ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

リノベーションを考え始めて感じたモヤモヤ。
そのモヤモヤについて解説というか、お話し
してきました。

今日は。
その流れで、もう一つお話ししておきましょう。

突然ですけど。みなさん。
リフォームやリノベーションで設計士に頼むって
どんな印象を持っていますか?

そもそも。
新築の場合でも、設計士にお願いすることって
なんだかハードルを感じる方が多いみたいです。

新築ですらそうなので。。
リフォームとかリノベーションになると、
さらに、依頼先の候補になることって、
少ないのかなと思います。

ただ。
過去に人気のあった、リフォームのテレビ番組で
「匠」と呼ばれる設計士が登場していたので、
その印象が残っている方は、憧れのような感覚を
もっているなんて方がいるのも事実です。

この番組では、「匠」はデザイナーする人と
神聖化されてたおかげで、身近な感じというより
憧れみたいな印象になってしまったのかなと
思っています。

というのも。
リノベーションのお客様から問い合わせいただくと、
「リフォームやリノベはお願いできますか?」
という内容が、ファーストタッチで必ずあるので
そう感じてるんだと思います。

部分的なリフォームはさておき。
間取りを変えてしまうくらいのリノベーションの場合、
設計士へ依頼することって、すごく有効なのかなって
思っています。

素敵なデザインを提案してくれるからですよね?
って思う方が、すごく多いと思います。

でも。
それって、役割の一つにすぎません。

少し前にお話しした中でも。
同じ土俵で、相見積もりができることとか、
その見積もりをチェックしてもらえることと。
それも、役割の一つになります。

実は、それ以外に。。
もっと大事な役割があるんですよね。

何かっていうと。。
工事をチェックしてくれることです。

新築と違って、リノベーションの場合って、
もとの構造のこととか、耐震のことも含めて、
新築とは違うむつかしさがあります。

「なんとなく」この柱抜いても大丈夫でしょう。
この方法の方が工事しやすいからこうしよう。

客観的な立場からのチェックがあるかないかって、
とても重要なんじゃないかって思います。

工事している会社で自主検査してます。
そういったとして。。どこまで検査できそうなのか。

第三者で、しかも設計者でもある人がチェックする。
その方が、より確実にチェックできそうじゃないですか?
工事する側も、そういう視点があれば、
より慎重に工事してくれると思いますよ。

この、工事をチェックしてくれることって、
見落とされがちですが、素晴らしい家づくりには、
とても重要なことだと思っています。

みなさんは、どう思われますか?

ということで。
このお話しは、ここまでです。

SLIT

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
13坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

施主は、30代後半単身で、5年毎にマンションの買替えを考えており、2度目の購入として、都内で40~60㎡の規模の物件を探していた。立地の良さが持つ資産価値を重視して、40㎡という少し狭い物件を選択することになり、広く使えるようなプランが求められた。

生活のスタイルとしては、テレワークや出張が多いため、休みの日に友人を呼んだり、日々の仕事の気分の切り替えができるように、ホテルライクな空間が望まれた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

水回りを部屋の中心に配置し、1室空間とすることで、空間を広く使えるようにしつつ、回遊できるプランとした。また、使い方に応じて、空間の連続性を変えられるように、コア部分に間仕切りを収納できるSLITを設けた。

このSLITや開口部など部屋の境界には、真鍮塗装を施すことで、1室空間でありながら、空間の切り替えが感じられる要素を付加した。

間仕切りは、安価に取替えられるように、紙と汎用品を用いて、強度を出すための折りを加えて、自主製作した。紙の透過によって、人影が感じられる程度に柔らかく空間を間仕切っている。

このように構成することで、動き回れる気楽さと非日常的なゴージャスさを感じられる空間を目指している。

その他の画像: 

喜連団地リノベーション

●設計事例の所在地: 
大阪府高槻市
●面積(坪): 
13坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

このプロジェクトは、2022年に大阪府住宅供給公社が開催した公開コンペにより選定された住戸改善事業である。事業の趣旨として、築50年以上が経過した団地の住戸を、若年世帯をターゲットに設備更新をしながら団地暮らしの新たなスタンダードとなるような提案が求められた。

喜連団地の魅力は、南北に設けられた開口部がつくる日当たりの良い窓辺の空間だと感じた一方で、既存住戸では、各部屋同士が仕切られており、十分にその魅力を感じることができなかった。

そこで、今回の提案では、窓辺空間に厚みを持たせ、機能を持たせながら、回遊動線で繋げることで、それぞれの部屋が緩やかに仕切られながら、窓辺空間によって繋がる暮らし方を提案している。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

このタイプでは、浴槽設置しなおすことから、子供のいる若いファミリー世帯が借りることを想定し、子供室や寝室など部屋としての輪郭はつくりながらも、完全には閉じず、カーテンで緩やかに仕切ることで、リビングと寝室を一体的に使えるなど多様な使い方ができるプランとした。

その他の画像: 

里山文庫の庭小屋

●設計事例の所在地: 
宮城県加美町
●面積(坪): 
2坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

宮城県の加美町にある庭小屋のプロジェクト。
母屋の離れにイベント道具などを仕舞う物置小屋を設計。周辺の豊かな緑の環境を壊さないように黒い外壁と木の屋根、ポリカ板などで全体を校正した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

電気等を設けずとも光が入るように、ハイサイドライトを設け、モノの出し入れがしやすいように、大きな引戸を設けた。

その他の画像: 

I-4305、住宅の設計のみを行ってくれる建築家の方(宮城県)

ユーザー ありさ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
宮城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

■相談・依頼内容
住宅の設計のみを行ってくれる建築家の方を探しております。
 
■建設予定地
宮城県大崎市
 
■土地・テナントの所有・賃貸状況
土地あり 150坪程度(建物取り壊し済)
 
■建物についての希望
現時点では平屋の住宅を希望しております。
4LDK~
 
■ご予算
3000万
 
■希望する地域
業者様の地域にはこだわりありませんが、家作りを考え始めてから2年近く経過してしまったため、できるだけはやく着手したいと考えてます。
 
■建築家に相談・依頼したいと思った理由
施工は自社で行いたいため、設計してくださる方を探しています。マンションから建売住宅、メーカーや工務店などかなり周りましたが満足できるものには出会えず、結局持っている土地に新築しようと考えております。
水回り設備や動線に拘りたいので時間がかかっても理想を形にしてくださる方。
大通りに面しているためプライバシー重視の設計にして欲しい。外には閉じていて内には開けているような、家の中からは大きな開口で開放感があるのが理想です。
 
■その他・・・など
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

リノベーションを検討しているご夫婦のお話し。
ついに10話目になりましたね。

モヤモヤをどう解消していくのか。
その辺を順次お話ししています。

さて。
今日は、三つ目のモヤモヤについて。
このモヤモヤ。
気になる人が多いかなって思います。

そう。
工事費のお話しです。

いくつかの工務店に見積つくってもらった
こちらのご夫婦。
その違いにモヤモヤしましたよね。

その一番の原因として。
同じ内容で比較していないから。
ということはお話しした通りです。

同じ土俵で金額を比較したい。
もし、そう思うのであれば。。

自分たちの要望を踏まえた計画を、
設計士に図面にしてもらうといいですよ。

一つの計画案をもとにしていれば、
単純に金額で比較できますから。

ただし。
単に間取りだけ考えてもらっても駄目。
もっと細かく、どういう工事をしてもらうのか
ハッキリ図面にしてもらいましょう。

要望をカタチにして図面にすることと、
工事の見積もりができるようにすることは、
少し意味が違いますから。

それと。
もう一つ大事なこととして。。

見積り金額をチェックできるかどうか。

当たり前かもしれませんが。
一般のお客様では、見積のチェックって
かなり難しいはずです。

だからといって、相見積もりした工務店に
他社の見積もりをチェックしてもらう。
それも、気が引けますよね。

そんな時。
見積りのわかる設計士がいるといいですよ。

この工事をするなら、この項目が必要とか。
この単価って、相場から考えると高くないかとか。
見積りで、この費用が抜けているのではとか。

お客様の代わりにチェックしてくれます。
そのチェックがないと。。

もしかしたら、大きな費用を見積もりから
落としていたから、安かったとか。
逆に、ダブって計上しているから、高いとか。

本当の意味で、同じ土俵で比較ができますよね。

ここまでできると、三つ目のモヤモヤは
完全にクリアになりますから。

ただし。。
設計士みなが、見積に詳しいわけではないので、
その点は注意が必要です。

いろんな工事の、いろんな会社の見積を
見たり分析した経験が重要ですから。

ということで。
以上が、モヤモヤをクリアにするお話しでした。

明日は、この流れでお話しする、
設計士に依頼する、一番の大事なポイントを
お話ししますね。

I-4304、土地の仕入れ、商業施設に強い顧問建築士(宮崎県)

ユーザー つしだ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
宮崎県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

不動産会社の設立に伴い、土地の仕入れ、商業施設に強い顧問建築士と顧問契約を
結びたい。
 
大凡の費用などが知りたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-4303、認定長期優良住宅建築証明書の発行(埼玉県)

ユーザー YM の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

住宅ローン控除を申請するため、認定長期優良住宅建築証明書の発行をお願いしたいです。
 
購入した中古住宅は長期優良住宅として認定されており、地位の承継の承認通知は既に取得しましたが、中古住宅のため、認定長期優良住宅建築証明書がなく、発行をお願いしたいです。
 
この証明書の発行はお願いできますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、リノベーションを検討中のご夫婦が
抱えるモヤモヤの一つ目についてお話ししました。

工事のプロなのか。設計のプロなのか。
一概に言えない部分はあるものの、
やはり得意分野はありますから。

いろんなアイデアとか提案力を求めるのであれば
設計のプロの方がよいかもしれませんね。

そんなお話しでした。

今日は、二つ目のモヤモヤに関係すること。

リノベーションだから仕方ないのかもしれないけど、
ある程度決められた範囲からセレクトしていく。
そんな、半規格型みたいな家づくりになりそう。

リノベーションだから仕方ない?
それって、なんだか偏った見方かなと思います。

間取りまで変えて、暮らし方から考えるなら、
新築の家づくりと同じじゃないかなって。
(つくり手によって違いますが。。)

設備の入れ替えだけであれば、色や仕様のセレクトだけ
になるのもわからないでもないですが。

これまでとは違う家族構成で、
これからの自分たちの暮らしを考えることになるので、
もっと、じっくりとしっかりと検討が必要でしょうね。

リノベーションであれば、構造的な制約はあるものの、
注文の戸建て住宅みたいに、自由に考えていけるはず。

なんとなくですが。。
部分的なリフォームの延長で考えてる造り手の場合は、
そういう視点を持ちにくいので、ササっと決めて
新しくしましょう!なんてことになりがち。

そうそう。それと。
水回りのメーカーを揃えると安くなる。。
そんなことはないと思いますが、仮にそうとしても
これからずっと使うモノなので、自分に最適な
キッチンやお風呂を選びたいところ。

自由にセレクトしたいなら、設計のプロ。
って言いたいところでもあるのですが。。
少し注意が必要です。

見た目のデザインを重視する設計士の場合、
キッチンは見た目でいうと、大事なところなので、
設計士指定のオーダーキッチンのケースも。

オーダーキッチンは、見た目も素敵ですし、
造り方次第では、コストもある程度は抑えれます。

でも。
全てのオーダーキッチン屋がアフター万全。
とも言い切れなかったり。

デザイン重視しすぎて、収納力が少なかったり、
機能的な側面を満たせないことも。

その辺は、設計士にしっかり確認してくださいね。

ちなみに。弊社では、完全自由です。
どこのメーカーでも、オーダーでも。
何を大事にしているのかを第一優先にしていますし、
私の方から、何か制限することは、よほどありません。

逆に、自由すぎて選択肢が多すぎて困る。
なんて声をお聞きするくらい。

でも。
せっかくの機会ですから。
自分が求める最善をセレクトできた方が
いいんじゃないかなって思います。

ということで。
明日は三つ目のモヤモヤのお話しです。

古民家「ゲストハウス高遠御城下」様

●設計事例の所在地: 
長野県
●面積(坪): 
改修面積55坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

古民家をゲストハウスに改修した事例

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

『古民家をゲストハウスに改修したい』
『古民家の雰囲気を活かしたい』
『古き良き雰囲気を大切にしたい』

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「旅館改修を多く手掛けている建築士」
「私たちの要望を真摯に聞いてくれた」
「理想の旅館にしてくれそう」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

古民家をゲストハウスにリノベーション

依頼者の声: 

「古民家の懐かしい雰囲気が残りました」
「自分たちの要望が叶いました!」
「街並みの景観にあった改修になりました!」

その他の画像: 

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ビフォー

アフター

ページ

建築家紹介センター RSS を購読