り合わせて行きました。
南欧風も北欧風も洋和風も白木が好みの共通項でした。
 
一つ一つを整理していくことで全体が見えてきました。
言葉に思い描くイメージは人それぞれなので、お好きなイメージ写真を用意していただくこともあります。
 
 
親家の隣に建つ住まい

 
 

建築家依頼サービスを実際に利用してみてどんなメリットを感じましたか?

 
成功事例を掲載出来たことは私どもを紹介する良い機会となりました。
特に「依頼者の声」のご寄稿をいただき、その中で私どもの紹介や作業のお知らせも出来て感謝です。
 
設計事例やブログにも力を入れていますので、そちらも覗いていただけるのではと思います。
設計者、依頼者に素敵な出会いが生まれ、素晴らしいサービスとなることを願っております。
 

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