●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
南の軒の出を深くとることで、夏の日差しを避け、冬の太陽光線を部屋の奥までとどかせ、南面の吹き抜けの大開口で、取り込んだ太陽熱を居室に循環させている。
窓はペアガラスで内に障子を付けて断熱性を高め、屋根は二重構造で通気を取り、外部と内部の熱の貫流を極力抑え、熱負荷を極力少なくした住宅。
屋根の水はタンクにためて庭木の水遣りに利用し、生ゴミはコンポストで再生、肥料として大地に帰し、自然リサイクルさせる。
また、省エネルギーとして、ガス発電給湯暖房システムも導入している。
構造材や内装材や内装材は(木、漆喰、和紙、コルクなど)自然素材を多用しているが、これも資源循環型住まいである。