クリニックエントランス
住宅付クリニックとして計画された建築です。外観上は一体感のある建物ですが、2階部分にある住宅はクリニック駐車場や前面道路側から広いテラスと深い庇の奥になり視覚的にも機能的にも守られ独立しています。中廊下を持つプランではありますが、ハイサイドライトにより隅々まで光のとどく明るい内部空間となっています。2000年くまもとアートポリス推進賞選賞受賞
外観
近隣には田畑の残る環境に計画されたこどもクリニックです。熱のある子、熱のない子、感染症の疑いのある子、ワクチンを接種に来る子たちが互いに交わらないような導線の工夫のほか、広い駐車場スペース、ぬれずに乗り降りできる大きな車寄せ、横になれる奥行きの広いベンチ、赤ちゃんの別途、子どもたちが退屈しない様々な仕掛け、年長の子たちの読書コーナーなど、既存のクリニックでの診療を通じ蓄積されたたくさんのアイディアを丁寧に実現しました。いままでのクリニックのイメージを壊す事のないよう受け継ぐデザインを心掛けました
目指したのは 家族の絆が育まれる目的をもった遊び心のある住まいです。日常生活の中で自然なコミュニケーションが図れるよう動線を垂直方向と水平方向につなげ家全体に回遊性をもたせました。インナーガレージ、リビングゾーン、寝室、ファミリースペース、子供室、ロフトからなる6層の変化をもたせた空間が流れる様に繋がる空間構成としました。近隣からの視線を気にすること無く安心して寛げるよう考慮しました。
ゲストルームの南側に小上りのスケルトンの子供室を配置しました。緩やかに進む子供室の個室化には間仕切収納で対応します。ドキドキしながらブリッジを渡ると そこには、16帖のロフトが広がります。ここは、好奇心と冒険心を満たしてくれる秘密基地。イマジネーションを育みます。
元々、私は家を建てるときには設計事務所で設計してもらいたいという思いがありました。しかし、土地を購入した不動産屋の紹介で、工務店で設計してもらうことになりました。設計事務所を構えている方の設計だったのですが、すごいシンプルで誰でも書けるようなデザインであまり面白みのない感じがして、私はこれで良いのかと疑問に思っていました。そんな中、工務店側が見積もりの段階で当初の金額と大幅に違った金額を請求してきたことから、話がこじれて契約をなんとかやめさせてもらいました。その後、他の工務店に行って設計してもらったり、設計士さんにも何人も会って話を聞いてみたりしていた中で西薗先生と奥様に出会いました。主人は西薗先生のことをすぐに気に入っていましたが、私は前例があったために最初は本当に大丈夫なんだろうかとすごく不安でした。家についてはじっくり考えたいという思いもあり、先生からはゆっくりで全然構わないとおっしゃっていただいき少しホッとしました。月に1回くらいのペースで先生と奥様に来てもらったり、一緒にショールームを回ったりしました。途中で近くに人体に影響を及ぼす洋上風力発電の建設計画が持ち上がり、このまま家を建てるのが不安になったりして計画進めるのが更に遅くなってしまいました。その間ショールームには何度も何度も足を運んで自分達の好みの物を選んだり、また家を建てている途中でも、発注するギリギリの段階まで待っていただき一つ一つ材料や色を決められたことが、私としては嬉しかったです。ハウスメーカーや工務店、他の設計士さんでは、ここまで何回も打ち合わせに付き合ってくれなかったのではないかなと思っています。実際、他の設計士さんは設計が終わって建て始めたら仕様の変更は受けないと言われたりもしました。それから、相見積で他と検討した結果山下建設さんを選定し、施工をお願いして良かったと思っています。先生が私達側の立場で値段交渉(私達には細かい見積もりの金額が妥当なのか分かりません)や設計管理をして下さったので安心できました。また外構に関してもどうしようか悩んでいたところに造園の白石さんをご紹介していただいき、西薗さんのデザインと白石さんの丁寧な仕事により素晴らしい造園が出来ました。先生に探していただいた外構の花ブロック、プロノさんにお願いしたオーダーキッチン、タイルを使った洗面から浴室のデザインなど自分達の思い描いていたものになりどれも気に入っています。先生と奥様と出会って長いようであっと言う間の3年間でした。自分達でじっくり考え、先生にもたくさん考えていただいたおかげで松嶋家の住まいかたに合った家が出来たと思っております。西薗先生にお願いして良かったです。本当にありがとうございました。
ホールの引き戸を開けると そこには南東と北東のパティオからの陽光と植栽の緑に包まれた天井高3mの大空間が広がります。キッチン、ダイニング、リビング、和室の「リビングゾーン」は、合せて32帖大の広々空間です。遠景の山の稜線を背景に 敷地いっぱいに広がる樹木に包まれたアウターリビングは、リビングゾーンの空間延長として視覚的に数倍にも広がります。
目指したのは 生活導線の配慮と空間の繋がり家族の温もりに包まれた居心地いい家です。
一階は段差を無くし空間をひと続きにしたバリアフリー仕様の安全で快適に暮らせる空間にしました。玄関に入ると正面には幼い頃をボストンで過ごしたお子様達の肖像画がお客様をお迎えします。玄関ホールは廊下と繋がり リビング、ダイニング、キッチン、和室 各部屋へと導きます。玄関脇には、家族のシューズクローゼットを設け、リビングに入る前に帰宅後のコートや荷物が片付けられる様に工夫しました。
住み始めて1ヶ月。外観は以前と変わりはないのに、中身は全くの新築で、次女は毎日友達を連れてきて、楽しくロフトで遊んでいます。
「素人が思いつかないような、間取りにしてください。」これが、西薗さんにお会いした時に最初に出したリフォームの条件でした。典型的な日本家屋でしたから、素人でも「ここの壁を取り払って、ここをちょっと広げて。」と考えられる間取りがいくつもありました。しかし、同居する子世帯の家族が多い上、生活様式も全く違うので、小手先のリフォームでは、生活できないと思っていました。そしてプラン発表の日、そこには、期待どおりの「素人では思いつかないような」間取りと空間がありました。
「キッチンはどこがいいですか?好きなメーカーはありますか?」キッチン設備を決める際に聞かれてとても驚きました。しかし、これが本当の「自由設計」ということが後になってわかりました。キッチン以外にも、たくさんのショールームに案内していただき、納得がいくまで選ばせていただきました。時には、プロとしての視点で助言していただき、相談しながら決めることによって、良い選択が出来たと思います。
また、同じ年頃の子供をもつ親として、子供の意見を尊重してくださったのも大変うれしかったです。「吹き抜けを作ってほしい。」という、ちょっと難しいと思われた子供の意見を、いとも簡単にプランに組み込んでくださいました。
「家は3軒建てて初めて満足のいくものができる」と聞いたことがあります。しかし、家を建てたことのない私達が3軒も建てずに、200%満足のいく「リフォーム」になりました。
家も、年を重ねるごとにいろんなことも起こるでしょうが、ご近所に西薗さんがいるので、安心して暮らせます。これからも何かとお世話になりますが、よろしくお願い致します。
目指したのは m3 で考えた空間の中で子供たちの好奇心と想像力を育み二世帯の安心した暮らしを楽しむ住まいです。親世帯、子世帯の生活動線を大切にしながら、家族全員で語り合ったり、楽しんだり、いつも誰かいる安心感、開放感あるデッキの暮らしは豊かなライフスタイルを実現する住まいになります。
リビングの吹き抜けには子供たちの遊び場となるファミリースペース。一角には季節の物を収納するクローゼットがあります。又、ファミリースペースは子供室の上り棒のあるロフトへと繋がり、立体空間の中で子供たちの好奇心と想像力を育みます。 リビングに続くウッドデッキは、キッチンとの連続性や動線を考慮し日常使いの空間として第二のリビングとなります。ここは子供たちの遊び場。休日には開放感の中で家族揃ってゆったりブランチ。…家族の絆がより深まります。 キッチンには、勝手口を設け外部階段から直接出入りでき、ゴミの搬出もスムーズです。
壁面収納のあるインナーテラスは家族共有の蔵書もすっきり収まり、家族も自然に集まってくる憩いの場。又親しい友人達と談話やお茶を楽しんだり、家族が思い思いにいろいろな過ごし方が楽しめる多目的空間。ここは第2のリビングとなり家族や友人とのコミュニケーションも深まります。 リビングとインナーテラスは4枚の引き戸を介してひと続きでありながら趣きが異なり 気分に合わせて居場所を見つけられる楽しい空間です。
いつも家族の姿が見える安心感 個の時間を大切にした自由感 同じ空間にいて違う事しても気にならない距離感。将来を見据え 1階だけで快適に生活できる動線を考慮したバリアフリー仕様のプランにしました。 玄関のスライディングドアを開けるとそこには、三方向の空窓から陽光が差し込む 玄関ホールを兼ねた明るいインナーテラスが広がります。リビング、ダイニング、キッチン、インナーテラスの『リビングゾーン』はあわせて21帖大の広々空間です。
改築前の家に初めて来られて家を見られたあと、「これは楽しい仕事ができそうです。」と言われたのを聞いたとき、すべてをお任せしようと思えたのです。 それからは、私たちの方も文字通り「楽しい仕事」になりました。
新設するインナーテラス(図書室)や書斎の場所ををどこにするか、私たちにも考える楽しみを味わわせていただき、ワクワクしながら、家族で書斎はここ、図書室はここだと話し合いました。
そして最終的に西薗さんの出されたプランは「さ、さすが...」というものでした。いま実際に住んでみて、インナーテラス(図書室)も書斎も、今の位置で本当によかったと思います。特に玄関を取り込んだインナーテラス(図書室)は、わが家の顔であり、自慢でもあります。 また、こちらの仕事の休みに合わせて何度も連れて行っていただいたショールームも目的そのものはもちろん、道中のご夫婦のお人柄にも触れ、たいへん楽しく心地よいひとときでした。
できあがった家は、自分の予想を遥かに超えた仕上がりでで、しばらくはとても自分の家とは思えないほどでした。 振り返れば振り返るほど、西薗さんの指揮の下に多くの人がわが家のリフォームにプロとして、心と技と体で関わってくださったことを感じます。 また、それだけ、丁寧につくっていただいたのを目の当たりのしたおかげで、整理下手、片付け下手の自分が毎日きちんと書斎を整理整頓できています。(今のところ...) あちこちに散乱していた本も、本来収まるべき書棚に収まり、本に囲まれた心地よい空間ができています。また、家族それぞれが自分の居場所を持ちながらも、それぞれの存在を感じることができる安心感を感じます。
昨夜の食事会の中で高校生の息子がポツリと言った「早く家に帰りたくなる。」という言葉が、西薗さんがこの家づくりに込めた思いが形になったことの表れではないでしょうか。。
「こんな家の建て方もあるんですよ。」と同僚や知人に、話したくなるとても貴重な経験でした。
デスクワークのための書斎もリビングの一角に配置し家族と過ごす時間を大切にしました。
リビングとインナーテラスは4枚の引き戸を介してひと続きでありながら趣きが異なり 気分に合わせて居場所を見つけられる楽しい空間です。
左側は3階リビング、右は2階ホームオフィスです。鉄骨造4階建ての住宅です。筋交いなど、耐火被覆の必要のない鉄部は錆止めのグレー色のまま表しています。構造体のかっちりとした空間が、趣のある家具たちを引き立てています。建築本体が強く主張しすぎず、背景として心地よい空間を考えました。
法規制上、木造では建てられず、鉄骨造となる敷地でしたが、かけられるコストは限られていたこと。
わたしたちのHPの事例写真をみて、設計依頼を決めてくださったとのことです。契約前に事務所にお越しいただいて実際にお話をうかがい、第1案をおつくりしました。案の良し悪しに加えて、その間のやりとりでの私たちとの話しやすさなどもみていただいてから、ご契約を決めていただきました。
まずは、鉄骨造の建物をご予算内で実現させるため、設計中にも鉄骨の重量を計算するなどして、細かなコストコントロールを徹底させました。あえて細部をつくりこまず、クライアントが仕入れてこられたアンティークドアなどが引き立つように考えたデザインが、コストを抑えることにも一役買っています。
蔵をイメージした住まい創りをテーマに自然素材をふんだんに使用した住まい!!
蔵つくりをイメージしたつくりとし外壁、内壁に漆喰を採用するなど自然素材にこだわった建物です。床も無垢材(ア)30mm天井は杉板の無垢材を使用、建具は古建具や無垢材で製作するなど細かいところまで自然素材を使用しています。キッチンもオーダーで既製品では有りません。
桜木の家和室。建具なども古建具とするなどこだわりの住まいを追求した!!内装はジュラク及びしっくいで仕上げた。
「木造の家」1階のリビングからダイニングを見ている写真です。洗面器も含め、すべてクライアントが時間をかけて集めてきたアンティーク家具です。
たくさんのアンティーク家具をお持ちで、それらをいかせる空間をつくりたい、細かな建築金物(ドアノブなど)もひとつひとつ納得のいくものを選びたい、とのご希望でした。建築金物などもアンティークのものを選ばれることが多く、選んでいただいたものが実際に使えるかどうか、の検証や、住宅内に取り付けるための加工の設計などにも時間をかけて、施工の監理を行いました。
外観:フラットのサイディングでシンプルに仕上げています。
白い外壁、ブルーのスチールドア、アンティークの外灯がさわやかに玄関先を彩ります。
オーダーメイドキッチン
リビング
現在所有している土地(福岡県北九州市****約85坪)に平屋の共同住宅(2戸、100平米以下)をセルフビルドで考えています。依頼内容は原則、設計→確認申請まで。条件としては一部外注を考えていますのでその相談や業者の紹介をしてくれる事。建材・設備・業者の選択は柔軟に対応してくれる事。予算は明瞭である事。以上になります。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
「こちらの建物ですが、建築家の方のご指摘があり通り調べた所、第一種低層住居専用地域のため高さ制限がある地域でした。そのことをすっかり忘れてしまっていました。...
傾斜地で変形の土地を気に入ってしまって、ハウスメーカー、工務店さんいくつか相談いきましたが、造成費が高くつくのでやめておいた方がいいとの回答でした。しかしとても気に入ってしまったので、...
気軽な気持ちで相談しましたが、早々に返事がきました、サイトがあっても返事が来るとはあまり考えていなかったのと匿名で気軽にできたのが良かったです。